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不思議な出来事

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ゆいが一人で学校から帰っていると

「ゆいちゃん、一緒に帰ろ!」

同じサッカー部のマネージャーのみきが後ろから追いかけ、声をかけてきた。

「う、うん。全然いいけど、みきって家の方向こっちだっけ?」


「いーのいーの!そんなことよりゆいちゃんの彼氏最近、何か変わったことない?」

「え、確かに最近おかしいかも、、、」

「実はそれはね、、、ゴニョゴニョ、、、」
と耳元でこっそりと話した。

「え~~!? スポーツドリンクの中に女体化する薬を入れて、先輩に飲ませた!?」

「うん、ゆいちゃんが先輩のことで色々愚痴をこぼしてたでしょ?」


「確かにそうだけど…」
ゆいは少し眉をひそめボソッとつぶやいた。


「勝手にやってごめんね!余計なお世話だったかな?でもね、、、」

みきはゆいに紙袋を手渡した。

「その中に先輩を治す薬が入ってるよ。ゆいちゃん次第で先輩を元に戻すこともできるから安心して!」

みきは意味有り気なことを言い残して、走ってあっという間に帰って行ってしまった。
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