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29 『並び隣の雀』になってしまった男の見る未来。
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『それで、それは本当に愚痴?惚気だろ?』
「半分はお前のせいだ。別に遅くなるなら店で待っててくれても良かったのに、わざわざ彼女に俺を見つけさせて。」
『写真一枚と俺の教えた印象ですぐに分かったって。すごいだろうって彼女にも自慢したし、彼女もすごいって褒めてやったのに。まさか緋色ちゃんと一緒にいるとそこまで壊れるなんてな。入社から一貫『クールな江戸川君』とは思えないよな。』
『でも緋色ちゃんから謝罪は来たから知ってる。しかしそこも内緒でもいいのに正直だよね。俺の彼女には教えないでおくよ、恥かしいだろうからさ。』
「当たり前だ。」
そんなことまで教えられてたまるか。
『で、仕事中は名前で呼んであげるの?』
「そんな訳ないだろう。普通に呼び捨てだよ。」
『器用に使い分けられたらいいね。別にバレても上司一人だし、その辺はいいよね。喧嘩はしないってそのうちに誓わされそうだけど。雰囲気悪くなって嫌だよね。』
「仕事は仕事だ。会社でだって仕事を頼んだら受け取るだけだし、喧嘩してても問題ないくらいだ。」
『ランチ一緒に食べるんでしょう?そこでつい緩んだらあっという間に噂が拡散だよね。知らない間に下のフロアでは囁かれてるって、怖いのかどうなのか。』
そうならないように気を引き締めるし、なんなら宗像さんを誘ってもいいし。
別に昼の休み時間もずらしてとってもよくないか?
混む時間をさけてもいいじゃないか。
『そう言えば今度四人で飲もうって誘ったんだ。あんまり残業ないようだし、今度連絡するから。楽しみにしてる、いろいろと。』
嬉しそうにそう言うが、一体どれだけ緋色と連絡を取ってるんだ。
後で聞いてやる。
勝手にいろいろ聞き出されたらたまらない・・・・って一番隠したいだろうことを自分でうっすらと暴露したあとだけど。
当たり前だが今まで一度もそんな寝ぼけはしたことがない。
もしかして一度目の夜にも・・・なんて思ったら本当に気をつけようと思うけど、まったく目も覚めなかったんだからどうしようもない。
もしかして緋色に一服盛られたか?なんて思ったり。
そして相変わらず『クールな』といわれる感じで仕事をしてる。
お昼に仕事がずれ込んでキリの悪かった日、宗像さんに断れらたら二人で外にランチを食べに行ってる。
嬉しそうに小さなバッグを持って外に出る緋色。
ランチが楽しみだって、そうとも見えるからいい。
うっかり笑顔を返さないように奥歯をかみしめてる。
それでも向かい合うとちょっとゆるんだりする。
本当に昼からバクバクと美味しそうに食べるんだ。
つられて食べるから、昔より昼の摂取カロリーは高くなってると思う。
週末に走れないから、早い時は平日に走るしかない。
そう思って時々やる気を出す。
意外に同じような夜ランナーはいる。
犬を散歩させたり、走ってるお父さん達。
まだ軽快に走れてる方だと思う。
さり気なく緋色の腰肉をつまんだけど、太りにくいタイプらしい。
お酒もご飯も思うがままらしい。
その若さが羨ましい。
その内に気にするようになるだろうか?
その時は手を引いて走りに誘ってもいい。
一人より二人の方がやる気も出る・・・・かもしれない。
あれから野本さんが上に来ることはない。
時々宗像さんから仕事を依頼されてるらしいけど、経理の席にいても出来るレベルらしい。
三人のメンバーは変化することもないまま。
それでも向井と彼女との四人で、宗像さんと旦那さんになった人との四人でと飲むことがたまにある。その時はこっちが緋色とのセット売りになる。
そんな二人セットで参加する四人にも馴染んでる。
緋色のせいなのか、おかげなのか、向井と会うことも増えたのだ。
昔は本当に思い出した時に、三カ月くらいに一回の頻度だったのに。
春からこっち、会わなくても連絡をとるし、緋色もこっそり何かを言ってるらしい。
そんな変化は決して小さくない。
あんなにぼんやりしていた週末が忙しくも笑顔と会話のある週末になってるのだから。
落ちこぼれ雀も広い心で育てるとなんと役に立つことだろう。
そこは素直に感謝しよう。
やっと電線に止まれるようになったと思ったら、隣には自分と向井達や宗像さんたちがもいるんだから。誘われたのか、つられたのか、自分は心配で隣にいるのかもしれない。
そこはクールな雀の感じで。
「なんですか?」
「別に。」
「今ずっと何か考えてましたよね?眉間にしわが寄ったり緩んだりしてました。」
「ぼんやりと何かを思ってたかもしれないけど・・・忘れた。」
ソファにもたれて、そう言った。
「もう、すぐそうやってはぐらかすんですから、都合が悪いとボケた振りするんですね、いくら何でも早いですよ。」
「大したことじゃないからいい。」
そう言って引き寄せた細い体。
最初の頃よりは元気が落ち着いた。
先月誕生日が来て一つ大人になったと喜んでいた。
髪が伸びて、化粧が落ち着いて、スーツもしっくりきて。
「大人っぽくなったよな。」
あの頃に比べると成長はしてる。
どうなるかと思ったけどやっと人並みに・・・と思いたいくらいには。
「・・・・・もしかしてそんな事を考えて褒めてやろうって思ってました。」
「・・・そうだったかも。」
「そんな事ならとぼけずに言ってください。」
「そうだな。」
人は慣れる生き物だ、学習する生き物でもある。
緋色があの頃から学習しながら成長したように、自分もそんな緋色にならされるように慣れていき、週末も一緒にダラダラと過ごす事に慣れてきた。
あんなに自分以外の何物かが部屋にいるのを想像できなかったのに、今では寝起き前ですらその存在を感じてたまに暴走しそうになるんだから。
何はともあれ仕事のついでにそのほかにも大きな変化があったんだ。
しばらくはこんな感じなんじゃないか?
「ちょっとだけ思ってることがあるんですけど・・・・。」
「なんだ?」
「アズルさんに嬉しい報告を聞けるんじゃないかなって?もしかしたらって。体調が悪そうでもそっと見守ってください。その辺あんまり・・・気が付かないタイプだから、一応教えておきます。」
まさか教わることがあったとは・・・。
というか、それは・・・・分かるが、はっきり聞いたわけじゃないよな?
「何でそう思うんだ?」
「いろいろと観察した結果です。」
どこを?そう思ってしまう。
「仕事に支障がなければその内アズルさんのタイミングで教えてくれると思います。一緒にお祝いしましょうね。」
仕事に支障があったらどうするんだろう・・・。
そこはサポートだ、あくまでも。
どうなるんだ?
その辺は全く心配してないらしい緋色。
自分の事を先に心配した方がいいと思うのに。
でも・・・・。
そんな風に変わっていくこともあるんだろう。
自分は全く想像できないがあの二人の間に・・・・。
なんて思ったはずが・・・・。
今一瞬浮かんだ映像は何だったのか、すぐに消えたから深くは考えないことにしよう。
まだまだ未来は変化と驚きに満ちている、そう思おう。
「あ・・・・でもアズルさんが休んだら、2人になります。大丈夫でしょうか?」
やっと気が付いたらしい。
「なるようにしかならないだろう。」
「当たり前です。ならないようになったらおかしいです。でもどうしよう・・・。」
「またその時にどうにかなるよ。成長あるのみ。」
「そんな他人事だと思って・・・・・。」
一緒にオタオタしてもどうにもならない事はある。
どうにかなるだろう。
どうにかなった後もこうしている二人、そのくらいは想像できる。
それでいいだろう。
その間は二人で電線に止まったり、木の下でちいなさ虫をつついて跳ねたり。
そしていつの間にか四人が揃った横並びには小雀がいたりして。
そんな季節が来るかもしれない。
未来は未来。
まだまだ先の事だ。
まさか自分の雀の姿を思い浮かべることになるなんて、自分の事もよく知らない事は多かった。
ご機嫌な雀が外でさえずってる気がする。
身近でありながら飼いならすことのない小さな生き物。
その小さな姿も可愛かったりする雀、あぁ、最初からそういうことだったんだろうか?
「半分はお前のせいだ。別に遅くなるなら店で待っててくれても良かったのに、わざわざ彼女に俺を見つけさせて。」
『写真一枚と俺の教えた印象ですぐに分かったって。すごいだろうって彼女にも自慢したし、彼女もすごいって褒めてやったのに。まさか緋色ちゃんと一緒にいるとそこまで壊れるなんてな。入社から一貫『クールな江戸川君』とは思えないよな。』
『でも緋色ちゃんから謝罪は来たから知ってる。しかしそこも内緒でもいいのに正直だよね。俺の彼女には教えないでおくよ、恥かしいだろうからさ。』
「当たり前だ。」
そんなことまで教えられてたまるか。
『で、仕事中は名前で呼んであげるの?』
「そんな訳ないだろう。普通に呼び捨てだよ。」
『器用に使い分けられたらいいね。別にバレても上司一人だし、その辺はいいよね。喧嘩はしないってそのうちに誓わされそうだけど。雰囲気悪くなって嫌だよね。』
「仕事は仕事だ。会社でだって仕事を頼んだら受け取るだけだし、喧嘩してても問題ないくらいだ。」
『ランチ一緒に食べるんでしょう?そこでつい緩んだらあっという間に噂が拡散だよね。知らない間に下のフロアでは囁かれてるって、怖いのかどうなのか。』
そうならないように気を引き締めるし、なんなら宗像さんを誘ってもいいし。
別に昼の休み時間もずらしてとってもよくないか?
混む時間をさけてもいいじゃないか。
『そう言えば今度四人で飲もうって誘ったんだ。あんまり残業ないようだし、今度連絡するから。楽しみにしてる、いろいろと。』
嬉しそうにそう言うが、一体どれだけ緋色と連絡を取ってるんだ。
後で聞いてやる。
勝手にいろいろ聞き出されたらたまらない・・・・って一番隠したいだろうことを自分でうっすらと暴露したあとだけど。
当たり前だが今まで一度もそんな寝ぼけはしたことがない。
もしかして一度目の夜にも・・・なんて思ったら本当に気をつけようと思うけど、まったく目も覚めなかったんだからどうしようもない。
もしかして緋色に一服盛られたか?なんて思ったり。
そして相変わらず『クールな』といわれる感じで仕事をしてる。
お昼に仕事がずれ込んでキリの悪かった日、宗像さんに断れらたら二人で外にランチを食べに行ってる。
嬉しそうに小さなバッグを持って外に出る緋色。
ランチが楽しみだって、そうとも見えるからいい。
うっかり笑顔を返さないように奥歯をかみしめてる。
それでも向かい合うとちょっとゆるんだりする。
本当に昼からバクバクと美味しそうに食べるんだ。
つられて食べるから、昔より昼の摂取カロリーは高くなってると思う。
週末に走れないから、早い時は平日に走るしかない。
そう思って時々やる気を出す。
意外に同じような夜ランナーはいる。
犬を散歩させたり、走ってるお父さん達。
まだ軽快に走れてる方だと思う。
さり気なく緋色の腰肉をつまんだけど、太りにくいタイプらしい。
お酒もご飯も思うがままらしい。
その若さが羨ましい。
その内に気にするようになるだろうか?
その時は手を引いて走りに誘ってもいい。
一人より二人の方がやる気も出る・・・・かもしれない。
あれから野本さんが上に来ることはない。
時々宗像さんから仕事を依頼されてるらしいけど、経理の席にいても出来るレベルらしい。
三人のメンバーは変化することもないまま。
それでも向井と彼女との四人で、宗像さんと旦那さんになった人との四人でと飲むことがたまにある。その時はこっちが緋色とのセット売りになる。
そんな二人セットで参加する四人にも馴染んでる。
緋色のせいなのか、おかげなのか、向井と会うことも増えたのだ。
昔は本当に思い出した時に、三カ月くらいに一回の頻度だったのに。
春からこっち、会わなくても連絡をとるし、緋色もこっそり何かを言ってるらしい。
そんな変化は決して小さくない。
あんなにぼんやりしていた週末が忙しくも笑顔と会話のある週末になってるのだから。
落ちこぼれ雀も広い心で育てるとなんと役に立つことだろう。
そこは素直に感謝しよう。
やっと電線に止まれるようになったと思ったら、隣には自分と向井達や宗像さんたちがもいるんだから。誘われたのか、つられたのか、自分は心配で隣にいるのかもしれない。
そこはクールな雀の感じで。
「なんですか?」
「別に。」
「今ずっと何か考えてましたよね?眉間にしわが寄ったり緩んだりしてました。」
「ぼんやりと何かを思ってたかもしれないけど・・・忘れた。」
ソファにもたれて、そう言った。
「もう、すぐそうやってはぐらかすんですから、都合が悪いとボケた振りするんですね、いくら何でも早いですよ。」
「大したことじゃないからいい。」
そう言って引き寄せた細い体。
最初の頃よりは元気が落ち着いた。
先月誕生日が来て一つ大人になったと喜んでいた。
髪が伸びて、化粧が落ち着いて、スーツもしっくりきて。
「大人っぽくなったよな。」
あの頃に比べると成長はしてる。
どうなるかと思ったけどやっと人並みに・・・と思いたいくらいには。
「・・・・・もしかしてそんな事を考えて褒めてやろうって思ってました。」
「・・・そうだったかも。」
「そんな事ならとぼけずに言ってください。」
「そうだな。」
人は慣れる生き物だ、学習する生き物でもある。
緋色があの頃から学習しながら成長したように、自分もそんな緋色にならされるように慣れていき、週末も一緒にダラダラと過ごす事に慣れてきた。
あんなに自分以外の何物かが部屋にいるのを想像できなかったのに、今では寝起き前ですらその存在を感じてたまに暴走しそうになるんだから。
何はともあれ仕事のついでにそのほかにも大きな変化があったんだ。
しばらくはこんな感じなんじゃないか?
「ちょっとだけ思ってることがあるんですけど・・・・。」
「なんだ?」
「アズルさんに嬉しい報告を聞けるんじゃないかなって?もしかしたらって。体調が悪そうでもそっと見守ってください。その辺あんまり・・・気が付かないタイプだから、一応教えておきます。」
まさか教わることがあったとは・・・。
というか、それは・・・・分かるが、はっきり聞いたわけじゃないよな?
「何でそう思うんだ?」
「いろいろと観察した結果です。」
どこを?そう思ってしまう。
「仕事に支障がなければその内アズルさんのタイミングで教えてくれると思います。一緒にお祝いしましょうね。」
仕事に支障があったらどうするんだろう・・・。
そこはサポートだ、あくまでも。
どうなるんだ?
その辺は全く心配してないらしい緋色。
自分の事を先に心配した方がいいと思うのに。
でも・・・・。
そんな風に変わっていくこともあるんだろう。
自分は全く想像できないがあの二人の間に・・・・。
なんて思ったはずが・・・・。
今一瞬浮かんだ映像は何だったのか、すぐに消えたから深くは考えないことにしよう。
まだまだ未来は変化と驚きに満ちている、そう思おう。
「あ・・・・でもアズルさんが休んだら、2人になります。大丈夫でしょうか?」
やっと気が付いたらしい。
「なるようにしかならないだろう。」
「当たり前です。ならないようになったらおかしいです。でもどうしよう・・・。」
「またその時にどうにかなるよ。成長あるのみ。」
「そんな他人事だと思って・・・・・。」
一緒にオタオタしてもどうにもならない事はある。
どうにかなるだろう。
どうにかなった後もこうしている二人、そのくらいは想像できる。
それでいいだろう。
その間は二人で電線に止まったり、木の下でちいなさ虫をつついて跳ねたり。
そしていつの間にか四人が揃った横並びには小雀がいたりして。
そんな季節が来るかもしれない。
未来は未来。
まだまだ先の事だ。
まさか自分の雀の姿を思い浮かべることになるなんて、自分の事もよく知らない事は多かった。
ご機嫌な雀が外でさえずってる気がする。
身近でありながら飼いならすことのない小さな生き物。
その小さな姿も可愛かったりする雀、あぁ、最初からそういうことだったんだろうか?
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