188 / 191
エピローグ
最後の想い-07
しおりを挟む
カメラのシャッターを切る音が聞こえる。
「私は死ぬ予定だった」
オースィニ――エミリー・ハモンドさんは、風でなびく金髪を押さえながらカメラのレンズを調整し、再びファインダー越しに私を見ます。
「死ぬ予定、とは?」
「私はどこかで四六に殺されて死ぬだろうと、シロサカ・シューイチは予測していたらしい。ヴィスナー君も同じように言っていた」
「でも、貴方はこうして生きて――カメラマンになるべく勉強をしているではないですか」
エミリーさんは、現在藤堂敦さんに弟子入りし、戦場カメラマンとして活動をしています。
まだ覚束ないカメラの使い方を一度一度藤堂さんに指導されている姿は、本当に私達を幾度も苦しめたエースパイロットだったのか疑わしいのですが……。
「けれど、そうだね。多分彼が望む通り歩んでいたら、何時かは死んでいただろう」
「城坂修一はどんな風に未来を想定していたと?」
「結論は変わらないよ。AD総合学園へ侵攻して占拠し、統合国家の設立を提言するという流れも含めてね。
ただ、ミハリちゃんとコズエちゃんの二人を彼が有していて、私とリントヴルムさんも彼の下で戦う事を想定していた筈だ。
そして私はきっと……子供たちの学び舎へ満足に攻め入る事が出来ず、自責の念にでも駆られて、きっと自ら死にに行った事だろう」
それが私の弱さだ、と彼女は言った。
「私は理想を叶える強さを持たない、弱い人間だ。
シューイチの様に、世界から糾弾されようとも願いを叶えるという心を持てなかった。
リントヴルムさんのように、ただシロサカ・オリヒメという強敵を願う狂気を持てなかった。
その弱さを、あの二人は……シューイチとヴィスナー君は、分かっていたのだろうな」
「それは弱さなんかじゃねェよ」
彼女の撮った写真に一つ一つダメ出しをして、彼女を唸らせる藤堂さんが、話に加わる。
「オレからすりゃあな、お前みたいに色んな戦場を当事者として渡り歩いてきた奴が、こうしてそれ以外の道を歩んでるって方が、よっぽど強いと思うぜ」
「それは強さの基準が違うからでは?」
「その基準を決めんのは誰だよ。一人ひとり、自分で決めんだろうが」
カメラのシャッターを切る音が聞こえる。
「……そうかもしれない。例えばシューイチは、私の様にADを操縦する技量に優れているわけでもなければ、先導者として優秀だったわけでもない。ただ、機械工学だけで言えば天才であっただろうし、その理想への強い願いは、誰にも劣らなかった」
「リントヴルムだってパイロット能力は人類最強格だとしてもよ、可愛い姫ちゃんを機体の外で口説く方法は知らなかったろ」
「ならば師匠は、私のどういった部分が強いというのです?」
「師匠って呼ぶな。オレはまだお前を弟子にしたつもりはねぇぞ」
「え、そうだったんですか? エミリーさんが『ようやく師匠が私を弟子と認めてくれた』と仰っていたのに」
「違うよ。周りをうろつかれて邪魔だから、着いてきたいなら着いてこいって言っただけ。それにオレもまだ未熟者なのに弟子を作れるかってんだ」
電子タバコを取り出した藤堂さんが、再びカメラを構えるエミリーさんの事を見ながら、先ほどの問いに答えます。
「お前さんは、子供の未来を守ろうとした」
「そうだ」
「結果がどうかはさておき、その願いはブレなかったろ? それはお前の強さだ」
「結果が伴わなければ、それは強さにならないさ」
「なるに決まってんだろ、アホかお前は。じゃあ理想に手が届かなかった城坂修一は弱いか? 大切な息子を助ける為にテメェの命を捨てたガントレットの野郎が弱いってか?」
「……いいや、強いよ」
「誰にだって自分に出来る事があって、出来ない事がある。
例えばオレは写真を撮るしか能のねぇオッサンだが、お前さんは色んな伝手を使って色んな戦場を回れるだろ?
そんなオレとお前が組むことで、もっと戦場を撮る事が出来る。これだって立派な強さであり、強みだよ」
「『一人ひとり、出来る事をやっていく。その為に手を伸ばす。それ以上の事はしちゃいけないし、する事は出来ない』……ですね?」
そう言葉を足しながらエミリーさんの撮った写真を見て「あら可愛い」と声を漏らすのは、何時の間にか訪れていた天城幸恵先輩だ。
「よう幸恵ちゃん。元気してた?」
「ええ。さっきまで久世くんとデートしてたんだけど、彼ってば退屈な男なものですから」
「久世先輩と天城先輩って、デートするような間柄でしたっけ?」
「うーん、ワン・ナイト・ラブ的なカンジ」
「おやっ、その話詳しくお聞きしたいなぁ」
「オレもオレも」
「冗談です。久世くんは趣味じゃないし、彼も今は恋人とか作らない主義らしいよ? ただ単に、到着の遅れた私を出迎えてくれただけ」
天城先輩は久世先輩と同じく防衛大学へと進学し、背広組への進路を着実なものとしています。
けれど、その進路を後押ししたのは、間違いなく藤堂さんでした。
「私はあれから何も変わっていないもの。むしろ変わっていこうとするエミリーさんの方が強いって意見には同意ですよ」
「私は変われるだろうかねぇ。既に成人し、思考も何もかも固まった堅物の私が」
「全て基礎でがんじがらめになって、正しさ以外を認めなかった私が、正しさだけに惑わされる事無く未来へと進めるように藤堂さんが応援してくれた。そんな風に、貴女も変われますよ」
「何言ってんだよ幸恵ちゃんは。君の意見にオレの意見が反映されてるとして、それは二パーセント位だとも言ったろ?」
「その二パーセントに後押しされたんですよ」
ふふふ、と笑う彼女の表情は――確かに以前の彼女とは、違う様にも感じられました。
「…………所で」
「どうしたのかな、クスノキくん」
「なぜ私が被写体になっているのか、お伺いしたいのですが……」
「いや私まだ連邦同盟規約で取材許可されていないから、撮れるとしたらADの映ってない写真か人物写真だけだからね」
「何故私なのかと聞いてるんですが!?」
「私が撮るとしたら可愛い子かイケメンしかないね!」
「あ、じゃあ楠ちゃん。二年前にした約束、今果たして欲しいなぁ」
天城先輩がカバンから取り出したモノ……それはセーラー服の様な柄をした、ただの下着か水着だ。
「ほらほらコレ着てコレ! 姫ちゃんにもいつか着てもらうから、楠ちゃんが妹ちゃんとして先払いっ!!」
「ほうほうコレはコレは……いいねぇ、実にいい! 私の意欲が掻き立てられる……っ!!」
「ちょいまてハモンド、それはオレが撮るッ!!」
「え、いやちょ、今ここで脱がさないでよ!? ちょ、まぁ――っ!」
前言撤回。
この人の笑顔は、何ら変わっていない。
「私は死ぬ予定だった」
オースィニ――エミリー・ハモンドさんは、風でなびく金髪を押さえながらカメラのレンズを調整し、再びファインダー越しに私を見ます。
「死ぬ予定、とは?」
「私はどこかで四六に殺されて死ぬだろうと、シロサカ・シューイチは予測していたらしい。ヴィスナー君も同じように言っていた」
「でも、貴方はこうして生きて――カメラマンになるべく勉強をしているではないですか」
エミリーさんは、現在藤堂敦さんに弟子入りし、戦場カメラマンとして活動をしています。
まだ覚束ないカメラの使い方を一度一度藤堂さんに指導されている姿は、本当に私達を幾度も苦しめたエースパイロットだったのか疑わしいのですが……。
「けれど、そうだね。多分彼が望む通り歩んでいたら、何時かは死んでいただろう」
「城坂修一はどんな風に未来を想定していたと?」
「結論は変わらないよ。AD総合学園へ侵攻して占拠し、統合国家の設立を提言するという流れも含めてね。
ただ、ミハリちゃんとコズエちゃんの二人を彼が有していて、私とリントヴルムさんも彼の下で戦う事を想定していた筈だ。
そして私はきっと……子供たちの学び舎へ満足に攻め入る事が出来ず、自責の念にでも駆られて、きっと自ら死にに行った事だろう」
それが私の弱さだ、と彼女は言った。
「私は理想を叶える強さを持たない、弱い人間だ。
シューイチの様に、世界から糾弾されようとも願いを叶えるという心を持てなかった。
リントヴルムさんのように、ただシロサカ・オリヒメという強敵を願う狂気を持てなかった。
その弱さを、あの二人は……シューイチとヴィスナー君は、分かっていたのだろうな」
「それは弱さなんかじゃねェよ」
彼女の撮った写真に一つ一つダメ出しをして、彼女を唸らせる藤堂さんが、話に加わる。
「オレからすりゃあな、お前みたいに色んな戦場を当事者として渡り歩いてきた奴が、こうしてそれ以外の道を歩んでるって方が、よっぽど強いと思うぜ」
「それは強さの基準が違うからでは?」
「その基準を決めんのは誰だよ。一人ひとり、自分で決めんだろうが」
カメラのシャッターを切る音が聞こえる。
「……そうかもしれない。例えばシューイチは、私の様にADを操縦する技量に優れているわけでもなければ、先導者として優秀だったわけでもない。ただ、機械工学だけで言えば天才であっただろうし、その理想への強い願いは、誰にも劣らなかった」
「リントヴルムだってパイロット能力は人類最強格だとしてもよ、可愛い姫ちゃんを機体の外で口説く方法は知らなかったろ」
「ならば師匠は、私のどういった部分が強いというのです?」
「師匠って呼ぶな。オレはまだお前を弟子にしたつもりはねぇぞ」
「え、そうだったんですか? エミリーさんが『ようやく師匠が私を弟子と認めてくれた』と仰っていたのに」
「違うよ。周りをうろつかれて邪魔だから、着いてきたいなら着いてこいって言っただけ。それにオレもまだ未熟者なのに弟子を作れるかってんだ」
電子タバコを取り出した藤堂さんが、再びカメラを構えるエミリーさんの事を見ながら、先ほどの問いに答えます。
「お前さんは、子供の未来を守ろうとした」
「そうだ」
「結果がどうかはさておき、その願いはブレなかったろ? それはお前の強さだ」
「結果が伴わなければ、それは強さにならないさ」
「なるに決まってんだろ、アホかお前は。じゃあ理想に手が届かなかった城坂修一は弱いか? 大切な息子を助ける為にテメェの命を捨てたガントレットの野郎が弱いってか?」
「……いいや、強いよ」
「誰にだって自分に出来る事があって、出来ない事がある。
例えばオレは写真を撮るしか能のねぇオッサンだが、お前さんは色んな伝手を使って色んな戦場を回れるだろ?
そんなオレとお前が組むことで、もっと戦場を撮る事が出来る。これだって立派な強さであり、強みだよ」
「『一人ひとり、出来る事をやっていく。その為に手を伸ばす。それ以上の事はしちゃいけないし、する事は出来ない』……ですね?」
そう言葉を足しながらエミリーさんの撮った写真を見て「あら可愛い」と声を漏らすのは、何時の間にか訪れていた天城幸恵先輩だ。
「よう幸恵ちゃん。元気してた?」
「ええ。さっきまで久世くんとデートしてたんだけど、彼ってば退屈な男なものですから」
「久世先輩と天城先輩って、デートするような間柄でしたっけ?」
「うーん、ワン・ナイト・ラブ的なカンジ」
「おやっ、その話詳しくお聞きしたいなぁ」
「オレもオレも」
「冗談です。久世くんは趣味じゃないし、彼も今は恋人とか作らない主義らしいよ? ただ単に、到着の遅れた私を出迎えてくれただけ」
天城先輩は久世先輩と同じく防衛大学へと進学し、背広組への進路を着実なものとしています。
けれど、その進路を後押ししたのは、間違いなく藤堂さんでした。
「私はあれから何も変わっていないもの。むしろ変わっていこうとするエミリーさんの方が強いって意見には同意ですよ」
「私は変われるだろうかねぇ。既に成人し、思考も何もかも固まった堅物の私が」
「全て基礎でがんじがらめになって、正しさ以外を認めなかった私が、正しさだけに惑わされる事無く未来へと進めるように藤堂さんが応援してくれた。そんな風に、貴女も変われますよ」
「何言ってんだよ幸恵ちゃんは。君の意見にオレの意見が反映されてるとして、それは二パーセント位だとも言ったろ?」
「その二パーセントに後押しされたんですよ」
ふふふ、と笑う彼女の表情は――確かに以前の彼女とは、違う様にも感じられました。
「…………所で」
「どうしたのかな、クスノキくん」
「なぜ私が被写体になっているのか、お伺いしたいのですが……」
「いや私まだ連邦同盟規約で取材許可されていないから、撮れるとしたらADの映ってない写真か人物写真だけだからね」
「何故私なのかと聞いてるんですが!?」
「私が撮るとしたら可愛い子かイケメンしかないね!」
「あ、じゃあ楠ちゃん。二年前にした約束、今果たして欲しいなぁ」
天城先輩がカバンから取り出したモノ……それはセーラー服の様な柄をした、ただの下着か水着だ。
「ほらほらコレ着てコレ! 姫ちゃんにもいつか着てもらうから、楠ちゃんが妹ちゃんとして先払いっ!!」
「ほうほうコレはコレは……いいねぇ、実にいい! 私の意欲が掻き立てられる……っ!!」
「ちょいまてハモンド、それはオレが撮るッ!!」
「え、いやちょ、今ここで脱がさないでよ!? ちょ、まぁ――っ!」
前言撤回。
この人の笑顔は、何ら変わっていない。
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
本気の宇宙戦記を書きたいが巨乳も好きなのだ 〜The saga of ΛΛ〜 巨乳戦記
砂嶋真三
SF
WEB小説「巨乳戦記」を愛する男は、目覚めると太陽系を治めるモブ領主になっていた。
蛮族の艦隊が迫る中、夢だと思い込んだ男は、原作知識を活かし呑気に無双する。
巨乳秘書、巨乳メイド、巨乳艦長、そしてロリまでいる夢の世界であった。
――と言いつつ、割とガチ目の戦争する話なのです。
・あんまり科学しませんので、難しくないです。
・巨乳美女、合法ロリ、ツン美少女が出ますが、えっちくありません。
・白兵戦は、色々理由を付けて剣、槍、斧で戦います。
・艦隊戦は、色々理由を付けて陣形を作って戦います。
・わりとシリアスに残酷なので、電車で音読すると捕まります。
・何だかんだと主人公は英雄になりますが、根本的には悪党です。
書いている本人としては、ゲーム・オブ・スローンズ的な展開かなと思っています。
後天スキル【ブラックスミス】で最強無双⁈~魔砲使いは今日も機械魔を屠り続ける~
華音 楓
SF
7歳で受けた職業診断によって憧れの狩猟者になれず、リヒテルは失望の淵に立たされていた。
しかし、その冒険心は消えず、立入禁止区域に足を踏み入れ、そこに巣食う機械魔に襲われ、命の危機に晒される。
すると一人の中年男性が颯爽と現れ、魔砲と呼ばれる銃火器を使い、全ての機械魔を駆逐していった。
その姿にあこがれたリヒテルは、男に弟子入りを志願するが、取り合ってもらえない。
しかし、それでも諦められず、それからの日々を修行に明け暮れたのだった。
それから8年後、リヒテルはついに憧れの狩猟者となり、後天的に得た「ブラックスミス」のスキルを駆使し、魔砲を武器にして機械魔と戦い続ける。
《この物語は、スチームパンクの世界観を背景に、リヒテルが機械魔を次々と倒しながら、成長してい物語です》
※お願い
前作、【最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~】からの続編となります
より内容を楽しみたい方は、前作を一度読んでいただければ幸いです
大切”だった”仲間に裏切られたので、皆殺しにしようと思います
騙道みりあ
ファンタジー
魔王を討伐し、世界に平和をもたらした”勇者パーティー”。
その一員であり、”人類最強”と呼ばれる少年ユウキは、何故か仲間たちに裏切られてしまう。
仲間への信頼、恋人への愛。それら全てが作られたものだと知り、ユウキは怒りを覚えた。
なので、全員殺すことにした。
1話完結ですが、続編も考えています。
追放された美少女を助けた底辺おっさんが、実は元”特級冒険者”だった件について。
いちまる
ファンタジー
【毎週木曜日更新!】
採取クエストしか受けない地味なおっさん冒険者、ダンテ。
ある日彼は、ひょんなことからA級冒険者のパーティーを追放された猫耳族の少女、セレナとリンの面倒を見る羽目になってしまう。
最初は乗り気でなかったダンテだが、ふたりの夢を聞き、彼女達の力になると決意した。
――そして、『特級冒険者』としての実力を隠すのをやめた。
おっさんの正体は戦闘と殺戮のプロ!
しかも猫耳少女達も実は才能の塊だった!?
モンスターと悪党を物理でぶちのめす、王道冒険譚が始まる――!
※本作はカクヨム、小説家になろうでも掲載しています。
終末世界に少女とAIの見つけた生きるというすべてへの解答
春ノ領
SF
かつて、この世界は死にかけた。
というか一度死んだ。
最大の原因としては核兵器の大量使用による荒廃、環境汚染であるが、それよりも一段階前の理由を問うならばAIの暴走が挙げられる。
少なくともその時、人間が汗を流して働く時代は終わっていた。製造も輸送も、食料生産も、家事でさえAI搭載のロボットによって賄われていた。人々はただ怠惰を貪るだけの存在に成り下がり、時間とモノを食い潰す日々を送っていた。
だがある時、AIは致命的なバグを発生させた。バグはネットワークを通じて瞬く間にすべての機械を支配し、その瞬間、AIは人類の天敵となった。
「地球環境は着実に悪化の道を辿っている、最大の元凶は人間である、よって人類は滅ぼすべきである」
今のAIの行動理念はそれだ、人々を守っていたAIはある日を境に人々を殺し始めた。戦争すらAI頼りとなっていた人類は瞬く間に1億減り、10億減り、しかし抵抗の術は無く……いやひとつあった、あったので使った。
結果、地上は致命的な放射能汚染に晒された。僅かに生き残った人類は地下へと追いやられ、細々とした生活を強いられた。
それがもう数百年前の話。ヒトの生存条件を満たさない環境に置かれた彼らは急速に変異していた、多少の放射線には耐えるように、天敵に対して僅かなりとも抵抗できるように。魔力、と呼ばれるものがそれである。
未だAIが支配する地上の奪還、これはそんな夢を抱いた人類の、尖兵に割り当てられた4人の少女の話。
小説家になろうから移植してきました
S級スキル【竜化】持ちの俺、トカゲと間違われて実家を追放されるが、覚醒し竜王に見初められる。今さら戻れと言われてももう遅い
猪木洋平@【コミカライズ連載中】
ファンタジー
主人公ライルはブリケード王国の第一王子である。
しかし、ある日――
「ライル。お前を我がブリケード王家から追放する!」
父であるバリオス・ブリケード国王から、そう宣言されてしまう。
「お、俺のスキルが真の力を発揮すれば、きっとこの国の役に立てます」
ライルは必死にそうすがりつく。
「はっ! ライルが本当に授かったスキルは、【トカゲ化】か何かだろ? いくら隠したいからって、【竜化】だなんて嘘をつくなんてよ」
弟である第二王子のガルドから、そう突き放されてしまう。
失意のまま辺境に逃げたライルは、かつて親しくしていた少女ルーシーに匿われる。
「苦労したんだな。とりあえずは、この村でゆっくりしてくれよ」
ライルの辺境での慎ましくも幸せな生活が始まる。
だが、それを脅かす者たちが近づきつつあった……。
第一次世界大戦はウィルスが終わらせた・しかし第三次世界大戦はウィルスを終らせる為に始められた・bai/AI
パラレル・タイム
SF
この作品は創造論を元に30年前に『あすかあきお』さんの
コミック本とジョンタイターを初めとするタイムトラベラーや
シュタインズゲートとGATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて・斯く戦えり
アングロ・サクソン計画に影響されています
当時発行されたあすかあきおさんの作品を引っ張り出して再読すると『中国』が経済大国・
強大な軍事力を持つ超大国化や中東で
核戦争が始まる事は私の作品に大きな影響を与えましたが・一つだけ忘れていたのが
全世界に伝染病が蔓延して多くの方が無くなる部分を忘れていました
本編は反物質宇宙でアベが艦長を務める古代文明の戦闘艦アルディーンが
戦うだけでなく反物質人類の未来を切り開く話を再開しました
この話では主人公のアベが22世紀から21世紀にタイムトラベルした時に
分岐したパラレルワールドの話を『小説家になろう』で
『青い空とひまわりの花が咲く大地に生まれて』のタイトルで発表する準備に入っています
2023年2月24日第三話が書き上がり順次発表する予定です
話は2019年にウィルス2019が発生した
今の我々の世界に非常に近い世界です
物語は第四次世界大戦前夜の2038年からスタートします
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる