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終章 魂の行方

9ー8 青い箱(完)

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 学生時代からの友人ふたりとその家族とで映画に行き食事をした。以前は、
『おじちゃん、何で結婚しないの?』
 と無邪気に尋ね親にたしなめられていた友人の子どもも今では、
『おじさんはとっても辛いことがあったんだよ。だけど頑張った凄い人なんだ』
 とこそばゆくなる話を年下の子に言い聞かせる。
 楽しい時間だった分ひとりの部屋に普段気づかない寂寥を感じた。

 何を間違えたのだろうか。
 あの家に生まれ村に育まれた人間として少女の助けを求める声を放置は出来なかった。だが結果としてとても大切な存在だった当時の妻を傷付けた。
(僕の最高の罪だ)

 今日会った友人たちに託したものは重圧となり、危険を呼び寄せた。既にジャーナリストが射殺され自分も脅えていた時によくも、と若い頃のことはいたたまれない。

 リアル人狼事件は(若干の遺体が発見されない犠牲者を除けば)解決し、自分がなすべき「行為」は終わった。その後も続く人生をどう進めばいいのかは誰も教えてくれない。
 namokarマントラを唱え、阿羅漢と悉多シッダと阿闍梨に和尚と苦行者の五最高者にどうか道を照らしてくれと祈っても、灯りが見えない。
 自分はどれほど罪深いのだろうか。

 村の人間として命を顧みず行った探査だったが村からは評価されていない。
 少女は数少ない幸運、高給の仕事を勝ち取り、死んだ後は家族が会社から大金をせしめ独り占めして村を逃げていった裏切り者扱いだからだ。
 村長は何も反応せず中立を守っている。
 当時我が家の当主だった父は怒っている。彼の命令で行った行為ではないからだ。
 現当主の兄や次兄たちだけは自分を労ってくれた。
 ただし独りで抱え込むな、今度何かあったら分かち合ってくれと心配も見せた。

 養子に入った元妻との息子が混乱するからとしばらくは顔を見せないでくれと言われたものの、代わりに長兄はしばしばムンバイへ足を伸ばし、村や息子の様子を伝えてくれた。
 「甥」になった息子は進学先の検討を始めたという。
 随分前に彼とも普通に顔を合わせるようになったが、ぎこちなくなってしまうのはお互いなので悪いのは大人の自分の方だろう。
 大学はムンバイになる可能性もあるが寮に入り彼ー実父の世話にはならない、と兄は申し訳なさげに伝えた。高校卒業時に貯めておいた小金を成人祝いと結婚準備を兼ねて贈ってもいいとは言われている。
 村に行けば兄の実子たちへと同様小遣いを渡し、

『おじさん、ありがとう』

 と簡素なチャットの返答をいつまでも眺めて目を細める。

 そして自分の一番の大罪はあの少女の命を助けられなかったことだ。
 大金を得ようと店と新しい住宅も手に入れても、時が経ち女上司から突き落とされたと無惨な真実を知っても遺族の心は荒れたままだ。
 ラクナウの高校生の事件から醜悪な「ゲーム」は明るみに出て、ミッタルの会社から口止め代わりの「補償」を受け取った遺族も警察の取り調べを受けた。
 大金を得た彼らに執拗に絡み、脅し、剥ぎ取るように金をせしめていく。
 苦境を聞いた自分は強力な弁護士を紹介した。
 背を丸めた彼は静かに、下から見上げるように語りながらも警察と丁々発止でやり合い家族の防波堤となった。捜査終了後に別の州への転居までを手配して仕事を終えたベテラン弁護士は、自分が精神病院まで面会に行った第三ゲームサバイバー、ラクシュミの父親だ。
 隠れ家の病院を出た彼女は警察官となりミッションスクールの高校生たちのクラス丸ごと誘拐事件、第四ゲーム現場への突入の先頭に立った。その彼女に何か手はないかと半ば泣き言で相談してみたところ父親を紹介された次第だ。
 双方とも困難な行為を着実に実行し結果を出した。さすがの親子だ。
 対して自分はー

 予想はしていたがテレビをつけると胸が悪くなるニュースを報じていた。
 リアル人狼ゲーム残党、村落出身の男女が日本で同様のビジネスを企て誘拐の容疑で取り調べを受けている。幸い日本警察が誘拐当日に救出したため犠牲は出ていない。

『当時「ギニ」という名で知られた女は、自分にはリアル人狼ゲーム以外には何もないから仕方がないと反省の様子も見せていないといいます』

 一番最初の募集で雇われた監視員なら村のあの子とも一緒に仕事をしていたはずだ。アフリカから救出され家族の元に戻ったのに悪事に囚われてしまっているのか、と思えば目の前が黒く塗り潰される心地がする。
 台湾で身柄を拘束され日本へ送られた彼女らを日本警察は罪に問えなかった。現在インド警察で調べてはいるもののこちらも起訴は難しく事情聴取と厳重注意で釈放だろうとの噂だ。

(そうか……。僕は君たちを救おうとしなかったんだね。「ギニ」「ラジュー」)

 村の子の監視の下で殺し合い、死んでいった人々へは謝罪が必要だと思った。実際当時の州知事閣下には右腕のご子息の件で頭を垂れることしか出来なかった。
 村の少女の死の真相を、彼女を苦しめたおぞましい仕事を暴こうとーそれこそ命がけでー尽力しても、同じ行為を強いられた多くの少年少女たちのことはほとんど考えなかった。死んだ少女とは違い進行形で「殺人監視業務」に苦しんでいたにも関わらずだ。
 何故か。
(僕が、のために献身していたからだ)

 なるほど「村」のことばかりで自分を疎かにしたとマノルマが訴えたわけだ。
 やっと腑に落ちた。
 熱情は自分でも信じられないほどの勇気と行動力となったが視界の狭さという欠陥付きだった。愛らしい甘え顔の記憶が取り返しのつかない申し訳なさを同時に連れてくる。
 苦しいのは村の人間だけじゃない。
 あれから十数年経った今もこの国には光の当たらないところがあり苦難にもがく人々が多くいる。それでも我が国は世界有数の成長を誇っている。とすれば他の国にはもっと苦しい人々が数多存在するに違いない。
 日本もそうだろうか。物価が安く手頃に事業が起こせるから「ラジュー」はそこで再度の悪事を働こうと考えたのではないか。

 完全なる者でもない自分には誰も彼も救うことなんて出来ない。
 手近なところに手を差し延べるだけだ。
「マノルマ……」
 テーブルに突っ伏す。
 悔いも謝罪ももうあの美しい人には届かない。代わりに、文句をつけたくても非の打ち所のないいい男が夫となり彼女を守っている。 

 写真は飾っていない。一番上の引き出しすぐに伏せて置いてある。
 はかない笑顔の元妻の写真を見て、そして今まで見ようとしていなかった青い箱に目を止める。元は金色だったらしい錆びた取っ手を持てばかしゃんと高い音がする。
 
 今日会った友人たちはあの時中に入れた資料を立派に使ってくれた。
 少女の遺族はまず自分の身を心配し、過大な礼を伝えてくれた。手元に置いた少女の最後の手紙を返した時この箱についても尋ねると思い出したくないのでいい、あなたも瀕死になったのだから手放しなさいと忠告してくれた。
 それでもずっと手元に置いていた。
 そろそろいいだろうか。

 翌日出勤の途中で道端の黄色い大きなゴミ箱にわざと無造作に放り込んだ。
 まだ使えるからすぐに誰かが拾っていくだろう。
 冬のムンバイの濁った空に向け口笛を吹きたい気分になった。もう少し若ければ軽やかなステップで駅に向かっただろう。



「ファンドレイジングは一から覚えていただくことになります。経理の経験が豊富なのは素晴らしいですが、こちらはまた別ですのでね」
 面接官の男は自分よりかなり若い。髪を短く揃えた清潔感のある男だ。
 この職場はインド国内の地方事業から始まって今ではネパールやスリランカにも協力を広げている。境界なく広がっていけそうなところも今の気分に合い魅力的だった。ムンバイほど規模が大きくない街も村育ちの自分には馴染みやすい。
 
「それと待遇についてですが……分け隔てなく皆で成長する社会を、とのモットーは組織の中からという方針で類似団体よりは好条件ですが、あなたが今お勤めの会社のほどは出せません。中に入って状況を見てもらえばすぐにわかるのですがそこまでの体力はないので」
 面接官の態度は硬い。
「月給は当初この金額になります。決してあなたの能力を低く見ている訳ではありませんが、こちらで納得いかなければ互いに縁がなかったということでしょう」
 薄く微笑む。若いがなかなか食えない男のようだ。
 今まで勤めてきた大企業同様の待遇はないと理解していてもプライドはちくちく肌を刺す。

「こちらの業界は初めてのようですが、もう一度志望動機をお聞かせいただいていいですか」
 事件のことは除いて正直に、最初説明したのよりはかみ砕く。ここも駄目かもしれないと思えばかえって緊張もほぐれた。
「若い頃、同郷の人間から助けを求められる機会がありましたが力不足で応えることが出来ませんでした」

『お兄ちゃん、今日は早く帰った方がいいよ。あの鳥があんなに低く飛ぶんだからきっと雨が降る』
『Bird。鳥はBirdって言うんだ』
『ばあど!』
 少女の指が午後の空に翼を光らせる鳥の群れを示す。
 グジャラート語の文字を教えたこと、ついでで英語まで教えたことは彼女の翼になったのか。力無きまま真実に早く近づき墜落する重りとなってしまったのだろうか。

「……最近になって苦しんでいたのは彼女だけではない、回りにいた全ての人々がそうだと気付いて呆然としました。私は『同じ村だから』とその人だけ助けようと夢中になって正気を失っていました。どれほど慈悲のない態度だったかを理解し、人生そのものを仕切り直そうと決意しました」


『わたしたち、夫婦になったんだからね』
 恥ずかしそうに微笑んだマノルマ。
 何て酷いことを、あのひとに。
 乾いた冬に胸の中を雨が落ちてゆく。
 少女を失った家族に与えられた白い家の狭い庭を穿ち続けた雨ー


「これからは出来る範囲で人々に奉仕セヴァしたいと思っております。貴団体は第一に若い世代への援助に特化していること、次に効果を冷静に測って適切な援助先を選択する堅実さに共感し、こちらで勤務したいと希望しました」
「グジャラートのご出身でしたね。リアル人狼ゲーム事件のことですか」
 驚愕して顔を上げる。
 面接官の目が潤んでいた。
「お名前が、以前報道で見たのと同じでしたので」
 覚えている人間がいたのか。

「もう昔の話です。その後は経理担当者として普通に会社員生活をしておりました」
 恥じるように語る。お涙頂戴をするつもりはない。自分はただの名もなきひとりの男だ。
「殺害された監視員の少女の後を追い主犯のミッタルを暴き出した……確か撃たれて長く病院にいらしたと思いますが後遺症はありますか」
 そこは突っ込まれるか。
「特にありません。完治しました」
 言い切る。
 実際には雨が降れば傷跡から奥まで染みるようにずきずきと痛むがそれだけだ。仕事に支障をきたしたことはない。
 新しい生活へ踏み出そうと思ったのに昔のことが足を引く。
(青い箱、まさか部屋に戻っていないだろうな)

 面接官はゆらりと立ち上がり、足元に跪くと指先に触れる最敬礼をした。
「ありがとうございます。お陰で命が助かりました」
 少しして顔を上げた。目から頬に涙が伝っている。
「私はSt.R……学院の卒業生、いわゆる『第四ゲーム』の生き残りです」
 思いがけない言葉に声も出ない。
「同級生のヴィノードが出した手記は読まれましたか」
 頷く。
「あの中で『ジョン』となっているのが私です。……結婚を機にヒンドゥーになりましたが」
 名前に引っかかったのに気付いてか説明を加える。
 先ほどまでの硬い態度は見る影もなかった。
 伝う涙をポケットから取り出した白いハンカチで拭いながら立ち上がり、テーブル上の待遇提案を記した文書を押し出す。

「私共では当初これだけしか出せないのは事実です。それでもよろしければ一緒に働きませんか?」
 彼は微笑んだ。
「あなたも私たちも世の中にどれほど邪悪なものがあるかを知っています。ですがそんなものばかりではないんだと、創って世界に見せつけてやりましょう」
 最高だ。待遇も国際系ではない独立の教育NGOでは良い方だから、
「お願いします」
 頭を下げた自分に彼は手を差し伸べ、改めて名乗った。
「ラジヴです。どうぞよろしくお願いします」
 共に力のこもった握手となった。


 「ラジュー」が更生しておらず、またおぞましいゲームを画策したことはラジヴにはショックだった。一度だけ訪れた彼の郷里で泣いていた母親は、兄やその妻は今どのようにしているだろうか。
 リアル人狼でしか生きられないと元監視員の女は主張したそうだがラジューもそうなのか。
(甘ったれるなよ)
 少なくとも彼には頭はあった。曲がった根性を伸ばすのも自分の責任だ。そうしなければ結局自分が損をする。

 気分が鬱々となりがちだったから思いがけない恩人と出会えたことは幸運だった。
 人生を考えた末の転職で新たな分野を開拓する気概も見えた。団体では年齢の高い新入りとなるのがネックで観察していたが彼なら大丈夫だろう。
 妻のアディティは学会発表のため他州に滞在中だ。
 最終日のパーティーには一緒にいてほしいとのことで赴くが、今日のことはその時話そうか、先にチャットで送っておこうか。楽しみだ。



 
 青い箱は捨てた男の想像とは違いゴミ箱の中で埋もれていった。
 集積場にて回収屋の少年が見つけ、いい品が出たと小躍りして買取り屋に持ち込み、駄賃で屋台のスナックをいつもより余計に買って妹と分けた。
 そこから仕入れた道具屋が磨くとなかなかの見栄えになった。
 店先に並べられた青い箱は三日後に地元の青年が購入した。
 大事な物を持ち歩くのにちょうどいいと思ったのだ。
 最後に女神様のステッカーを箱の内側に貼ることにする。
 気のせいか貼った途端にカーリー女神の剣の血は心なし多く染まって見え、既に仕事を成し遂げたように不敵に青年に微笑みかけた。
 青年はうれしくなって掘り出し物の、だがどこにでもある青い金属の箱に頬ずりをした。
 その夜夢の中にカーリー女神様が出てきて大きな剣で彼の首を何度も何度も切った。勝利の狂喜に女神は踊り狂い、飛び散る血は悪鬼からか自分の首からなのかもわからない。
 ドン! ドン!
 踏み鳴らす足が大地を揺らし立っていられず倒れ込む度に首が斬られる。ロードシヴァ早く来てくださいと手を合わせても女神の舞踏は終わる気配がない。
 それほどまでに果たせずに摘まれ踏みにじられた怒りは大きい。大地に溜まりに溜まった血の海から呪詛の声が蒸発し女神四本の腕に絡め取られ指揮を執る滑らかな動きで旋律は暗い宇宙に広がり埋め尽くす。
 虚空に崩れ落ちるとまた首が飛ばされ視界を血が遮る。
 首が飛んだのに見ている自分は何なんだと思ったところで目が覚めた。
 半泣きで悪夢について話すと母親は笑いながら言った。
「あんたのエゴを斬ってくださったんだよ。当分悪いことは起こらないさ」




                          (終)


〈注〉
・namokar mantra   ジャイナ教の基本的なマントラ。
 カルマを破壊した存在(有身)、完全者に達した存在(無身)、宗教的な指導者、宗教的な師、苦行僧の五存在への祈り。
・カーリーとシヴァ
 世界を支配した悪鬼たちを滅ぼしたカーリーの勝利の舞踏が終わらず大地が崩れそうになった。神々が夫シヴァに懇願したところ彼はカーリーの下敷きとなることで舞踏を止めた。

ーーーーー
この後全員の配役表、役職者の毎日の行動一覧をアップ予定です。
前編から通した参考文献と、出来たら作中のインド映画ネタ一覧も。

最後までお読みいただきありがとうございました!
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