53 / 175
第2章53話:魔法訓練1
しおりを挟む
剣術の稽古をしばらくやったあと。
魔法の訓練に移る。
ユズナさんが説明する。
「まずは魔法の威力を高める訓練をしましょう」
「岩石撃ちね!」
ラミサさんが声をあげた。
……岩石撃ち?
私とアイリスは首をかしげる。
ユズナさんが説明する。
「その通り、岩石撃ちです。岩石撃ちとは、バフによって強化した岩石に向かって、魔法を全力で撃ちまくる訓練です」
なるほど。
アレかな、剣の稽古でいうなら藁人形を斬りまくるような感じか。
「使う魔法は自由ですが、自分が得意とする魔法でおこなってください。セレナちゃんの場合は、チョコレート魔法で……ということになりますね」
「わかりました」
と、私は答える。
ユズナさんは、アイテムバッグから岩石を五つ取り出した。
草原広場に並べる。
大きさは高さ1メートルぐらいの岩石だ。
なるほど、的としてちょうどいい大きさだ。
ユズナさんが、岩石の強度を高めるために、1つ1つにバフをほどこしていく。
「では、まずはラミサちゃん、お手本を見せてあげてください」
「はいはーい!」
ラミサさんが岩の正面に移動する。
岩から10メートルぐらい離れた位置。
ラミサさんは、手のひらを岩に向けた。
「ハァッ!!」
気合の叫びを一つ。
するとラミサさんの手のひらから、火魔法が炸裂する。
火の魔法弾が飛んでいき、岩石にぶつかった。
魔法弾は、岩石にぶつかって、霧散する。
魔法の訓練に移る。
ユズナさんが説明する。
「まずは魔法の威力を高める訓練をしましょう」
「岩石撃ちね!」
ラミサさんが声をあげた。
……岩石撃ち?
私とアイリスは首をかしげる。
ユズナさんが説明する。
「その通り、岩石撃ちです。岩石撃ちとは、バフによって強化した岩石に向かって、魔法を全力で撃ちまくる訓練です」
なるほど。
アレかな、剣の稽古でいうなら藁人形を斬りまくるような感じか。
「使う魔法は自由ですが、自分が得意とする魔法でおこなってください。セレナちゃんの場合は、チョコレート魔法で……ということになりますね」
「わかりました」
と、私は答える。
ユズナさんは、アイテムバッグから岩石を五つ取り出した。
草原広場に並べる。
大きさは高さ1メートルぐらいの岩石だ。
なるほど、的としてちょうどいい大きさだ。
ユズナさんが、岩石の強度を高めるために、1つ1つにバフをほどこしていく。
「では、まずはラミサちゃん、お手本を見せてあげてください」
「はいはーい!」
ラミサさんが岩の正面に移動する。
岩から10メートルぐらい離れた位置。
ラミサさんは、手のひらを岩に向けた。
「ハァッ!!」
気合の叫びを一つ。
するとラミサさんの手のひらから、火魔法が炸裂する。
火の魔法弾が飛んでいき、岩石にぶつかった。
魔法弾は、岩石にぶつかって、霧散する。
2
お気に入りに追加
236
あなたにおすすめの小説

集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」

転生テイマー、異世界生活を楽しむ
さっちさん
ファンタジー
題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

社畜から卒業したんだから異世界を自由に謳歌します
湯崎noa
ファンタジー
ブラック企業に入社して10年が経つ〈宮島〉は、当たり前の様な連続徹夜に心身ともに疲労していた。
そんな時に中高の同級生と再開し、その同級生への相談を行ったところ会社を辞める決意をした。
しかし!! その日の帰り道に全身の力が抜け、線路に倒れ込んでしまった。
そのまま呆気なく宮島の命は尽きてしまう。
この死亡は神様の手違いによるものだった!?
神様からの全力の謝罪を受けて、特殊スキル〈コピー〉を授かり第二の人生を送る事になる。
せっかくブラック企業を卒業して、異世界転生するのだから全力で謳歌してやろうじゃないか!!
※カクヨム、小説家になろう、ノベルバでも連載中

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる