27 / 175
第2章27話:村2
しおりを挟む
このあと、牧場を経営する男性カーノスさんの家を訪れた。
同じように物々交換で牛乳を手に入れる。
クレアベルは牛乳に防腐魔法を使ったあと、アイテムバッグに保存する。
牛乳屋をあとにして、道端でクレアベルが言った。
「これで欲しいものは手に入ったが……ちょっと寄りたいところがある。ついてきてくれ」
「ん……どこにいくんですか?」
「お前たちに紹介したいやつがいるんだ」
紹介したいやつ……?
首をかしげていると、クレアベルが歩き出す。
とにかく後を追う。
すると、村の端のほうにある草原の広場にやってきた。
芝生のような草々でできた広場だから、【草原広場】と呼んでおこう。
草原広場には、4人ほどの先客がいた。
1人は大人の女性。
残り3人は子ども――――男子2人に、女子1人という内訳である。
子どものほうはみんな、私たちと近い年齢のようである。
クレアベルが、大人の女性のほうに声をかけた。
「ひさしぶりだな、ユズナ」
ユズナと呼ばれた人物は、身長165センチぐらいの女性である。
肩にかかるぐらいの緑髪。
瞳は黄色。
服装は、
ブラウス、
コルセット、
コルセットの下から伸びるロングスカート、
ブーツ
……といった、いでたちだ。
右手には木剣を持っている。
同じように物々交換で牛乳を手に入れる。
クレアベルは牛乳に防腐魔法を使ったあと、アイテムバッグに保存する。
牛乳屋をあとにして、道端でクレアベルが言った。
「これで欲しいものは手に入ったが……ちょっと寄りたいところがある。ついてきてくれ」
「ん……どこにいくんですか?」
「お前たちに紹介したいやつがいるんだ」
紹介したいやつ……?
首をかしげていると、クレアベルが歩き出す。
とにかく後を追う。
すると、村の端のほうにある草原の広場にやってきた。
芝生のような草々でできた広場だから、【草原広場】と呼んでおこう。
草原広場には、4人ほどの先客がいた。
1人は大人の女性。
残り3人は子ども――――男子2人に、女子1人という内訳である。
子どものほうはみんな、私たちと近い年齢のようである。
クレアベルが、大人の女性のほうに声をかけた。
「ひさしぶりだな、ユズナ」
ユズナと呼ばれた人物は、身長165センチぐらいの女性である。
肩にかかるぐらいの緑髪。
瞳は黄色。
服装は、
ブラウス、
コルセット、
コルセットの下から伸びるロングスカート、
ブーツ
……といった、いでたちだ。
右手には木剣を持っている。
4
お気に入りに追加
235
あなたにおすすめの小説
「元」面倒くさがりの異世界無双
空里
ファンタジー
死んでもっと努力すればと後悔していた俺は妖精みたいなやつに転生させられた。話しているうちに名前を忘れてしまったことに気付き、その妖精みたいなやつに名付けられた。
「カイ=マールス」と。
よく分からないまま取りあえず強くなれとのことで訓練を始めるのだった。
異世界で『魔法使い』になった私は一人自由気ままに生きていきたい
哀村圭一
ファンタジー
人や社会のしがらみが嫌になって命を絶ったOL、天音美亜(25歳)。薄れゆく意識の中で、謎の声の問いかけに答える。
「魔法使いになりたい」と。
そして目を覚ますと、そこは異世界。美亜は、13歳くらいの少女になっていた。
魔法があれば、なんでもできる! だから、今度の人生は誰にもかかわらず一人で生きていく!!
異世界で一人自由気ままに生きていくことを決意する美亜。だけど、そんな美亜をこの世界はなかなか一人にしてくれない。そして、美亜の魔法はこの世界にあるまじき、とんでもなく無茶苦茶なものであった。
神様のミスで女に転生したようです
結城はる
ファンタジー
34歳独身の秋本修弥はごく普通の中小企業に勤めるサラリーマンであった。
いつも通り起床し朝食を食べ、会社へ通勤中だったがマンションの上から人が落下してきて下敷きとなってしまった……。
目が覚めると、目の前には絶世の美女が立っていた。
美女の話を聞くと、どうやら目の前にいる美女は神様であり私は死んでしまったということらしい
死んだことにより私の魂は地球とは別の世界に迷い込んだみたいなので、こっちの世界に転生させてくれるそうだ。
気がついたら、洞窟の中にいて転生されたことを確認する。
ん……、なんか違和感がある。股を触ってみるとあるべきものがない。
え……。
神様、私女になってるんですけどーーーー!!!
小説家になろうでも掲載しています。
URLはこちら→「https://ncode.syosetu.com/n7001ht/」
世界一の怪力男 彼は最強を名乗る種族に果たし状を出しました
EAD
ファンタジー
世界一の怪力モンスターと言われた格闘家ラングストン、彼は無敗のまま格闘人生を終え老衰で亡くなった。
気がつき目を覚ますとそこは異世界、ラングストンは1人の成人したばかりの少年となり転生した。
ラングストンの前の世界での怪力スキルは何故か最初から使えるので、ラングストンはとある学園に希望して入学する。
そこは色々な種族がいて、戦いに自信のある戦士達がいる学園であり、ラングストンは自らの力がこの世界にも通用するのかを確かめたくなり、果たし状を出したのであった。
ラングストンが果たし状を出したのは、生徒会長、副会長、書記などといった実力のある美女達である、果たしてラングストンの運命はいかに…
幻術士って何ですか?〜世界で唯一の激レアスキルでのし上がります〜
犬尾猫目
ファンタジー
貧民窟で盗みをはたらいて生きるしかなかった孤児の少女。貧民窟から逃げ出して自分の運命を切り開くために12歳の誕生日を機に冒険者ギルドに登録したが、かつて一人しか存在しなかった幻術士の能力が発現してしまった。幻術士の記録はほとんど残されていないし、何ができるのか全くわからない。意気込みむなしく、いきなり壁にぶち当たってしまう。他の冒険者からは敬遠されてパーティー加入もままならない?
くよくよしてても腹はへるのでコツコツ作戦に切り替えるかと思いきや、謎に満ちた幻術士のスキルで勝利を手にしていくライジングストーリー。
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
加護とスキルでチートな異世界生活
どど
ファンタジー
高校1年生の新崎 玲緒(にいざき れお)が学校からの帰宅中にトラックに跳ねられる!?
目を覚ますと真っ白い世界にいた!
そこにやってきた神様に転生か消滅するかの2択に迫られ転生する!
そんな玲緒のチートな異世界生活が始まる
初めての作品なので誤字脱字、ストーリーぐだぐだが多々あると思いますが気に入って頂けると幸いです
ノベルバ様にも公開しております。
※キャラの名前や街の名前は基本的に私が思いついたやつなので特に意味はありません
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる