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第3章152話:説明会

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私はエドゥアルトたちに向き直った。

「本日は入学式のみですから、わたくしはこのまま屋敷に戻ろうかと思いますわ」

「そうですか。では私も帰るとしましょう」

「では、私も」

マキとフランカがそう応じる。

こうして今日は解散となった。





休日を挟んで、翌週よくしゅう

晴れ。

いよいよ大学生活のスタートとなる。

初日は大学の講義や施設に関する説明会がある。

このオリエンテーションは学部棟がくぶとうで行われる。

私とマキは魔法学部。

フランカは剣術学部の所属だ。

したがって別々のとうで説明会が行われることになる。

私はマキとともに【魔法学部棟まほうがくぶとう】を目指して歩いた。

マキは歩きながらつぶやく。

「本当に広い大学ですよね」

「ええ、そうですわね」

芝生のうえに走った道を歩く私たち。

3階の講義室に入室した。

その講義室は大ホールであった。

段々状にテーブルが並んでいる。

一番下段に講壇があり、黒板がある。

講壇には教授が立っていた。

豊かなヒゲを蓄えた、厳めしい顔立ちの教授である。

私たちは適当なテーブルに座る。

ほどなくして説明会が開始される。

「はじめまして諸君。静粛に。これより講義について説明させてもらう」

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