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第6章196話:チサトンの攻撃力
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しかし、彼女は次の瞬間、ニッと笑みを浮かべた。
「そやけど、見切ったわ!」
「!!?」
ルミが回転しながら斬りかかったとき、チサトンが急に間合いを詰めて刀を振りかざしてきた。
チサトンの間合いの詰め方は、実に絶妙なものであり……
ルミは攻勢だったはずの状態から、一転して守勢に回される。
チサトンの攻撃を、ルミは受けた。
(お、重い!?)
チサトンの攻撃は、さっきとは段違いである。
どうやら、さきほどはルミと同様、本気ではなかったようだ。
とてつもなく重い斬撃を、剣の腹で受けたことで、ルミは10メートルは後退させられる。
腕がビリビリとしびれた。
「ルミさん? ウチはさっき、本気でやれ言うたよな? ソレ、あんたの本気ちゃうやろ?」
「!!」
「瞬間移動、使えや」
チサトンは不敵に笑って、言う。
「瞬間移動ナシでウチには勝てん。悪いけど今のあんたじゃ、ウチの相手にならんで?」
「……」
確かに、剣舞はあっさり見切られた。
このまま同じ攻撃を続ける意味はない。
このレベルの相手に、見切られた攻撃は二度と通用しないからだ。
チサトンは想定以上の実力であり、スキルなしのルミでは荷が重い。
「そやけど、見切ったわ!」
「!!?」
ルミが回転しながら斬りかかったとき、チサトンが急に間合いを詰めて刀を振りかざしてきた。
チサトンの間合いの詰め方は、実に絶妙なものであり……
ルミは攻勢だったはずの状態から、一転して守勢に回される。
チサトンの攻撃を、ルミは受けた。
(お、重い!?)
チサトンの攻撃は、さっきとは段違いである。
どうやら、さきほどはルミと同様、本気ではなかったようだ。
とてつもなく重い斬撃を、剣の腹で受けたことで、ルミは10メートルは後退させられる。
腕がビリビリとしびれた。
「ルミさん? ウチはさっき、本気でやれ言うたよな? ソレ、あんたの本気ちゃうやろ?」
「!!」
「瞬間移動、使えや」
チサトンは不敵に笑って、言う。
「瞬間移動ナシでウチには勝てん。悪いけど今のあんたじゃ、ウチの相手にならんで?」
「……」
確かに、剣舞はあっさり見切られた。
このまま同じ攻撃を続ける意味はない。
このレベルの相手に、見切られた攻撃は二度と通用しないからだ。
チサトンは想定以上の実力であり、スキルなしのルミでは荷が重い。
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