176 / 191
第十九章
戦う訳-05
しおりを挟む
AD総合学園格納庫区画。
既に無人・有人含めたAD全機が出撃している状況であるその場所は、格納庫の破壊等による不利を理外にする事が出来る関係上、本来ならば格納庫自体は放棄する必要があったが、しかし未だ格納庫の防衛を目的とした防衛戦を展開していた。
理由は二つ。
一つは、敵の数が圧倒的に少ない現在、操縦技量で勝る敵を相手取るのならば防衛戦に徹底した方が良いという、神崎紗彩子と天城幸恵の意見を採用した為だ。
防衛戦は敵の動きに合わせて陣形や戦略を変える事が出来る側面があり、紗彩子はともかくとして幸恵はこちらの方が好みであるという理由でもある。
もう一つは――格納庫区画で最後までADの整備を行い、避難に遅れる整備士がどうしても出る実状があるからだ。
大多数は先ほど十機撃墜した段階で避難させる事が出来たが、現在Cランク格納庫は明宮哨を中心に十五名の整備士がおり、更には有人機パイロットだったが機体を落とされた結果、止む無く避難してきた者もいる。
Aランク、Bランク、そして教師用や部兵隊用格納庫も既に出払い、現在はCランク格納庫へと皆集まって、敵の陣形が空き次第、近くのシェルターまで避難する予定となっている。
無人秋風に装備されたライオットシールドで防がれる敵機からの弾丸。
神崎紗彩子は破損状況などを鑑みた上で、全有人機へ指示を送る。
『これより残った非戦闘員及び負傷者の避難を行います。無人機部隊の二割を防衛に回した上で、当方部兵隊七番機から二十番機までも続いてください。残る部兵隊一番機から六番機、及び島根さんの機体は、このまま敵を引き付けて下さい』
『了解!』
返事は天城幸恵一人からだった。
紗彩子は現在の位置及び状況の整理を開始。
現在はCランク格納庫の防衛を行っているが、ここから近くのシェルターは、シェルターと呼んでいいかは疑問であるが、試作UIGへと入るゲートが一番近い。
古い格納庫から入れるのだが、この格納庫は以前ミィリスの襲撃があった際に破壊され、それまで修繕される事なく立ち入りを禁止する事で秘匿していた。
だが問題は、ゲートのあった格納庫へ近い場所にはまだアルトアリスが存在し、現在は格納庫跡などを壁にして射撃戦による攻防を続けている事だ。このままでは避難に移る事が出来ない。
『島根さん、天城さん、千鶴。お願いがあります』
『何かな?』
『な、何でしょうか隊長!』
『何でも言って~』
『私と共に、少し無茶をお願いします』
それだけを言うと、三人は紗彩子の心意を理解したように、機体での砲撃を止めた。
『行きます!』
部兵隊・一番機、紗彩子の高火力パックが駆けると、それに続いて二番機の幸恵、三番機の千鶴が高速戦パックで前面を駆け、その60㎜機銃を構えながら、撃つ。
突然の事に一瞬驚いたようにしていたアルトアリス群だったが、しかし速射砲をすぐに向けて撃つ所を見ると、攻撃の手を緩めるつもりはないようで――そして、全員がそれを期待しているわけではない。
射線を読み、ジグザグに走行する事でそれを避けていく面々。
特にのどか機は三人に続くわけではなく、地面を強く蹴りつけた飛翔によって敵の上方を取り、そのまま敵機の背後に回る。
振り返る隙を与えずに、一機のアルトアリスへ殴りかかるのどか機。二機程がそんな彼女へ電磁砲の砲身を向けた為『おっと』と漏らしながら、冷静に地面を蹴って飛び跳ね、電磁砲を躱していく。
そんな機体の背後を取るように、紗彩子が115㎜砲を放つ。
本来味方機が近い状況で、しかも走りながら放つのは大変危険ではあるが、しかし紗彩子は自身の射撃能力に自信を持ち得、さらにもし狙いが逸れたとしても、のどかならば避けるという信頼もある。
事実、弾頭はアルトアリスに直撃し、倒れる。
レーザーサーベルを構えた幸恵機と千鶴機が続いて突撃し、二機のアルトアリスに切り掛かる。それらを躱して行くアルトアリス群だが、しかし立ち位置が僅かに変化した。
今ならば、Cランク格納庫から試作UIGのゲートがある古い格納庫跡まで、防衛が可能だ。
『移動開始!』
すぐにCランク格納庫を守っていた一部部隊が射撃を止め、移動準備をしていた非戦闘員の面々を護衛する為に行動を開始。
非戦闘員達は皆走らず、列を形成して格納庫跡を目指す。
それを知ってか知らずか、残るアルトアリス八機は固まりながら、避難民の誘導を行う秋風への攻撃を開始。
ライオットシールドで防ぎ、無人機秋風は撃墜されても倒れぬように、そして飛び交う銃弾の壁となるようにしゃがみつつ、守っている。
『部兵隊一番機から六番機、そして島根さんは敵の目を引いてください!』
叫びながら、115㎜滑腔砲を放つ紗彩子の言葉に従うよう、のどかが弾丸飛び交う戦場を駆け抜ける。
敵陣のど真ん中に突撃した彼女が敵機の腕部、脚部を攻撃し、上空を舞い、敵の目を引きつつ、部兵隊の面々も順次攻撃を開始。
狙い通り、敵はのどか機を筆頭に攻撃を仕掛ける七機に狙いを絞ったようで、避難民達は早足で格納庫跡へと向かっていく。
既に無人・有人含めたAD全機が出撃している状況であるその場所は、格納庫の破壊等による不利を理外にする事が出来る関係上、本来ならば格納庫自体は放棄する必要があったが、しかし未だ格納庫の防衛を目的とした防衛戦を展開していた。
理由は二つ。
一つは、敵の数が圧倒的に少ない現在、操縦技量で勝る敵を相手取るのならば防衛戦に徹底した方が良いという、神崎紗彩子と天城幸恵の意見を採用した為だ。
防衛戦は敵の動きに合わせて陣形や戦略を変える事が出来る側面があり、紗彩子はともかくとして幸恵はこちらの方が好みであるという理由でもある。
もう一つは――格納庫区画で最後までADの整備を行い、避難に遅れる整備士がどうしても出る実状があるからだ。
大多数は先ほど十機撃墜した段階で避難させる事が出来たが、現在Cランク格納庫は明宮哨を中心に十五名の整備士がおり、更には有人機パイロットだったが機体を落とされた結果、止む無く避難してきた者もいる。
Aランク、Bランク、そして教師用や部兵隊用格納庫も既に出払い、現在はCランク格納庫へと皆集まって、敵の陣形が空き次第、近くのシェルターまで避難する予定となっている。
無人秋風に装備されたライオットシールドで防がれる敵機からの弾丸。
神崎紗彩子は破損状況などを鑑みた上で、全有人機へ指示を送る。
『これより残った非戦闘員及び負傷者の避難を行います。無人機部隊の二割を防衛に回した上で、当方部兵隊七番機から二十番機までも続いてください。残る部兵隊一番機から六番機、及び島根さんの機体は、このまま敵を引き付けて下さい』
『了解!』
返事は天城幸恵一人からだった。
紗彩子は現在の位置及び状況の整理を開始。
現在はCランク格納庫の防衛を行っているが、ここから近くのシェルターは、シェルターと呼んでいいかは疑問であるが、試作UIGへと入るゲートが一番近い。
古い格納庫から入れるのだが、この格納庫は以前ミィリスの襲撃があった際に破壊され、それまで修繕される事なく立ち入りを禁止する事で秘匿していた。
だが問題は、ゲートのあった格納庫へ近い場所にはまだアルトアリスが存在し、現在は格納庫跡などを壁にして射撃戦による攻防を続けている事だ。このままでは避難に移る事が出来ない。
『島根さん、天城さん、千鶴。お願いがあります』
『何かな?』
『な、何でしょうか隊長!』
『何でも言って~』
『私と共に、少し無茶をお願いします』
それだけを言うと、三人は紗彩子の心意を理解したように、機体での砲撃を止めた。
『行きます!』
部兵隊・一番機、紗彩子の高火力パックが駆けると、それに続いて二番機の幸恵、三番機の千鶴が高速戦パックで前面を駆け、その60㎜機銃を構えながら、撃つ。
突然の事に一瞬驚いたようにしていたアルトアリス群だったが、しかし速射砲をすぐに向けて撃つ所を見ると、攻撃の手を緩めるつもりはないようで――そして、全員がそれを期待しているわけではない。
射線を読み、ジグザグに走行する事でそれを避けていく面々。
特にのどか機は三人に続くわけではなく、地面を強く蹴りつけた飛翔によって敵の上方を取り、そのまま敵機の背後に回る。
振り返る隙を与えずに、一機のアルトアリスへ殴りかかるのどか機。二機程がそんな彼女へ電磁砲の砲身を向けた為『おっと』と漏らしながら、冷静に地面を蹴って飛び跳ね、電磁砲を躱していく。
そんな機体の背後を取るように、紗彩子が115㎜砲を放つ。
本来味方機が近い状況で、しかも走りながら放つのは大変危険ではあるが、しかし紗彩子は自身の射撃能力に自信を持ち得、さらにもし狙いが逸れたとしても、のどかならば避けるという信頼もある。
事実、弾頭はアルトアリスに直撃し、倒れる。
レーザーサーベルを構えた幸恵機と千鶴機が続いて突撃し、二機のアルトアリスに切り掛かる。それらを躱して行くアルトアリス群だが、しかし立ち位置が僅かに変化した。
今ならば、Cランク格納庫から試作UIGのゲートがある古い格納庫跡まで、防衛が可能だ。
『移動開始!』
すぐにCランク格納庫を守っていた一部部隊が射撃を止め、移動準備をしていた非戦闘員の面々を護衛する為に行動を開始。
非戦闘員達は皆走らず、列を形成して格納庫跡を目指す。
それを知ってか知らずか、残るアルトアリス八機は固まりながら、避難民の誘導を行う秋風への攻撃を開始。
ライオットシールドで防ぎ、無人機秋風は撃墜されても倒れぬように、そして飛び交う銃弾の壁となるようにしゃがみつつ、守っている。
『部兵隊一番機から六番機、そして島根さんは敵の目を引いてください!』
叫びながら、115㎜滑腔砲を放つ紗彩子の言葉に従うよう、のどかが弾丸飛び交う戦場を駆け抜ける。
敵陣のど真ん中に突撃した彼女が敵機の腕部、脚部を攻撃し、上空を舞い、敵の目を引きつつ、部兵隊の面々も順次攻撃を開始。
狙い通り、敵はのどか機を筆頭に攻撃を仕掛ける七機に狙いを絞ったようで、避難民達は早足で格納庫跡へと向かっていく。
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
世界樹の下でぼくらは戰う理由を知る
長崎ポテチ
SF
4章開始しました
この宇宙はユグドラシルという樹木に支えられた13の惑星で成り立つ世界。
ユグドラシルはあらゆる産業や医療、そして戦争の道具に至るまで加工次第でなんでも出来るしなんにでもなれる特徴を持つ。
約200年前、汎用人型兵器『クライドン』を製作した「解放軍」と名付けられた惑星の軍により、この宇宙は上位等星連合と解放軍の2つの勢力にわかれてしまう。
そして今、秘密裏にお互いの軍が人型兵器クライドンの新型を製作し、この戦争の終結へと向け歩みだそうとしていた。
物体に干渉する才能を持つ少年サンド
干渉を遮断する才能を持つ軍人ユリウス
万物を生成する才能を持つ少女クリス
かれらは偶然か必然か、お互いの新型兵器を奪取することとなる、そして、この無益な戦争を終わらせるため、戦うことを決意する
お気に入り、感想よろしければお願いいたします。
帝国夜襲艦隊
ypaaaaaaa
歴史・時代
1921年。すべての始まりはこの会議だった。伏見宮博恭王軍事参議官が将来の日本海軍は夜襲を基本戦術とすべきであるという結論を出したのだ。ここを起点に日本海軍は徐々に変革していく…。
今回もいつものようにこんなことがあれば良いなぁと思いながら書いています。皆さまに楽しくお読みいただければ幸いです!
