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前世の記憶2

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あのスピードだと飲酒運転だろうか。車が猛スピードで走ってきて気づいた時にはもう逃げられないな。と冷静に考えてしまう。本当にこうゆうときってスローローションみたいに見えるんだと驚きすら感じてしまう。ただぶつかる前に小さく

「ヒッッ!!!」

と叫んでしまったのは人間だからしょうがないと言いたい。

なにか生暖かいものを感じる。少したって血だと気づいたがここまで血を出したことがないので「あぁ。血が出てる·····」としか思えない。そして今私は倒れているのだろうか。遠く誰かの叫び声が聞こえる。まぁこの人生いいこともなかったし次は幸せに暮らしてみたいと今くらい願ってもいいだろうか。いや、いいよな。と自分で区切りを付けるとだんだん眠くなってきた·····

「お母さん·····」

そういった後私は記憶が無いから死んでしまったのだろう
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