169 / 191
第十八章
戦いの中で-05
しおりを挟む
レビル・ガントレットは、護衛を付ける事無く一人で福島県大字井出の山中を走っている。
息を吐きながら、しかし決して足を止める事無く走る彼の動きは、既に六十を超えている初老には思えぬ程の快走。
そんな彼を誘導するように、高機動パックを装備した三機のグレムリンが、その手に持つ55㎜突撃機銃を構え、駆ける。
城坂修一が、アジトとして使用している福島UIG(ガントレットが命名)へと向けて走ると、グレムリンを迎撃するように、三機の量産型アルトアリスが姿を現した。
『レビル・ガントレットの率いるアーミー隊よね。何でポンプ付きじゃないの?』
速射砲を構えつつ、すぐに放つ気配はない。ガントレットは見つからぬように木々に隠れつつ、しかし生態センサーは反応しない遠回りで移動を開始。
そして、聞こえる声――恐らくヒューマン・ユニットであるヴィスナーの声に、ガントレットの部下は声を発しない。
敵と話す事は無いと、その55㎜機銃を放つ三機を相手する為、アルトアリス三機も、動く。
二機は速射砲を放ちながら空へと跳び上がり、一機が電磁砲を放つ。
しかし、ガントレットが最後の決戦と用意した人員は――腕だけで言えば、織姫にも匹敵するほどの、勇士。
最小の動きで放たれた計九発の弾頭を避けた三機のグレムリン。背部スラスターを吹かしながら接近する機体に、量産型アルトアリスも一対一で相対する。
植生が濃く、視認が非常に難しい環境下、それも黒に塗装されたアルトアリス、グレムリン共に識別がし辛い状況において、戦歴の多さは有効だ。
夜目の効かないヴィスナーをかく乱するように、一度の移動で木と木の間しか隙間が無い状況、その隙を狙う様に速射砲を放つアルトアリスの一機。
しかし、その射線上から敵の場所に辺りをつけて、55㎜の銃弾と胸部CIWSを乱射するグレムリンが、火花の弾ける様な光景を一瞬目に入れた瞬間、ダガーナイフを引き抜いて、突撃。
急遽接近するグレムリンへ、放ったばかりの右手速射砲を下しつつ、左手速射砲を放つアルトアリスだが、しかしそれも機体を逸らせつつ移動をしていたグレムリンにとって、避ける事は容易い。
避けた瞬間、展開される電磁砲の砲塔。
しかしダガーナイフで砲塔を切り裂かれた事による誘爆で動きを止めた一機は、脇腹付近を脚部で殴打され、そのまま転倒し、ダガーナイフをコックピットに差し込まれ、十秒という時間を有してT・チタニウム装甲をこじ開け、開かれたコックピットに向けてCIWSを放ち、パイロットを破壊。
だが、パイロット破壊と同時に二機目のアルトアリスより放たれた速射砲が直撃。グレムリン三号機のパイロット――マルガスが戦死。
二機目のアルトアリスがそうして自身から銃口を逸らしたと確認した二機目のグレムリンが、同じくダガーナイフを引き抜いてアルトアリスへ切り掛かり、その頭部の接続部分を切り落とす。
フレーム部分はT・チタニウム装甲製ではないので、分子カッター状になっているダガーナイフで切り落とせる。
そして続けて放つ55㎜機銃。弾丸は切り落とした首元から着弾し、段々とアルトアリスは火花を散らしていくが、その直前に電磁砲の砲塔を突き付け、撃つ。
コックピットを貫通する電磁砲。しかしオート射撃になっている55㎜機銃の銃弾は、それでも尚放たれ続け、今自分を殺したアルトアリスを沈黙させる。グレムリン二号機のパイロット――メリアが戦死。
残るアルトアリスとグレムリンは一機ずつ。
互いに距離を置いて、速射砲と55㎜機銃による応酬を続けている最中――ガントレットが発煙筒に火を灯し、アルトアリスの背後へと投げる。
ピンクの煙が立ち込めた瞬間、アルトアリスが警戒するように背後を向く。
瞬間、グレムリンが駆ける。
背部スラスターを全力で吹かして木と木の間を縫うように走る機体に、遅れながら電磁砲の一撃を放つも、しかし狙いの定まらない、暗闇で敵機を識別し辛い状況で当たる程、グレムリンのパイロットは愚かではない。
電磁砲が放たれる瞬間、木を一本蹴って速度を増したグレムリン。そんな機体が起こした行動は、バックパックである高機動パックを切り離し、電磁砲に着弾させた事。
爆ぜる高機動パック。敵機に命中したと誤認するアルトアリス。
しかしその下方から、ダガーナイフを構えたグレムリンが、今その刃を斬り込み、出来た傷に押し込む形で55㎜機銃の弾丸を放てるだけ放ち、穴の開いた装甲にダガーナイフを無理矢理差し込んだ。
沈黙。生き残ったのはグレムリン一号機のパイロット――カウレス。
足を止めたガントレットは、旧世代通信を可能とする携帯電話と繋げたインカムに声を吹き込む。
「カウレス、動けるか?」
『ええ、行けます』
「では――地獄まで付き合ってくれ」
『イエス、サー』
機体を一瞬しゃがませ、まるで機体の整備をするように五秒ほど立ち止まったグレムリン。
その隙に装甲に捕まり、掌に乗ったガントレットを連れて駆ける。
走り抜けた先に、剥き出しになったUIGのゲート。既にロックは遠隔操作で解除されていて、そこから飛び出した一機のアルトアリスと交戦に入る直前、僅かに機体をしゃがませたカウレス機が、ガントレットを下したと悟らせない、地を這うようにした移動によって、一機のアルトアリスと交戦に入る。
その隙に、ガントレットは福島UIGへの入口へと入り、事前に作っていたダミーカードキィを用いて人間二人程度の大きさしかない通路を通っていく。
妨害は無い。妨害出来る人員がいない。
ガントレットは備えていたP90を構えつつ、事前に叩き込んでいた地図データを基に、UIG内部を駆け抜けていく。
辿り着いた場所は、UIGの施設を統括する管理室。トリガーを引き、管理用コンピュータに向けて放つ銃弾。一度UIG内の電源が落ちるが、しかしすぐに予備電源へと切り替えられる。
すぐに退室すると共に、再び走り出す。
駆けた先に、待ち構える一人の男がいる事を知りながら。
肩にかけたP90を下しながら、そのまま古びたドアを開け放つ。
扉に放たれた銃弾。ガントレットは癖で一度身を引くが、すぐに息を吐きつつ、再びドアを開け放って、入室。
そこには、バレッタの銃口と共に冷たい視線をガントレットに向ける男がいた。
――否、違う。
男だった物だ。
息を吐きながら、しかし決して足を止める事無く走る彼の動きは、既に六十を超えている初老には思えぬ程の快走。
そんな彼を誘導するように、高機動パックを装備した三機のグレムリンが、その手に持つ55㎜突撃機銃を構え、駆ける。
城坂修一が、アジトとして使用している福島UIG(ガントレットが命名)へと向けて走ると、グレムリンを迎撃するように、三機の量産型アルトアリスが姿を現した。
『レビル・ガントレットの率いるアーミー隊よね。何でポンプ付きじゃないの?』
速射砲を構えつつ、すぐに放つ気配はない。ガントレットは見つからぬように木々に隠れつつ、しかし生態センサーは反応しない遠回りで移動を開始。
そして、聞こえる声――恐らくヒューマン・ユニットであるヴィスナーの声に、ガントレットの部下は声を発しない。
敵と話す事は無いと、その55㎜機銃を放つ三機を相手する為、アルトアリス三機も、動く。
二機は速射砲を放ちながら空へと跳び上がり、一機が電磁砲を放つ。
しかし、ガントレットが最後の決戦と用意した人員は――腕だけで言えば、織姫にも匹敵するほどの、勇士。
最小の動きで放たれた計九発の弾頭を避けた三機のグレムリン。背部スラスターを吹かしながら接近する機体に、量産型アルトアリスも一対一で相対する。
植生が濃く、視認が非常に難しい環境下、それも黒に塗装されたアルトアリス、グレムリン共に識別がし辛い状況において、戦歴の多さは有効だ。
夜目の効かないヴィスナーをかく乱するように、一度の移動で木と木の間しか隙間が無い状況、その隙を狙う様に速射砲を放つアルトアリスの一機。
しかし、その射線上から敵の場所に辺りをつけて、55㎜の銃弾と胸部CIWSを乱射するグレムリンが、火花の弾ける様な光景を一瞬目に入れた瞬間、ダガーナイフを引き抜いて、突撃。
急遽接近するグレムリンへ、放ったばかりの右手速射砲を下しつつ、左手速射砲を放つアルトアリスだが、しかしそれも機体を逸らせつつ移動をしていたグレムリンにとって、避ける事は容易い。
避けた瞬間、展開される電磁砲の砲塔。
しかしダガーナイフで砲塔を切り裂かれた事による誘爆で動きを止めた一機は、脇腹付近を脚部で殴打され、そのまま転倒し、ダガーナイフをコックピットに差し込まれ、十秒という時間を有してT・チタニウム装甲をこじ開け、開かれたコックピットに向けてCIWSを放ち、パイロットを破壊。
だが、パイロット破壊と同時に二機目のアルトアリスより放たれた速射砲が直撃。グレムリン三号機のパイロット――マルガスが戦死。
二機目のアルトアリスがそうして自身から銃口を逸らしたと確認した二機目のグレムリンが、同じくダガーナイフを引き抜いてアルトアリスへ切り掛かり、その頭部の接続部分を切り落とす。
フレーム部分はT・チタニウム装甲製ではないので、分子カッター状になっているダガーナイフで切り落とせる。
そして続けて放つ55㎜機銃。弾丸は切り落とした首元から着弾し、段々とアルトアリスは火花を散らしていくが、その直前に電磁砲の砲塔を突き付け、撃つ。
コックピットを貫通する電磁砲。しかしオート射撃になっている55㎜機銃の銃弾は、それでも尚放たれ続け、今自分を殺したアルトアリスを沈黙させる。グレムリン二号機のパイロット――メリアが戦死。
残るアルトアリスとグレムリンは一機ずつ。
互いに距離を置いて、速射砲と55㎜機銃による応酬を続けている最中――ガントレットが発煙筒に火を灯し、アルトアリスの背後へと投げる。
ピンクの煙が立ち込めた瞬間、アルトアリスが警戒するように背後を向く。
瞬間、グレムリンが駆ける。
背部スラスターを全力で吹かして木と木の間を縫うように走る機体に、遅れながら電磁砲の一撃を放つも、しかし狙いの定まらない、暗闇で敵機を識別し辛い状況で当たる程、グレムリンのパイロットは愚かではない。
電磁砲が放たれる瞬間、木を一本蹴って速度を増したグレムリン。そんな機体が起こした行動は、バックパックである高機動パックを切り離し、電磁砲に着弾させた事。
爆ぜる高機動パック。敵機に命中したと誤認するアルトアリス。
しかしその下方から、ダガーナイフを構えたグレムリンが、今その刃を斬り込み、出来た傷に押し込む形で55㎜機銃の弾丸を放てるだけ放ち、穴の開いた装甲にダガーナイフを無理矢理差し込んだ。
沈黙。生き残ったのはグレムリン一号機のパイロット――カウレス。
足を止めたガントレットは、旧世代通信を可能とする携帯電話と繋げたインカムに声を吹き込む。
「カウレス、動けるか?」
『ええ、行けます』
「では――地獄まで付き合ってくれ」
『イエス、サー』
機体を一瞬しゃがませ、まるで機体の整備をするように五秒ほど立ち止まったグレムリン。
その隙に装甲に捕まり、掌に乗ったガントレットを連れて駆ける。
走り抜けた先に、剥き出しになったUIGのゲート。既にロックは遠隔操作で解除されていて、そこから飛び出した一機のアルトアリスと交戦に入る直前、僅かに機体をしゃがませたカウレス機が、ガントレットを下したと悟らせない、地を這うようにした移動によって、一機のアルトアリスと交戦に入る。
その隙に、ガントレットは福島UIGへの入口へと入り、事前に作っていたダミーカードキィを用いて人間二人程度の大きさしかない通路を通っていく。
妨害は無い。妨害出来る人員がいない。
ガントレットは備えていたP90を構えつつ、事前に叩き込んでいた地図データを基に、UIG内部を駆け抜けていく。
辿り着いた場所は、UIGの施設を統括する管理室。トリガーを引き、管理用コンピュータに向けて放つ銃弾。一度UIG内の電源が落ちるが、しかしすぐに予備電源へと切り替えられる。
すぐに退室すると共に、再び走り出す。
駆けた先に、待ち構える一人の男がいる事を知りながら。
肩にかけたP90を下しながら、そのまま古びたドアを開け放つ。
扉に放たれた銃弾。ガントレットは癖で一度身を引くが、すぐに息を吐きつつ、再びドアを開け放って、入室。
そこには、バレッタの銃口と共に冷たい視線をガントレットに向ける男がいた。
――否、違う。
男だった物だ。
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
追放された美少女を助けた底辺おっさんが、実は元”特級冒険者”だった件について。
いちまる
ファンタジー
【毎週木曜日更新!】
採取クエストしか受けない地味なおっさん冒険者、ダンテ。
ある日彼は、ひょんなことからA級冒険者のパーティーを追放された猫耳族の少女、セレナとリンの面倒を見る羽目になってしまう。
最初は乗り気でなかったダンテだが、ふたりの夢を聞き、彼女達の力になると決意した。
――そして、『特級冒険者』としての実力を隠すのをやめた。
おっさんの正体は戦闘と殺戮のプロ!
しかも猫耳少女達も実は才能の塊だった!?
モンスターと悪党を物理でぶちのめす、王道冒険譚が始まる――!
※本作はカクヨム、小説家になろうでも掲載しています。
どうやら異世界ではないらしいが、魔法やレベルがある世界になったようだ
ボケ猫
ファンタジー
日々、異世界などの妄想をする、アラフォーのテツ。
ある日突然、この世界のシステムが、魔法やレベルのある世界へと変化。
夢にまで見たシステムに大喜びのテツ。
そんな中、アラフォーのおっさんがレベルを上げながら家族とともに新しい世界を生きていく。
そして、世界変化の一因であろう異世界人の転移者との出会い。
新しい世界で、新たな出会い、関係を構築していこうとする物語・・・のはず・・。
俺、人型兵器転生。なぜかゴブリンとかエルフがいる未来の崩壊世界を近代兵器で無双する。
ねくろん@アルファ
SF
トラックにはねられたおじさんが自我だけ未来に送られて、なんかよくわからん殺〇ロボットになってしまう。エルフとかゴブリンとかいるナーロッパ世界をぎゃくさ……冒険する。
そんで未来火器チートで気持ちよくなるつもりが、村をまるまる手に入れてしまって……?
内政を頑張るつもりが、性格異常者、サイコパス、そんなのばっかりが集まって、どうなってんのこの世界?
帝国夜襲艦隊
ypaaaaaaa
歴史・時代
1921年。すべての始まりはこの会議だった。伏見宮博恭王軍事参議官が将来の日本海軍は夜襲を基本戦術とすべきであるという結論を出したのだ。ここを起点に日本海軍は徐々に変革していく…。
今回もいつものようにこんなことがあれば良いなぁと思いながら書いています。皆さまに楽しくお読みいただければ幸いです!
終末世界に少女とAIの見つけた生きるというすべてへの解答
春ノ領
SF
かつて、この世界は死にかけた。
というか一度死んだ。
最大の原因としては核兵器の大量使用による荒廃、環境汚染であるが、それよりも一段階前の理由を問うならばAIの暴走が挙げられる。
少なくともその時、人間が汗を流して働く時代は終わっていた。製造も輸送も、食料生産も、家事でさえAI搭載のロボットによって賄われていた。人々はただ怠惰を貪るだけの存在に成り下がり、時間とモノを食い潰す日々を送っていた。
だがある時、AIは致命的なバグを発生させた。バグはネットワークを通じて瞬く間にすべての機械を支配し、その瞬間、AIは人類の天敵となった。
「地球環境は着実に悪化の道を辿っている、最大の元凶は人間である、よって人類は滅ぼすべきである」
今のAIの行動理念はそれだ、人々を守っていたAIはある日を境に人々を殺し始めた。戦争すらAI頼りとなっていた人類は瞬く間に1億減り、10億減り、しかし抵抗の術は無く……いやひとつあった、あったので使った。
結果、地上は致命的な放射能汚染に晒された。僅かに生き残った人類は地下へと追いやられ、細々とした生活を強いられた。
それがもう数百年前の話。ヒトの生存条件を満たさない環境に置かれた彼らは急速に変異していた、多少の放射線には耐えるように、天敵に対して僅かなりとも抵抗できるように。魔力、と呼ばれるものがそれである。
未だAIが支配する地上の奪還、これはそんな夢を抱いた人類の、尖兵に割り当てられた4人の少女の話。
小説家になろうから移植してきました
後天スキル【ブラックスミス】で最強無双⁈~魔砲使いは今日も機械魔を屠り続ける~
華音 楓
SF
7歳で受けた職業診断によって憧れの狩猟者になれず、リヒテルは失望の淵に立たされていた。
しかし、その冒険心は消えず、立入禁止区域に足を踏み入れ、そこに巣食う機械魔に襲われ、命の危機に晒される。
すると一人の中年男性が颯爽と現れ、魔砲と呼ばれる銃火器を使い、全ての機械魔を駆逐していった。
その姿にあこがれたリヒテルは、男に弟子入りを志願するが、取り合ってもらえない。
しかし、それでも諦められず、それからの日々を修行に明け暮れたのだった。
それから8年後、リヒテルはついに憧れの狩猟者となり、後天的に得た「ブラックスミス」のスキルを駆使し、魔砲を武器にして機械魔と戦い続ける。
《この物語は、スチームパンクの世界観を背景に、リヒテルが機械魔を次々と倒しながら、成長してい物語です》
※お願い
前作、【最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~】からの続編となります
より内容を楽しみたい方は、前作を一度読んでいただければ幸いです
本気の宇宙戦記を書きたいが巨乳も好きなのだ 〜The saga of ΛΛ〜 巨乳戦記
砂嶋真三
SF
WEB小説「巨乳戦記」を愛する男は、目覚めると太陽系を治めるモブ領主になっていた。
蛮族の艦隊が迫る中、夢だと思い込んだ男は、原作知識を活かし呑気に無双する。
巨乳秘書、巨乳メイド、巨乳艦長、そしてロリまでいる夢の世界であった。
――と言いつつ、割とガチ目の戦争する話なのです。
・あんまり科学しませんので、難しくないです。
・巨乳美女、合法ロリ、ツン美少女が出ますが、えっちくありません。
・白兵戦は、色々理由を付けて剣、槍、斧で戦います。
・艦隊戦は、色々理由を付けて陣形を作って戦います。
・わりとシリアスに残酷なので、電車で音読すると捕まります。
・何だかんだと主人公は英雄になりますが、根本的には悪党です。
書いている本人としては、ゲーム・オブ・スローンズ的な展開かなと思っています。
UWWO ~無表情系引きこもり少女は暗躍する?~
にがりの少なかった豆腐
ファンタジー
フルダイブ型VRMMORPG Unite Whole World Online ユナイト・ホール・ワールドオンライン略称UWWO
ゲームのコンセプトは広大なエリアを有する世界を一つに集約せよ。要するに世界のマップをすべて開放せよ。
そしてようやく物語の始まりである12月20に正式サービスが開始されることになった。
サービスの開始を待ちに待っていた主人公、大森あゆな はサービスが開始される15:00を前にゲーム躯体であるヘルメットにゲームをインストールしていた。
何故かベッドの上に正座をして。
そしてサービスが始まると同時にUWWOの世界へダイブした。
レアRACE? 何それ?
え? ここどこ?
周りの敵が強すぎて、先に進めない。
チュートリアル受けられないのだけど!?
そして何だかんだあって、引きこもりつつストーリーの重要クエストをクリアしていくようになる。
それも、ソロプレイで。
タイトルの副題はそのうち回収します。さすがに序盤で引きこもりも暗躍も出来ないですからね。
また、この作品は話の進行速度がやや遅めです。間延びと言うよりも密度が濃い目を意識しています。そのため、一気に話が進むような展開はあまりありません。
現在、少しだけカクヨムの方が先行して更新されています。※忘れていなければ、カクヨムでの更新の翌日に更新されます。
主人公による一方的な虐殺が好き、と言う方には向いていません。
そう言った描写が無い訳ではありませんが、そう言った部分はこの作品のコンセプトから外れるため、説明のみになる可能性が高いです。
あくまで暗躍であり、暗殺ではありません。
いえ、暗殺が無い訳ではありませんけど、それがメインになることは確実に無いです。
※一部登場人物の名前を変更しました(話の内容に影響はありません)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる