125 / 148
学園都市編
124話 想定外の出来事である
しおりを挟む
銀色の丸眼鏡が印象的。
肩にかかる長さで切り揃えられた髪は手入れされ、さらさらのストレート。
見るからに身なりに気を使っている男性の性格を、アヤネは勝手に神経質な人なのだろうと決めつけた。
「仲間に入れてくれるかな?」
ヒビキの背に身を隠すために、そそくさと移動する。
ひょっこりとヒビキの背中から顔だけを覗かせて、男性を指さすと小声で呟いた。
「分からない。仲間に入れてくれるといいけど……」
アヤネの問いかけに対して淡々とした口調で言葉を続けたヒビキは、はたしてギルドランクがFランクである自分を仲間に引き入れてくれるのだろうかと疑問を抱いていた。
まるでお父様みたい。
無言のままクエスト一覧表を眺めている男性と、父親である国王をアヤネは頭の中で照らし合わせていた。
父親と雰囲気の似ている男性を気にかけているものの、声をかけることが出来ずにいる。
アヤネが背後に身を隠してしまったため、仲間に入れてもらうための交渉はヒビキが一人で行わなければならない。
ヒビキは深呼吸をすると、緊張した面持ちで男性の元へ歩み寄る。
「お兄さん達も洞窟を通過しようとしているのですか?」
なんともか細い声が出た。
弱々しく放たれた言葉を、はたして男性は聞き取ることが出来たのだろうか。
もう一度問いかけた方が良いのではないのかとヒビキの中で疑問が湧く。
「そうですが……何か?」
クエスト一覧から視線を外す。
青年の視線がヒビキを捉えたため、どうやら声は届いたようだ。
なんの感情も籠っていないような、淡々とした口調で青年は呟いた。
「俺達も洞窟を抜けて隣街の学園都市に向かおうと思っているのですが、仲間に入れてくれませんか?」
普段は初対面の相手に対して、明るく人懐っこい人物を演じて接触をするヒビキだけど、今回は緊張をしているため演じるどころの話ではないようだ。
「ギルドランクをお尋ねしても?」
やはり、男性の口調は変わらず淡々としたものだった。
「俺はFランクです。アヤネはAランクです」
Fランクであることを伝えれば男性は仲間に入れることを拒否するかもしれない。
Aランクであるアヤネだけを仲間に入れると言い出すかもしれない。
優劣を批評する男性に、ヒビキは嘘をつくのは嫌だという理由で、素直に自分がFランクであることを伝える。
「因みにレベルは157だよ」
アヤネが小声で呟くようにして言葉を続けたため、ヒビキの顔から血の気が引く。
「俺は、人に言えるようなレベルではありません」
アヤネが自らのレベルを口にしたため、剣士である青年や彼の仲間である魔術師達の視線がヒビキに向く。
アヤネに続き、ヒビキも自らのレベルを口にすると考えたのだろう。
魔界だけではなく、妖精の森の神殿でレベル上げを行ったヒビキのレベルは既に350を越えていた。
しかし、レベルが350を越えている事は普通ではあり得ないことであり、Fランクでありながらレベルを答えてしまえば神経を疑われる事になるだろう。
「Fランクのレベルは1から10程度。よくもまあ、Fランクの身でありながら仲間に加わりたいと言えましたね」
男性の口調は変わらぬまま、素直に思ったことを口にしたのだろう。
レベルを答えなくとも、Fランクでありながらパーティへ入れてほしいと頼んだことにより神経を疑われてしまった。
表情がピクリとも変わらないため、彼の感情を読むことは出来ない。
しかし、視線はヒビキからクエストの詳細が記載される用紙へ移ったため、Fランクと聞きヒビキ達から興味は失せたか。
「すみません。せめて、アヤネだけでもパーティに入れてくれませんか?」
普段なら、今のやり取りで仲間に入れてもらうのは無理だと判断をして、一人で洞窟内に足を踏み入れていただろう。
しかし、今回はアヤネがいるため、ここで引き下がる事は出来ない。
深々と頭を下げて頼んでみる。
「彼女を私達のパーティに入れた後、貴方一人だけで洞窟を通過しようとお考えでしたらやめた方が良いと思いますよ。Fランクの身でありながら仲間に入れて欲しいと訪ねる勇気に感心していたのです。大抵の者は足を引っ張るからと、声をかけることすらしないでしょうから。私達の足を引っ張らないのであれば、共に洞窟を抜けることは構いません」
男性からの返事は、全く予想とは異なっていた。
誉められているのか、貶されているのか分かりづらい言い方ではあったものの、どうやら仲間には入れてくれる気でいるようだ。
「仲間に入れてくれるって! 良かったね」
大人しく男性とヒビキの会話に、聞き耳を立てていたアヤネが嬉しそうに呟いた。
ヒビキにだけ聞き取れるような小さな声なのは、やはりまだ剣士である青年に対して気を許してはいないのか。
小声ではしゃくアヤネの姿を横目に見たヒビキが苦笑する。
クエスト用紙から視線を外すと、男性の視線はヒビキに向けられたまま固定される。
「洞窟中央には集団で襲いかかってくるドワーフが屯っています。仲間は多ければ多いほどいいでしょう。しかし、自分の身は自分で守ってください。私は人を守りながらモンスターの退治が出来るほど器用ではありませんから」
伝えたいことだけ伝え終えると、青年の視線はヒビキから外れてテーブルの上に移動する。
「私はSランク、レベル177の剣士です。魔術を扱うことも可能です。彼女はCランク、レベルは58の魔術師です。彼はDランク、レベルは31の魔術師です。一時の仲間です。名乗り合う必要は無いでしょう」
結局、一度も表情を変えることなく言葉を続けた青年は一枚の資料を指差した。
「ドワーフ討伐のクエストの発行をお願いします」
視線の先で、男性の会話の相手が受付嬢に移る。
アヤネは相変わらず、ヒビキの背後に身を隠したままである。
「棘のある言い方しか出来ない人でごめんなさいね」
呆然と佇むヒビキに、今までただ黙って状況を眺めていた女性が声をかける。
艶やかで男性を魅了する女性は周囲から沢山の視線を集めていた。
「仲良くなったら失った時が悲しいから、出来るだけ人と関わりを持たずに生きたいんだとよ」
続けて男性がヒビキの顔を覗きこむ。
爽やかな笑顔が印象的な男性である。
「朝早くから洞窟を通過しようとしている仲間を求めていたのだけど、昼過ぎになっても声をかけてきたのは、君たちだけなのよね。洞窟を通過するのにどれ程の時間がかかるか分からないから、そろそろ出発をしたほうがいいとおもうのだけど、どうかしら?」
魔術師の女性が剣士である青年に声をかける。
「人数に不安はありますが、これ以上待機しているわけにもいきませんね」
ゆっくりと腰をあげた青年は小さなため息を吐き出した。
洞窟の出入り口付近で狩りを行うものは多い。
しかし、洞窟を通過するとなると仲間を集めるにも一苦労である。
「ダメ元で洞窟を通過するチームが他にはないのかと募集をかけたんだ。Aランクの彼女が来てくれただけでも心強いだろ」
魔術師の青年が席を立つ。
「強い魔術師が来てくれて良かったわね」
魔術師の女性が席を立つと、剣士である青年に声をかける。
「そうですね。追々、彼女の扱う事の出来る術を覚えていくとしましょう」
剣士である青年が淡々とした口調で呟いた。
剣士である青年とヒビキは接近戦を得意とする。
青年と連携して、モンスターの討伐を行わなければならない。
しかし、感情を露にすることなく話を進める青年と連携することが出来るだろうかと不安を抱いていた。
魔術師であるアヤネは他の魔術師と共に後衛で術を発動する役割を担う。
杖を両手で握りしめ、構えをとるアヤネはいつでも魔術を発動できるような姿勢をとったまま前進する。
「会長や副会長以外とパーティを組むのは久しぶりだから緊張する」
ヒビキに耳打ちするアヤネは気づいているのだろうか。
杖の先端がヒビキの腹部に食い込んでいることに。
笑顔のままであるヒビキが冷や汗を流す。
「まだ街を抜けてすらいないんだ。肩の力を抜いて早くから身構えてると洞窟に足を踏み入れた頃には疲れきってしまうよ」
ヒビキはアヤネを落ち着かせようと試みた。
ピロンと高い音がした。
シエルにパーティに誘われています。加入しますか?
目の前に現れた文字を読み、青年の名前がシエルであることを知る。
国王暗殺を企む黒幕と同じ名前である。
思わぬ場面で思わぬ名前を目にしたヒビキは激しく動揺する。
しかし、動揺を表情に表すことなく
はい
左下にあるボタンを押す。
国王暗殺を企む人物と、目の前に佇む剣士の青年は別人物であるだろうと考えを改めるヒビは高鳴る心臓を落ち着かせようと試みた。
アヤネにもシエルからのパーティ申請の通知があったようで、アヤネの表情から不安の色が消える。
「何処かで見たことのある人だと思っていたら光魔術を教えるシエル先生よ」
剣士の青年に対する緊張感や恐怖心が消えたようで、笑顔のアヤネがヒビキの耳元で呟いた。
ヒビキの考えはアヤネの発言によって見事に覆されることになる。
目の前を歩く剣士の青年が、国王暗殺を企む人物であることが判明する。
ヒビキの顔から血の気が引いた。
もしも、青年がシエルであると知っていれば、絶対に声をかけてはいなかった。
仲間に入れて貰うなど、もってのほかである。
肩にかかる長さで切り揃えられた髪は手入れされ、さらさらのストレート。
見るからに身なりに気を使っている男性の性格を、アヤネは勝手に神経質な人なのだろうと決めつけた。
「仲間に入れてくれるかな?」
ヒビキの背に身を隠すために、そそくさと移動する。
ひょっこりとヒビキの背中から顔だけを覗かせて、男性を指さすと小声で呟いた。
「分からない。仲間に入れてくれるといいけど……」
アヤネの問いかけに対して淡々とした口調で言葉を続けたヒビキは、はたしてギルドランクがFランクである自分を仲間に引き入れてくれるのだろうかと疑問を抱いていた。
まるでお父様みたい。
無言のままクエスト一覧表を眺めている男性と、父親である国王をアヤネは頭の中で照らし合わせていた。
父親と雰囲気の似ている男性を気にかけているものの、声をかけることが出来ずにいる。
アヤネが背後に身を隠してしまったため、仲間に入れてもらうための交渉はヒビキが一人で行わなければならない。
ヒビキは深呼吸をすると、緊張した面持ちで男性の元へ歩み寄る。
「お兄さん達も洞窟を通過しようとしているのですか?」
なんともか細い声が出た。
弱々しく放たれた言葉を、はたして男性は聞き取ることが出来たのだろうか。
もう一度問いかけた方が良いのではないのかとヒビキの中で疑問が湧く。
「そうですが……何か?」
クエスト一覧から視線を外す。
青年の視線がヒビキを捉えたため、どうやら声は届いたようだ。
なんの感情も籠っていないような、淡々とした口調で青年は呟いた。
「俺達も洞窟を抜けて隣街の学園都市に向かおうと思っているのですが、仲間に入れてくれませんか?」
普段は初対面の相手に対して、明るく人懐っこい人物を演じて接触をするヒビキだけど、今回は緊張をしているため演じるどころの話ではないようだ。
「ギルドランクをお尋ねしても?」
やはり、男性の口調は変わらず淡々としたものだった。
「俺はFランクです。アヤネはAランクです」
Fランクであることを伝えれば男性は仲間に入れることを拒否するかもしれない。
Aランクであるアヤネだけを仲間に入れると言い出すかもしれない。
優劣を批評する男性に、ヒビキは嘘をつくのは嫌だという理由で、素直に自分がFランクであることを伝える。
「因みにレベルは157だよ」
アヤネが小声で呟くようにして言葉を続けたため、ヒビキの顔から血の気が引く。
「俺は、人に言えるようなレベルではありません」
アヤネが自らのレベルを口にしたため、剣士である青年や彼の仲間である魔術師達の視線がヒビキに向く。
アヤネに続き、ヒビキも自らのレベルを口にすると考えたのだろう。
魔界だけではなく、妖精の森の神殿でレベル上げを行ったヒビキのレベルは既に350を越えていた。
しかし、レベルが350を越えている事は普通ではあり得ないことであり、Fランクでありながらレベルを答えてしまえば神経を疑われる事になるだろう。
「Fランクのレベルは1から10程度。よくもまあ、Fランクの身でありながら仲間に加わりたいと言えましたね」
男性の口調は変わらぬまま、素直に思ったことを口にしたのだろう。
レベルを答えなくとも、Fランクでありながらパーティへ入れてほしいと頼んだことにより神経を疑われてしまった。
表情がピクリとも変わらないため、彼の感情を読むことは出来ない。
しかし、視線はヒビキからクエストの詳細が記載される用紙へ移ったため、Fランクと聞きヒビキ達から興味は失せたか。
「すみません。せめて、アヤネだけでもパーティに入れてくれませんか?」
普段なら、今のやり取りで仲間に入れてもらうのは無理だと判断をして、一人で洞窟内に足を踏み入れていただろう。
しかし、今回はアヤネがいるため、ここで引き下がる事は出来ない。
深々と頭を下げて頼んでみる。
「彼女を私達のパーティに入れた後、貴方一人だけで洞窟を通過しようとお考えでしたらやめた方が良いと思いますよ。Fランクの身でありながら仲間に入れて欲しいと訪ねる勇気に感心していたのです。大抵の者は足を引っ張るからと、声をかけることすらしないでしょうから。私達の足を引っ張らないのであれば、共に洞窟を抜けることは構いません」
男性からの返事は、全く予想とは異なっていた。
誉められているのか、貶されているのか分かりづらい言い方ではあったものの、どうやら仲間には入れてくれる気でいるようだ。
「仲間に入れてくれるって! 良かったね」
大人しく男性とヒビキの会話に、聞き耳を立てていたアヤネが嬉しそうに呟いた。
ヒビキにだけ聞き取れるような小さな声なのは、やはりまだ剣士である青年に対して気を許してはいないのか。
小声ではしゃくアヤネの姿を横目に見たヒビキが苦笑する。
クエスト用紙から視線を外すと、男性の視線はヒビキに向けられたまま固定される。
「洞窟中央には集団で襲いかかってくるドワーフが屯っています。仲間は多ければ多いほどいいでしょう。しかし、自分の身は自分で守ってください。私は人を守りながらモンスターの退治が出来るほど器用ではありませんから」
伝えたいことだけ伝え終えると、青年の視線はヒビキから外れてテーブルの上に移動する。
「私はSランク、レベル177の剣士です。魔術を扱うことも可能です。彼女はCランク、レベルは58の魔術師です。彼はDランク、レベルは31の魔術師です。一時の仲間です。名乗り合う必要は無いでしょう」
結局、一度も表情を変えることなく言葉を続けた青年は一枚の資料を指差した。
「ドワーフ討伐のクエストの発行をお願いします」
視線の先で、男性の会話の相手が受付嬢に移る。
アヤネは相変わらず、ヒビキの背後に身を隠したままである。
「棘のある言い方しか出来ない人でごめんなさいね」
呆然と佇むヒビキに、今までただ黙って状況を眺めていた女性が声をかける。
艶やかで男性を魅了する女性は周囲から沢山の視線を集めていた。
「仲良くなったら失った時が悲しいから、出来るだけ人と関わりを持たずに生きたいんだとよ」
続けて男性がヒビキの顔を覗きこむ。
爽やかな笑顔が印象的な男性である。
「朝早くから洞窟を通過しようとしている仲間を求めていたのだけど、昼過ぎになっても声をかけてきたのは、君たちだけなのよね。洞窟を通過するのにどれ程の時間がかかるか分からないから、そろそろ出発をしたほうがいいとおもうのだけど、どうかしら?」
魔術師の女性が剣士である青年に声をかける。
「人数に不安はありますが、これ以上待機しているわけにもいきませんね」
ゆっくりと腰をあげた青年は小さなため息を吐き出した。
洞窟の出入り口付近で狩りを行うものは多い。
しかし、洞窟を通過するとなると仲間を集めるにも一苦労である。
「ダメ元で洞窟を通過するチームが他にはないのかと募集をかけたんだ。Aランクの彼女が来てくれただけでも心強いだろ」
魔術師の青年が席を立つ。
「強い魔術師が来てくれて良かったわね」
魔術師の女性が席を立つと、剣士である青年に声をかける。
「そうですね。追々、彼女の扱う事の出来る術を覚えていくとしましょう」
剣士である青年が淡々とした口調で呟いた。
剣士である青年とヒビキは接近戦を得意とする。
青年と連携して、モンスターの討伐を行わなければならない。
しかし、感情を露にすることなく話を進める青年と連携することが出来るだろうかと不安を抱いていた。
魔術師であるアヤネは他の魔術師と共に後衛で術を発動する役割を担う。
杖を両手で握りしめ、構えをとるアヤネはいつでも魔術を発動できるような姿勢をとったまま前進する。
「会長や副会長以外とパーティを組むのは久しぶりだから緊張する」
ヒビキに耳打ちするアヤネは気づいているのだろうか。
杖の先端がヒビキの腹部に食い込んでいることに。
笑顔のままであるヒビキが冷や汗を流す。
「まだ街を抜けてすらいないんだ。肩の力を抜いて早くから身構えてると洞窟に足を踏み入れた頃には疲れきってしまうよ」
ヒビキはアヤネを落ち着かせようと試みた。
ピロンと高い音がした。
シエルにパーティに誘われています。加入しますか?
目の前に現れた文字を読み、青年の名前がシエルであることを知る。
国王暗殺を企む黒幕と同じ名前である。
思わぬ場面で思わぬ名前を目にしたヒビキは激しく動揺する。
しかし、動揺を表情に表すことなく
はい
左下にあるボタンを押す。
国王暗殺を企む人物と、目の前に佇む剣士の青年は別人物であるだろうと考えを改めるヒビは高鳴る心臓を落ち着かせようと試みた。
アヤネにもシエルからのパーティ申請の通知があったようで、アヤネの表情から不安の色が消える。
「何処かで見たことのある人だと思っていたら光魔術を教えるシエル先生よ」
剣士の青年に対する緊張感や恐怖心が消えたようで、笑顔のアヤネがヒビキの耳元で呟いた。
ヒビキの考えはアヤネの発言によって見事に覆されることになる。
目の前を歩く剣士の青年が、国王暗殺を企む人物であることが判明する。
ヒビキの顔から血の気が引いた。
もしも、青年がシエルであると知っていれば、絶対に声をかけてはいなかった。
仲間に入れて貰うなど、もってのほかである。
0
お気に入りに追加
25
あなたにおすすめの小説

三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
魔境へ追放された公爵令息のチート領地開拓 〜動く屋敷でもふもふ達とスローライフ!〜
西園寺わかば🌱
ファンタジー
公爵家に生まれたエリクは転生者である。
4歳の頃、前世の記憶が戻って以降、知識無双していた彼は気づいたら不自由極まりない生活を送るようになっていた。
そんな彼はある日、追放される。
「よっし。やっと追放だ。」
自由を手に入れたぶっ飛んび少年エリクが、ドラゴンやフェンリルたちと気ままに旅先を決めるという物語。
- この話はフィクションです。
- カクヨム様でも連載しています。
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。

悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる