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第3章104話:先へ進む
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足音がした。
振り向くと、来花が近づいてきていた。
「あ、相変わらず無茶苦茶ね……これはもう、言葉が出ないわ」
「あはは」
「ただ、ルミさんが無事で良かった。怪我はないのよね?」
「はい。心配してくださってありがとうございます」
無傷での制圧。
異常すぎる戦果であったが、もはや来花は驚かなかった。
「さあ、素材を回収してから奥にいきましょうか。そろそろ上への階段に辿り着けるといいのだけど」
「そうですね」
ドラゴンウルフの死骸から回収できるだけの素材を回収する。
そして、奥の通路へと入った。
通路を歩く。
すると正面に、左右に道があるT字路が現れた。
T字路の真ん中に立って、右の通路を見ると、階段があった。
「階段よ! やっとこの階層を出られるわね!」
来花が歓喜する。
しかし、ルミは、逆の通路を見つめていた。
彼女はつぶやく。
「あちらに、ボス部屋がありますね」
「え……?」
来花が振り向く。
ルミの視線の先を見つめると、確かに、そこにボス部屋の扉があった。
扉の前に、ボス部屋を開ける台座がある。
さらに台座の横には、さきほどの大部屋から避難してきたドラゴンウルフの姿があった。
ルミは尋ねた。
「せっかくですし、ボス部屋を攻略していってもいいですか?」
振り向くと、来花が近づいてきていた。
「あ、相変わらず無茶苦茶ね……これはもう、言葉が出ないわ」
「あはは」
「ただ、ルミさんが無事で良かった。怪我はないのよね?」
「はい。心配してくださってありがとうございます」
無傷での制圧。
異常すぎる戦果であったが、もはや来花は驚かなかった。
「さあ、素材を回収してから奥にいきましょうか。そろそろ上への階段に辿り着けるといいのだけど」
「そうですね」
ドラゴンウルフの死骸から回収できるだけの素材を回収する。
そして、奥の通路へと入った。
通路を歩く。
すると正面に、左右に道があるT字路が現れた。
T字路の真ん中に立って、右の通路を見ると、階段があった。
「階段よ! やっとこの階層を出られるわね!」
来花が歓喜する。
しかし、ルミは、逆の通路を見つめていた。
彼女はつぶやく。
「あちらに、ボス部屋がありますね」
「え……?」
来花が振り向く。
ルミの視線の先を見つめると、確かに、そこにボス部屋の扉があった。
扉の前に、ボス部屋を開ける台座がある。
さらに台座の横には、さきほどの大部屋から避難してきたドラゴンウルフの姿があった。
ルミは尋ねた。
「せっかくですし、ボス部屋を攻略していってもいいですか?」
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