102 / 107
祝!奨励賞☆投票御礼・番外編
101・パロ☆お江戸の華
しおりを挟む
ここはお江戸日本橋(かも?)。老舗の小間物問屋、江渡母屋に、それはそれは綺麗な娘がおりました。その名も樹里亜、その美しさから桜小町と呼ばれておりました。そしてその噂を聞きつけて、豪商、それから何と武家からも縁談の話がひっきりなしです。それを病弱という理由で、断り続けておりました。そしてまた一つ…
「樹里亜お嬢様、越後の縮緬問屋の若旦那から、縁談が来ておりやす。今回は…今までとは桁違いの大店からのお話です。一度お会いしてみたらいかがですかい?」
英梨蔵からそう声を掛けられて、樹里亜は驚き哀しそうに目を伏せる。
「英梨蔵…お前は、それで平気なのかい?私がそこに嫁に行っても、平気なんだね?」
今まで、何度もこのやり取りが続けられていた。その違いは縁談の相手が違うだけだ。樹里亜は決まって英梨蔵の本心を探ろうとし、又、英梨蔵も樹里亜の幸せだけを願った。そんな切ないやり取り…
「お嬢様…あっしは、しがない使用人でございやす。お嬢様の幸せだけを願うのは、当然でございやしょう?これ以上望むものがあったら、死にかけたあっしを拾ってくださった、お嬢様と旦那様に足向けできやしません!」
「英梨蔵…お前!ううっ…」
お互いに想い合っている二人。だけどそれは、方や老舗の大店のお嬢様、もう片方はその店の丁稚を経て今は手代として働く使用人だ。その身分差では、誰にも許されることはないだろう…
樹里亜は流れる涙を拭き取って、そして英梨蔵に声を掛けます。
「英梨蔵…ならば一緒に寺社参拝に行っておくれ。後生だから!」
そのたっての願いに、英梨蔵はコックリと頷きます。
──あっしだって、本当はお嬢様と添い遂げたい!だけどそんな想いを抱くなど、大恩あるお二人に対してあってはならないことだ…
英梨蔵はそう思って、この想いに蓋をすることにした。これから先は、お嬢様が嫁に行くまでの間、精一杯楽しい思い出を作って差し上げようと心に決める。
──それから数日後…
「英梨蔵や、樹里亜は…何て言うかなぁ、見た目と反してお転婆だし、言い出したら聞かない子だよ。だからお前にも苦労を掛けるかも知れないが、よろしくやっとくれ!」
遠く離れた寺に参拝に出掛ける当日、そう旦那様から声を掛けられた英梨蔵。まるで今生の別れのようにそう伝える旦那様に不思議に思ったが、「はい!分かりやした」と大きな返事をする。そして、駕籠に乗せられたお嬢様の後を付いて行く英梨蔵。
エイサ!ホイサ!と宝泉寺駕籠を担ぐ人足の掛け声と共に、二日ほど掛けて進んで行く。途中宿場町の旅籠に泊まり、町人としては最高級な駕籠から出てくる美しいお嬢様に、誰もが「ホーッ!」と感嘆の声を上げる。
「どなたかな?それにしても美しい娘さんだね」
「なんと!あの駕籠に乗っての旅なんて、一生に一度でもしてみてぇや。だけど相当背の高い娘さんだな?」
そんな声があちこちで。そう!樹里亜は、娘としては相当背が高い方だ。もしかして縁談を断っていたのも、そのせいもありそうだ…
「お嬢様、お疲れでしょう?さあ、旅籠で旅の疲れを取っていただきやしょう。まずはお手をどうぞ?」
静々と英梨蔵の手を取り、旅籠の中へと入って行く樹里亜。その二人が並ぶと、背の高さの差で男の方が低いのかと笑われる。だけど英梨蔵は、そんな自分を馬鹿にしたような声を物ともせず、一心にお嬢様だけを見ていた。そうこうしているうちに、目的地の桜寺へと辿り着く。
樹里亜の通称の『桜小町』は、この寺に縁があることで付けられた呼び名だ。今までも何度となく、事あるごとに参拝してきた。寺の住職様が笑顔で迎えて下さり、二人で境内へと入って行く。
「本日は、私が十八になったことで参拝させていただきたく馳せ参じました。これまでお守りくださり、ありがとうございます。これを期にこれより先は、新しい人生を送りたく思っております」
樹里亜がそう言って拝むと、英梨蔵の心はズキリとした。
──きっと十八歳になったことで、縁談を受けることを決めたに違いない!この旅を終えたら、もうあっしのことなどお忘れになられるのだろう…
そう英梨蔵は観念した…これより先は、自分は旦那様に恩を返しながら、遠くからお嬢様の幸せを祈りながら暮らそうと。だけどそう思えば思うほど、涙が滲んでしかたないのだ。
参拝を終えた樹里亜はスクッと立ち上がり、その後に続こうとする英梨蔵に手をかざしてそれを止める。そして…
「これよりは、私一人で行かせてちょうだい。住職様と大切なお話しがあるのよ」
それには驚き慄いた…何処へ行くにも、必ずと言っていい程自分を伴って行ったお嬢様が、来なくていいと言う…我が耳を疑って、呆然としていた。
そんな英梨蔵を横目に見て、それでも一人、部屋へと入って行く樹里亜。そんなお嬢様を待ってジリジリと時間だけが過ぎて…
──スパーン!
いきなりその部屋の襖が開け放たれる。そしてその中から現れたのは、ついぞ見たこともないような瑞瑞しい色男で…
町人の風情だが、粋に濃紺の着流しを着こなして、艶のいい丁髷のこめかみの部分からは、一筋だけ髪が垂れている。その乱れ髪が、何とも色っぽくて…同じ男だというのに、英梨蔵はドキドキしてしまう…
「フフッ。英梨蔵、わたしだ…樹里亜だよ」
「はあっ?何ですって!お、お嬢様だって!?」
英梨蔵は驚き過ぎて、後ろに倒れて尻餅をつく。それからマジマジとその人を見ると、そういえばお嬢様と同じ目をしていることに気付く。お嬢様が…男だって?
「ビックリさせてすまない。実は、私は男なのだよ。不幸な星の下生まれた私は、このままでは十八まで生きれないと言われた。それで住職様から両親は、生かせたければ女として育てるように助言された。それが今日晴れて…運命に打ち勝ち、男として生きるのを許されたのだ」
「へっ…何ですってぇ?」
素っ頓狂な声を思わず出してしまう英梨蔵。だけどそう言われると思い当たる節がある。女にしては低い声…それに背も相当に高い。何よりも、この歳になるまで縁談を本人は元より旦那様や兄である若旦那様も、断り続けていたのがそれを表している。
そう思ってどこか納得している英梨蔵は、突如その手を樹里亜に力強く握られる。
「英梨蔵、これより先私は樹里之助として生きねばならない。混乱を避ける為に父や兄は、この土地に店の二号店として新棚を持たせてくれたよ。私と共に苦労してくれるかい?」
その夜空のような瞳に、キラリと光る涙を見た英梨蔵は、その手を握り返す。そして力強く頷いた。
「もちろんです…あっしは、お嬢様…いや、樹里之助様と共に生きると決めていやす。どこまでもご一緒させてくだせぇ」
それには鮮やかな笑顔を見せる樹里之助。その笑顔は樹里亜だった時と、寸分も違わず美しい。そしてその笑顔を見た英梨蔵は、自分の気持ちの不思議さを思う…
──お嬢様をお慕いしていた時と同じだ…男だと分かったとしても、この心は変わらないのか!?もしや…自分は、女だったから好きだったのではないのだ。きっと最初から男のなりだったとしても、同じように慕っていたのでは…ないのか?
そう自分の心に気付いた英梨蔵は、その浅ましさに愕然とした。
──これから樹里之助様は、男として生きて、いずれは嫁をもらって子も…。結局あっしの片思いは同じなのだな…
そんな英梨蔵の心情を知ってか知らずか樹里之助は、その手に力を籠める。それにハッとする英梨蔵…
「私はこの先も、嫁を貰うつもりはない!私が好きなのは英梨蔵唯一人だ。一緒になってくれるね?」
「樹里之助様!嬉しい~」
それから二人は、ひっしと抱き合う。もうこれより先は絶対に離れまいと。それから二人は、小間物問屋江渡母屋二号店で、旦那様と番頭として共に働き、商売を盛り立てて行く…
江戸の華は恋の花…二人の絆の前では、性別など塵と同じよ。愛する人が同じ男だとしても、その愛を貫き通す…そんな粋な江戸っ子の物語。
──おしまい。
(※固有名詞は本当にあったとしても架空のものです。)
「樹里亜お嬢様、越後の縮緬問屋の若旦那から、縁談が来ておりやす。今回は…今までとは桁違いの大店からのお話です。一度お会いしてみたらいかがですかい?」
英梨蔵からそう声を掛けられて、樹里亜は驚き哀しそうに目を伏せる。
「英梨蔵…お前は、それで平気なのかい?私がそこに嫁に行っても、平気なんだね?」
今まで、何度もこのやり取りが続けられていた。その違いは縁談の相手が違うだけだ。樹里亜は決まって英梨蔵の本心を探ろうとし、又、英梨蔵も樹里亜の幸せだけを願った。そんな切ないやり取り…
「お嬢様…あっしは、しがない使用人でございやす。お嬢様の幸せだけを願うのは、当然でございやしょう?これ以上望むものがあったら、死にかけたあっしを拾ってくださった、お嬢様と旦那様に足向けできやしません!」
「英梨蔵…お前!ううっ…」
お互いに想い合っている二人。だけどそれは、方や老舗の大店のお嬢様、もう片方はその店の丁稚を経て今は手代として働く使用人だ。その身分差では、誰にも許されることはないだろう…
樹里亜は流れる涙を拭き取って、そして英梨蔵に声を掛けます。
「英梨蔵…ならば一緒に寺社参拝に行っておくれ。後生だから!」
そのたっての願いに、英梨蔵はコックリと頷きます。
──あっしだって、本当はお嬢様と添い遂げたい!だけどそんな想いを抱くなど、大恩あるお二人に対してあってはならないことだ…
英梨蔵はそう思って、この想いに蓋をすることにした。これから先は、お嬢様が嫁に行くまでの間、精一杯楽しい思い出を作って差し上げようと心に決める。
──それから数日後…
「英梨蔵や、樹里亜は…何て言うかなぁ、見た目と反してお転婆だし、言い出したら聞かない子だよ。だからお前にも苦労を掛けるかも知れないが、よろしくやっとくれ!」
遠く離れた寺に参拝に出掛ける当日、そう旦那様から声を掛けられた英梨蔵。まるで今生の別れのようにそう伝える旦那様に不思議に思ったが、「はい!分かりやした」と大きな返事をする。そして、駕籠に乗せられたお嬢様の後を付いて行く英梨蔵。
エイサ!ホイサ!と宝泉寺駕籠を担ぐ人足の掛け声と共に、二日ほど掛けて進んで行く。途中宿場町の旅籠に泊まり、町人としては最高級な駕籠から出てくる美しいお嬢様に、誰もが「ホーッ!」と感嘆の声を上げる。
「どなたかな?それにしても美しい娘さんだね」
「なんと!あの駕籠に乗っての旅なんて、一生に一度でもしてみてぇや。だけど相当背の高い娘さんだな?」
そんな声があちこちで。そう!樹里亜は、娘としては相当背が高い方だ。もしかして縁談を断っていたのも、そのせいもありそうだ…
「お嬢様、お疲れでしょう?さあ、旅籠で旅の疲れを取っていただきやしょう。まずはお手をどうぞ?」
静々と英梨蔵の手を取り、旅籠の中へと入って行く樹里亜。その二人が並ぶと、背の高さの差で男の方が低いのかと笑われる。だけど英梨蔵は、そんな自分を馬鹿にしたような声を物ともせず、一心にお嬢様だけを見ていた。そうこうしているうちに、目的地の桜寺へと辿り着く。
樹里亜の通称の『桜小町』は、この寺に縁があることで付けられた呼び名だ。今までも何度となく、事あるごとに参拝してきた。寺の住職様が笑顔で迎えて下さり、二人で境内へと入って行く。
「本日は、私が十八になったことで参拝させていただきたく馳せ参じました。これまでお守りくださり、ありがとうございます。これを期にこれより先は、新しい人生を送りたく思っております」
樹里亜がそう言って拝むと、英梨蔵の心はズキリとした。
──きっと十八歳になったことで、縁談を受けることを決めたに違いない!この旅を終えたら、もうあっしのことなどお忘れになられるのだろう…
そう英梨蔵は観念した…これより先は、自分は旦那様に恩を返しながら、遠くからお嬢様の幸せを祈りながら暮らそうと。だけどそう思えば思うほど、涙が滲んでしかたないのだ。
参拝を終えた樹里亜はスクッと立ち上がり、その後に続こうとする英梨蔵に手をかざしてそれを止める。そして…
「これよりは、私一人で行かせてちょうだい。住職様と大切なお話しがあるのよ」
それには驚き慄いた…何処へ行くにも、必ずと言っていい程自分を伴って行ったお嬢様が、来なくていいと言う…我が耳を疑って、呆然としていた。
そんな英梨蔵を横目に見て、それでも一人、部屋へと入って行く樹里亜。そんなお嬢様を待ってジリジリと時間だけが過ぎて…
──スパーン!
いきなりその部屋の襖が開け放たれる。そしてその中から現れたのは、ついぞ見たこともないような瑞瑞しい色男で…
町人の風情だが、粋に濃紺の着流しを着こなして、艶のいい丁髷のこめかみの部分からは、一筋だけ髪が垂れている。その乱れ髪が、何とも色っぽくて…同じ男だというのに、英梨蔵はドキドキしてしまう…
「フフッ。英梨蔵、わたしだ…樹里亜だよ」
「はあっ?何ですって!お、お嬢様だって!?」
英梨蔵は驚き過ぎて、後ろに倒れて尻餅をつく。それからマジマジとその人を見ると、そういえばお嬢様と同じ目をしていることに気付く。お嬢様が…男だって?
「ビックリさせてすまない。実は、私は男なのだよ。不幸な星の下生まれた私は、このままでは十八まで生きれないと言われた。それで住職様から両親は、生かせたければ女として育てるように助言された。それが今日晴れて…運命に打ち勝ち、男として生きるのを許されたのだ」
「へっ…何ですってぇ?」
素っ頓狂な声を思わず出してしまう英梨蔵。だけどそう言われると思い当たる節がある。女にしては低い声…それに背も相当に高い。何よりも、この歳になるまで縁談を本人は元より旦那様や兄である若旦那様も、断り続けていたのがそれを表している。
そう思ってどこか納得している英梨蔵は、突如その手を樹里亜に力強く握られる。
「英梨蔵、これより先私は樹里之助として生きねばならない。混乱を避ける為に父や兄は、この土地に店の二号店として新棚を持たせてくれたよ。私と共に苦労してくれるかい?」
その夜空のような瞳に、キラリと光る涙を見た英梨蔵は、その手を握り返す。そして力強く頷いた。
「もちろんです…あっしは、お嬢様…いや、樹里之助様と共に生きると決めていやす。どこまでもご一緒させてくだせぇ」
それには鮮やかな笑顔を見せる樹里之助。その笑顔は樹里亜だった時と、寸分も違わず美しい。そしてその笑顔を見た英梨蔵は、自分の気持ちの不思議さを思う…
──お嬢様をお慕いしていた時と同じだ…男だと分かったとしても、この心は変わらないのか!?もしや…自分は、女だったから好きだったのではないのだ。きっと最初から男のなりだったとしても、同じように慕っていたのでは…ないのか?
そう自分の心に気付いた英梨蔵は、その浅ましさに愕然とした。
──これから樹里之助様は、男として生きて、いずれは嫁をもらって子も…。結局あっしの片思いは同じなのだな…
そんな英梨蔵の心情を知ってか知らずか樹里之助は、その手に力を籠める。それにハッとする英梨蔵…
「私はこの先も、嫁を貰うつもりはない!私が好きなのは英梨蔵唯一人だ。一緒になってくれるね?」
「樹里之助様!嬉しい~」
それから二人は、ひっしと抱き合う。もうこれより先は絶対に離れまいと。それから二人は、小間物問屋江渡母屋二号店で、旦那様と番頭として共に働き、商売を盛り立てて行く…
江戸の華は恋の花…二人の絆の前では、性別など塵と同じよ。愛する人が同じ男だとしても、その愛を貫き通す…そんな粋な江戸っ子の物語。
──おしまい。
(※固有名詞は本当にあったとしても架空のものです。)
123
あなたにおすすめの小説
推しのために、モブの俺は悪役令息に成り代わることに決めました!
華抹茶
BL
ある日突然、超強火のオタクだった前世の記憶が蘇った伯爵令息のエルバート。しかも今の自分は大好きだったBLゲームのモブだと気が付いた彼は、このままだと最推しの悪役令息が不幸な未来を迎えることも思い出す。そこで最推しに代わって自分が悪役令息になるためエルバートは猛勉強してゲームの舞台となる学園に入学し、悪役令息として振舞い始める。その結果、主人公やメインキャラクター達には目の敵にされ嫌われ生活を送る彼だけど、何故か最推しだけはエルバートに接近してきて――クールビューティ公爵令息と猪突猛進モブのハイテンションコミカルBLファンタジー!
悪役令息ですが破滅回避で主人公を無視したら、高潔な態度だと勘違いされて聖人認定。なぜか溺愛ルートに入りました
水凪しおん
BL
BL小説『銀の瞳の聖者』の悪役令息ルシアンに転生してしまった俺。
原作通りなら、主人公ノエルをいじめ抜き、最後は断罪されて野垂れ死ぬ運命だ。
「そんなの絶対にお断りだ! 俺は平和に長生きしたい!」
破滅フラグを回避するため、俺は決意した。
主人公ノエルを徹底的に避け、関わらず、空気のように生きることを。
しかし、俺の「無視」や「無関心」は、なぜかノエルにポジティブに変換されていく。
「他の人のように欲望の目で見ないなんて、なんて高潔な方なんだ……!」
いじめっ子を視線だけで追い払えば「影から守ってくれた」、雨の日に「臭いから近寄るな」と上着を投げつければ「不器用な優しさ」!?
全力で嫌われようとすればするほど、主人公からの好感度が爆上がりして、聖人認定されてしまう勘違いラブコメディ!
小心者の悪役令息×健気なポジティブ主人公の、すれ違い溺愛ファンタジー、ここに開幕!
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
だから、悪役令息の腰巾着! 忌み嫌われた悪役は不器用に僕を囲い込み溺愛する
モト
BL
2024.12.11~2巻がアンダルシュノベルズ様より書籍化されます。皆様のおかげです。誠にありがとうございます。
番外編などは書籍に含まれませんので是非、楽しんで頂けますと嬉しいです。
他の番外編も少しずつアップしたいと思っております。
◇ストーリー◇
孤高の悪役令息×BL漫画の総受け主人公に転生した美人
姉が書いたBL漫画の総モテ主人公に転生したフランは、総モテフラグを折る為に、悪役令息サモンに取り入ろうとする。しかしサモンは誰にも心を許さない一匹狼。周囲の人から怖がられ悪鬼と呼ばれる存在。
そんなサモンに寄り添い、フランはサモンの悪役フラグも折ろうと決意する──。
互いに信頼関係を築いて、サモンの腰巾着となったフランだが、ある変化が……。どんどんサモンが過保護になって──!?
・書籍化部分では、web未公開その後の番外編*がございます。
総受け設定のキャラだというだけで、総受けではありません。CPは固定。
自分好みに育っちゃった悪役とのラブコメになります。
いらない子の悪役令息はラスボスになる前に消えます
日色
BL
「ぼく、あくやくれいそくだ」弟の誕生と同時に前世を思い出した七海は、悪役令息キルナ=フェルライトに転生していた。闇と水という典型的な悪役属性な上、肝心の魔力はほぼゼロに近い。雑魚キャラで死亡フラグ立ちまくりの中、なぜか第一王子に溺愛され!?
転生エルフの天才エンジニア、静かに暮らしたいのに騎士団長に捕まる〜俺の鉄壁理論は彼の溺愛パッチでバグだらけです〜
たら昆布
BL
転生したらエルフだった社畜エンジニアがのんびり森で暮らす話
騎士団長とのじれったい不器用BL
人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました
よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、
前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。
獣人が支配する貴族社会。
魔力こそが価値とされ、
「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、
レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。
そんな彼を拾ったのは、
辺境を治める獣人公爵アルト。
寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。
溺愛され、守られ、育てられる日々。
だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。
学院での出会い。
貴族社会に潜む差別と陰謀。
そして「番」という、深く重い絆。
レオンは学び、考え、
自分にしかできない魔法理論を武器に、
少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。
獣人と人族。
価値観も、立場も、すべてが違う二人が、
それでも選び合い、家族になるまでの物語。
溺愛×成長×異世界BL。
読後に残るのは、
「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる