168 / 241
第四章
第168話 聖母
しおりを挟む
「うんうん、スッキリしたわね、さあ、おばさん、その偉い人のところに案内してちょうだい」
「へ? あ、ああ、とんでもないね、こんなの見た事も聞いた事もなかったよ、凄いねあんた。こりゃ教国も終わりかもね。さあこっちだよ、ついてきな」
そう言って、大きな家があった方向に進んで。
「あん? なんだよ、また女のところにシケ込んでたのかい。ったく、この女に覆い被さってるヤツがこの街の責任者だ」
「ありがとうございます。腕輪を付けてっと、はい起きて下さいよ~」
「あっ、ライ何か被せておきなさい! あなたにはまだ早いわ!」
え? 良く分かりませんが、そうですね、下の女の人も裸みたいですから、可哀相ですね、ほいっと!
うんうん。上手く男の人との間に上手く出せました。
「ん? なんだ寝てたかってお前も寝てるじゃねえか、ほれほれ、おほ~気持ちいいぞ! あ? ······なんで外なんだ? ア、アマンダ、なに見てやがる! お前は扉前でじっとしとけと命令したはずだ! ガキどもに情けなんかかけやがるから! ってまたガキを連れ出しやがったのか!」
「お前も腰振るの止めねえか! ガキが見てんだぞ! さっさと上から退きやがれ!」
「ほ、ほらライこっち向いててね、ちゅってしてあげるから、ついでに男にもシーツ被せておきなさい、ちゅ。ね、ほらほらもう一回、ちゅ、ちゅ」
良く分かりませんが、テラの言う通りテラの方を向いて、ちゅってしてもらいながら、男にシーツを被せました。
「くふふ。テラ、好きだよ。ちゅ」
「わ、私もよ! って、早く命令しなさい!」
「あっ、そうだね」
そして僕は、おばさんにしたように、命令をして、人攫い達の情報を、紙を出して書いてもらうのと、テラがうるさく言うのでパンツだけ履かせておきました。もちろん下にいたお姉さんには上着も着せましたよ。
「クソっ、なんで俺様がこんなことをしなきゃなんねー! 家にはその資料があったってのによ!」
え? そうなのですね。じゃあ、ほいっと!
「はい、家を出したので、その資料をここに出して来てくれますか? 後、隠したり、悪さはしないでくださいね」
「なっ! どっから出しやがった! クソっ体が勝手に!」
「かははは! おらおら働け! 私もだがこの子がいれば人攫いの組織どころか教国も、先は無いだろうさ、くははは!」
「はい。もちろん悪者はやっつけちゃう予定ですよ。でも、おばさんは人攫いでも、何か違いそうですが、どうしてでしょうね」
「そうね、称号もあるにはあるんだけど、孤児院長が引っ掛かるのよね」
「ん? 私かい? 私がやってきた事は路上生活してる孤児を攫って来て、孤児院を開いて教国から金をせびり取っていたからね、たいした飯も食わせらんねえのに見かけたら攫っていたさ、それに目を付けたんだろうね、この国境の街と近隣の村や街から路上生活してる子供が次々と消えちまうんだからね、かははは!」
あれ? この人良い人じゃない?
(そ、そうね、良く見ると、聖母の称号があるわ······ライ、人攫いではあるけれど、それって人助けよ、奴隷の腕輪を外してあげなきゃ)
「あの、おばさんは良い人だったのですね、ごめんなさい」
「私も謝るわ。ごめんなさい。おばさんのやってる事は慈善よ、言い方が悪いだけで、やってる事は子供達の保護だもん」
「ん? だが、満足に飯も食わせられねえのに集めていたってだけだぞ? ここでもガキどもに飯やってたら、あの扉を守ってるだけにしろって言われるしよ。けど心配じゃねえか。子供は笑ってるのが一番だろ? ここにも、私の代わりに子供を攫って来てくれるからいるようなもんだしな。やってる事が麻薬だから犯罪なのはしかたねえけどよ」
僕は、素早く奴隷の腕輪を外しました。
「いえ。凄く良い事だと思います。あの、もし良ければ、サーバルに来ませんか?」
「あん? どこだそれ? 子供達が飯食えんならどこでも良いぞ? ってか外して良いのかそれ、人攫いだぞ、子供専門の」
「はい。どうしても、冒険者が多いので、両親がいない子も沢山いますからね、僕はこう見えてもお金持ちなんで、ご飯買うお金は僕が出しますから」
「あなた算術のスキルもあるわね、それを子供に教えてあげれば良いじゃない。大きくなった時に役に立つわよ」
おばさんはテラの言葉の後、考えるでもなく、即答で。
「そりゃ良いな! かははは! よしよし。私ゃこう見えてもそれだけは育ての親にキツく教えられて、自慢できる一つだからね、任せときな! 商人にだって負けない子供達にしてやるさ、くははは!」
豪快に笑うおばさんを横目に、責任者のおじさんは、家には入り、本や紙の束を持ってきては床に置いて、また家に戻るを繰り返し。その間に僕は気絶している人攫い達をお屋敷に送って、おじさんが持ってきた資料の地図と人攫い達のリストを見ています。
「はぁ、はぁ、これで最後だちくしょう。だがおかしいな? ここまでやられてるってのに、あいつが来ないなんて······」
「あいつって、犬の邪神ナベリウスの事? それならこのライがやっつけちゃったわよ」
「へ? Sランクが束になっても殺せねえヤツだぞ?」
「はい。しっかりやっつけましたよ。復活できないようにね」
その後、おじさんは、さらに絶望したような顔になりましたので、結構助けに来ると期待していたのですね。とりあえずおじさんには資料を持ってお屋敷に行ってもらい、『カヤッツって方がいますので、その方に資料を渡し、まとめてもらって下さい』とお願いして、僕はおばさんと、もう一つ下の地下室に向かいました。
「へ? あ、ああ、とんでもないね、こんなの見た事も聞いた事もなかったよ、凄いねあんた。こりゃ教国も終わりかもね。さあこっちだよ、ついてきな」
そう言って、大きな家があった方向に進んで。
「あん? なんだよ、また女のところにシケ込んでたのかい。ったく、この女に覆い被さってるヤツがこの街の責任者だ」
「ありがとうございます。腕輪を付けてっと、はい起きて下さいよ~」
「あっ、ライ何か被せておきなさい! あなたにはまだ早いわ!」
え? 良く分かりませんが、そうですね、下の女の人も裸みたいですから、可哀相ですね、ほいっと!
うんうん。上手く男の人との間に上手く出せました。
「ん? なんだ寝てたかってお前も寝てるじゃねえか、ほれほれ、おほ~気持ちいいぞ! あ? ······なんで外なんだ? ア、アマンダ、なに見てやがる! お前は扉前でじっとしとけと命令したはずだ! ガキどもに情けなんかかけやがるから! ってまたガキを連れ出しやがったのか!」
「お前も腰振るの止めねえか! ガキが見てんだぞ! さっさと上から退きやがれ!」
「ほ、ほらライこっち向いててね、ちゅってしてあげるから、ついでに男にもシーツ被せておきなさい、ちゅ。ね、ほらほらもう一回、ちゅ、ちゅ」
良く分かりませんが、テラの言う通りテラの方を向いて、ちゅってしてもらいながら、男にシーツを被せました。
「くふふ。テラ、好きだよ。ちゅ」
「わ、私もよ! って、早く命令しなさい!」
「あっ、そうだね」
そして僕は、おばさんにしたように、命令をして、人攫い達の情報を、紙を出して書いてもらうのと、テラがうるさく言うのでパンツだけ履かせておきました。もちろん下にいたお姉さんには上着も着せましたよ。
「クソっ、なんで俺様がこんなことをしなきゃなんねー! 家にはその資料があったってのによ!」
え? そうなのですね。じゃあ、ほいっと!
「はい、家を出したので、その資料をここに出して来てくれますか? 後、隠したり、悪さはしないでくださいね」
「なっ! どっから出しやがった! クソっ体が勝手に!」
「かははは! おらおら働け! 私もだがこの子がいれば人攫いの組織どころか教国も、先は無いだろうさ、くははは!」
「はい。もちろん悪者はやっつけちゃう予定ですよ。でも、おばさんは人攫いでも、何か違いそうですが、どうしてでしょうね」
「そうね、称号もあるにはあるんだけど、孤児院長が引っ掛かるのよね」
「ん? 私かい? 私がやってきた事は路上生活してる孤児を攫って来て、孤児院を開いて教国から金をせびり取っていたからね、たいした飯も食わせらんねえのに見かけたら攫っていたさ、それに目を付けたんだろうね、この国境の街と近隣の村や街から路上生活してる子供が次々と消えちまうんだからね、かははは!」
あれ? この人良い人じゃない?
(そ、そうね、良く見ると、聖母の称号があるわ······ライ、人攫いではあるけれど、それって人助けよ、奴隷の腕輪を外してあげなきゃ)
「あの、おばさんは良い人だったのですね、ごめんなさい」
「私も謝るわ。ごめんなさい。おばさんのやってる事は慈善よ、言い方が悪いだけで、やってる事は子供達の保護だもん」
「ん? だが、満足に飯も食わせられねえのに集めていたってだけだぞ? ここでもガキどもに飯やってたら、あの扉を守ってるだけにしろって言われるしよ。けど心配じゃねえか。子供は笑ってるのが一番だろ? ここにも、私の代わりに子供を攫って来てくれるからいるようなもんだしな。やってる事が麻薬だから犯罪なのはしかたねえけどよ」
僕は、素早く奴隷の腕輪を外しました。
「いえ。凄く良い事だと思います。あの、もし良ければ、サーバルに来ませんか?」
「あん? どこだそれ? 子供達が飯食えんならどこでも良いぞ? ってか外して良いのかそれ、人攫いだぞ、子供専門の」
「はい。どうしても、冒険者が多いので、両親がいない子も沢山いますからね、僕はこう見えてもお金持ちなんで、ご飯買うお金は僕が出しますから」
「あなた算術のスキルもあるわね、それを子供に教えてあげれば良いじゃない。大きくなった時に役に立つわよ」
おばさんはテラの言葉の後、考えるでもなく、即答で。
「そりゃ良いな! かははは! よしよし。私ゃこう見えてもそれだけは育ての親にキツく教えられて、自慢できる一つだからね、任せときな! 商人にだって負けない子供達にしてやるさ、くははは!」
豪快に笑うおばさんを横目に、責任者のおじさんは、家には入り、本や紙の束を持ってきては床に置いて、また家に戻るを繰り返し。その間に僕は気絶している人攫い達をお屋敷に送って、おじさんが持ってきた資料の地図と人攫い達のリストを見ています。
「はぁ、はぁ、これで最後だちくしょう。だがおかしいな? ここまでやられてるってのに、あいつが来ないなんて······」
「あいつって、犬の邪神ナベリウスの事? それならこのライがやっつけちゃったわよ」
「へ? Sランクが束になっても殺せねえヤツだぞ?」
「はい。しっかりやっつけましたよ。復活できないようにね」
その後、おじさんは、さらに絶望したような顔になりましたので、結構助けに来ると期待していたのですね。とりあえずおじさんには資料を持ってお屋敷に行ってもらい、『カヤッツって方がいますので、その方に資料を渡し、まとめてもらって下さい』とお願いして、僕はおばさんと、もう一つ下の地下室に向かいました。
0
お気に入りに追加
1,638
あなたにおすすめの小説

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!

婚約破棄されたので森の奥でカフェを開いてスローライフ
あげは
ファンタジー
「私は、ユミエラとの婚約を破棄する!」
学院卒業記念パーティーで、婚約者である王太子アルフリードに突然婚約破棄された、ユミエラ・フォン・アマリリス公爵令嬢。
家族にも愛されていなかったユミエラは、王太子に婚約破棄されたことで利用価値がなくなったとされ家を勘当されてしまう。
しかし、ユミエラに特に気にした様子はなく、むしろ喜んでいた。
これまでの生活に嫌気が差していたユミエラは、元孤児で転生者の侍女ミシェルだけを連れ、その日のうちに家を出て人のいない森の奥に向かい、森の中でカフェを開くらしい。
「さあ、ミシェル! 念願のスローライフよ! 張り切っていきましょう!」
王都を出るとなぜか国を守護している神獣が待ち構えていた。
どうやら国を捨てユミエラについてくるらしい。
こうしてユミエラは、転生者と神獣という何とも不思議なお供を連れ、優雅なスローライフを楽しむのであった。
一方、ユミエラを追放し、神獣にも見捨てられた王国は、愚かな王太子のせいで混乱に陥るのだった――。
なろう・カクヨムにも投稿
転生悪役令嬢に仕立て上げられた幸運の女神様は家門から勘当されたので、自由に生きるため、もう、ほっといてください。今更戻ってこいは遅いです
青の雀
ファンタジー
公爵令嬢ステファニー・エストロゲンは、学園の卒業パーティで第2王子のマリオットから突然、婚約破棄を告げられる
それも事実ではない男爵令嬢のリリアーヌ嬢を苛めたという冤罪を掛けられ、問答無用でマリオットから殴り飛ばされ意識を失ってしまう
そのショックで、ステファニーは前世社畜OL だった記憶を思い出し、日本料理を提供するファミリーレストランを開業することを思いつく
公爵令嬢として、持ち出せる宝石をなぜか物心ついたときには、すでに貯めていて、それを原資として開業するつもりでいる
この国では婚約破棄された令嬢は、キズモノとして扱われることから、なんとか自立しようと修道院回避のために幼いときから貯金していたみたいだった
足取り重く公爵邸に帰ったステファニーに待ち構えていたのが、父からの勘当宣告で……
エストロゲン家では、昔から異能をもって生まれてくるということを当然としている家柄で、異能を持たないステファニーは、前から肩身の狭い思いをしていた
修道院へ行くか、勘当を甘んじて受け入れるか、二者択一を迫られたステファニーは翌早朝にこっそり、家を出た
ステファニー自身は忘れているが、実は女神の化身で何代前の過去に人間との恋でいさかいがあり、無念が残っていたので、神界に帰らず、人間界の中で転生を繰り返すうちに、自分自身が女神であるということを忘れている
エストロゲン家の人々は、ステファニーの恩恵を受け異能を覚醒したということを知らない
ステファニーを追い出したことにより、次々に異能が消えていく……
4/20ようやく誤字チェックが完了しました
もしまだ、何かお気づきの点がありましたら、ご報告お待ち申し上げておりますm(_)m
いったん終了します
思いがけずに長くなってしまいましたので、各単元ごとはショートショートなのですが(笑)
平民女性に転生して、下剋上をするという話も面白いかなぁと
気が向いたら書きますね
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています

【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~
ma-no
ファンタジー
神様のミスで森に住む猫に転生させられた元人間。猫として第二の人生を歩むがこの世界は何かがおかしい。引っ掛かりはあるものの、猫家族と楽しく過ごしていた主人公は、ミスに気付いた神様に詫びの品を受け取る。
その品とは、全世界で使われた魔法が載っている魔法書。元人間の性からか、魔法書で変身魔法を探した主人公は、立って歩く猫へと変身する。
世界でただ一匹の歩く猫は、人間の住む街に行けば騒動勃発。
そして何故かハンターになって、王様に即位!?
この物語りは、歩く猫となった主人公がやらかしながら異世界を自由気ままに生きるドタバタコメディである。
注:イラストはイメージであって、登場猫物と異なります。
R指定は念の為です。
登場人物紹介は「11、15、19章」の手前にあります。
「小説家になろう」「カクヨム」にて、同時掲載しております。
一番最後にも登場人物紹介がありますので、途中でキャラを忘れている方はそちらをお読みください。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる