【書籍化】魔法のいらないシンデレラ

葉月 まい

文字の大きさ
12 / 25

会議

しおりを挟む
パンフレットの制作は順調に進んでいた。

今日は古谷も交え、四季の写真を選ぶ。

春は、4月に撮影したものがたくさんあるのでそこから厳選する。

夏と秋は、昨年古谷が撮っていた、ホテルから見える花火と紅葉の写真。

冬はコンテストの写真に加え、雪化粧のホテルの写真も使う。

これでひと通り、総合パンフレットと外国語用パンフレットの写真は揃った。

あとは、これをデザインし、完成したら、また別のパンフレットに取り組むことになる。

先はまだまだ長いけれど、瑠璃はとても楽しみだった。

古谷が、帰りがけにホテルの庭を撮影するというので、瑠璃もついて行くことにした。

SNSにアップする、花の写真を撮りたかった。

瑠璃がスマートフォンでバラの写真を撮っていると、古谷がアドバイスしてくれる。

「この花なら、真上から撮った方がいいかな」

瑠璃の手に自分の手を添え、角度や距離を微調整すると、うん、ここ!と合図する。

瑠璃はすかさず画面をタップした。

「うわー、きれい!花びらの1枚1枚まで生命が宿っている感じ」
「ああ、本当に。みずみずしくていいですね。スマホでもこんなによく撮れるのか」

二人で小さな画面に顔を寄せ合っていると、ふと背後に人の気配を感じた。

「あ、総支配人!」

瑠璃と古谷は、急いで通路の端により、お疲れ様でございますと頭を下げる。

「ああ、いや…お疲れ様」

軽く手を挙げると、一生は二人の前を通り過ぎた。

*

「はい、じゃあ会議始めるよ」

青木の言葉に、企画広報課の全員が前方のホワイトボードに目を向ける。

そこには、
『7月 季節のお便り』
・夏休み
・花火大会
と、今日の議題が書かれている。

5月のお便りを発行し、次の発行は7月。

その内容を詰めるのだ。

「宿泊部からは、毎年恒例のプール付きプランと花火が見えるお部屋のプランが上がっている。我々の企画は、何かいいアイデアないかな?」

青木がぐるっと部屋を見渡す。

「夏休み…お子様向け…縁日とかどうですか?チェックインの時に、チケットみたいなのをお渡しして」
「あー、いいね!宴会場借りて、綿あめとか射的とか輪投げ…」
「チケットなくなったら、現金で1回100円とかにすると、制限なく楽しめていいかも」

男性陣のアイデアを、青木がホワイトボードに書き込んでいく。

「宴会場は、新館の方を使いましょう。ゆったり過ごしたいご年配のお客様もいらっしゃるから、本館ではあまりイベントで盛り上がらないように」

新館、宴会場…と、青木は次々と書き込む。

(なんだか楽しそう!私もお店番やりたいな)

瑠璃もワクワクしながら、ノートにペンを走らせる。

「花火大会の方はどうだ?何かアイデアある?」

青木の問いかけに、皆はうーんと考え込む。

「花火大会っていっても、臨海公園で上がる花火だしな。俺らが打ち上げる訳じゃないし」
「あはは、当たり前だろ?お前、花火職人にでもなって、ホテル目がけて打ち上げる気なのか?」
「ちげーよ!ま、気分的には、ドカーンと打ち上がりたいけどな」

皆が笑う中、あの…と奈々が控えめに手を挙げる。

「お、なに?奈々ちゃん」
「はい、あの…私、去年この花火大会見に行ったんです。その時にこのホテルの前を通ったら、屋台みたいなのが少しあって…」
「ああ、人通りが多くなるからね。毎年ちょっとした飲み物とかをテントの下で販売するんだ」
「ええ、それなんですけど。私、ホテルの屋台だから、なにかホテルらしいもの売ってるのかなって、少し期待して買いに行ったんです。そしたら、普通のペットボトルの飲み物で、少しがっかりして…」

瑠璃は想像してみた。

確かに、道端にずらっと並ぶ屋台の中、ホテルの屋台を見つけたら、どんなものか少し期待してしまうだろう。

「なるほど。そこまで考えたことなかったな。どんなものなら、ホテルらしいだろうか…え?あっ!総支配人!」

青木の言葉に、えっ?と皆が一斉に振り返る。

いつの間に入ってきたのだろうか、うしろのドアの近くで一生と早瀬が並んでこちらの様子を見ていた。

「お疲れ様でございます!」

課の全員が立ち上がって頭を下げると、ああ、お構いなく。続けて、と一生は片手を挙げる。

「は、はい。ではあの…皆の者、意見を…」

青木の口調がおかしくなるが、誰も笑わない。

(す、すごい緊張感)

瑠璃が固まっていると、またもや奈々が遠慮がちに手を挙げた。

「はい!奈々ちゃん、どうぞ!」

青木がすかさず指名する。

「はい、あの。レストランのハヤシライスって…テイクアウト出来ないでしょうか」
「え、ハヤシライスって、うちのホテルの名物の?」
「はい。屋台であの美味しいハヤシライスを売っていたら、私なら絶対買います」
「あー、そりゃ買うわ。俺も買う」
「だよな。あのハヤシライスを食べたくても、レストランに入るのはちょっと勇気がいるし」

皆の頷く顔を見ながら、青木は少し考え込む。

「ただなあ、ホテルとしてどうなんだろう。格が下がらないかな。料理長は渋るかも…」

確かに…と、皆も考え込む。

「あの、安っぽくならなければいいんじゃないでしょうか?」

瑠璃が恐る恐る口を開く。

「パッケージを工夫して、他の屋台とはひと味違う感じに出来れば…」

瑠璃の提案に、
「おお、それいいかも」
「高級感ある感じのな」
「インスタ映えするものとか?」
お互い顔を見合わせながら、口々に意見を言う。

「でも、パッケージにコストかかり過ぎるのもなあ。売上利益はきっちり出したいし」
「あの。それでしたら、市販の良さそうな容器に、ホテルの名前やロゴをデザインしたシールを貼るのはどうでしょう?デザイン次第では高級感を出せると思います」

奈々の提案に、皆の顔は明るくなった。

「よし、それでいってみよう」
「俺、パッケージをリサーチします」
「シールデザイン、奈々ちゃん頼むな」
「はい!」
「じゃあ、準備出来たら、調理部に提案してみるよ。いい返事もらえるといいな」

青木の言葉に、皆は大きく頷いた。

*

ふう、と総支配人室の椅子に深くもたれながら、一生は息を吐いた。

「お疲れ様でございます」

早瀬がコーヒーを淹れてくれる。

「ありがとう。なあ、早瀬」
「はい」
「いつもあんな感じなのか?企画広報課って」

一生は、さっきまで見ていた会議の様子を思い返していた。

あのあとも活発に意見を交換し、瑠璃の提案で、屋台ではアクセサリーも取り扱ってはどうか?となった。

花火大会は浴衣の人が多いから、ちょっとした和風の髪飾りやピアス、帯飾りもいいかも?と女子二人が言い、男性陣は、新鮮だなーと二人の意見を聞いていた。

「浴衣姿のかわいい彼女に、俺ならなんでも買ってあげたくなるわ」
「そうだよな、うん」
「あとさ、定番だけど、光るプレスレットとか、花火がハートに見えるホログラムメガネとかも、お子様向けにあるといいかも」

ワイワイと賑やかに話し合い、和風のアクセサリーは瑠璃が、お子様向けの光るグッズは、山下という男性社員がリサーチすることになり、会議は終了した。

「初めて会議を見学したけど、いつもあんなに活発なのか?」

一生の質問に、早瀬が答える。

「そうですね…私も少ししか参加したことはありませんが、あそこまで色々意見が出ることはなかったと思います。今まであの課は、男性社員ばかりでしたし」

なるほど…と一生は頷く。

「新入社員は、小山さんといったか?あの女性の」
「はい。小山 奈々さんです」

青木がよく、奈々ちゃん瑠璃ちゃんと話をするので、早瀬も覚えてしまった。

「ふうーん。女性二人が良い風になっているな」
「はい。ところで今日の会議、花火大会の日の屋台について意見が出ましたが、どう思われますか?アクセサリーや小物の販売はともかく…」
「ああ。ハヤシライスか?」

一生は背もたれから体を起こし、テーブルに両肘をつく。

「俺はいいと思う。安っぽさでマイナスイメージになってはいけないが、今日の意見だと、ホテルのイメージを損なわないよう工夫するみたいだしな。上手くやれば、新たなホテルの一歩に繋がると思う」

一生の言葉に早瀬も頷く。

「そうですね。調理部に良いプレゼンが出来て、賛同を得られるといいですね」
「ああ。企画広報課のお手並み拝見といこう。楽しみだな」

期待を込めて、一生は早瀬に笑いかけた。

*

(うーん…)

パソコンの画面に目を通した瑠璃は、難しい顔で考え込む。

それに気づいた隣の席の奈々が、どうしたの?と声をかけてきた。

「あ、うん。この間メールした、例の老舗ガラス工房なんだけどね」
「お返事が来たの?」
「そう。これ…」

そう言って、ノートパソコンの角度を変えて奈々に見せる。

「どれどれ?」

近くにいた他の社員も、瑠璃達を取り囲んでのぞき込む。

花火大会の屋台で扱うアクセサリーについて、風鈴のピアスがいいと思い、調べた瑠璃は、京都に古くからあるガラス工房に興味を引かれた。

量産して手軽にネット販売しているお店も多い中、この工房は1つ1つ宙吹きで作り、絵付けも全て手作業と、職人のこだわりが感じられる。

このホテルで扱うにはピッタリだと思い、青木に提案してみると、
「いいね、早速コンタクト取ってみて 」
と言われ、まずはメールでご挨拶してみたのだった。   

「えー、なになに。ご丁寧なメールをありがとうございました。拝見しましたが、こちらは昔ながらの小さな古い工房です。そちら様のような、都会の高級なホテルにはおよそ似つかわしくありません。私どものやり方で、コツコツと丹精込めて作っておりまして、このやり方を変えるつもりもございません…」
「ほー、つまり門前払いって感じか?」
「あるよなー、俺らにもこういうこと」

うんうんと、他の社員も頷く。

「きっとこの職人さんは、今まで色々なところから声をかけられたんだろうな。デパートとか、通販サイトとか」
「ああ。その度にこうやって断ってきたんだろう」
「時代の流れには飲まれず、伝統を守るって気概なんだろうな」

瑠璃は、皆の意見にじっと耳を傾けていた。

「で、どうする?瑠璃ちゃん。諦めて他を当たる?」

加藤の言葉に、瑠璃は首を振る。

「いえ、まだ諦めきれません。私、この工房に行ってみます」

おお?!と皆がどよめく。

「瑠璃ちゃん、意外にガッツあるね」
「京都だぜ?本当に行くの?」
「はい。行ってもよろしいでしょうか?」

瑠璃は青木に顔を向ける。

うーん…と少し目をつぶってから、青木はニッと笑った。

「うん、行っておいで。瑠璃ちゃんに任せる」
「はい!ありがとうございます」

立ち上がって頭を下げる瑠璃に、山下が声をかける。

「瑠璃ちゃん、俺達営業マンが1つアドバイスするとしたら…。こういう職人さんほど、本物だぜ」

そう言って、瑠璃にウインクしてみせた。

*

「そしてこちらが、営業部からの出張申請書です」
「分かった。あとでサインしておく」

早瀬の言葉に、パソコンを操作したまま一生は答える。

いつものように、その日のホテルの報告を、総支配人室で聞いていた。

「はい。ですがこの一枚だけは、先に目を通して頂けますか?」
「ん?なんだ」

手を止めて早瀬から受け取った書類に目を通す。

「えっ!この二人が?」

申請書にあった名前は、小山 奈々と早乙女 瑠璃。
出張先は京都だった。

「どういうことだ?この二人が、何しに京都へ?」
「老舗のガラス工房を訪れる、とあります」
「ガラス工房?」
「はい。おそらく、花火大会の屋台で扱うアクセサリーの件で」
「そ、その交渉をやらせるのか?瑠璃さんに?」
「そのようです」

一生は言葉を続けようと口を開いたが、佐知のセリフを思い出し、諦めて天井を仰いだ。

(口出しは出来ない。ただ、心配だ…)

ふうと小さくため息をついた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

三年間片思いしていた同級生に振られたら、年上の綺麗なお姉さんにロックオンされた話

羽瀬川ルフレ
恋愛
 高校三年間、ずっと一人の女の子に片思いをしていた主人公・汐見颯太は、高校卒業を目前にして片思いの相手である同級生の神戸花音に二回目の告白をする。しかし、花音の答えは二年前と同じく「ごめんなさい」。  今回の告白もうまくいかなかったら今度こそ花音のことを諦めるつもりだった颯太は、今度こそ彼女に対する未練を完全に断ち切ることにする。  そして数か月後、大学生になった颯太は人生初のアルバイトもはじめ、充実した毎日を過ごしていた。そんな彼はアルバイト先で出会った常連客の大鳥居彩華と少しずつ仲良くなり、いつの間にか九歳も年上の彩華を恋愛対象として意識し始めていた。  自分なんかを相手にしてくれるはずがないと思いながらもダメ元で彩華をデートに誘ってみた颯太は、意外にもあっさりとOKの返事をもらって嬉しさに舞い上がる。  楽しかった彩華との初デートが終わり、いよいよ彩華への正式な告白のタイミングを検討しはじめた颯太のところに、予想外の人物からのメッセージが届いていた。メッセージの送り主は颯太と同じ大学に進学したものの、ほとんど顔を合わせることもなくなっていた花音だった。

『冷徹社長の秘書をしていたら、いつの間にか専属の妻に選ばれました』

鍛高譚
恋愛
秘書課に異動してきた相沢結衣は、 仕事一筋で冷徹と噂される社長・西園寺蓮の専属秘書を務めることになる。 厳しい指示、膨大な業務、容赦のない会議―― 最初はただ必死に食らいつくだけの日々だった。 だが、誰よりも真剣に仕事と向き合う蓮の姿に触れるうち、 結衣は秘書としての誇りを胸に、確かな成長を遂げていく。 そして、蓮もまた陰で彼女を支える姿勢と誠実な仕事ぶりに心を動かされ、 次第に結衣は“ただの秘書”ではなく、唯一無二の存在になっていく。 同期の嫉妬による妨害、ライバル会社の不正、社内の疑惑。 数々の試練が二人を襲うが―― 蓮は揺るがない意志で結衣を守り抜き、 結衣もまた社長としてではなく、一人の男性として蓮を信じ続けた。 そしてある夜、蓮がようやく口にした言葉は、 秘書と社長の関係を静かに越えていく。 「これからの人生も、そばで支えてほしい。」 それは、彼が初めて見せた弱さであり、 結衣だけに向けた真剣な想いだった。 秘書として。 一人の女性として。 結衣は蓮の差し伸べた未来を、涙と共に受け取る――。 仕事も恋も全力で駆け抜ける、 “冷徹社長×秘書”のじれ甘オフィスラブストーリー、ここに完結。

数合わせから始まる俺様の独占欲

日矩 凛太郎
恋愛
アラサーで仕事一筋、恋愛経験ほぼゼロの浅見結(あさみゆい)。 見た目は地味で控えめ、社内では「婚期遅れのお局」と陰口を叩かれながらも、仕事だけは誰にも負けないと自負していた。 そんな彼女が、ある日突然「合コンに来てよ!」と同僚の女性たちに誘われる。 正直乗り気ではなかったが、数合わせのためと割り切って参加することに。 しかし、その場で出会ったのは、俺様気質で圧倒的な存在感を放つイケメン男性。 彼は浅見をただの数合わせとしてではなく、特別な存在として猛烈にアプローチしてくる。 仕事と恋愛、どちらも慣れていない彼女が、戸惑いながらも少しずつ心を開いていく様子を描いた、アラサー女子のリアルな恋愛模様と成長の物語。

貧乏大家族の私が御曹司と偽装結婚⁈

玖羽 望月
恋愛
朝木 与織子(あさぎ よりこ) 22歳 大学を卒業し、やっと憧れの都会での生活が始まった!と思いきや、突然降って湧いたお見合い話。 でも、これはただのお見合いではないらしい。 初出はエブリスタ様にて。 また番外編を追加する予定です。 シリーズ作品「恋をするのに理由はいらない」公開中です。 表紙は、「かんたん表紙メーカー」様https://sscard.monokakitools.net/covermaker.htmlで作成しました。

俺に抱かれる覚悟をしろ〜俺様御曹司の溺愛

ラヴ KAZU
恋愛
みゆは付き合う度に騙されて男性不信になり もう絶対に男性の言葉は信じないと決心した。 そんなある日会社の休憩室で一人の男性と出会う これが桂木廉也との出会いである。 廉也はみゆに信じられない程の愛情を注ぐ。 みゆは一瞬にして廉也と恋に落ちたが同じ過ちを犯してはいけないと廉也と距離を取ろうとする。 以前愛した御曹司龍司との別れ、それは会社役員に結婚を反対された為だった。 二人の恋の行方は……

You Could Be Mine 【改訂版】

てらだりょう
恋愛
平凡な日常だったのに、ある日いきなり降って湧いて出来た彼氏は高身長イケメンドSホストでした。束縛彼氏に溺愛されて、どうなる、あたし!? ※本作品は初出が10年前のお話を一部改訂しております。設定等初出時のままですので現代とそぐわない表現等ございますがご容赦のほどお願いいたします※

課長のケーキは甘い包囲網

花里 美佐
恋愛
田崎すみれ 二十二歳 料亭の娘だが、自分は料理が全くできない負い目がある。            えくぼの見える笑顔が可愛い、ケーキが大好きな女子。 × 沢島 誠司 三十三歳 洋菓子メーカー人事総務課長。笑わない鬼課長だった。             実は四年前まで商品開発担当パティシエだった。 大好きな洋菓子メーカーに就職したすみれ。 面接官だった彼が上司となった。 しかも、彼は面接に来る前からすみれを知っていた。 彼女のいつも買うケーキは、彼にとって重要な意味を持っていたからだ。 心に傷を持つヒーローとコンプレックス持ちのヒロインの恋(。・ω・。)ノ♡

10年引きこもりの私が外に出たら、御曹司の妻になりました

専業プウタ
恋愛
25歳の桜田未来は中学生から10年以上引きこもりだったが、2人暮らしの母親の死により外に出なくてはならなくなる。城ヶ崎冬馬は女遊びの激しい大手アパレルブランドの副社長。彼をストーカーから身を張って助けた事で未来は一時的に記憶喪失に陥る。冬馬はちょっとした興味から、未来は自分の恋人だったと偽る。冬馬は未来の純粋さと直向きさに惹かれていき、嘘が明らかになる日を恐れながらも未来の為に自分を変えていく。そして、未来は恐れもなくし、愛する人の胸に飛び込み夢を叶える扉を自ら開くのだった。

処理中です...