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第三章
第107話 ダンジョンでの出来事
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「ファイアードラゴンだよ! 火炎に気を付けて!」
「やっちゃいますよ!」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
プシュケが『背負子じゃなくて自分で戦ってみたい』とのお願いから、一度十階層に戻り、戦いの練習を始めたのですが、思いの外上手く倒して行くので、リントも『リントもやれるにゃ!』と背負子から飛び降りるとプシュケと一緒に戦い始め、中々良い感じですから転移で飛び飛びですが階層を下りて行き、今では百階層のファイアードラゴンと交戦中です。
「僕が羽を切り落としちゃいます! ドラゴンが落ちますから気を付けてください!」
「分かったよ! 落ちて来たところを特大のウォーターアロー行きます! リントちゃん!」
「任せるにゃ! すっごく大きいのでいくにゃ! ポッコリお腹に穴開けてやるにゃ!」
よし! まずは目眩ましです!
ドラゴンの目の前に、物凄く眩しい光の玉を出現させ、一瞬目を閉じた瞬間に背中側に転移。片側の羽の付け根に狙いを定め、抜いていた刀を上から下に振り抜きます。
ズシュン! グギャャャ! そのままの勢いで前回りをしながらもう片方の羽を下から上に切り上げました。
ズシュ! ゲガァァァ!
切断したドラゴンの羽を収納し、プシュケ達の元に転移で戻ります。
ですがここで僕は攻撃を二人に任せ、吐く準備をしていた火炎を防御するため、二人の練習中、テラに教えてもらった結界を準備します。
「火炎は任せて! 今です! 撃て!」
「「ウォーターアローです!!」」
ズン。と四つ足で着地したドラゴンはすかさず後ろ足だけで立ち上がると、頬袋膨らませ火炎を吐く寸前、二人のウォーターアローがドラゴンのお腹に命中し見事に大穴を二つ開けました。
ですがドラゴンも、しぶとく火炎を僕達に向け吐き出しました。
コガァァァ! 渦を巻きながら迫り来る火炎を塞ぐように僕は!
「結界!」
僕達の前に、大きな透明の盾をイメージして結界を張りました。そこに火炎が当たると凄い衝撃がビリビリと伝わってきました。
「くぅ! 強いです! もう一枚行きますよ! 結界!」
パリン。と一枚目の結界が割れますが、二枚目の結界で受け止めました。ですがまだ火炎の勢いは衰えてきません。
「ライ! 次の結界も用意しておくのよ! プシュケとリントはライの後ろへ!」
「お腹に穴が開いたのに!」
「なんてしぶとい奴にゃ! 毛玉より暑いにゃよ!」
ですが、流石にお腹に大穴が二つも開いたのでその火炎も長くは続かず、数十秒続いた火炎は、六枚目の結界を破る事はできず、勢いを弱め、止まった次の瞬間、ズズンと崩れ落ち、ここまでのボスさんとは違い消えずにその肉体を残したまま、その脇に宝箱が現れました。
「消えませんね? 魔力の回復も見られませんし、死んでるとは思うんですが」
「そうね。収納できるんじゃない? ドラゴンも美味しいって言うし、良かったじゃない。宝箱も忘れないでね、まだ次があるみたいだし」
確かに、美味しいと言われれば、食べたいですよね♪ ファイアードラゴンと宝箱を収納して、次の階層へ向かったのですが、階段を下りきった先には小さな部屋の真ん中に水晶玉がポツンと浮いているだけで、後は何も無い部屋でした。
「何でしょうね? お宝でしょうか?」
「うふふ。ライ、ダンジョンコアよそれ。ここでこのダンジョンは終わりね。見たところダンジョンマスターはいないみたいだから、ライ。なりたいんでしょ。その水晶に触るとなれるわよ」
「なんですとー! ほ、本当に良いのかな? 怒られない?」
「誰もいないし、良いんじゃない。ほらほらやっちゃいなさい」
「うん」
僕は、プシュケ、リントの顔をみて、頷いてくれましたので数歩前に進み、ちょうど顔の位置に浮いている水晶玉に、そっと触れてみました。
『個体情報を確認しました』
『お名前を』
おお! えっと、僕の名前だよね。
「僕は、ライ。ライリール・ドライ・サーバルです。ライと呼んで下さい」
『登録完了、マスターライ、ご用命を』
これは成功!
「やっったぁぁー! ダンジョンマスターですよー!」
「「ライおめでとう♪」」
プシュケとリントが飛び付いてきてちゅーしてくれました。それに······。
「お、おめでとうライ。お祝いだから特別なんだからね! ん~ちゅ」
テラからちゅってしてくれました!
「ありがとうみんな。そうだこれで攻略もできたし、みんな揃ってSランクだよ!」
「やったぁー! 私がSランクぅー!」
「リントもケット・シー初の快挙にゃよ!」
「ラ、ライ、ダンジョンの異変をき、聞きなさいよ」
くふふ。テラがまた真っ赤なお顔でムルムルを掴んで引っ張りながらそう言いますので、考えるまでもなくその通りですね。よし、ダンジョンコアさんに聞いてみましょう。
「コアさん。このダンジョンに異変が起きていたのはなぜだか分かりますか?」
『はい。ダンジョン内に、多数の者が長期間にわたり滞在し続けていたため、ダンジョン内から排除が必要と判断し、魔物が数段上位の魔物に変えました。現在は通常に戻っています』
ふむふむ。そうか、ダンジョンの中にずっと住んでいたのですから、ダンジョンからすればたまったものではありませんね。
「良かったです。じゃあ、ダンジョンマスターって何ができるのですか?」
『ダンジョン内の改造、現在入口付近の建物がなくなりましたから、そこをダンジョンに変えることもできます。レベル次第では、上部の街、さらにはある程度の広さをダンジョンに取り込む事ができ、好きなように変えることも可能です』
「ライ。とりあえずダンジョンの入口は屋根をつけた方が良いわね。雨が流れ込むわよあのままだと」
「だよね。コアさん外の入口をですね、水が流れ込んだりしないように、屋根をつけて下さい」
どんなのになるかな? 大きな物は要りませんが、頑丈で壊れないようにできると良いですね。そうか、教会の人や人攫いの人は入らないようにできたら良いのですが。
『承知いたしました。では私の名を登録して下さい。そうする事によってご要望通りにできます』
「そうね。そうすればダンジョンとライとの間に繋がりができるから、より上のダンジョンになれるわ。フルフルとかどう? ムルムルもだけどそこそこ強いやつの名前からもらったんだけど」
「フルフルですか。うん! 響きも良いし、良いね♪ コアさん。あなたの名前はフルフルです♪」
『フルフルを登録いたしました。では地上部、壁が形成されていますので、その内部を範囲に、現状の入口を屋根付きの小屋へ変更。破壊されようとも自動修復。水、教会関係者、人攫いのダンジョンへの立ち入りを禁じました』
おおー。僕の考えていた事がそのままですね、心も読めるのですね。
でもこれでひと安心です。さあ、3日もダンジョンいましたからそろそろ戻らないと······うう、怒られそうですが帰りましょう······。
「やっちゃいますよ!」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
プシュケが『背負子じゃなくて自分で戦ってみたい』とのお願いから、一度十階層に戻り、戦いの練習を始めたのですが、思いの外上手く倒して行くので、リントも『リントもやれるにゃ!』と背負子から飛び降りるとプシュケと一緒に戦い始め、中々良い感じですから転移で飛び飛びですが階層を下りて行き、今では百階層のファイアードラゴンと交戦中です。
「僕が羽を切り落としちゃいます! ドラゴンが落ちますから気を付けてください!」
「分かったよ! 落ちて来たところを特大のウォーターアロー行きます! リントちゃん!」
「任せるにゃ! すっごく大きいのでいくにゃ! ポッコリお腹に穴開けてやるにゃ!」
よし! まずは目眩ましです!
ドラゴンの目の前に、物凄く眩しい光の玉を出現させ、一瞬目を閉じた瞬間に背中側に転移。片側の羽の付け根に狙いを定め、抜いていた刀を上から下に振り抜きます。
ズシュン! グギャャャ! そのままの勢いで前回りをしながらもう片方の羽を下から上に切り上げました。
ズシュ! ゲガァァァ!
切断したドラゴンの羽を収納し、プシュケ達の元に転移で戻ります。
ですがここで僕は攻撃を二人に任せ、吐く準備をしていた火炎を防御するため、二人の練習中、テラに教えてもらった結界を準備します。
「火炎は任せて! 今です! 撃て!」
「「ウォーターアローです!!」」
ズン。と四つ足で着地したドラゴンはすかさず後ろ足だけで立ち上がると、頬袋膨らませ火炎を吐く寸前、二人のウォーターアローがドラゴンのお腹に命中し見事に大穴を二つ開けました。
ですがドラゴンも、しぶとく火炎を僕達に向け吐き出しました。
コガァァァ! 渦を巻きながら迫り来る火炎を塞ぐように僕は!
「結界!」
僕達の前に、大きな透明の盾をイメージして結界を張りました。そこに火炎が当たると凄い衝撃がビリビリと伝わってきました。
「くぅ! 強いです! もう一枚行きますよ! 結界!」
パリン。と一枚目の結界が割れますが、二枚目の結界で受け止めました。ですがまだ火炎の勢いは衰えてきません。
「ライ! 次の結界も用意しておくのよ! プシュケとリントはライの後ろへ!」
「お腹に穴が開いたのに!」
「なんてしぶとい奴にゃ! 毛玉より暑いにゃよ!」
ですが、流石にお腹に大穴が二つも開いたのでその火炎も長くは続かず、数十秒続いた火炎は、六枚目の結界を破る事はできず、勢いを弱め、止まった次の瞬間、ズズンと崩れ落ち、ここまでのボスさんとは違い消えずにその肉体を残したまま、その脇に宝箱が現れました。
「消えませんね? 魔力の回復も見られませんし、死んでるとは思うんですが」
「そうね。収納できるんじゃない? ドラゴンも美味しいって言うし、良かったじゃない。宝箱も忘れないでね、まだ次があるみたいだし」
確かに、美味しいと言われれば、食べたいですよね♪ ファイアードラゴンと宝箱を収納して、次の階層へ向かったのですが、階段を下りきった先には小さな部屋の真ん中に水晶玉がポツンと浮いているだけで、後は何も無い部屋でした。
「何でしょうね? お宝でしょうか?」
「うふふ。ライ、ダンジョンコアよそれ。ここでこのダンジョンは終わりね。見たところダンジョンマスターはいないみたいだから、ライ。なりたいんでしょ。その水晶に触るとなれるわよ」
「なんですとー! ほ、本当に良いのかな? 怒られない?」
「誰もいないし、良いんじゃない。ほらほらやっちゃいなさい」
「うん」
僕は、プシュケ、リントの顔をみて、頷いてくれましたので数歩前に進み、ちょうど顔の位置に浮いている水晶玉に、そっと触れてみました。
『個体情報を確認しました』
『お名前を』
おお! えっと、僕の名前だよね。
「僕は、ライ。ライリール・ドライ・サーバルです。ライと呼んで下さい」
『登録完了、マスターライ、ご用命を』
これは成功!
「やっったぁぁー! ダンジョンマスターですよー!」
「「ライおめでとう♪」」
プシュケとリントが飛び付いてきてちゅーしてくれました。それに······。
「お、おめでとうライ。お祝いだから特別なんだからね! ん~ちゅ」
テラからちゅってしてくれました!
「ありがとうみんな。そうだこれで攻略もできたし、みんな揃ってSランクだよ!」
「やったぁー! 私がSランクぅー!」
「リントもケット・シー初の快挙にゃよ!」
「ラ、ライ、ダンジョンの異変をき、聞きなさいよ」
くふふ。テラがまた真っ赤なお顔でムルムルを掴んで引っ張りながらそう言いますので、考えるまでもなくその通りですね。よし、ダンジョンコアさんに聞いてみましょう。
「コアさん。このダンジョンに異変が起きていたのはなぜだか分かりますか?」
『はい。ダンジョン内に、多数の者が長期間にわたり滞在し続けていたため、ダンジョン内から排除が必要と判断し、魔物が数段上位の魔物に変えました。現在は通常に戻っています』
ふむふむ。そうか、ダンジョンの中にずっと住んでいたのですから、ダンジョンからすればたまったものではありませんね。
「良かったです。じゃあ、ダンジョンマスターって何ができるのですか?」
『ダンジョン内の改造、現在入口付近の建物がなくなりましたから、そこをダンジョンに変えることもできます。レベル次第では、上部の街、さらにはある程度の広さをダンジョンに取り込む事ができ、好きなように変えることも可能です』
「ライ。とりあえずダンジョンの入口は屋根をつけた方が良いわね。雨が流れ込むわよあのままだと」
「だよね。コアさん外の入口をですね、水が流れ込んだりしないように、屋根をつけて下さい」
どんなのになるかな? 大きな物は要りませんが、頑丈で壊れないようにできると良いですね。そうか、教会の人や人攫いの人は入らないようにできたら良いのですが。
『承知いたしました。では私の名を登録して下さい。そうする事によってご要望通りにできます』
「そうね。そうすればダンジョンとライとの間に繋がりができるから、より上のダンジョンになれるわ。フルフルとかどう? ムルムルもだけどそこそこ強いやつの名前からもらったんだけど」
「フルフルですか。うん! 響きも良いし、良いね♪ コアさん。あなたの名前はフルフルです♪」
『フルフルを登録いたしました。では地上部、壁が形成されていますので、その内部を範囲に、現状の入口を屋根付きの小屋へ変更。破壊されようとも自動修復。水、教会関係者、人攫いのダンジョンへの立ち入りを禁じました』
おおー。僕の考えていた事がそのままですね、心も読めるのですね。
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