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section 3
No.031
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山の様にデカいエイリアンは、触手を矢のように、目にも追えない速さで飛ばしてきた。
図体がデカいくせに、とんでもないすばしっこさは、マイナーの手を焼いた。
目が速さに慣れるまでは、避けるのに精一杯だった。
「これが、レベルAクラスか」
一見すると不規則なように動きながらも、必ず規則性がある。
「リーダーッ、次は、パーティA、D、Eだ、来るぞッ」
ヴェインの指示に気付かされた形となったリーダーは、メンバーに指示を出した。
「A、D、Eは回避ッ、パーティB、C、Fは死角から攻撃後、直ぐ、後退ッ」
助かった、とでも言いた気に、リーダーはヴェインに親指を立てた。
リーダーの指示に即座に従った少女アバターは、誰よりも俊敏だった。彼女のインパクトがありすぎるコスチュームを忘れるわけがない。仲間にする他ない。
最後に総攻撃を仕掛け、エイリアンはガラスを粉々にしたように、砕け散った。
メンバーたちが「よっしゃあぁ!」と拳を突き上げて歓喜した。
「助かったよ、ヴェイン。ありがとな。さすがは、レインツリーの元パートナーだな。パーティを解消したんだって?」
ショートタイム・パーティのリーダーは自分の自信を誇りながら、訝しげに首を傾げていた。
「まあな。色々あって」
ディスプレイに分配された報酬額が表示された。
「もし、入るパーティがまだ決まっていないなら、俺と組まないか? 俺も、まだソロだからさ、仲間を集めようと思ってるんだ」
「折角だけど、悪いな。俺も仲間を集めてんだけど、決める時は、俺から声掛けた奴が良いんだ」
断りながら、さっきまで近くにいた少女マイナーを目で追っていた。
あれ、すぐそこにいたのに、と必死に目で探した。
「何かあったら、メッセージ送ってくれ。じゃあな」
唐突に切り上げた、ヴェインは声を掛けると決めていた少女マイナーを追った。
蔓性の幹と葉に覆われた際どいコスチュームを身に纏っているので、目立つには目立つ。だが、人込みの中に消えてしまう前に、急いで少女に駆け寄った。
「ねえ、君、ちょっと待ってーーエッ!」
声を掛けたと同時に、突然、少女はヴェインの手首を掴むと、強引に連れ出され大木の陰に隠れた。
廃墟化した古代の神殿が森に覆われているフィールドなので、彼女の衣装はここのフィールドと今にも一体化しそうなデザインだ。見失わなくてよかったと、掴まれながらヴェインは安堵した。
他のマイナーたちから見えない位置に入ったところで、手首は離された。
「何のつもり。戦闘中から、ずっと私を見ていたでしょ。何が狙い」
ヴェインは大木に背後を取られ、際どい衣装の少女に迫られて、必要以上に緊張した。
「狙いと言われると……俺と、パーティ組まないか?」
「え?」と彼女は片眉だけを器用に歪めた。
「俺は今、ソロなんだ。そっちだって、ショートタイムのパーティに参加しているんだから、ソロだろ? 俺と組まないか。なんつたって君、強いしさ」
ヴェインは堂々と手を出して、握手を求めた。今時、握手は変だったかと思い、恥ずかしさを堪えた。
少女は腕を組むと、面倒臭そうに、フイッと横を向いた。
「あんた、前にレインツリーと、建物の隅から私の戦闘を観察してた時があったでしょ」
「よく覚えてたな。このショートタイム・パーティに君がいたなんて、何かの運命かと思ってさ。俺、ヴェイン」
「え?」と、また彼女は片眉を歪めた。
「あんた、男なの?」
今度はヴェインが「エッ」と驚いたが、直後に自分のコスチュームが女兵士だったのを思い出した。
「人を見かけで判断しないことだな。声だって低いだろ」
「確かに、変態。ったく、どうして私が、あんたと手を組まなきゃいけないのよ」
小麦色の肌に、赤銅色の長い髪が艶めいている。右肩から腕には筋力増強サポーターが装備されている。五十口径の対物狙撃銃で狙撃するには必須アイテムだ。足にはラビット・ブーツとも言われる、瞬発力増強ブーツだ。
ガチガチに装備してんなぁ、銃もそうだが、装備アイテムにも金を惜しんでいない。
ていうか、稼いでんだなぁこの子、ってことは俺と組む意味ないよねぇーー
「そりゃあ、腕がいいから」
見ていて、エロいし、目の保養ーーとは絶対に口には出せない。
「そろそろマイナー・ネーム教えて」
「じゃあ、どうしてソロになったの? レインツリーって奴がいたでしょ。クラン・ランクにあんたたちのネームが上位に載ってたし。パートナーと解消した理由を言って」
ヴェインの科白を無視して、彼女は薄にび鈍いろ色の瞳を向けて、目尻を細くした。
レインツリーと建物の陰から観察していた時も思ったが、扱いづらそうな子だ、しかも現実世界の本人も若そうだ。
今にして思えば、レインツリーと初めて会った時も、そうだった。
どこの馬の骨かも分からない奴に、「パーティにならないか」と誘われれば、誰だって「こいつ、何者だ?」となるのは当たり前だ。
「全部話そうと思っていたから、いいけどさ。君『倒せないエイリアン』って知ってるか? そのエイリアンに攻撃されると、武器や装備、習得したスキル全部が初期化され、自動回復スキルなど初期設定に含まれていないスキルは消滅する」
「何、それ? そんなエイリアンが【マイニング・ワールド】にいるってこと?」
半信半疑の彼女は、大木に寄り掛かり、「で?」と鋭い目付きで先を促した。
心臓に毛が生えたような冷静さに、ヴェインはうっかり続きの言葉を忘れそうになった。
「『倒せないエイリアン』はレベルが高い場合が多い。だから、無力化されると勝つ術なしだ。しかも、やられて強制ログアウトになると、ユグド登録が抹消される」
「ハッ!」と今度は眉根を歪めて、声を上げた。
無理もないか。誰だって、こんな話は信じられないと思う。
「マイニング・データも、アバター・データも、ユードも消えるの?」
「抹消なんだから、全部が消える。その事実を、俺はレインツリーから聞いた。レインツリーは、あいつ独自のギルドを作って、『倒せないエイリアン』をどうにか始末するらしいが、俺はあいつのやり方には賛成できなかった」
パーティを解消した時の、レインツリーの悄然とした顔が脳裏から離れなかった。
レインツリーの気持ちを裏切ったみたいで、解消して少ししてから、別れるほどの重大問題だったのかと、自分に問い質した。だからって、思い返したところで、今更、解消はなしです、なんてどの面さ下げても、言えるはずがない。
「お互い、別々の道に進むタイミグでもあったんだ。俺は俺のやり方で、あいつはあいつのやり方で。パーティを作るなら、先ず始めに、君を仲間にしたいって思った」
「そんな、急に言われても――」
急にもじもじ体を動かす彼女は、気恥ずかしそうに唇を尖らせると、声まで小声になった。
「直ぐに決められないのも、無理ないよな。場所を決めて、明日――」
「いいわよ。あんたのパーティに入ってあげる」
もじもじしていた割に、はっきりとした答が返ってきた。
唇先をツンと吊り上げて、「その代わり」とヴェインに指を差した。
「私を失望させないでよね。――マイナー・ネームは、レモンよ」
「おう! 絶対、失望させない。よろしくな、レモン」
握手を求めると、指を差していた手でヴェインの手を取った。現実世界だったら、どんな感触がしたんだろうなと、ちょっと勿体ない感が否めなかった。
図体がデカいくせに、とんでもないすばしっこさは、マイナーの手を焼いた。
目が速さに慣れるまでは、避けるのに精一杯だった。
「これが、レベルAクラスか」
一見すると不規則なように動きながらも、必ず規則性がある。
「リーダーッ、次は、パーティA、D、Eだ、来るぞッ」
ヴェインの指示に気付かされた形となったリーダーは、メンバーに指示を出した。
「A、D、Eは回避ッ、パーティB、C、Fは死角から攻撃後、直ぐ、後退ッ」
助かった、とでも言いた気に、リーダーはヴェインに親指を立てた。
リーダーの指示に即座に従った少女アバターは、誰よりも俊敏だった。彼女のインパクトがありすぎるコスチュームを忘れるわけがない。仲間にする他ない。
最後に総攻撃を仕掛け、エイリアンはガラスを粉々にしたように、砕け散った。
メンバーたちが「よっしゃあぁ!」と拳を突き上げて歓喜した。
「助かったよ、ヴェイン。ありがとな。さすがは、レインツリーの元パートナーだな。パーティを解消したんだって?」
ショートタイム・パーティのリーダーは自分の自信を誇りながら、訝しげに首を傾げていた。
「まあな。色々あって」
ディスプレイに分配された報酬額が表示された。
「もし、入るパーティがまだ決まっていないなら、俺と組まないか? 俺も、まだソロだからさ、仲間を集めようと思ってるんだ」
「折角だけど、悪いな。俺も仲間を集めてんだけど、決める時は、俺から声掛けた奴が良いんだ」
断りながら、さっきまで近くにいた少女マイナーを目で追っていた。
あれ、すぐそこにいたのに、と必死に目で探した。
「何かあったら、メッセージ送ってくれ。じゃあな」
唐突に切り上げた、ヴェインは声を掛けると決めていた少女マイナーを追った。
蔓性の幹と葉に覆われた際どいコスチュームを身に纏っているので、目立つには目立つ。だが、人込みの中に消えてしまう前に、急いで少女に駆け寄った。
「ねえ、君、ちょっと待ってーーエッ!」
声を掛けたと同時に、突然、少女はヴェインの手首を掴むと、強引に連れ出され大木の陰に隠れた。
廃墟化した古代の神殿が森に覆われているフィールドなので、彼女の衣装はここのフィールドと今にも一体化しそうなデザインだ。見失わなくてよかったと、掴まれながらヴェインは安堵した。
他のマイナーたちから見えない位置に入ったところで、手首は離された。
「何のつもり。戦闘中から、ずっと私を見ていたでしょ。何が狙い」
ヴェインは大木に背後を取られ、際どい衣装の少女に迫られて、必要以上に緊張した。
「狙いと言われると……俺と、パーティ組まないか?」
「え?」と彼女は片眉だけを器用に歪めた。
「俺は今、ソロなんだ。そっちだって、ショートタイムのパーティに参加しているんだから、ソロだろ? 俺と組まないか。なんつたって君、強いしさ」
ヴェインは堂々と手を出して、握手を求めた。今時、握手は変だったかと思い、恥ずかしさを堪えた。
少女は腕を組むと、面倒臭そうに、フイッと横を向いた。
「あんた、前にレインツリーと、建物の隅から私の戦闘を観察してた時があったでしょ」
「よく覚えてたな。このショートタイム・パーティに君がいたなんて、何かの運命かと思ってさ。俺、ヴェイン」
「え?」と、また彼女は片眉を歪めた。
「あんた、男なの?」
今度はヴェインが「エッ」と驚いたが、直後に自分のコスチュームが女兵士だったのを思い出した。
「人を見かけで判断しないことだな。声だって低いだろ」
「確かに、変態。ったく、どうして私が、あんたと手を組まなきゃいけないのよ」
小麦色の肌に、赤銅色の長い髪が艶めいている。右肩から腕には筋力増強サポーターが装備されている。五十口径の対物狙撃銃で狙撃するには必須アイテムだ。足にはラビット・ブーツとも言われる、瞬発力増強ブーツだ。
ガチガチに装備してんなぁ、銃もそうだが、装備アイテムにも金を惜しんでいない。
ていうか、稼いでんだなぁこの子、ってことは俺と組む意味ないよねぇーー
「そりゃあ、腕がいいから」
見ていて、エロいし、目の保養ーーとは絶対に口には出せない。
「そろそろマイナー・ネーム教えて」
「じゃあ、どうしてソロになったの? レインツリーって奴がいたでしょ。クラン・ランクにあんたたちのネームが上位に載ってたし。パートナーと解消した理由を言って」
ヴェインの科白を無視して、彼女は薄にび鈍いろ色の瞳を向けて、目尻を細くした。
レインツリーと建物の陰から観察していた時も思ったが、扱いづらそうな子だ、しかも現実世界の本人も若そうだ。
今にして思えば、レインツリーと初めて会った時も、そうだった。
どこの馬の骨かも分からない奴に、「パーティにならないか」と誘われれば、誰だって「こいつ、何者だ?」となるのは当たり前だ。
「全部話そうと思っていたから、いいけどさ。君『倒せないエイリアン』って知ってるか? そのエイリアンに攻撃されると、武器や装備、習得したスキル全部が初期化され、自動回復スキルなど初期設定に含まれていないスキルは消滅する」
「何、それ? そんなエイリアンが【マイニング・ワールド】にいるってこと?」
半信半疑の彼女は、大木に寄り掛かり、「で?」と鋭い目付きで先を促した。
心臓に毛が生えたような冷静さに、ヴェインはうっかり続きの言葉を忘れそうになった。
「『倒せないエイリアン』はレベルが高い場合が多い。だから、無力化されると勝つ術なしだ。しかも、やられて強制ログアウトになると、ユグド登録が抹消される」
「ハッ!」と今度は眉根を歪めて、声を上げた。
無理もないか。誰だって、こんな話は信じられないと思う。
「マイニング・データも、アバター・データも、ユードも消えるの?」
「抹消なんだから、全部が消える。その事実を、俺はレインツリーから聞いた。レインツリーは、あいつ独自のギルドを作って、『倒せないエイリアン』をどうにか始末するらしいが、俺はあいつのやり方には賛成できなかった」
パーティを解消した時の、レインツリーの悄然とした顔が脳裏から離れなかった。
レインツリーの気持ちを裏切ったみたいで、解消して少ししてから、別れるほどの重大問題だったのかと、自分に問い質した。だからって、思い返したところで、今更、解消はなしです、なんてどの面さ下げても、言えるはずがない。
「お互い、別々の道に進むタイミグでもあったんだ。俺は俺のやり方で、あいつはあいつのやり方で。パーティを作るなら、先ず始めに、君を仲間にしたいって思った」
「そんな、急に言われても――」
急にもじもじ体を動かす彼女は、気恥ずかしそうに唇を尖らせると、声まで小声になった。
「直ぐに決められないのも、無理ないよな。場所を決めて、明日――」
「いいわよ。あんたのパーティに入ってあげる」
もじもじしていた割に、はっきりとした答が返ってきた。
唇先をツンと吊り上げて、「その代わり」とヴェインに指を差した。
「私を失望させないでよね。――マイナー・ネームは、レモンよ」
「おう! 絶対、失望させない。よろしくな、レモン」
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「君にだけは言われたくなかった」
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圧倒的〝ほのぼの〟で送るMMO活劇、ここに開幕。
===========目録======================
1章:お爺ちゃんとVR 【1〜57話】
2章:お爺ちゃんとクラン 【58〜108話】
3章:お爺ちゃんと古代の導き【109〜238話】
4章:お爺ちゃんと生配信 【239話〜355話】
5章:お爺ちゃんと聖魔大戦 【356話〜497話】
====================================
2020.03.21_掲載
2020.05.24_100話達成
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