6 / 7
6 更新
しおりを挟む
終業のチャイムが鳴った。みんな、いつもより楽し気に教室を出て行く。しかしそれでも、華の告白は小学六年生には刺激が強すぎたようで、皆どことなく所作がぎこちない感じだった。
「亨、いきなりで悪いんだけど、今日の俺の掃除当番、代わってくれねえか?」
下駄箱で亨に後ろから声を掛けてきたのは勇太郎だった。
「うん、いいよ。僕、今日は何も予定ないし」
「あんがとさんでござんす」
勇太郎はヤクザ風に一礼し、意味ありげにニヤリとして去って行った。
(さてと…、掃除当番の相棒は誰だっけかな…、確か、お京さんだったっけ…)
教室に戻ると、華だけが残っていた。椅子を持ち上げている。
「あれ?、華ちゃん…、掃除当番なの?…」
「あ、亨君…。京子ちゃんに当番を頼まれちゃって…。勇太郎君どこにいるか知らない?」
「帰ったよ。僕に当番を代わってくれって…」
どうやら勇太郎と京子が気を利かせたようだ。本当に優しいやつらだ…。
ただ、さっきの今で、どうにも恥ずかしく、享はなかなか継ぐべき言葉が出てこなかった。
華も同じようで、二人は黙々と掃除を続けた。
だから、あっという間に終わってしまった。
「早かったね…」
ようやく華が、恥ずかしそうに言葉をかけてくれた。
「う、うん…。そうだね…」
亨は気を落ち着かせるため深呼吸した。
「そ、そうだ、は、華ちゃん…、い、一緒に帰ろうか?…」
「うん…」
享は、しどろもどろな自分が可笑しかった。また深呼吸をした。仄かに華の香りを感じた。
二人で下校するのはあの時以来だった。
いつもの帰り道。
そして運命の分かれ道。
憧れのキスを急いたために右折してしまったT字路。
ここを右に曲がらなければ、あの事件は起きなかった。でも、もし、左に進んでいたら、どうだったのだろうか?。
華ちゃんの部屋で、ちゃんとキスできたのだろうか?告白できたのだろうか?
多分、無理…。アイスオーレをご馳走になって、あたふた帰るのが関の山…。
亨はそれまでの自分の性格を慮って、そう結論付けた。
だとすればあの悲劇も、災い転じて福となす…、いや、それは辛い思いをした華ちゃんに余りに失礼だ…。
などと煩悶しながら亨がかの分かれ道をそそくさと左折すると、華の声がした。
「待って、亨君。こっち…」
華は右折していた。
穴開神社に向かうその道には、あの時と同じ立て看板があった。
※ 無断の立ち入りを禁ず。穴開神社 ※
しかし華は構わずにどんどん進む。亨は追いかけるしかなかった。
二人は慎重に辺りを見回し、誰もいないことを確認して境内に入った。
そして悪夢の社務所。誰もいない。あの時は暑かったが今はまだ結構寒い。
華が亨に寄り添い、手を握ってきた。
華の手のは冷たかったが、生温い汗をかいていた。やはり緊張しているのだ。
「亨君、さっきは…どうもありがとう」
「は、華ちゃんこそ…ありがとう…」
華は掃除の行き届いた床の上にしゃがみこんだ。まさしくあの時、華がお漏らしした、その場所に…。
そしてそこには、掃除をしても落ちなかったのであろ、その痕跡が、薄っすらとだがまだ残っていた。
(僕のせいで…)
華の横に座り込んだ亨は、急に自己嫌悪に陥った。
「華ちゃん…。やっぱり僕には華ちゃんを好きになる資格がないよ…。華ちゃんは勇気を出してみんなに秘密を告白したけど、僕は自分の秘密をみんなに告白できなかった…。僕が持ってる卑怯な秘密を…」
「亨君、気にすることはないわ…。みんな誰だって、いくつか秘密を持ってるものよ。私だって、全てを告白できた訳ではないし…。だから、淋しい事を言わないで…」
華はとりなしてくれたが、亨は頭を振った。
「華ちゃん…、僕を軽蔑して。実は僕は…、僕は…、時々オナニーをしてるんだ…」
「え…、でも…、元気な男の子なら当たり前よ…ね…」
「そうじゃない…。僕は、華ちゃんを、華ちゃんがお漏らしした時の様子を思い浮かべて、オナニーしてるんだ…。華ちゃんが汚したパンティを洗った時だって、洗う前に匂いを嗅いだんだ…。酷い男なんだ、僕は…」
呻くように言葉を振り絞って告白した亨の手に、華の手が優しく重なる。
「実はね亨君、私もオナニーしてるの…。あの時、親分に襲われて…、乱暴されることを想像して…。でも最後には亨君が助けに来てくれて、親分を退治して、汚れた私を介抱してくれるの。あの時みたいに。そんなことを妄想して、私もオナニーしてるの…。私達、同じね…。こういう想像って、恥ずかしいことなのかもだけど、気にすることは無いと思うの。私達、もう身体は半分大人なんだから…。性欲は、仕方ないと思うの…。だから亨君、淋しい事はもう言わないで…」
華はそう言うと、自分の尿の痕跡が残る床に仰向けに寝そべった。
「ねえ、亨君…。最後にもうひとつ、お願いがあるの…」
「え?…」
「亨君…、私に、今ここで、キスをして…」
「え?…」
亨は絶句した。
「私、嫌なの…。小学校での最も印象的な思い出が、ここでのあんなことなんて、やっぱり嫌なの…。ここでのあの時のことを思い出してオナニーしてしまう自分も、やっぱり嫌なの…。だから、ここでのあの時の思い出を更新したいの。大好きな亨君との思い出に上書きして更新したいの…。どうせ恥ずかしいことをするなら、亨君との実際のことを思い浮かべてオナニーしたいの…。だから、亨君に思いっきりキスされたいの…」
涙する華の思いつめた表情の前では、もはや亨に選択肢は無かった。
「華ちゃん…」
亨は緊張しながらも、華の上にゆっくりとの押しかかった。
「分かったよ、華ちゃん…。この場所での思い出は、あの時のことじゃなく、今これからのことにしよう…」
亨は震えながらも、本能に従い行動した。
華をしっかり抱きしめた。
セーター越しに甘い香りが包んでくる。
亨は華の胸の小さなふくらみを感じた。鼓動。
お互いの鼓動が木霊し合い、二人の脚が絡み合う。お互いに身体の震えを知覚し合った。
そしてゆっくり唇を重ねた。
キス、キス、キス…
少しだけ絡ませた舌から、甘く切ない味がした。
二人は身体を密着させ絡ませ合いながら、熱いキスを続けた。
「うう…華ちゃん…素敵だよ…」亨の興奮は最高潮に達した。
「あん…、あはん…、亨君…」華は喘いで身悶えをしていた。
時よ止まれ…二人は念じた。
…
全てが終わった。
思い出は更新された。
二人は服装を整えて立ち上がった。
華は目に涙を浮かべ泣いているようだった。
「ごめんね、華ちゃん…」
亨は、自分の行為が少し強引すぎたのではないかと、さすがに自省した。
「ううん、亨君は悪くないから…、ただなぜか嬉しいのに、涙が止まらないだけだから…」
華は涙しながら亨の腕にすがってきた。亨はホッとした。
(このまま時間がとまればいいのに…)
しかし帰宅せねばならない時間が迫っていた。
二人で手をつないで家路についた。言葉はもはや交わさなかったが、掌を通して伝わる互いの血流によって、全てが分かる気がした。
華が自宅の門扉に消える段になって、亨はやっと声をかけた。
「おやすみ、華ちゃん…」
「亨君、ありがとう…。さようなら」
華はやけに淋しそうな表情をしていた。
鈍い亨には、この時の華の言葉や表情の意味について、慮ることはまだできなかった。
「亨、いきなりで悪いんだけど、今日の俺の掃除当番、代わってくれねえか?」
下駄箱で亨に後ろから声を掛けてきたのは勇太郎だった。
「うん、いいよ。僕、今日は何も予定ないし」
「あんがとさんでござんす」
勇太郎はヤクザ風に一礼し、意味ありげにニヤリとして去って行った。
(さてと…、掃除当番の相棒は誰だっけかな…、確か、お京さんだったっけ…)
教室に戻ると、華だけが残っていた。椅子を持ち上げている。
「あれ?、華ちゃん…、掃除当番なの?…」
「あ、亨君…。京子ちゃんに当番を頼まれちゃって…。勇太郎君どこにいるか知らない?」
「帰ったよ。僕に当番を代わってくれって…」
どうやら勇太郎と京子が気を利かせたようだ。本当に優しいやつらだ…。
ただ、さっきの今で、どうにも恥ずかしく、享はなかなか継ぐべき言葉が出てこなかった。
華も同じようで、二人は黙々と掃除を続けた。
だから、あっという間に終わってしまった。
「早かったね…」
ようやく華が、恥ずかしそうに言葉をかけてくれた。
「う、うん…。そうだね…」
亨は気を落ち着かせるため深呼吸した。
「そ、そうだ、は、華ちゃん…、い、一緒に帰ろうか?…」
「うん…」
享は、しどろもどろな自分が可笑しかった。また深呼吸をした。仄かに華の香りを感じた。
二人で下校するのはあの時以来だった。
いつもの帰り道。
そして運命の分かれ道。
憧れのキスを急いたために右折してしまったT字路。
ここを右に曲がらなければ、あの事件は起きなかった。でも、もし、左に進んでいたら、どうだったのだろうか?。
華ちゃんの部屋で、ちゃんとキスできたのだろうか?告白できたのだろうか?
多分、無理…。アイスオーレをご馳走になって、あたふた帰るのが関の山…。
亨はそれまでの自分の性格を慮って、そう結論付けた。
だとすればあの悲劇も、災い転じて福となす…、いや、それは辛い思いをした華ちゃんに余りに失礼だ…。
などと煩悶しながら亨がかの分かれ道をそそくさと左折すると、華の声がした。
「待って、亨君。こっち…」
華は右折していた。
穴開神社に向かうその道には、あの時と同じ立て看板があった。
※ 無断の立ち入りを禁ず。穴開神社 ※
しかし華は構わずにどんどん進む。亨は追いかけるしかなかった。
二人は慎重に辺りを見回し、誰もいないことを確認して境内に入った。
そして悪夢の社務所。誰もいない。あの時は暑かったが今はまだ結構寒い。
華が亨に寄り添い、手を握ってきた。
華の手のは冷たかったが、生温い汗をかいていた。やはり緊張しているのだ。
「亨君、さっきは…どうもありがとう」
「は、華ちゃんこそ…ありがとう…」
華は掃除の行き届いた床の上にしゃがみこんだ。まさしくあの時、華がお漏らしした、その場所に…。
そしてそこには、掃除をしても落ちなかったのであろ、その痕跡が、薄っすらとだがまだ残っていた。
(僕のせいで…)
華の横に座り込んだ亨は、急に自己嫌悪に陥った。
「華ちゃん…。やっぱり僕には華ちゃんを好きになる資格がないよ…。華ちゃんは勇気を出してみんなに秘密を告白したけど、僕は自分の秘密をみんなに告白できなかった…。僕が持ってる卑怯な秘密を…」
「亨君、気にすることはないわ…。みんな誰だって、いくつか秘密を持ってるものよ。私だって、全てを告白できた訳ではないし…。だから、淋しい事を言わないで…」
華はとりなしてくれたが、亨は頭を振った。
「華ちゃん…、僕を軽蔑して。実は僕は…、僕は…、時々オナニーをしてるんだ…」
「え…、でも…、元気な男の子なら当たり前よ…ね…」
「そうじゃない…。僕は、華ちゃんを、華ちゃんがお漏らしした時の様子を思い浮かべて、オナニーしてるんだ…。華ちゃんが汚したパンティを洗った時だって、洗う前に匂いを嗅いだんだ…。酷い男なんだ、僕は…」
呻くように言葉を振り絞って告白した亨の手に、華の手が優しく重なる。
「実はね亨君、私もオナニーしてるの…。あの時、親分に襲われて…、乱暴されることを想像して…。でも最後には亨君が助けに来てくれて、親分を退治して、汚れた私を介抱してくれるの。あの時みたいに。そんなことを妄想して、私もオナニーしてるの…。私達、同じね…。こういう想像って、恥ずかしいことなのかもだけど、気にすることは無いと思うの。私達、もう身体は半分大人なんだから…。性欲は、仕方ないと思うの…。だから亨君、淋しい事はもう言わないで…」
華はそう言うと、自分の尿の痕跡が残る床に仰向けに寝そべった。
「ねえ、亨君…。最後にもうひとつ、お願いがあるの…」
「え?…」
「亨君…、私に、今ここで、キスをして…」
「え?…」
亨は絶句した。
「私、嫌なの…。小学校での最も印象的な思い出が、ここでのあんなことなんて、やっぱり嫌なの…。ここでのあの時のことを思い出してオナニーしてしまう自分も、やっぱり嫌なの…。だから、ここでのあの時の思い出を更新したいの。大好きな亨君との思い出に上書きして更新したいの…。どうせ恥ずかしいことをするなら、亨君との実際のことを思い浮かべてオナニーしたいの…。だから、亨君に思いっきりキスされたいの…」
涙する華の思いつめた表情の前では、もはや亨に選択肢は無かった。
「華ちゃん…」
亨は緊張しながらも、華の上にゆっくりとの押しかかった。
「分かったよ、華ちゃん…。この場所での思い出は、あの時のことじゃなく、今これからのことにしよう…」
亨は震えながらも、本能に従い行動した。
華をしっかり抱きしめた。
セーター越しに甘い香りが包んでくる。
亨は華の胸の小さなふくらみを感じた。鼓動。
お互いの鼓動が木霊し合い、二人の脚が絡み合う。お互いに身体の震えを知覚し合った。
そしてゆっくり唇を重ねた。
キス、キス、キス…
少しだけ絡ませた舌から、甘く切ない味がした。
二人は身体を密着させ絡ませ合いながら、熱いキスを続けた。
「うう…華ちゃん…素敵だよ…」亨の興奮は最高潮に達した。
「あん…、あはん…、亨君…」華は喘いで身悶えをしていた。
時よ止まれ…二人は念じた。
…
全てが終わった。
思い出は更新された。
二人は服装を整えて立ち上がった。
華は目に涙を浮かべ泣いているようだった。
「ごめんね、華ちゃん…」
亨は、自分の行為が少し強引すぎたのではないかと、さすがに自省した。
「ううん、亨君は悪くないから…、ただなぜか嬉しいのに、涙が止まらないだけだから…」
華は涙しながら亨の腕にすがってきた。亨はホッとした。
(このまま時間がとまればいいのに…)
しかし帰宅せねばならない時間が迫っていた。
二人で手をつないで家路についた。言葉はもはや交わさなかったが、掌を通して伝わる互いの血流によって、全てが分かる気がした。
華が自宅の門扉に消える段になって、亨はやっと声をかけた。
「おやすみ、華ちゃん…」
「亨君、ありがとう…。さようなら」
華はやけに淋しそうな表情をしていた。
鈍い亨には、この時の華の言葉や表情の意味について、慮ることはまだできなかった。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
乙男女じぇねれーしょん
ムラハチ
青春
見知らぬ街でセーラー服を着るはめになったほぼニートのおじさんが、『乙男女《おつとめ》じぇねれーしょん』というアイドルグループに加入し、神戸を舞台に事件に巻き込まれながらトップアイドルを目指す青春群像劇! 怪しいおじさん達の周りで巻き起こる少女誘拐事件、そして消えた3億円の行方は……。
小説家になろうは現在休止中。
ペア
koikoiSS
青春
中学生の桜庭瞬(さくらばしゅん)は所属する強豪サッカー部でエースとして活躍していた。
しかし中学最後の大会で「負けたら終わり」というプレッシャーに圧し潰され、チャンスをことごとく外してしまいチームも敗北。チームメイトからは「お前のせいで負けた」と言われ、その試合がトラウマとなり高校でサッカーを続けることを断念した。
高校入学式の日の朝、瞬は目覚まし時計の電池切れという災難で寝坊してしまい学校まで全力疾走することになる。すると同じく遅刻をしかけて走ってきた瀬尾春人(せおはると)(ハル)と遭遇し、学校まで競争する羽目に。その出来事がきっかけでハルとはすぐに仲よくなり、ハルの誘いもあって瞬はテニス部へ入部することになる。そんなハルは練習初日に、「なにがなんでも全国大会へ行きます」と監督の前で豪語する。というのもハルにはある〝約束〟があった。
友との絆、好きなことへ注ぐ情熱、甘酸っぱい恋。青春の全てが詰まった高校3年間が、今、始まる。
※他サイトでも掲載しております。
義姉妹百合恋愛
沢谷 暖日
青春
姫川瑞樹はある日、母親を交通事故でなくした。
「再婚するから」
そう言った父親が1ヶ月後連れてきたのは、新しい母親と、美人で可愛らしい義理の妹、楓だった。
次の日から、唐突に楓が急に積極的になる。
それもそのはず、楓にとっての瑞樹は幼稚園の頃の初恋相手だったのだ。
※他サイトにも掲載しております
魔法使いの少年と学園の女神様
龍 翠玉
青春
高校生の相沢優希(あいざわゆうき)は人には言えない秘密がある。
前世の記憶があり現代では唯一無二の魔法使い。
力のことは隠しつつ、高校三年間過ごす予定だったが、同級生の美少女、一ノ瀬穂香(いちのせほのか)を助けた事から少しずつ変わっていく生活。
恩に報いるためか部屋の掃除や料理など何かと世話を焼いてくれる穂香。
人を好きになった事がない優希は段々穂香に惹かれていく。
一方、穂香も優希に惹かれていくが、誰にも言えない秘密があり……
※魔法要素は少なめです。
※小説家になろう・カクヨムにも掲載しています
プレッシャァー 〜農高校球児の成り上がり〜
三日月コウヤ
青春
父親の異常な教育によって一人野球同然でマウンドに登り続けた主人公赤坂輝明(あかさかてるあき)。
父の他界後母親と暮らすようになり一年。母親の母校である農業高校で個性の強いチームメイトと生活を共にしながらありきたりでありながらかけがえのないモノを取り戻しながら一緒に苦難を乗り越えて甲子園目指す。そんなお話です
*進行速度遅めですがご了承ください
*この作品はカクヨムでも投稿しております
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる