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青春と恋の物語恋愛編
青春と恋の物語2-15
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美月side
沢木さんに頼まれて山菜を採りに来てた私は突然降ってきた雨のせいで方向感覚を失い、
道に迷ってしまった。前話でも言っているが
改めて言う。
『(『漫画のように動いて崖に落ちる』…これだけは私は絶対にしない…)』
よって、呆然と立ち尽くすしかなかった。
瑠夏side
午後は自由という情報を聞いた私は
トレーニング…ではなく本を読んでいた。
怪我のせいで一哉がいなければ行動できないという状態になってしまったからである…
今の時間は16時になるところだったが…
本を読んでいるとき私はあることに
気づいたそれは…
『(今日、私お風呂どうしよう…!?
こればかりは一哉に運んでもらうわけにはいかない。一哉に運ばれたとしても
途中からは美月に来てもらわなければならない…美月と七瀬が先に入ってしまったら
私は今日入れない…)美月早く帰ってこないかな…』そんなことを考えていると
一哉が部屋に戻ってきた。
私『あ!一哉!美月は?』
一哉『それがさ…4時間前に山菜を採りに行ってから帰ってきてないんだよね…
雨が降ってきたから…そろそろ帰ってくる頃かなぁと思ってるんだけど…』
私『は!?なにいってるの!?雨なのに帰ってきてないの!?…それってつまり…雨に方向感覚奪われてるんじゃないの!?視界が悪くなるし…』
一哉『まさか…でも…確かにあり得るな…』
私『早く探しに行かないと…あ!待って渡しもつれてって!』
一哉『馬鹿言うな!怪我人連れて山になんか入ったら邪魔になるだけだ!もし、連れてって瑠夏になんかあったらどうするんだよ!
美月が責任感じるのがわかるだろ!』
一哉の真剣さに負けて私はなにも言い返せなかった。
私『…でも…』
すると今度は優しい声で
一哉『大丈夫。俺もこの辺りは詳しいし
方向感覚を雨に奪われたりしない
すぐに戻るから…動かないで待ってて』
そう言って一哉は行ってしまった
私は何も出来ないのが悔しくて涙が溢れた。
一哉side
全く…瑠夏にきついこと言っても仕方ないのに…あとでしっかり謝らなきゃな…
でもその前に美月を連れて来なきゃ。
『(ったく…この山すぐぬかるむんだよ…
山菜がある場所ならこっち方向かな…)』
しばらく場所を思い出しながら
山菜がある場所へたどり着いた。
俺『美月!いるか!?』
…
探してみるが全然いない…
探すこと30分
夏なのでまだ遠い空が明るい
が…この山は…雨のせいで暗い
『(全然いない…まさか…なんかあったんじゃ…)』
そう思ったときだった。
視線の先に座り込んでる人影が見えた。
俺『美月か!?』
人影『…か…ず………や…?』
俺『美月!何やってんだよ…』
美月『雨で方向わかんなくなっちゃって…』
俺『(本当にそんなことあるんだな…)とりあえず帰るぞ…背中乗れよ。』
美月『…ごめん…』
俺は美月を背負って寺へ戻った。
……
寺に戻ると将太に支えられて瑠夏が
門のところまで出てきていた。
瑠夏『美月!大丈夫!!?崖から落ちた!?』
俺『違うよ…長時間雨に打たれて体が冷えて熱っぽくなってるだけ…』
将太『とりあえず沢木さんに風呂沸かしてもらったから!』
俺『わかった、ありがとう!』
俺は急いで風呂場へ向かった。
風呂場の前にいた沢木(女)さんに
美月を預けて俺は部屋に戻った。
『(俺も大分濡れたな…明日も掃除があるし…明後日からは練習になるし
風邪引かないようにしなきゃな…)』
俺は沢木さんからタオルを何枚か借りて
体を拭いて着替えた。
着替えて部屋からでると
瑠夏と将太がやってきた。
将太『まったく…1人でかっこつけて
探しにいってんじゃねぇよ…』
俺『ごめんごめん。将太呼びにいってたら時間がもったいなかったしさ』
瑠夏『全く…でも、ありがとう』
俺『…おう。とりあえず美月のことは沢木さん達に任せて俺も少し温まらせてもらうよ』
将太『おう、風邪引くなよ。瑠夏はどうする?七瀬のとこ行くか?』
瑠夏『いや、いいよ…部屋でやりたいこともあるし…』
将太『そっか。じゃ、一哉!瑠夏を任せた。七瀬と1年に大丈夫ってこと伝えて俺も部屋に戻るわ。じゃ!』
俺『ありがとな将太。頼んだよ。』
将太は蓮と勇紀の部屋の方へ歩いていった。
瑠夏『一哉…とりあえず降ろしてくれる?』
俺『あぁ、ごめん。』
瑠夏『一哉…ありがとね。』
俺『いいよ。気にしないで…瑠夏…ごめんな
』
瑠夏『なにが?』
俺『さっき…邪魔とか言って…瑠夏も美月を助けたかっただけなのにな…』
瑠夏『いいよ。ちょっと嬉しかったし』
俺『え?Mなの?』
瑠夏『は!?違うわ!私のこと心配してくれて。』
俺『え、あ、あぁ…当たり前だよ。
それこそ気にすんな』
そう言ったところで瑠夏が俺の方を
じっと見つめてきた。
俺『な、なに?なんか変なこ…』
俺が言い終わる前に瑠夏が抱きついてきた。
俺『!?!?』
瑠夏『ありがとね…本当に…
今日だけ親友を助けてくれたご褒美。』
俺『…瑠夏も熱あるんじゃねえの?』
俺がそう言うと瑠夏は抱きついてた
腕を放し俺の腹に拳を入れてきた。
『う……うぐ…ごめんなさい…ありがとうございます光栄です…』
瑠夏『よろしくてよ。じゃあ、私寝るから
夕食になったら起こして。』
俺『はい…』
瑠夏は眠りについた。
俺は美月の様子を見に部屋に向かった。
瑠夏side
私はさっきの出来事を振り替えって
布団のなかで赤面していた…。
『(一哉…突然だからかな…受け入れてくれた…よかった……ってそう思うってことはやっぱり…私は一哉のことが……美月と七瀬には
悪いことしちゃったかな…)ごめんね…』
私はドキドキしながら眠りについた。
16話に続く
沢木さんに頼まれて山菜を採りに来てた私は突然降ってきた雨のせいで方向感覚を失い、
道に迷ってしまった。前話でも言っているが
改めて言う。
『(『漫画のように動いて崖に落ちる』…これだけは私は絶対にしない…)』
よって、呆然と立ち尽くすしかなかった。
瑠夏side
午後は自由という情報を聞いた私は
トレーニング…ではなく本を読んでいた。
怪我のせいで一哉がいなければ行動できないという状態になってしまったからである…
今の時間は16時になるところだったが…
本を読んでいるとき私はあることに
気づいたそれは…
『(今日、私お風呂どうしよう…!?
こればかりは一哉に運んでもらうわけにはいかない。一哉に運ばれたとしても
途中からは美月に来てもらわなければならない…美月と七瀬が先に入ってしまったら
私は今日入れない…)美月早く帰ってこないかな…』そんなことを考えていると
一哉が部屋に戻ってきた。
私『あ!一哉!美月は?』
一哉『それがさ…4時間前に山菜を採りに行ってから帰ってきてないんだよね…
雨が降ってきたから…そろそろ帰ってくる頃かなぁと思ってるんだけど…』
私『は!?なにいってるの!?雨なのに帰ってきてないの!?…それってつまり…雨に方向感覚奪われてるんじゃないの!?視界が悪くなるし…』
一哉『まさか…でも…確かにあり得るな…』
私『早く探しに行かないと…あ!待って渡しもつれてって!』
一哉『馬鹿言うな!怪我人連れて山になんか入ったら邪魔になるだけだ!もし、連れてって瑠夏になんかあったらどうするんだよ!
美月が責任感じるのがわかるだろ!』
一哉の真剣さに負けて私はなにも言い返せなかった。
私『…でも…』
すると今度は優しい声で
一哉『大丈夫。俺もこの辺りは詳しいし
方向感覚を雨に奪われたりしない
すぐに戻るから…動かないで待ってて』
そう言って一哉は行ってしまった
私は何も出来ないのが悔しくて涙が溢れた。
一哉side
全く…瑠夏にきついこと言っても仕方ないのに…あとでしっかり謝らなきゃな…
でもその前に美月を連れて来なきゃ。
『(ったく…この山すぐぬかるむんだよ…
山菜がある場所ならこっち方向かな…)』
しばらく場所を思い出しながら
山菜がある場所へたどり着いた。
俺『美月!いるか!?』
…
探してみるが全然いない…
探すこと30分
夏なのでまだ遠い空が明るい
が…この山は…雨のせいで暗い
『(全然いない…まさか…なんかあったんじゃ…)』
そう思ったときだった。
視線の先に座り込んでる人影が見えた。
俺『美月か!?』
人影『…か…ず………や…?』
俺『美月!何やってんだよ…』
美月『雨で方向わかんなくなっちゃって…』
俺『(本当にそんなことあるんだな…)とりあえず帰るぞ…背中乗れよ。』
美月『…ごめん…』
俺は美月を背負って寺へ戻った。
……
寺に戻ると将太に支えられて瑠夏が
門のところまで出てきていた。
瑠夏『美月!大丈夫!!?崖から落ちた!?』
俺『違うよ…長時間雨に打たれて体が冷えて熱っぽくなってるだけ…』
将太『とりあえず沢木さんに風呂沸かしてもらったから!』
俺『わかった、ありがとう!』
俺は急いで風呂場へ向かった。
風呂場の前にいた沢木(女)さんに
美月を預けて俺は部屋に戻った。
『(俺も大分濡れたな…明日も掃除があるし…明後日からは練習になるし
風邪引かないようにしなきゃな…)』
俺は沢木さんからタオルを何枚か借りて
体を拭いて着替えた。
着替えて部屋からでると
瑠夏と将太がやってきた。
将太『まったく…1人でかっこつけて
探しにいってんじゃねぇよ…』
俺『ごめんごめん。将太呼びにいってたら時間がもったいなかったしさ』
瑠夏『全く…でも、ありがとう』
俺『…おう。とりあえず美月のことは沢木さん達に任せて俺も少し温まらせてもらうよ』
将太『おう、風邪引くなよ。瑠夏はどうする?七瀬のとこ行くか?』
瑠夏『いや、いいよ…部屋でやりたいこともあるし…』
将太『そっか。じゃ、一哉!瑠夏を任せた。七瀬と1年に大丈夫ってこと伝えて俺も部屋に戻るわ。じゃ!』
俺『ありがとな将太。頼んだよ。』
将太は蓮と勇紀の部屋の方へ歩いていった。
瑠夏『一哉…とりあえず降ろしてくれる?』
俺『あぁ、ごめん。』
瑠夏『一哉…ありがとね。』
俺『いいよ。気にしないで…瑠夏…ごめんな
』
瑠夏『なにが?』
俺『さっき…邪魔とか言って…瑠夏も美月を助けたかっただけなのにな…』
瑠夏『いいよ。ちょっと嬉しかったし』
俺『え?Mなの?』
瑠夏『は!?違うわ!私のこと心配してくれて。』
俺『え、あ、あぁ…当たり前だよ。
それこそ気にすんな』
そう言ったところで瑠夏が俺の方を
じっと見つめてきた。
俺『な、なに?なんか変なこ…』
俺が言い終わる前に瑠夏が抱きついてきた。
俺『!?!?』
瑠夏『ありがとね…本当に…
今日だけ親友を助けてくれたご褒美。』
俺『…瑠夏も熱あるんじゃねえの?』
俺がそう言うと瑠夏は抱きついてた
腕を放し俺の腹に拳を入れてきた。
『う……うぐ…ごめんなさい…ありがとうございます光栄です…』
瑠夏『よろしくてよ。じゃあ、私寝るから
夕食になったら起こして。』
俺『はい…』
瑠夏は眠りについた。
俺は美月の様子を見に部屋に向かった。
瑠夏side
私はさっきの出来事を振り替えって
布団のなかで赤面していた…。
『(一哉…突然だからかな…受け入れてくれた…よかった……ってそう思うってことはやっぱり…私は一哉のことが……美月と七瀬には
悪いことしちゃったかな…)ごめんね…』
私はドキドキしながら眠りについた。
16話に続く
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