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転機
第百二話 子供たちとお出かけⅢ
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食堂に入り、それぞれが欲しいものを注文していく。
ユフィは近くで待機していると言い、オレの席の後ろで立っていようとしたので、一緒に食べるように命令してしまった…。
「ん-!おいしい!」
「まさき兄ちゃん、これおいしいね!」
「そうか、楽しんでもらえたのなら何より」
「お酒もおいしい!」
注文して話をしていると、すぐに料理は出てきた。
それぞれが食事を楽しみ、ポミナはいつも通りお酒と食事をもりもり飲み食いしていた。本当に小さな体なのによく食べるよな…。その割には太っているわけじゃないし、獣人種がそもそも消費カロリーや代謝がいいのかもしれないとすら思ってしまう。
「信希さま、次はどこに行かれるのかの?なにやら用事があるとか言っておった気もするのじゃ」
「そうだね、少しアクセサリーを見たいなって思ってる」
「アクセサリー?何か特別なことでもあったかの?」
「ちょっと作りたいものがあってね」
「アクセサリーでしたら、すぐ近くの商会で取り扱っていますよ」
「じゃあそこに行ってみよう」
オレとユリアの会話の内容を聞き、ユフィがすぐに教えてくれる。
「まぁ、急ぐわけじゃないし、時間もあるからここでしばらくゆっくりしよう?」
「「はーい」」
そうしてしばらくの間、食堂の中で食事やデザートを楽しみつつ色々な話をして楽しんだ。
──。
四人と子供二人にしては多い昼食代を支払い、オレたちは次の店に向かうことにした。
「何買うのー?」
「ん-、目当てのものがあればいいんだけど」
「…?」
目当てのものと言っても特別な物を探しているわけじゃないから、ヨーファとカフィンに渡せるものがあれば良い。
プレゼントという体で、二人のことを守れる魔法具を付けておければいいと考えている。だから、日常的に付けていても違和感なく、邪魔にならないようなものを探そうと思っている。
そんな魔法具を作れるかも分からないし、アクセサリーの加工も出来るか分からないから…、一応だけど完成するまで秘密にしておこう。
「わかった!お姉ちゃんたちにプレゼントでしょ!?」
「あえっ!?」
驚きすぎてとんでもない声が出てしまった。
たしかにこれだけの女性と一緒に居て、これまでにアクセサリーなんてプレゼントしたことなんてなかった。そして、カフィンもオレたちが仲が良くて結婚するかもしれないというところまで知っている…。
導き出される答えは──。
「ソ、ソウダネ…ミンナニプレゼントダヨ…」
「やっぱりぃ!」
こんなに嬉しそうに喜んでいる子供を前に、否定することなんてできなくなってしまう…。オレは引くに引けない状況になっていく。
つまり、誰かにアクセサリーを買うことは確定したわけで、そして一人だけにプレゼントすることなんて当然出来るわけもなくて、だから必然的に全員分のアクセサリーを購入することが決まったということだ…。
「あっ──」
「どうしたの?」
「ううん。良い物があればいいなと思っただけ」
「早く行こっ!?」
そうしてオレたちは食事をした店から歩いて数分の所にある、宝石やアクセサリーを取り扱っている店にやってきた。
店の中は綺麗で厳かな感じだった、自分たちの一行がここに来るには少しだけ場違いだなと思わされた。
「ヨーファ、カフィン?ここでは騒いだらダメだよ?ちゃんといい子にしてたら晩御飯にお肉たっぷりのご飯を作るからね?」
「わかった!」
「うんっ!いい子にしてる!」
それからも二人はオレの側を離れずに、この店がどういったところなのかを理解しているみたいにオレの望んでいる通りに行動してくれた。
「信希さま?あまり無理をなさる必要はないのじゃ」
「ん?何のこと?」
「カフィンの言葉で後に引けなくなっておるのでは?」
「あ、あー、大丈夫だよ。それから、そろそろちゃんとしないといけないと思っていたし、むしろ都合がいいっていうか」
「むむ…?」
ユリアはオレが何を言っているのか理解できない様子だ。
だけど、今はこれでいい。変にユリアだけ知っているのもおかしいし、まだ自分の中で答えを出せているわけでもないからな。
「カフィンが買うとしたら、どんなのが欲しい?」
「んー…。難しい…」
「そうだよね、可愛いのとカッコイイのだったら?」
「可愛いのがいい!」
「ヨーファは?」
「カッコイイのかな…」
一応だけど確認して欲しいものがないか確認してみるが、この子たちには難しい質問だったかもしれない。
自分の親たちが日常的に身に付けたり、こういうお店に来ていないと興味すら持っていない年頃だからな。
オレは二人が身に付けていてもおかしくない程度のネックレスを二つ購入することにした。
ヨーファのために選んだ物は、カッコイイ鳥のような細工が施されているネックレスを。
カフィンには、目立ちすぎないくらいの小さな花をあしらった飾りが繋がれているネックレスを。
「うん。これにしよう」
「これだけ?」
「ああ。みんなのやつは注文しようと思ってるんだ」
「ここにあるのじゃダメなの?」
「ダメじゃないけど、せっかくならお揃いの方が良くない?」
「よく分かんない…」
「ははっ、そっか。カフィンももうちょっと大きくなると分かるかもね」
「むぅ…」
オレの言っている意味が分からないのが悔しいのか、小さな頬を膨らませているカフィンはとても可愛らしい。
「じゃあ買ってくるね」
「はーい」
カフィンはこの店にどんなものがあるのか見ているようだった。
「ここってアクセサリーの注文とかもできるかな?」
「出来ますよ。加工場の状況にもよりますから、かなり時間を頂戴することになるかもしれませんが…」
「うん。それなら問題ないね、サイズは全部一緒でいいから、この世界でそこそこ価値のある金属で指輪をお揃いで九つ作ってくれ」
「九つですね、かしこまりました。一応見本になりそうなのはこのあたりですが」
店員がそう言いながら、ショーケースに並んでいる高価な指輪を勧めてくる。
「なるほど、ここにある物なら作れるってことかな?」
「ええ、その通りです」
並べられているものは結婚用の物が多く、オレが望んでいる物に近いものだった。
その中には、元居た世界でも見たことの無いような装飾品が並んでいる。金属であるのはすぐに理解できるのに、本体の色のせいで全くの別物に見えるのだから不思議だ。
「じゃあ、この青みがかっているやつにしてくれる?」
「かしこまりました。こちらでしたら、二週間ほどで作れると思います」
「うん、分かったよ。代金も先に渡しておくね?」
「かしこまりました。証明書を発行しますので、二週間後に受付で渡してもらえればすぐにお渡しできるように準備しておきます」
「うん。ありがとうね」
一応これでこの日に予定していた用事は全部終わった。
「他に行きたいところはない?」
「お酒ぇ…」
「はいはい、まだ残ってるから」
ポミナはお酒を飲んではいるけど、出会った頃のように泥酔することは少くなった。助かっているのかは微妙だけど…。でも、この世界での少ない楽しみを奪うのは良くないよな。体調のことも心配だが…。
「余は特にないのじゃ、強いて言うならご飯の買い出しかの?」
「そうだね、今日の晩飯の分も買っておこう」
大人しくなっていたヨーファとカフィンを見ると、少しだけ眠たそうにしていた。
「眠い?」
「う、うぅん?」
静かな店内で大人しくするように言われて、その前にはご飯も食べているし眠たくなるのはしょうがないよな。
「一旦馬車に戻ろうか、それから買い出しに行こう」
「それがよいのじゃ」
そして、一度馬車に戻ってから子供たちをみんなに任せて、オレたちは食材の買い出しにいくことになった。
──。
ユフィは近くで待機していると言い、オレの席の後ろで立っていようとしたので、一緒に食べるように命令してしまった…。
「ん-!おいしい!」
「まさき兄ちゃん、これおいしいね!」
「そうか、楽しんでもらえたのなら何より」
「お酒もおいしい!」
注文して話をしていると、すぐに料理は出てきた。
それぞれが食事を楽しみ、ポミナはいつも通りお酒と食事をもりもり飲み食いしていた。本当に小さな体なのによく食べるよな…。その割には太っているわけじゃないし、獣人種がそもそも消費カロリーや代謝がいいのかもしれないとすら思ってしまう。
「信希さま、次はどこに行かれるのかの?なにやら用事があるとか言っておった気もするのじゃ」
「そうだね、少しアクセサリーを見たいなって思ってる」
「アクセサリー?何か特別なことでもあったかの?」
「ちょっと作りたいものがあってね」
「アクセサリーでしたら、すぐ近くの商会で取り扱っていますよ」
「じゃあそこに行ってみよう」
オレとユリアの会話の内容を聞き、ユフィがすぐに教えてくれる。
「まぁ、急ぐわけじゃないし、時間もあるからここでしばらくゆっくりしよう?」
「「はーい」」
そうしてしばらくの間、食堂の中で食事やデザートを楽しみつつ色々な話をして楽しんだ。
──。
四人と子供二人にしては多い昼食代を支払い、オレたちは次の店に向かうことにした。
「何買うのー?」
「ん-、目当てのものがあればいいんだけど」
「…?」
目当てのものと言っても特別な物を探しているわけじゃないから、ヨーファとカフィンに渡せるものがあれば良い。
プレゼントという体で、二人のことを守れる魔法具を付けておければいいと考えている。だから、日常的に付けていても違和感なく、邪魔にならないようなものを探そうと思っている。
そんな魔法具を作れるかも分からないし、アクセサリーの加工も出来るか分からないから…、一応だけど完成するまで秘密にしておこう。
「わかった!お姉ちゃんたちにプレゼントでしょ!?」
「あえっ!?」
驚きすぎてとんでもない声が出てしまった。
たしかにこれだけの女性と一緒に居て、これまでにアクセサリーなんてプレゼントしたことなんてなかった。そして、カフィンもオレたちが仲が良くて結婚するかもしれないというところまで知っている…。
導き出される答えは──。
「ソ、ソウダネ…ミンナニプレゼントダヨ…」
「やっぱりぃ!」
こんなに嬉しそうに喜んでいる子供を前に、否定することなんてできなくなってしまう…。オレは引くに引けない状況になっていく。
つまり、誰かにアクセサリーを買うことは確定したわけで、そして一人だけにプレゼントすることなんて当然出来るわけもなくて、だから必然的に全員分のアクセサリーを購入することが決まったということだ…。
「あっ──」
「どうしたの?」
「ううん。良い物があればいいなと思っただけ」
「早く行こっ!?」
そうしてオレたちは食事をした店から歩いて数分の所にある、宝石やアクセサリーを取り扱っている店にやってきた。
店の中は綺麗で厳かな感じだった、自分たちの一行がここに来るには少しだけ場違いだなと思わされた。
「ヨーファ、カフィン?ここでは騒いだらダメだよ?ちゃんといい子にしてたら晩御飯にお肉たっぷりのご飯を作るからね?」
「わかった!」
「うんっ!いい子にしてる!」
それからも二人はオレの側を離れずに、この店がどういったところなのかを理解しているみたいにオレの望んでいる通りに行動してくれた。
「信希さま?あまり無理をなさる必要はないのじゃ」
「ん?何のこと?」
「カフィンの言葉で後に引けなくなっておるのでは?」
「あ、あー、大丈夫だよ。それから、そろそろちゃんとしないといけないと思っていたし、むしろ都合がいいっていうか」
「むむ…?」
ユリアはオレが何を言っているのか理解できない様子だ。
だけど、今はこれでいい。変にユリアだけ知っているのもおかしいし、まだ自分の中で答えを出せているわけでもないからな。
「カフィンが買うとしたら、どんなのが欲しい?」
「んー…。難しい…」
「そうだよね、可愛いのとカッコイイのだったら?」
「可愛いのがいい!」
「ヨーファは?」
「カッコイイのかな…」
一応だけど確認して欲しいものがないか確認してみるが、この子たちには難しい質問だったかもしれない。
自分の親たちが日常的に身に付けたり、こういうお店に来ていないと興味すら持っていない年頃だからな。
オレは二人が身に付けていてもおかしくない程度のネックレスを二つ購入することにした。
ヨーファのために選んだ物は、カッコイイ鳥のような細工が施されているネックレスを。
カフィンには、目立ちすぎないくらいの小さな花をあしらった飾りが繋がれているネックレスを。
「うん。これにしよう」
「これだけ?」
「ああ。みんなのやつは注文しようと思ってるんだ」
「ここにあるのじゃダメなの?」
「ダメじゃないけど、せっかくならお揃いの方が良くない?」
「よく分かんない…」
「ははっ、そっか。カフィンももうちょっと大きくなると分かるかもね」
「むぅ…」
オレの言っている意味が分からないのが悔しいのか、小さな頬を膨らませているカフィンはとても可愛らしい。
「じゃあ買ってくるね」
「はーい」
カフィンはこの店にどんなものがあるのか見ているようだった。
「ここってアクセサリーの注文とかもできるかな?」
「出来ますよ。加工場の状況にもよりますから、かなり時間を頂戴することになるかもしれませんが…」
「うん。それなら問題ないね、サイズは全部一緒でいいから、この世界でそこそこ価値のある金属で指輪をお揃いで九つ作ってくれ」
「九つですね、かしこまりました。一応見本になりそうなのはこのあたりですが」
店員がそう言いながら、ショーケースに並んでいる高価な指輪を勧めてくる。
「なるほど、ここにある物なら作れるってことかな?」
「ええ、その通りです」
並べられているものは結婚用の物が多く、オレが望んでいる物に近いものだった。
その中には、元居た世界でも見たことの無いような装飾品が並んでいる。金属であるのはすぐに理解できるのに、本体の色のせいで全くの別物に見えるのだから不思議だ。
「じゃあ、この青みがかっているやつにしてくれる?」
「かしこまりました。こちらでしたら、二週間ほどで作れると思います」
「うん、分かったよ。代金も先に渡しておくね?」
「かしこまりました。証明書を発行しますので、二週間後に受付で渡してもらえればすぐにお渡しできるように準備しておきます」
「うん。ありがとうね」
一応これでこの日に予定していた用事は全部終わった。
「他に行きたいところはない?」
「お酒ぇ…」
「はいはい、まだ残ってるから」
ポミナはお酒を飲んではいるけど、出会った頃のように泥酔することは少くなった。助かっているのかは微妙だけど…。でも、この世界での少ない楽しみを奪うのは良くないよな。体調のことも心配だが…。
「余は特にないのじゃ、強いて言うならご飯の買い出しかの?」
「そうだね、今日の晩飯の分も買っておこう」
大人しくなっていたヨーファとカフィンを見ると、少しだけ眠たそうにしていた。
「眠い?」
「う、うぅん?」
静かな店内で大人しくするように言われて、その前にはご飯も食べているし眠たくなるのはしょうがないよな。
「一旦馬車に戻ろうか、それから買い出しに行こう」
「それがよいのじゃ」
そして、一度馬車に戻ってから子供たちをみんなに任せて、オレたちは食材の買い出しにいくことになった。
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