5 / 7
序章:NPCとしての一週間
5:光と闇
しおりを挟む
NPCとしての生活7日目。
気づかないうちに1日目から6日も経っていた。
そしてついに‥今日。
家を買いに行く!
物件はもう決めたから後は手続きをするのみだ!
数時間後。
「あ”‥?
この家を買うだと”ぉ?
無理に決ま”ってんだろ!?
さっさと帰った帰った」
40代から50代くらいの中年男性はそう発言し、その発言にレンはとても動揺していた。
「―-え?」
言葉が出ない。あまりの衝撃に俺は喋ることが出来なくなった。
「は‥話が違うじゃないですか!
お金は渡したはずですよ!?」
「俺はこういう詐欺行為が職業でね。
悪りぃが詐欺をさせてもらった”んだよ」
「詐欺行為が職業って‥
こんなあざとい職業がまともだって言いたいのか!?」
「フフッ‥君面白」
男は気色悪い顔でこちらを見つめてくる。
「実際この世界ではやって無いヤツの方が多いんじゃねぇか?」
この人の言っていることが分からない。
普通やらない人の方が多いんじゃないか?
「じゃあここら辺の人も詐欺行為をやってるって言うですか‥?」
俺は言い返した。
本当は言い返したくなかった。
でも…
この言葉を向けられた人達の表情を考えてしまった。
黙っていられなかった。
そして俺の問いに男は答えたがその回答がレンには信じられなかった。
「そりゃそうじゃないか。
だって‥お前の横にいる女は俺の詐欺仲間なんだから」
男が指をさした先には、クルスさんがいた。
「は?」
俺は悟ってしまった。
男の詐欺仲間と言うのは‥クルスさんの事だったのだ。
「そんな…嘘‥だよな」
「はぁ‥団長、そんな胸を張りながら言ったら恥ずかしいじゃないですか」
「ごめんごめん」
「―-あ”‥?」
俺の目からは涙が溢れてしまい流れ始めた。
「あ”…
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア”!」
「うるせぇな。
クルス、よくこんなヤツと一週間一緒に入れたな」
「まぁ」
俺はクルスさんが詐欺グループの一人と言う事を受け入れられなかった。
クルスさんは‥『裏切り者』だ。
「ごめんね、レン君。
すまないけど詐欺に手伝ってもらったよ。
君のおかげでガッポガッポだよww」
そうだ。俺はせっかく畑を耕したりしてなんとか収入を得ていたのに、まんまと美味しくいただきましたってことかよ‥
ふざけんな。
「と言う事で、帰った帰った!」
ふざけるな…
ふざけるな…
ふざけるな…
ふざけるな…
「おい!早く帰れよ!!
まさか「金を返せよ!」とか言うなよ!?」
「―-せ」
「ん?」
「返せよ!
俺が働いて稼いだ金を返せよ!!」
「図星じゃねぇかww」
「うおおおお!」
俺は走った。走って走って走りまくった。
そして男に近づき、拳で顔を殴った。
殴って殴って殴りまくった。
だが――
「お前、面白」
そう言い男は立ち上がった。
「そん‥な」
俺が殴った男の顔はどんどん治っていく。
治癒魔法LvⅠ、『ヒール』。
「これ‥どうやって倒すんだよ」
「おいおい!
もっと楽しませてくれよ!!」
次の瞬間、男の拳は俺の目の前に来ていた。
これ、モロなんじゃ‥
「おっ!入った入った。
ほら見ろクルス。モロだぜ」
――痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い。
――苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい。
殴られる回数が10を超えるとき、俺の顔はぐちゃぐちゃになっていた。
もう‥やめてくれ…
「オラオラ!」
もう‥もう…
「オラオラオラァ!」
だから…
「オラオラオラオラオラオラオラァ!!」
やめてくれって‥言っているだろう?
俺の心はもう限界を迎えていた。
その時、俺の心の何かが光りだした。
初めての感覚だった。
ただ、声だけが聞こえた。
『称号《限界を超える者》を獲得しました。
《限界を超える者》の獲得により、特殊技能スキル『物理攻撃無効化魔法(PLM)』を獲得しました』
その声だけがレンの心に響いた。
今のは‥魔法?
魔法の使い方は前世で使っていたから何となくわかるけど‥
とりあえず使ってみるか‥
「特殊技能スキル、『物理攻撃無効化魔法(PLM)』」
その発言と共に男の拳の動きは止まった。
「なんだ?」
流石に男は動揺した。
そう言う事か!