【完結】魔物をテイムしたので忌み子と呼ばれ一族から追放された最弱テイマー~今頃、お前の力が必要だと言われても魔王の息子になったのでもう遅い~
柊彼方
ファンタジー
「一族から出ていけ!」「お前は忌み子だ! 俺たちの子じゃない!」
テイマーのエリート一族に生まれた俺は一族の中で最弱だった。
この一族は十二歳になると獣と契約を交わさないといけない。
誰にも期待されていなかった俺は自分で獣を見つけて契約を交わすことに成功した。
しかし、一族のみんなに見せるとそれは『獣』ではなく『魔物』だった。
その瞬間俺は全ての関係を失い、一族、そして村から追放され、野原に捨てられてしまう。
だが、急な展開過ぎて追いつけなくなった俺は最初は夢だと思って行動することに。
「やっと来たか勇者! …………ん、子供?」
「貴方がマオウさんですね! これからお世話になります!」
これは魔物、魔族、そして魔王と一緒に暮らし、いずれ世界最強のテイマー、冒険者として名をとどろかせる俺の物語
2月28日HOTランキング9位!
3月1日HOTランキング6位!
本当にありがとうございます!
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
S級スキル【竜化】持ちの俺、トカゲと間違われて実家を追放されるが、覚醒し竜王に見初められる。今さら戻れと言われてももう遅い
猪木洋平@【コミカライズ連載中】
ファンタジー
主人公ライルはブリケード王国の第一王子である。
しかし、ある日――
「ライル。お前を我がブリケード王家から追放する!」
父であるバリオス・ブリケード国王から、そう宣言されてしまう。
「お、俺のスキルが真の力を発揮すれば、きっとこの国の役に立てます」
ライルは必死にそうすがりつく。
「はっ! ライルが本当に授かったスキルは、【トカゲ化】か何かだろ? いくら隠したいからって、【竜化】だなんて嘘をつくなんてよ」
弟である第二王子のガルドから、そう突き放されてしまう。
失意のまま辺境に逃げたライルは、かつて親しくしていた少女ルーシーに匿われる。
「苦労したんだな。とりあえずは、この村でゆっくりしてくれよ」
ライルの辺境での慎ましくも幸せな生活が始まる。
だが、それを脅かす者たちが近づきつつあった……。
グローリー・リーグ -宇宙サッカー奮闘記-
山中カエル
SF
サッカー日本代表山下龍也は、数多の困難を乗り越えついにワールドカップ本戦に駒を進めた。
待ちに待った開会式、その日会場は
破壊された
空に浮かぶUFO。壊される会場。現実味のない光景が眼前に広がる中、宇宙人から声が発せられる。
『サッカーで勝負だ。我々が勝てば地球は侵略する』
地球のため、そして大好きなサッカーのため、龍也は戦うことを決意する。
しかしそこに待ち受けていたのは、一癖も二癖もある仲間たち、試合の裏に隠された陰謀、全てを統べる強大な本当の敵。
そして龍也たちに隠された秘密とは……?
サッカーを愛する少年少女の、宇宙での戦いが今ここに始まる……!
***
※カクヨム様、小説家になろう様、ノベルアップ+様でも同時掲載中です
※第三章は毎週水曜土曜更新の予定です
***
はじめまして、山中カエルです!
小説を書くのは初めての経験で右も左もわかりませんが、とにかく頑張って執筆するので読んでいただけたら嬉しいです!
よろしくお願いします!
Twitter始めました→@MountainKaeru
龍慶日記
黒山羊
SF
【あらすじ】
2025年 世界では、遺伝子操作により、驚異の活性細胞『D細胞』が発見される。
これにより、D細胞から進化型生命体『ドラゴン』が開発された。
ドラゴンは、人間の侵入できない危険地帯の調査から愛玩用、地域によっては軍事用として大いに重宝されていた。
しかし、ドラゴンたちは人間の知らない能力を備えていた。
ドラゴン達は、違う個体であっても、同じD細胞を備えるもの同士、ある程度の意思の共有をすることができるのである。
その為、軍事利用されていたドラゴンの意思により、『人間を殺す』という意思が共有されてしまう。
その結果、後の『火の七日間』と呼ばれる、ドラゴン達の人間狩りが起きてしまう。
たった七日の間に、人類の90%以上がドラゴンの襲来によって殺されてしまった。
この異変に、いち早く気づいたDr.リュウマは、研究施設ソロモンに住む人たちを連れて地下シェルターに逃げ込む。
弟の『ケイト』は、リュウマの研究していた、D細胞を停止させる道具『龍の牙』を取りに、研究施設ソロモンに戻るが、その後、行方不明になる。
今回の物語は、『火の七日間』後の物語である。
※ ファンタジー【龍慶日記 外伝】として、別に分けました。
ファンタジー【新世界】 として、別に分けました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる