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9.訓練開始
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連絡通路を抜けて行くと、待っていたかのように、響を睨み付けながら、男が近づいてくる。
「これはこれは姫、そのような者を連れてどちらへ?」
ギラギラとした目で、いやみたらしく、ネチネチとグウ・ウノ・ネ-デルが、話しかけてくる。
「演習施設へ行くところです」
「ホッホ~そう言えば先日は、危のうございましたなぁー。私が付いていれば、あのような事にはならなかったものを……」
まだ、響を睨み付けている。
「こちらの響様に、助けて頂きましたので」
「それは、礼を言わねばいけませんな……」
グウ・ウノ・ネ-デルは、響を睨めつけながら立ち去っていく。
「ほんと、いけ好かない奴ですね」
響達が、声の主の方へ振り替えると、ティスと入れ替わりに、赤毛ロングのケリー・ライアンが、眉間にシワを寄せながら立っていた。ケリー・ライアンは、姫付きの文官である。
「姫様、あんな奴の求婚なんか、断ちゃいなさいよ」
姫が幼い頃から一緒にいるため、ケリー・ライアンは、姫に対して馴れ馴れしいのだ。
「ケリー、あまり大きな声で、言う事ではありませんよ」
「だけど姫様、あそこの家は、親子揃って評判が良くないですよ」
ケリーは、文官らしく情報ツウなのだ。
「そんな事よりケリー、コントロールルームへ。メリンダは、響様と演習場へ入って下さい」
ケリーはまだ何か言いたそうだが、姫様とコントロールルームへ移動し、メリンダと響は、演習場へと向かって行った。
ゲートを二つ通り演習場に入ると、そこは広大な砂漠が広がり、艦内のスペースとしては到底考えられない広さがある。空も青空が続き、日差しも刺すような光りを降り注いでいた。
「何だ、ここは……これが艦内の景色なのかぁ……」
響は、驚いた。
「驚くのも無理はないですね。ここは亜空間固定された砂漠ですから」
当たり前のように、メリンダ話しかけて来る。
「……」
「あぁそうですね……亜空間固定と言うのは、最大で大陸位までのスペースを、利用目的に合わせて設定して、亜空間内にスペース固定するといた事なんです。あとは、スペース内の環境設定が、自由に出来ます。貴方も亜空間べ-ス以外に、五つまで設定出来ます。貴族は、三つだからよかったですね。今は調整中だから、設定はまたになりますけど」
メリンダが響の顔を見ながら、微笑みかける。
亜空間ね! だけどこの国には、美人しかいないのか?
あまり見つめられると、恥ずかしいんだよなぁ~。
響はあまりにも、言われている内容が大きいので、今は考えない事にした。
高校二年生の響にとって、この様な美人に見つめられる状況は、まず無いと言っても過言でもない。
先程までティスに『ドキドキ』していたのに、また新たな『ドキドキ』の始まりなのである。
「では『ソ-ドブレ-ド』の使い方から説明します……」
これより、メリンダの講習会の始まりである。
『ソ-ドブレ-ド』のエネルギーは亜空間エネルギー、胸のクリスタルから手に流れて、ブレードが柄(つか)から伸びる。武器のエネルギーは、ほぼこの亜空間エネルギーが利用されている。
『クリスタルガン』は、マガジンに五十発のクリスタル弾が装填されており、予備マガジンと合わせて百五十発を携帯出来る。
『グレネード』は、円筒形のシリンダーで、端についているキャップを外し中のボタンを押すと、四秒後に起爆する。破壊力は、戦車を跡形もなく破壊するほどだ。
一通りの説明が終わると、実技講習へと入って行った。
「剣技に付いては網膜スキャンで、亜空間べ-スにある高量子コンピューターが、相手の行動予測をして戦える。『オートコンバットモード』を使えば、操り人形のように体が動くから安心です。お勧めはしませんが。練習は後でガ-ディアンとしてみて下さい」
「『網膜スキャン』『高量子コンピューター』『ガ-ディアン』ですか……」
もう、付いて行けない……
「次は射撃です。基本右手を開いて、手の平に銃を乗せて、小指からゆっくりと銃を握ります。そして、銃口を的に向けて、左手を下から包み込むように右手に添えて、右手の親指を左手の親指で固定して、的に照準を合わせて、トリガーを左右にぶれないように、真直ぐ引きます。『キュン!』チョット外れましたね」
響の身長が一七八センチ。メリンダの身長が一八一センチ。今の状況。響の後ろからメリンダが、響を抱えるように両手を掴んでいる。当然、メリンダの胸は響の背中に押し当てられ、耳元でメリンダの吐息を感じる程、顔が近くにある。そしていい匂いまでする。
当たるはずがない!
「では後は、練習あるのみです」
「はい、がんばります!」
響は、コントロールルームで設定された、標的に向けて射撃を続けろ。
フランスの外人部隊では、一週間砂漠などで射撃訓練をする。射撃の上手い下手は、どれだけ弾を消費したかで決まるのである。
地球の拳銃は十メートル離れると、素人ではほぼ当たらない。しかし、この『クリスタルガン』は反動が殆どないため、慣れてくると的によく当たる。
『ソ-ドブレ-ド』を使っての剣技演習は、『防御ポイント』『ヒットポイント』が、網膜に映し出されて少し酔いを感じるが、身体能力が上がっているので、『ガ-ディアン』と剣を交えても、そこそこ相手に負けていない。試しにリストコントロールを操作して、『オートコンバットモード』を使ってみた響は、操り人形のように体を持って行かれ、メリンダの忠告を聞かなかった事を後悔する。
そして、演習を終えたのは十二時間後であった。
「今日は、ここまでにしましょう。お疲れ様でした」
「あぁ~、疲れた……『再生強化』をしても疲れるんですね。メリンダさんありがとうございました」
「『再生強化』をしているから、十二時間も動けるんですよ。後は、食事をしてゆっくりお休みください。」
メリンダに言われ、『再生強化』の効果を実感する。
「これはこれは姫、そのような者を連れてどちらへ?」
ギラギラとした目で、いやみたらしく、ネチネチとグウ・ウノ・ネ-デルが、話しかけてくる。
「演習施設へ行くところです」
「ホッホ~そう言えば先日は、危のうございましたなぁー。私が付いていれば、あのような事にはならなかったものを……」
まだ、響を睨み付けている。
「こちらの響様に、助けて頂きましたので」
「それは、礼を言わねばいけませんな……」
グウ・ウノ・ネ-デルは、響を睨めつけながら立ち去っていく。
「ほんと、いけ好かない奴ですね」
響達が、声の主の方へ振り替えると、ティスと入れ替わりに、赤毛ロングのケリー・ライアンが、眉間にシワを寄せながら立っていた。ケリー・ライアンは、姫付きの文官である。
「姫様、あんな奴の求婚なんか、断ちゃいなさいよ」
姫が幼い頃から一緒にいるため、ケリー・ライアンは、姫に対して馴れ馴れしいのだ。
「ケリー、あまり大きな声で、言う事ではありませんよ」
「だけど姫様、あそこの家は、親子揃って評判が良くないですよ」
ケリーは、文官らしく情報ツウなのだ。
「そんな事よりケリー、コントロールルームへ。メリンダは、響様と演習場へ入って下さい」
ケリーはまだ何か言いたそうだが、姫様とコントロールルームへ移動し、メリンダと響は、演習場へと向かって行った。
ゲートを二つ通り演習場に入ると、そこは広大な砂漠が広がり、艦内のスペースとしては到底考えられない広さがある。空も青空が続き、日差しも刺すような光りを降り注いでいた。
「何だ、ここは……これが艦内の景色なのかぁ……」
響は、驚いた。
「驚くのも無理はないですね。ここは亜空間固定された砂漠ですから」
当たり前のように、メリンダ話しかけて来る。
「……」
「あぁそうですね……亜空間固定と言うのは、最大で大陸位までのスペースを、利用目的に合わせて設定して、亜空間内にスペース固定するといた事なんです。あとは、スペース内の環境設定が、自由に出来ます。貴方も亜空間べ-ス以外に、五つまで設定出来ます。貴族は、三つだからよかったですね。今は調整中だから、設定はまたになりますけど」
メリンダが響の顔を見ながら、微笑みかける。
亜空間ね! だけどこの国には、美人しかいないのか?
あまり見つめられると、恥ずかしいんだよなぁ~。
響はあまりにも、言われている内容が大きいので、今は考えない事にした。
高校二年生の響にとって、この様な美人に見つめられる状況は、まず無いと言っても過言でもない。
先程までティスに『ドキドキ』していたのに、また新たな『ドキドキ』の始まりなのである。
「では『ソ-ドブレ-ド』の使い方から説明します……」
これより、メリンダの講習会の始まりである。
『ソ-ドブレ-ド』のエネルギーは亜空間エネルギー、胸のクリスタルから手に流れて、ブレードが柄(つか)から伸びる。武器のエネルギーは、ほぼこの亜空間エネルギーが利用されている。
『クリスタルガン』は、マガジンに五十発のクリスタル弾が装填されており、予備マガジンと合わせて百五十発を携帯出来る。
『グレネード』は、円筒形のシリンダーで、端についているキャップを外し中のボタンを押すと、四秒後に起爆する。破壊力は、戦車を跡形もなく破壊するほどだ。
一通りの説明が終わると、実技講習へと入って行った。
「剣技に付いては網膜スキャンで、亜空間べ-スにある高量子コンピューターが、相手の行動予測をして戦える。『オートコンバットモード』を使えば、操り人形のように体が動くから安心です。お勧めはしませんが。練習は後でガ-ディアンとしてみて下さい」
「『網膜スキャン』『高量子コンピューター』『ガ-ディアン』ですか……」
もう、付いて行けない……
「次は射撃です。基本右手を開いて、手の平に銃を乗せて、小指からゆっくりと銃を握ります。そして、銃口を的に向けて、左手を下から包み込むように右手に添えて、右手の親指を左手の親指で固定して、的に照準を合わせて、トリガーを左右にぶれないように、真直ぐ引きます。『キュン!』チョット外れましたね」
響の身長が一七八センチ。メリンダの身長が一八一センチ。今の状況。響の後ろからメリンダが、響を抱えるように両手を掴んでいる。当然、メリンダの胸は響の背中に押し当てられ、耳元でメリンダの吐息を感じる程、顔が近くにある。そしていい匂いまでする。
当たるはずがない!
「では後は、練習あるのみです」
「はい、がんばります!」
響は、コントロールルームで設定された、標的に向けて射撃を続けろ。
フランスの外人部隊では、一週間砂漠などで射撃訓練をする。射撃の上手い下手は、どれだけ弾を消費したかで決まるのである。
地球の拳銃は十メートル離れると、素人ではほぼ当たらない。しかし、この『クリスタルガン』は反動が殆どないため、慣れてくると的によく当たる。
『ソ-ドブレ-ド』を使っての剣技演習は、『防御ポイント』『ヒットポイント』が、網膜に映し出されて少し酔いを感じるが、身体能力が上がっているので、『ガ-ディアン』と剣を交えても、そこそこ相手に負けていない。試しにリストコントロールを操作して、『オートコンバットモード』を使ってみた響は、操り人形のように体を持って行かれ、メリンダの忠告を聞かなかった事を後悔する。
そして、演習を終えたのは十二時間後であった。
「今日は、ここまでにしましょう。お疲れ様でした」
「あぁ~、疲れた……『再生強化』をしても疲れるんですね。メリンダさんありがとうございました」
「『再生強化』をしているから、十二時間も動けるんですよ。後は、食事をしてゆっくりお休みください。」
メリンダに言われ、『再生強化』の効果を実感する。
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