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★虐げられ聖女は何もできない
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ミーティア・ハイネンは気高き聖女である。けれど見目麗しい容姿とは、お世辞にも言い難かった。
「聖女なのに不細工よね」
「本当にお可哀想ですわ」
くすくすと嘲笑する修道女たち。彼女らは元々、あまり素行のよくない貴族令嬢だ。非常に気位が高く、何かと聖女のミーティアを目の敵にしていた。
「はい、そうなんです」
しかし当のミーティアは、臆することなく悪口を真正面から受け止める。その態度が面白くなくて、修道女たちはムッと顔を顰めた。
「元は平民のくせに生意気ですわよ!」
「聖女ってだけで偉そうにしないでくださる?」
そこへ修道院長がやって来た。
「神の御前で一体、何の騒ぎですか」
「な、なんでもありません」
さすがの彼女たちも、見るからに厳格な雰囲気を漂わせる修道院長の前では大人しかった。
「ミーティア、あなたはとても美しい心を持っていますね」
「いえ、そんなことは――」
「謙遜はおよしなさい」
「……はい」
そばかすだらけの顔をくしゃりとさせながら、にこりと笑うミーティア。今は亡き父親譲りの赤毛はクセが強く、幾重にもカールしている。母親は存命だが、父親が亡くなるとミーティアを修道院に入れるなり、直ぐに他の男性と結婚した。
娘のミーティアが憧れるほど、母親は美しかった。金色の艶やかな髪の毛、晴れ渡った青空のような瞳。ほんの少しでも母親に似ていれば、ミーティアの人生も違っていたかもしれない。
「今日も助けを求める人々のために尽くしてくれますね?」
「はい、もちろんです」
修道院のあるサスカルデの町は、あまり裕福ではなかった。食べる物に困る人も多い。だから修道院は無償で食べ物や飲み物を与える。ミーティアの持つ聖なる力もそのひとつだった。
「では朝のお祈りをしましょう」
「はい、修道院長」
質素な作りの礼拝堂へ赴き、ミーティアは町の人々の幸せを祈った。
♢♢♢
ミーティアが聖女として目覚めたのは、修道院に入ってからだ。それまでは平民の娘として親子三人、慎ましくも幸せに暮らしていた。
だが三年前に父親が風邪をこじらせて肺炎になり、そのまま帰らぬ人となった。あまりにも早すぎる別れに、ミーティアは何日も涙を流し続けた。
「パパ……」
「うるさいからいい加減に泣くのはやめなさい、ミーティア」
当然、母親も自分と同じように悲しいのだろうと思っていたが、どうやらそうではないと十五歳のミーティアには解ってしまう。
以前から母親に父親以外の男の影があると、なんとなくではあるが感じ取っていた。幼くとも女の勘は鋭い。
「ママね、この人と結婚することにしたから、あなたは修道院に預けるわ」
「…………」
自分が母親にとってもはや必要でないと悟り、ミーティアは何も言わずに従った。修道院での一生は厳しい。しかし神に一番近い立場でもある。
ミーティアは神の存在を信じていた。たとえ報われなくとも、彼女の信仰心は変わらなかった。
――ビシャッ!
「バケツの水を被るなんて不潔ですわね」
「匂うので早くどこかへ消えてくださる?」
日ごとにエスカレートする修道女たちの虐め。それでもミーティアは歯を食いしばり、ひたすら耐えた。いつの日か辛い日々が終わると信じて。
♢♢♢
ある日、高熱にうなされた人が何人も修道院に運ばれてきた。ミーティアは両手をかざし、順番に治癒魔法を施していく。
「息子が意識を失っちまったんだ!」
まだ小さな男の子を背中に抱えた男性が、部屋に入ってくるなり叫ぶように言った。修道女たちはあからさまに嫌な顔をした。見かねた修道院長が男の子を背中から下ろし、簡素なベッドに寝かせる。
「ミーティア様、お願いだ! うちの子を助けてくれ!」
「はい、必ず助けます」
ぐったりとした男の子に、ミーティアは両手をかざす。そして自身の中に溢れる生命を分け与えるイメージを浮かべる。すると両手から眩い光が放たれ、男の子の体を優しく包み込んだ。
「ん……パパ……?」
「リューイ! ああ、奇跡だ……! ありがとうございます、ミーティア様」
目を覚ました男の子を抱きしめながら、涙を流す男性。ミーティアは微笑んだ。その姿はまさしく聖女そのものだった。
次の日になっても、高熱を出した人々が運び込まれる事態が続いた。
「これは流行り病かもしれませんね」
「そ、そんな! 私、まだ死にたくありませんわ!」
「これ以上、病人を受け入れるのはやめましょう!」
修道院長の言葉に修道女たちはぞっと青ざめる。ミーティアと違って彼女たちは信心深くなかったし、自己中心的な思考を捨てられずにいた。
「修道女たるもの、町の人々を助けるのが役目です」
「ですが――」
「これ以上の戯言は許しませんよ」
「っ!!」
有無を言わせぬ修道院長の剣幕に、彼女たちは押し黙る。しくしくと泣き出す者もいた。なぜ自分ばかりがこんな目に。彼女たちはどうして自分が修道院に入れられたのか、まるで理解していなかったのだ。
「にょ、女房が! ゴホッ!」
「二人とも早く横になってください!」
修道院に助けを求める人々を、ミーティアの治癒魔法で回復させていく。百人を超えたところで、さすがのミーティアも疲れの色を濃くさせた。
「ミーティア、少し休みなさい」
「――いえ、まだ大丈夫です」
自らに治癒魔法を掛け、無理やり体力を回復させるとミーティアは聖なる力で人々を救っていった。
「……ふん、不細工の癖に調子に乗らないでほしいですわ」
患者の看病を嫌々する修道女のひとりが毒づくが、助けた人々に感謝され、笑顔で応対するミーティアには届かなかった。
♢♢♢
五日が経ち、町の人口の約半数が修道院でミーティアの治癒魔法によって病気から回復していた。やはり流行り病で間違いないだろう。
「ゴホッ、ゴホッ!」
修道女のひとりが激しく咳き込む。体温を計るとひどい熱だった。彼女は症状の進行が早かった。
若いほどそうなのかもしれない。だとすれば乳幼児は特に注意が必要だ。ミーティアが考え込んでいると、修道女は泣きながら呟いた。
「……いや、死にたくない」
「大丈夫よ、レイチェル」
ミーティアが修道女――レイチェル・シルビーに優しく微笑みかける。彼女は修道女のリーダー格で、率先してミーティアを虐めていた張本人だ。その事があってか、レイチェルはばつが悪そうに赤くなった目を逸らした。
「ねえ、レイチェルは神様を信じてる?」
「ゴホッ! はあ? 信じてるわけ――ゲホッ!」
「そう。じゃあ私は何もできない」
「……どういうことよ? ゴホッ!」
ミーティアは辺りを見渡した。修道院長も他の修道女たちも患者の対応と看病で大忙しだ。
「他の人が私の助けを待ってるから」
「ちょ、ちょっと! 早く治癒魔法を――ゲホッ!」
「さよなら」
「こ、こないだは不細工って言ってごめんなさい! だからお願い、助け――ゴホッ、ゲホッ!」
ひどく咳き込んだレイチェルの口から、鮮血が迸る。せめてもの情けだと思い、ミーティアはレイチェルの心の安寧を目を閉じて祈った。しばらくしてから、レイチェルは眠るように息を引き取った。
「修道院長、レイチェルが――」
「ミーティア、あなたは精一杯尽くしてくれました。悔いることはありませんよ」
「……はい」
この時、何をしても決して泣かなかったミーティアが初めて涙を見せた。修道女たちに戦慄が走る。まさかレイチェルは――
この後、修道女たち全員が流行り病に罹ったが、助かったのはたった四人だけだった。皆、ミーティアを虐めずにいた者ばかりだ。
修道院長も例に漏れず罹ってしまったが、ミーティアが直ぐさま治癒魔法を施した。若者の致死率は高いが、初期対応が早ければ大丈夫だと分かると、町の人々は大いに安心した。
「なんたってこのサスカルデにはミーティア様がいらっしゃるからね」
「ああ、真の聖女はミーティア様だけに決まってる」
流行り病が収まる頃、噂を聞きつけた王太子殿下が豪奢な馬車に乗って、はるか王都シトロンよりミーティアに会いにやって来た。
「私は第一王太子のラドルフだ。君が聖女ミーティアか?」
「そうでございます、殿下」
ミーティアは、はにかむように微笑んだ。美人ではないが、言葉にし難い魅力が彼女にはあった。人間は見た目だけではないと知っていたラドルフは、ミーティアを見初める。
晴れてラドルフの妃となったミーティアは、信心深い国の人々に救いの手を差し伸べた。
彼女がサスカルデの町を離れる条件として、町を豊かにすることを挙げた。王家は産業や観光業を発展させるために、気前よく大枚をはたいた。そのおかげでサスカルデは、今では王都の次に有名で安全な町となった。
ミーティアがラドルフと結婚して何年か経った頃、ミーティアの母親が不治の病を患い、王城に住む彼女の元を訪れた。
「ゴホッ! 久しぶりね……ミーティア」
「ねえ、お母さんは神様を信じてる?」
「そんなの信じてるわけ――ゴホッ!」
「そう。じゃあ私は何もできない」
「どういうこと……? ゴホッ、ゲホッ!」
「――さよなら」
ミーティアは末期症状の母親を人知れず看取った。かつて愛した母親の心の安寧を、静かに祈りながら。
END
「聖女なのに不細工よね」
「本当にお可哀想ですわ」
くすくすと嘲笑する修道女たち。彼女らは元々、あまり素行のよくない貴族令嬢だ。非常に気位が高く、何かと聖女のミーティアを目の敵にしていた。
「はい、そうなんです」
しかし当のミーティアは、臆することなく悪口を真正面から受け止める。その態度が面白くなくて、修道女たちはムッと顔を顰めた。
「元は平民のくせに生意気ですわよ!」
「聖女ってだけで偉そうにしないでくださる?」
そこへ修道院長がやって来た。
「神の御前で一体、何の騒ぎですか」
「な、なんでもありません」
さすがの彼女たちも、見るからに厳格な雰囲気を漂わせる修道院長の前では大人しかった。
「ミーティア、あなたはとても美しい心を持っていますね」
「いえ、そんなことは――」
「謙遜はおよしなさい」
「……はい」
そばかすだらけの顔をくしゃりとさせながら、にこりと笑うミーティア。今は亡き父親譲りの赤毛はクセが強く、幾重にもカールしている。母親は存命だが、父親が亡くなるとミーティアを修道院に入れるなり、直ぐに他の男性と結婚した。
娘のミーティアが憧れるほど、母親は美しかった。金色の艶やかな髪の毛、晴れ渡った青空のような瞳。ほんの少しでも母親に似ていれば、ミーティアの人生も違っていたかもしれない。
「今日も助けを求める人々のために尽くしてくれますね?」
「はい、もちろんです」
修道院のあるサスカルデの町は、あまり裕福ではなかった。食べる物に困る人も多い。だから修道院は無償で食べ物や飲み物を与える。ミーティアの持つ聖なる力もそのひとつだった。
「では朝のお祈りをしましょう」
「はい、修道院長」
質素な作りの礼拝堂へ赴き、ミーティアは町の人々の幸せを祈った。
♢♢♢
ミーティアが聖女として目覚めたのは、修道院に入ってからだ。それまでは平民の娘として親子三人、慎ましくも幸せに暮らしていた。
だが三年前に父親が風邪をこじらせて肺炎になり、そのまま帰らぬ人となった。あまりにも早すぎる別れに、ミーティアは何日も涙を流し続けた。
「パパ……」
「うるさいからいい加減に泣くのはやめなさい、ミーティア」
当然、母親も自分と同じように悲しいのだろうと思っていたが、どうやらそうではないと十五歳のミーティアには解ってしまう。
以前から母親に父親以外の男の影があると、なんとなくではあるが感じ取っていた。幼くとも女の勘は鋭い。
「ママね、この人と結婚することにしたから、あなたは修道院に預けるわ」
「…………」
自分が母親にとってもはや必要でないと悟り、ミーティアは何も言わずに従った。修道院での一生は厳しい。しかし神に一番近い立場でもある。
ミーティアは神の存在を信じていた。たとえ報われなくとも、彼女の信仰心は変わらなかった。
――ビシャッ!
「バケツの水を被るなんて不潔ですわね」
「匂うので早くどこかへ消えてくださる?」
日ごとにエスカレートする修道女たちの虐め。それでもミーティアは歯を食いしばり、ひたすら耐えた。いつの日か辛い日々が終わると信じて。
♢♢♢
ある日、高熱にうなされた人が何人も修道院に運ばれてきた。ミーティアは両手をかざし、順番に治癒魔法を施していく。
「息子が意識を失っちまったんだ!」
まだ小さな男の子を背中に抱えた男性が、部屋に入ってくるなり叫ぶように言った。修道女たちはあからさまに嫌な顔をした。見かねた修道院長が男の子を背中から下ろし、簡素なベッドに寝かせる。
「ミーティア様、お願いだ! うちの子を助けてくれ!」
「はい、必ず助けます」
ぐったりとした男の子に、ミーティアは両手をかざす。そして自身の中に溢れる生命を分け与えるイメージを浮かべる。すると両手から眩い光が放たれ、男の子の体を優しく包み込んだ。
「ん……パパ……?」
「リューイ! ああ、奇跡だ……! ありがとうございます、ミーティア様」
目を覚ました男の子を抱きしめながら、涙を流す男性。ミーティアは微笑んだ。その姿はまさしく聖女そのものだった。
次の日になっても、高熱を出した人々が運び込まれる事態が続いた。
「これは流行り病かもしれませんね」
「そ、そんな! 私、まだ死にたくありませんわ!」
「これ以上、病人を受け入れるのはやめましょう!」
修道院長の言葉に修道女たちはぞっと青ざめる。ミーティアと違って彼女たちは信心深くなかったし、自己中心的な思考を捨てられずにいた。
「修道女たるもの、町の人々を助けるのが役目です」
「ですが――」
「これ以上の戯言は許しませんよ」
「っ!!」
有無を言わせぬ修道院長の剣幕に、彼女たちは押し黙る。しくしくと泣き出す者もいた。なぜ自分ばかりがこんな目に。彼女たちはどうして自分が修道院に入れられたのか、まるで理解していなかったのだ。
「にょ、女房が! ゴホッ!」
「二人とも早く横になってください!」
修道院に助けを求める人々を、ミーティアの治癒魔法で回復させていく。百人を超えたところで、さすがのミーティアも疲れの色を濃くさせた。
「ミーティア、少し休みなさい」
「――いえ、まだ大丈夫です」
自らに治癒魔法を掛け、無理やり体力を回復させるとミーティアは聖なる力で人々を救っていった。
「……ふん、不細工の癖に調子に乗らないでほしいですわ」
患者の看病を嫌々する修道女のひとりが毒づくが、助けた人々に感謝され、笑顔で応対するミーティアには届かなかった。
♢♢♢
五日が経ち、町の人口の約半数が修道院でミーティアの治癒魔法によって病気から回復していた。やはり流行り病で間違いないだろう。
「ゴホッ、ゴホッ!」
修道女のひとりが激しく咳き込む。体温を計るとひどい熱だった。彼女は症状の進行が早かった。
若いほどそうなのかもしれない。だとすれば乳幼児は特に注意が必要だ。ミーティアが考え込んでいると、修道女は泣きながら呟いた。
「……いや、死にたくない」
「大丈夫よ、レイチェル」
ミーティアが修道女――レイチェル・シルビーに優しく微笑みかける。彼女は修道女のリーダー格で、率先してミーティアを虐めていた張本人だ。その事があってか、レイチェルはばつが悪そうに赤くなった目を逸らした。
「ねえ、レイチェルは神様を信じてる?」
「ゴホッ! はあ? 信じてるわけ――ゲホッ!」
「そう。じゃあ私は何もできない」
「……どういうことよ? ゴホッ!」
ミーティアは辺りを見渡した。修道院長も他の修道女たちも患者の対応と看病で大忙しだ。
「他の人が私の助けを待ってるから」
「ちょ、ちょっと! 早く治癒魔法を――ゲホッ!」
「さよなら」
「こ、こないだは不細工って言ってごめんなさい! だからお願い、助け――ゴホッ、ゲホッ!」
ひどく咳き込んだレイチェルの口から、鮮血が迸る。せめてもの情けだと思い、ミーティアはレイチェルの心の安寧を目を閉じて祈った。しばらくしてから、レイチェルは眠るように息を引き取った。
「修道院長、レイチェルが――」
「ミーティア、あなたは精一杯尽くしてくれました。悔いることはありませんよ」
「……はい」
この時、何をしても決して泣かなかったミーティアが初めて涙を見せた。修道女たちに戦慄が走る。まさかレイチェルは――
この後、修道女たち全員が流行り病に罹ったが、助かったのはたった四人だけだった。皆、ミーティアを虐めずにいた者ばかりだ。
修道院長も例に漏れず罹ってしまったが、ミーティアが直ぐさま治癒魔法を施した。若者の致死率は高いが、初期対応が早ければ大丈夫だと分かると、町の人々は大いに安心した。
「なんたってこのサスカルデにはミーティア様がいらっしゃるからね」
「ああ、真の聖女はミーティア様だけに決まってる」
流行り病が収まる頃、噂を聞きつけた王太子殿下が豪奢な馬車に乗って、はるか王都シトロンよりミーティアに会いにやって来た。
「私は第一王太子のラドルフだ。君が聖女ミーティアか?」
「そうでございます、殿下」
ミーティアは、はにかむように微笑んだ。美人ではないが、言葉にし難い魅力が彼女にはあった。人間は見た目だけではないと知っていたラドルフは、ミーティアを見初める。
晴れてラドルフの妃となったミーティアは、信心深い国の人々に救いの手を差し伸べた。
彼女がサスカルデの町を離れる条件として、町を豊かにすることを挙げた。王家は産業や観光業を発展させるために、気前よく大枚をはたいた。そのおかげでサスカルデは、今では王都の次に有名で安全な町となった。
ミーティアがラドルフと結婚して何年か経った頃、ミーティアの母親が不治の病を患い、王城に住む彼女の元を訪れた。
「ゴホッ! 久しぶりね……ミーティア」
「ねえ、お母さんは神様を信じてる?」
「そんなの信じてるわけ――ゴホッ!」
「そう。じゃあ私は何もできない」
「どういうこと……? ゴホッ、ゲホッ!」
「――さよなら」
ミーティアは末期症状の母親を人知れず看取った。かつて愛した母親の心の安寧を、静かに祈りながら。
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