アイルくん何してるの??

らう

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アイルくんとデート

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今日はレオとデートの日である。
なぜデートかって?婚約者だからだよ!

「アイル迎えにきたよ」
「レオ~!!」

今日は街に出掛けるからレオが俺の家まで迎えにきてくれた。
馬車に乗る時にはレオにエスコートしてもらい、馬車の中の定位置はもちろんレオの膝の上だ。

「やっぱりアイルは抱き心地がいいね、、」
「お姉様が「アイルはわたあめでできているのよ!!」って言ってた!」
「そっかぁ~♡だからこんなに甘い匂いもするんだね!」
「あっくすぐったいよ!」
レオは俺の首に顔を埋めながら抱きしめてくる。
レオもすごくいい匂いがして本当に落ち着くんだ~

「最近あまりいちゃいちゃできなくて寂しかったんだよ?」
「赤点補習に追われてたから……」
これでも未来の王妃であるのだ。

「じゃあ今日は思う存分アイルを堪能しよう。」
「お泊まりしちゃう??」
「それはお誘いってことでいいかな…?」
「今からお出かけなんだからまだ盛らないでよ!!」
「じゃあデート後のお楽しみだね」
そう言ってキスをしてくる。

「アイルは唇も甘いね」
「ケーキ食べてきたからかも!」
「さすが甘党だね」

馬車の中でイチャイチャしていると目的の街に着く。

「うわぁ、たくさん食べ物売ってるね!!」
「そうだね、何か食べるかい?」
「うーん。あ、あの果物の飴食べたい!」
「いいよ、買おうか。」

果物が串に刺さっているものを一本買う。
「アイルあーん」
「あーん。ん?」

レオがあーんしてくれて一番先に刺さっている苺を口に含む。

「何これ,パリパリしておいしぃ!!」
初めての食感に口の中が幸せである。

「食べてる姿も可愛すぎるっ、」
「レオも食べてみて!」
「うん食べるよ。」
レオもパクッと食べると美味しそうに笑う。
レオは笑顔も素敵だなぁ~とほっこりする。

2人で残りの果物も食べ終え違うところを散策する。
すると宝石屋さんに目が行った。

「レオレオ!宝石屋入ろうよ!!」
「いいよ行こうか。」

宝石屋に入ると煌びやかな宝石たちが並んでいた。

「わぁ~綺麗だね!首飾りとか腕輪とかにもついてて素敵だ!」
「アイルはどれも似合うと思うよ。」
「レオ!俺このブローチ買う!!」
俺はサファイアが埋め込んであるブローチを手に取る。
「これ?」
「うん!レオと同じ瞳の色!綺麗な青色でしょ!」

俺がそういうとレオは一瞬驚いたような顔をしたがすぐ笑顔に戻った。
「うん、とても綺麗だ…なら僕はこの琥珀のピアスを買おう。」
「それも綺麗だね!綺麗な金髪だし絶対似合うよ!レオ!」
「よかったらそのブローチ僕からアイルにプレゼントさせてくれないか?」
「んーなら、そのピアスは俺からプレゼントするよ!!」
「アイル…」
俺たちは持っているピアスとブローチを交換してお会計を済ませた。

「アイル大切につけるね」
レオはすぐさまつけていたピアスを外し琥珀のピアスをつけた。
「俺もこのブローチ一生大切にする!!」
そして俺も胸にブローチをつけた。

宝石屋から出た後は、街頭でやっているショーを見たり、レストランで食事をしたり楽しんだ。

「今日は楽しかったね!ありがとうレオ!」
「素敵なプレゼントも交換できて素晴らしい1日だったよ。」
「ふふっ、今日はレオのお部屋に泊まってもいいの?」
「もちろん。城に帰ろうか」
「うん!!」

そうして近くに止めてあった馬車に乗り城に向かった。








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