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第二章・小説の中の僕
32・ミシェル激しめの愛情*
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「誰ですか?その人。クリス・ノゼンタール?それよりも…レオ殿下と!?そんな偶然、あるのか?到底信じられない!」
冷たい微笑を浮かべたミシェルは、ゾクゾクするほど美しかった。
──な、何?この新しい魅力は…意外だけどキュンとしちゃう。変態なの?僕…
それにしても…ギルバートさん!バラしたな?
それで恨みがましい顔でチラリとみた。
ギルバートさんはバツの悪い顔をして目を逸らしながら「私の主はミシェル様なので!」って呟いた。
「ギルバートは仕事をしただけですよ?人のせいにしない!」
ミシェルにバシッとそう叱られ、そうですよね?ってちょっと反省する…
こんな所でこれ以上は…ってミシェルが呟いて、手を引かれて僕だけ連れて行かれる。
──んん?何処に行くつもりなのかな?
そう思いながらも、お怒りのミシェルに大人しく付いて行きやがてある部屋の前まで来た。
ここって、ミシェルの部屋だよね?今まであまり入った事ないんだけど…
中に入ると、ミシェルらしい上品で高級そうな調度が備えられている。
わぁ~高そうだなあのテーブル…って思っていたら、何故かミシェルはそのまま部屋を素通りして、さらに奥の部屋へと僕を連れて行く。
──カチャ。あれっ?ここは…寝室に!?
なんで…って思いながらも、そのまま手を引かれて入るしかない。
初めて入るミシェルの寝室は、天蓋付きのキングサイズの大きなベッドが置かれていて度肝を抜かれた。
──こんな王族が使うようなベッド!嘘でしょ?僕が買った安っぽい小さなベッドとは大違いだね?
だけどちょっと疑問が…寝室に入って、何するの?
そう思っていたら、ミシェルは僕をベッドの上に放り投げる。
体重の軽い僕は、難なくコロリとベッドに転がって…
──へっ?寝心地バツグンだね!このベッ…んんっ!
ミシェルが僕の身体の上に覆いかぶさってきた。
きをつけの姿勢でミシェルの両膝で挟まれて身動がとれない!
そのままミシェルは自分の上着を脱ぎ去り、シャツの襟元を緩める。それから…
「悪い子はお仕置きしないと!何度言っても聞かないからだよ?」
そう言って僕を見下ろして、ニコッと笑った。
──ええーっ!こ、怖いけど…やっぱりゾクゾクするぅ~。
それから僕の上着のボタンを一つ一つゆっくりと外していって、更にシャツも…
前を開け広げられた瞬間、冷やっとして一瞬で肌が粟立つ。
寒いかい?ミシェルはそう呟いて、僕の胸を擦るように撫でる。
その刺激に、あん!と思わず声が出て羞恥と期待で胸が上下した。
それにミシェルは笑みを深めて、両の手で胸から脇腹、そして腹を撫で回して、僕のスベスベもちもちした肌を堪能する。
その手がなだらかな背中から形の良い尻に移って、そう言えば…って呟いた。
「以前、マリンが私を誘惑しましたよね?この官能的な尻を見せられて…どうにも収まりませんでしたよ?」
僕は恥ずかしさで真っ赤になった。
──もーう!あの時の…アレを言われちゃうと!
思わず羞恥でブルッと身震いした。
「おや寒いですか?まだ…。刺激が足りないのかな?もっと身体を温めないと…ね?」
ミシェルはそう言って、僕に顔を近づける。
吐息がかかるくらいに近付いて、キスされる…って思ったら僕の鼻をペロッと舐める。
「あん!イジワル~!」
思わず僕がそう言うのをクスッと笑い、それから唇をそっと合わせてきた。
「んぁ!ハァ…ん。ふっ…ン」
すっかりとキス慣れた僕は、積極的にミシェルと舌を絡ませ合って自分の熱を伝える。
そして、もっと触って?って自らミシェルの手を胸元に持っていき強請った。
きゅっと蕾を摘まれて、その余りの刺激に甲高い声が出た。
そしてミシェルの舌が首筋から胸元を辿り、蕾を強く吸ってくる。
「ん?…んンっ!!」
得も言われぬ快感が身体を貫く。
──こ、こんなに気持ちいいの?ち…乳首。やだぁ~!
僕が感じているのに気を良くしたミシェルは、次の一手にイジワルな策に出る。
僕の顔を見ながら、蕾を舌先でチョンと突付いたり触れるか触れないかの微妙な距離感で翻弄してくる。
やがて刺激が待ちきれない僕が、お願~い!って叫んで満足気に強めに吸ったり擦ったりしてきた。
気持ちい…い!そう感じたと同時に僕の前がジワリと濡れる。
──あん!出ちゃった…
ミシェルのフッ!という笑い声に気付いて、ようし僕も!ってミシェルの前に触れる。
──ビクッ。その瞬間、ミシェルの身体が震えたけど、構わずにグッと握ってみる。
おっき~い!僕でこんなになるの!?何やらくすぐったいような不思議な喜びが湧いてくる。
美しく気高い貴公子ミシェルが僕でこんなに興奮している…そう考えると歓喜に震える!
僕とミシェルはそれからお互いの身体を触り合って、迸る欲望と愛情を伝えた。
…すっごかった!やっぱり最後までは結婚してからだけどね?それでもお互いの熱を感じるには充分過ぎるほどで…
──僕、癖になりそう!?
冷たい微笑を浮かべたミシェルは、ゾクゾクするほど美しかった。
──な、何?この新しい魅力は…意外だけどキュンとしちゃう。変態なの?僕…
それにしても…ギルバートさん!バラしたな?
それで恨みがましい顔でチラリとみた。
ギルバートさんはバツの悪い顔をして目を逸らしながら「私の主はミシェル様なので!」って呟いた。
「ギルバートは仕事をしただけですよ?人のせいにしない!」
ミシェルにバシッとそう叱られ、そうですよね?ってちょっと反省する…
こんな所でこれ以上は…ってミシェルが呟いて、手を引かれて僕だけ連れて行かれる。
──んん?何処に行くつもりなのかな?
そう思いながらも、お怒りのミシェルに大人しく付いて行きやがてある部屋の前まで来た。
ここって、ミシェルの部屋だよね?今まであまり入った事ないんだけど…
中に入ると、ミシェルらしい上品で高級そうな調度が備えられている。
わぁ~高そうだなあのテーブル…って思っていたら、何故かミシェルはそのまま部屋を素通りして、さらに奥の部屋へと僕を連れて行く。
──カチャ。あれっ?ここは…寝室に!?
なんで…って思いながらも、そのまま手を引かれて入るしかない。
初めて入るミシェルの寝室は、天蓋付きのキングサイズの大きなベッドが置かれていて度肝を抜かれた。
──こんな王族が使うようなベッド!嘘でしょ?僕が買った安っぽい小さなベッドとは大違いだね?
だけどちょっと疑問が…寝室に入って、何するの?
そう思っていたら、ミシェルは僕をベッドの上に放り投げる。
体重の軽い僕は、難なくコロリとベッドに転がって…
──へっ?寝心地バツグンだね!このベッ…んんっ!
ミシェルが僕の身体の上に覆いかぶさってきた。
きをつけの姿勢でミシェルの両膝で挟まれて身動がとれない!
そのままミシェルは自分の上着を脱ぎ去り、シャツの襟元を緩める。それから…
「悪い子はお仕置きしないと!何度言っても聞かないからだよ?」
そう言って僕を見下ろして、ニコッと笑った。
──ええーっ!こ、怖いけど…やっぱりゾクゾクするぅ~。
それから僕の上着のボタンを一つ一つゆっくりと外していって、更にシャツも…
前を開け広げられた瞬間、冷やっとして一瞬で肌が粟立つ。
寒いかい?ミシェルはそう呟いて、僕の胸を擦るように撫でる。
その刺激に、あん!と思わず声が出て羞恥と期待で胸が上下した。
それにミシェルは笑みを深めて、両の手で胸から脇腹、そして腹を撫で回して、僕のスベスベもちもちした肌を堪能する。
その手がなだらかな背中から形の良い尻に移って、そう言えば…って呟いた。
「以前、マリンが私を誘惑しましたよね?この官能的な尻を見せられて…どうにも収まりませんでしたよ?」
僕は恥ずかしさで真っ赤になった。
──もーう!あの時の…アレを言われちゃうと!
思わず羞恥でブルッと身震いした。
「おや寒いですか?まだ…。刺激が足りないのかな?もっと身体を温めないと…ね?」
ミシェルはそう言って、僕に顔を近づける。
吐息がかかるくらいに近付いて、キスされる…って思ったら僕の鼻をペロッと舐める。
「あん!イジワル~!」
思わず僕がそう言うのをクスッと笑い、それから唇をそっと合わせてきた。
「んぁ!ハァ…ん。ふっ…ン」
すっかりとキス慣れた僕は、積極的にミシェルと舌を絡ませ合って自分の熱を伝える。
そして、もっと触って?って自らミシェルの手を胸元に持っていき強請った。
きゅっと蕾を摘まれて、その余りの刺激に甲高い声が出た。
そしてミシェルの舌が首筋から胸元を辿り、蕾を強く吸ってくる。
「ん?…んンっ!!」
得も言われぬ快感が身体を貫く。
──こ、こんなに気持ちいいの?ち…乳首。やだぁ~!
僕が感じているのに気を良くしたミシェルは、次の一手にイジワルな策に出る。
僕の顔を見ながら、蕾を舌先でチョンと突付いたり触れるか触れないかの微妙な距離感で翻弄してくる。
やがて刺激が待ちきれない僕が、お願~い!って叫んで満足気に強めに吸ったり擦ったりしてきた。
気持ちい…い!そう感じたと同時に僕の前がジワリと濡れる。
──あん!出ちゃった…
ミシェルのフッ!という笑い声に気付いて、ようし僕も!ってミシェルの前に触れる。
──ビクッ。その瞬間、ミシェルの身体が震えたけど、構わずにグッと握ってみる。
おっき~い!僕でこんなになるの!?何やらくすぐったいような不思議な喜びが湧いてくる。
美しく気高い貴公子ミシェルが僕でこんなに興奮している…そう考えると歓喜に震える!
僕とミシェルはそれからお互いの身体を触り合って、迸る欲望と愛情を伝えた。
…すっごかった!やっぱり最後までは結婚してからだけどね?それでもお互いの熱を感じるには充分過ぎるほどで…
──僕、癖になりそう!?
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