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第6章353話:将軍たち
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私は自身の推測を述べた。
「おそらくナナバールの指示でしょう」
さらに告げる。
「ジルフィンド軍で最も戦闘力の高い将軍たちを、この魔法銃撃隊を潰すために差し向けたのですわ」
「ご名答、である!!」
とスキンヘッドの将軍が答えながら、崖を飛び降りた。
ずん、と着地する。
スキンヘッドの将軍は、告げた。
「魔法銃撃隊は、脅威的すぎると判断された! ゆえにワシら将軍が、直々に、お前たちを潰しにきたわけだ!」
「先に見つけたのはわらわじゃ。おぬしらは、引け」
とキルヴィル将軍が口を挟んだ。
「あら、抜け駆けはダメよ。みんなルチル・ミアストーンの首級を狙ってるんだから」
と将軍同士で言い争いを始める。
私はそのあいだに、バフポーションを飲んだ。
エドゥアルトとフランカもバフポーションを飲む。
それから私は、将軍たちに向かって告げた。
「安心しなさい」
将軍たちが、私を見つめる。
「全員まとめて、相手してあげますわ」
次の瞬間。
私は、地を蹴る。
目にも留まらぬ速さで滑空し、キルヴィル将軍に迫る。
「……!」
私が斬撃を放つ。
キルヴィル将軍が剣を持って、斬撃を受けようとするが。
私の斬撃が、キルヴィル将軍の剣ごと身体を切り裂いた。
「がッ!? ばか、な!?」
斬られたキルヴィル将軍が驚愕する。
すかさず私は二撃目を放ち、キルヴィル将軍の首をハネた。
「おそらくナナバールの指示でしょう」
さらに告げる。
「ジルフィンド軍で最も戦闘力の高い将軍たちを、この魔法銃撃隊を潰すために差し向けたのですわ」
「ご名答、である!!」
とスキンヘッドの将軍が答えながら、崖を飛び降りた。
ずん、と着地する。
スキンヘッドの将軍は、告げた。
「魔法銃撃隊は、脅威的すぎると判断された! ゆえにワシら将軍が、直々に、お前たちを潰しにきたわけだ!」
「先に見つけたのはわらわじゃ。おぬしらは、引け」
とキルヴィル将軍が口を挟んだ。
「あら、抜け駆けはダメよ。みんなルチル・ミアストーンの首級を狙ってるんだから」
と将軍同士で言い争いを始める。
私はそのあいだに、バフポーションを飲んだ。
エドゥアルトとフランカもバフポーションを飲む。
それから私は、将軍たちに向かって告げた。
「安心しなさい」
将軍たちが、私を見つめる。
「全員まとめて、相手してあげますわ」
次の瞬間。
私は、地を蹴る。
目にも留まらぬ速さで滑空し、キルヴィル将軍に迫る。
「……!」
私が斬撃を放つ。
キルヴィル将軍が剣を持って、斬撃を受けようとするが。
私の斬撃が、キルヴィル将軍の剣ごと身体を切り裂いた。
「がッ!? ばか、な!?」
斬られたキルヴィル将軍が驚愕する。
すかさず私は二撃目を放ち、キルヴィル将軍の首をハネた。
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