やっと俺は理解した。
『物理攻撃無効化魔法(PLM)』はその名の通り相手の物理攻撃を無効化する魔法であると言う事を。
「クッ‥拳が動かねぇ!
おいクルス!
お前の特殊技能スキルで何とかしろ!」
「残念ですがお断りします」
「なぜだ!
まさか‥俺達、詐欺グループ『ブラックリンド』を裏切るって言うのか!?
仲間なのに!!」
「仲間‥?
いつから私はあなたの仲間になったのですか?
あなたと仲間になった覚えなんてないですよ?
私の父と母は過去に貴方たちの詐欺グループに騙されているんですよ。
だからその復讐の隙を作るためにあなたに従っていただけです」
「この‥反逆者がァ”ー!
死ねェ”-!!」
「はー。私のLv、団長は知ってます?」
「オラァ!!」
「無視‥ですか。
失礼極まりないですね」
「うるせぇ!」
「84ですよ」
「え?」
男の拳はピタリと止まった。
「だから、私のLvは84なんですよ」
あまりの衝撃に男はまたもや動揺する。
「Lvが84だから風魔法も使えるんすよ」
「まさか‥
風魔法で俺を倒す気か!?」
「倒す‥?
何言ってるんですか?
倒すじゃなくて『殺す』、ですよ」
彼女の精神は丸々変わっていた。
まるで、人格が変わったように。
レンは流石に『殺す』のはまずいと思った。
レンの体は考えるより足が先に動いた。
「クルスさん!
流石に殺すのはまずいですよ!!」
「何言ってるの‥?レン君。
この人は悪い人、殺さないと。
殺そうよ。ねぇ。
殺そうよ。ねぇ」
「駄目ですよ!あなたがこの人を殺したら、あなたも悪い人になりますよ!?」
「うるさいよ。うるさい。うるさい。
殺さなきゃいけないんだ。殺さなきゃ。殺さなきゃ」
「しっかりしてくださいよ。クルスさん!」
「だから‥うるさいって。
私がここで殺さないと、被害がもっと増えちゃんだよ?
だから‥殺さないと」
「もしも‥もしも!
この人を殺してこの人の親族の方たちが悲しんだら…
意味がないじゃないですか!」
「だか‥ら…
うるさいって‥言ってるじゃん‥」
クルスさんは涙を流した。
溢れる涙。
それは怒涛勢いだった。
そして次の瞬間。
彼女は泣き倒れた。
あれ‥?私…
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
――スさん!――スさん!――スさん!
レン君の‥声が聞こえる…
なに‥これ?
――大丈夫ですか!?――この声が聞こえますか!?
聞こえて‥ますよ?
クルスの微かに開いている目からは汗を流しながらとても慌てていそうなレンと白衣を着た、医者のような男が2人、看護師のような女が3人いた。
こんなに私の周りに集まってきて‥どうかしたんですか…?
周りから心電図の音が聞こえる…
ここは『医療センター』なの?
――喋れますか!? ――返事は出来ますか!?
ああ、もう。
うるさい。うるさい。
嫌な程うるさい。
自分の心臓の鼓動が聞こえる程うるさい。
あれ…
段々と、心臓の鼓動の音が弱まっていって…
「――――」
次の瞬間、クルスの目は閉じ、意識も飛んだ。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
七瀬先生の雑学コーナー!part1
『医療センター』とは。
簡単に言うと、私たちが住んでいるこの世界で言う病院ですね。
ただ病院と少し違う点と言えば…
治癒魔法とかも使われるので、私たちの住んでいるのこの世界では治らない確率が高いガンなどが治せます。
魔法最強ですね。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
「ん…?」
クルスの目は開いた。
クルスの目に映っているのはレンの泣いている姿だけだった。
「レン君‥
わっ!」
レンはクルスに抱き着いた。
涙を流しながら「良かった‥良かった…」と言う。
「ごめん‥レン君。
私、あまり状況が理解出来ていないんだけど…」
「あ‥うん。
全部教えるよ」
そしてレンはあった事全てをクルスに伝えた。
その伝えた内容はざっくり言うと…
クルスさんが倒れた後、急いでレンが医療従事者を呼び、医療センターへ連れて行き、治療をしてもらい今に至る。
と言う内容。
ちなみにレンを騙した男率いる詐欺グループ『ブラックリンド』は男を含むメンバー全員が逮捕され、クルスさんは復讐の隙を狙っていただけの『スパイ』と言う事と認定され、とりあえずは逮捕はされていない。
そうして俺のNPCとしての一週間が終わったのだ。
だが―――
クルスの精神はすでに二重人格になっていた。
まだもう一つの人格の事はハッキリ分からない。
だがあの人格はとても‥とても…
『辛い』と言う事だけは分かった。
あの人格を見たレンは覚悟を決めた。
――必ず、その辛さからクルスさんを救って見せると。
気づかないうちに1日目から6日も経っていた。
そしてついに‥今日。
家を買いに行く!
物件はもう決めたから後は手続きをするのみだ!
数時間後。
「あ”‥?
この家を買うだと”ぉ?
無理に決ま”ってんだろ!?
さっさと帰った帰った」
40代から50代くらいの中年男性はそう発言し、その発言にレンはとても動揺していた。
「―-え?」
言葉が出ない。あまりの衝撃に俺は喋ることが出来なくなった。
「は‥話が違うじゃないですか!
お金は渡したはずですよ!?」
「俺はこういう詐欺行為が職業でね。
悪りぃが詐欺をさせてもらった”んだよ」
「詐欺行為が職業って‥
こんなあざとい職業がまともだって言いたいのか!?」
「フフッ‥君面白」
男は気色悪い顔でこちらを見つめてくる。
「実際この世界ではやって無いヤツの方が多いんじゃねぇか?」
この人の言っていることが分からない。
普通やらない人の方が多いんじゃないか?
「じゃあここら辺の人も詐欺行為をやってるって言うですか‥?」
俺は言い返した。
本当は言い返したくなかった。
でも…
この言葉を向けられた人達の表情を考えてしまった。
黙っていられなかった。
そして俺の問いに男は答えたがその回答がレンには信じられなかった。
「そりゃそうじゃないか。
だって‥お前の横にいる女は俺の詐欺仲間なんだから」
男が指をさした先には、クルスさんがいた。
「は?」
俺は悟ってしまった。
男の詐欺仲間と言うのは‥クルスさんの事だったのだ。
「そんな…嘘‥だよな」
「はぁ‥団長、そんな胸を張りながら言ったら恥ずかしいじゃないですか」
「ごめんごめん」
「―-あ”‥?」
俺の目からは涙が溢れてしまい流れ始めた。
「あ”…
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア”!」
「うるせぇな。
クルス、よくこんなヤツと一週間一緒に入れたな」
「まぁ」
俺はクルスさんが詐欺グループの一人と言う事を受け入れられなかった。
クルスさんは‥『裏切り者』だ。
「ごめんね、レン君。
すまないけど詐欺に手伝ってもらったよ。
君のおかげでガッポガッポだよww」
そうだ。俺はせっかく畑を耕したりしてなんとか収入を得ていたのに、まんまと美味しくいただきましたってことかよ‥
ふざけんな。
「と言う事で、帰った帰った!」
ふざけるな…
ふざけるな…
ふざけるな…
ふざけるな…
「おい!早く帰れよ!!
まさか「金を返せよ!」とか言うなよ!?」
「―-せ」
「ん?」
「返せよ!
俺が働いて稼いだ金を返せよ!!」
「図星じゃねぇかww」
「うおおおお!」
俺は走った。走って走って走りまくった。
そして男に近づき、拳で顔を殴った。
殴って殴って殴りまくった。
だが――
「お前、面白」
そう言い男は立ち上がった。
「そん‥な」
俺が殴った男の顔はどんどん治っていく。
治癒魔法LvⅠ、『ヒール』。
「これ‥どうやって倒すんだよ」
「おいおい!
もっと楽しませてくれよ!!」
次の瞬間、男の拳は俺の目の前に来ていた。
これ、モロなんじゃ‥
「おっ!入った入った。
ほら見ろクルス。モロだぜ」
――痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い。
――苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい。
殴られる回数が10を超えるとき、俺の顔はぐちゃぐちゃになっていた。
もう‥やめてくれ…
「オラオラ!」
もう‥もう…
「オラオラオラァ!」
だから…
「オラオラオラオラオラオラオラァ!!」
やめてくれって‥言っているだろう?
俺の心はもう限界を迎えていた。
その時、俺の心の何かが光りだした。
初めての感覚だった。
ただ、声だけが聞こえた。
『称号《限界を超える者》を獲得しました。
《限界を超える者》の獲得により、特殊技能スキル『物理攻撃無効化魔法(PLM)』を獲得しました』
その声だけがレンの心に響いた。
今のは‥魔法?
魔法の使い方は前世で使っていたから何となくわかるけど‥
とりあえず使ってみるか‥
「特殊技能スキル、『物理攻撃無効化魔法(PLM)』」
その発言と共に男の拳の動きは止まった。
「なんだ?」
流石に男は動揺した。
そう言う事か!
やっと俺は理解した。
『物理攻撃無効化魔法(PLM)』はその名の通り相手の物理攻撃を無効化する魔法であると言う事を。
「クッ‥拳が動かねぇ!
おいクルス!
お前の特殊技能スキルで何とかしろ!」
「残念ですがお断りします」
「なぜだ!
まさか‥俺達、詐欺グループ『ブラックリンド』を裏切るって言うのか!?
仲間なのに!!」
「仲間‥?
いつから私はあなたの仲間になったのですか?
あなたと仲間になった覚えなんてないですよ?
私の父と母は過去に貴方たちの詐欺グループに騙されているんですよ。
だからその復讐の隙を作るためにあなたに従っていただけです」
「この‥反逆者がァ”ー!
死ねェ”-!!」
「はー。私のLv、団長は知ってます?」
「オラァ!!」
「無視‥ですか。
失礼極まりないですね」
「うるせぇ!」
「84ですよ」
「え?」
男の拳はピタリと止まった。
「だから、私のLvは84なんですよ」
あまりの衝撃に男はまたもや動揺する。
「Lvが84だから風魔法も使えるんすよ」
「まさか‥
風魔法で俺を倒す気か!?」
「倒す‥?
何言ってるんですか?
倒すじゃなくて『殺す』、ですよ」
彼女の精神は丸々変わっていた。
まるで、人格が変わったように。
レンは流石に『殺す』のはまずいと思った。
レンの体は考えるより足が先に動いた。
「クルスさん!
流石に殺すのはまずいですよ!!」
「何言ってるの‥?レン君。
この人は悪い人、殺さないと。
殺そうよ。ねぇ。
殺そうよ。ねぇ」
「駄目ですよ!あなたがこの人を殺したら、あなたも悪い人になりますよ!?」
「うるさいよ。うるさい。うるさい。
殺さなきゃいけないんだ。殺さなきゃ。殺さなきゃ」
「しっかりしてくださいよ。クルスさん!」
「だから‥うるさいって。
私がここで殺さないと、被害がもっと増えちゃんだよ?
だから‥殺さないと」
「もしも‥もしも!
この人を殺してこの人の親族の方たちが悲しんだら…
意味がないじゃないですか!」
「だか‥ら…
うるさいって‥言ってるじゃん‥」
クルスさんは涙を流した。
溢れる涙。
それは怒涛勢いだった。
そして次の瞬間。
彼女は泣き倒れた。
あれ‥?私…
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
――スさん!――スさん!――スさん!
レン君の‥声が聞こえる…
なに‥これ?
――大丈夫ですか!?――この声が聞こえますか!?
聞こえて‥ますよ?
クルスの微かに開いている目からは汗を流しながらとても慌てていそうなレンと白衣を着た、医者のような男が2人、看護師のような女が3人いた。
こんなに私の周りに集まってきて‥どうかしたんですか…?
周りから心電図の音が聞こえる…
ここは『医療センター』なの?
――喋れますか!? ――返事は出来ますか!?
ああ、もう。
うるさい。うるさい。
嫌な程うるさい。
自分の心臓の鼓動が聞こえる程うるさい。
あれ…
段々と、心臓の鼓動の音が弱まっていって…
「――――」
次の瞬間、クルスの目は閉じ、意識も飛んだ。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
七瀬先生の雑学コーナー!part1
『医療センター』とは。
簡単に言うと、私たちが住んでいるこの世界で言う病院ですね。
ただ病院と少し違う点と言えば…
治癒魔法とかも使われるので、私たちの住んでいるのこの世界では治らない確率が高いガンなどが治せます。
魔法最強ですね。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
「ん…?」
クルスの目は開いた。
クルスの目に映っているのはレンの泣いている姿だけだった。
「レン君‥
わっ!」
レンはクルスに抱き着いた。
涙を流しながら「良かった‥良かった…」と言う。
「ごめん‥レン君。
私、あまり状況が理解出来ていないんだけど…」
「あ‥うん。
全部教えるよ」
そしてレンはあった事全てをクルスに伝えた。
その伝えた内容はざっくり言うと…
クルスさんが倒れた後、急いでレンが医療従事者を呼び、医療センターへ連れて行き、治療をしてもらい今に至る。
と言う内容。
ちなみにレンを騙した男率いる詐欺グループ『ブラックリンド』は男を含むメンバー全員が逮捕され、クルスさんは復讐の隙を狙っていただけの『スパイ』と言う事と認定され、とりあえずは逮捕はされていない。
そうして俺のNPCとしての一週間が終わったのだ。
だが―――
クルスの精神はすでに二重人格になっていた。
まだもう一つの人格の事はハッキリ分からない。
だがあの人格はとても‥とても…
『辛い』と言う事だけは分かった。
あの人格を見たレンは覚悟を決めた。
――必ず、その辛さからクルスさんを救って見せると。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
俺だけ異世界転生出来なかったので世界で一人、スローライフを送りたいと思います
七瀬ねこ男
ファンタジー
ある日、突然魔法陣が現れた。
その魔法陣は至る所に出現し次の瞬間には主人公、天橋 雄一以外の全人類が異世界転生した。
雄一は世界で一人、孤独ながらも必死に生きながらえる。
異世界転生をした雄一と同じクラスの涼介と華は元の世界に帰るべく旅をする..!?
クラス転移、異世界に召喚された俺の特典が外れスキル『危険察知』だったけどあらゆる危険を回避して成り上がります
まるせい
ファンタジー
クラスごと集団転移させられた主人公の鈴木は、クラスメイトと違い訓練をしてもスキルが発現しなかった。
そんな中、召喚されたサントブルム王国で【召喚者】と【王候補】が協力をし、王選を戦う儀式が始まる。
選定の儀にて王候補を選ぶ鈴木だったがここで初めてスキルが発動し、数合わせの王族を選んでしまうことになる。
あらゆる危険を『危険察知』で切り抜けツンデレ王女やメイドとイチャイチャ生活。
鈴木のハーレム生活が始まる!
催眠術師は眠りたい ~洗脳されなかった俺は、クラスメイトを見捨ててまったりします~
山田 武
ファンタジー
テンプレのように異世界にクラスごと召喚された主人公──イム。
与えられた力は面倒臭がりな彼に合った能力──睡眠に関するもの……そして催眠魔法。
そんな力を使いこなし、のらりくらりと異世界を生きていく。
「──誰か、養ってくれない?」
この物語は催眠の力をR18指定……ではなく自身の自堕落ライフのために使う、一人の少年の引き籠もり譚。
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」
異世界でネットショッピングをして商いをしました。
ss
ファンタジー
異世界に飛ばされた主人公、アキラが使えたスキルは「ネットショッピング」だった。
それは、地球の物を買えるというスキルだった。アキラはこれを駆使して異世界で荒稼ぎする。
これはそんなアキラの爽快で時には苦難ありの異世界生活の一端である。(ハーレムはないよ)
よければお気に入り、感想よろしくお願いしますm(_ _)m
hotランキング23位(18日11時時点)
本当にありがとうございます
誤字指摘などありがとうございます!スキルの「作者の権限」で直していこうと思いますが、発動条件がたくさんあるので直すのに時間がかかりますので気長にお待ちください。
放逐された転生貴族は、自由にやらせてもらいます
長尾 隆生
ファンタジー
旧題:放逐された転生貴族は冒険者として生きることにしました
★第2回次世代ファンタジーカップ『痛快大逆転賞』受賞★
★現在三巻まで絶賛発売中!★
「穀潰しをこのまま養う気は無い。お前には家名も名乗らせるつもりはない。とっとと出て行け!」
苦労の末、突然死の果てに異世界の貴族家に転生した山崎翔亜は、そこでも危険な辺境へ幼くして送られてしまう。それから十年。久しぶりに会った兄に貴族家を放逐されたトーアだったが、十年間の命をかけた修行によって誰にも負けない最強の力を手に入れていた。
トーアは貴族家に自分から三行半を突きつけると憧れの冒険者になるためギルドへ向かう。しかしそこで待ち受けていたのはギルドに潜む暗殺者たちだった。かるく暗殺者を一蹴したトーアは、その裏事情を知り更に貴族社会への失望を覚えることになる。そんな彼の前に冒険者ギルド会員試験の前に出会った少女ニッカが現れ、成り行きで彼女の親友を助けに新しく発見されたというダンジョンに向かうことになったのだが――
俺に暗殺者なんて送っても意味ないよ?
※22/02/21 ファンタジーランキング1位 HOTランキング1位 ありがとうございます!
結婚してるのに、屋敷を出たら幸せでした。
恋愛系
恋愛
屋敷が大っ嫌いだったミア。
そして、屋敷から出ると決め
計画を実行したら
皮肉にも失敗しそうになっていた。
そんな時彼に出会い。
王国の陛下を捨てて、村で元気に暮らす!
と、そんな時に聖騎士が来た
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる