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第七章
122 皇帝さんとお話
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衛士のおっさんを引きずりながら奴隷商にお邪魔して皆を引き連れ海に戻った。
「ただいま」
「「おかおかおかえり~♪」」
「「おかえりなさい」」
「一旦移動するよ、転移!」
パッ
アスタロト大公爵に転移してきた。
「しばらく皆はここで待っててくれる? 俺はそこの男の子達六人と、この衛士のおっさん連れて帝国の皇帝に会ってくるから」
「「は~い♪」」
「そっちの皆も安心していいから、奴隷解除!」
ボトッ×6
奴隷の腕輪を解除した。
「「外れたよ!」」
喜んでますね。
「クシナダ、リュート、アンラ、それにタキリとタキツも、皆で仲良く待っててね」
クシナダ「任せて」
皆が頷いてくれる。
「あの」
ごめんね、ちょっと被りぎみに。
「俺も日本人だから安心してね、今はこいつらの無実の罪を解除してもらわないといけないから待っててくれる?」
六人は顔を見合せ頷き
「「はい」」
返事をしてくれた。
「ナビ、いきなり皇帝の所に行くからポイントお願いね」
ナビ『は~い♪』
「行ってくるよ、転移!」
パッ
「到着!」
「な、何者だ!」
皇帝さんは一人執務室だと思うが書類を持ち俺達の方を見ている。
「初めまして、いきなり来てすまんね、ちょっとやってもらいたい事があるから寄らせてもらった」
「私にやってもらいたい事だと?」
見下したような顔でニヤニヤしてるなぁ(笑)
俺は引きずりながら連れてきたおっさんを立たせる。
「おら立て!」
ちょっとムカムカしてたので乱暴になってしまいましたが
「ひぃ!」
そこまでビビらなくても(苦笑)
「お前が何をやったのか皇帝さんにきちんと説明しろ」
「ひゃい! こ、国境の街衛士の統括をしております、本日、無実の者六名を犯罪者に登録してしまい、奴隷商に売り渡しました! こちらのお方が六名を黒貨一枚で購入しました! 六名の犯罪者登録の解除のためにこちらに参りました!」
「ふむ、解除の金は誰が出す、一人黒貨三枚だ」
ほう三枚なんや。
「それなら大丈夫、衛士達の五年か六年分の資金から出してもらうから、後俺の黒貨一枚もあるから六年分かな?」
ニヤニヤ
「ふむ、そうなるな、それでは衛士がタダ働きになるが」
「それはこの統括が何とかしますよ、この人がやらかした事だから、あっ! この人の上司は皇帝さんですよね?」
ニヤニヤ
「そ、そんな、無礼な口の聞き方はなんと言いますか、不敬罪になるかと」
「大丈夫、俺はこの国の民でもないし、部下でもないから」
「は、はい! そうでありますね」
「よしよし、だから皇帝さんこいつらの犯罪者登録解除と俺の黒貨頼むよ」
ニヤニヤ
「チッ! ニヤニヤしおって、良いがお主私の配下となるならかまわんぞ」
「はぁ~おっさんもバカなの? んなもんなるわけ無いやろ?」
ニヤニヤ
「貴様は、王命である! 今より死ぬまで私の配下となれ!」
「あはははは、王命である! 今までの全ての王命を取り消し俺の用件を速やかに処理し、俺のやることはいかなる方法を用いても他者に洩らすことを禁止する! 永続である!」
ニヤニヤ
「なぁ! 王命だと! お、王命の解除!」
机のベルをチリンとならし
「宰相! すぐ来い!」
「相手を見下していたから、やるとは思ったけどねぇ」
ニヤニヤ······飽きてきたな。
「貴様はなぜ王命が使えるのだ!」
「スキルがあるからな、ちなみに今は偽装してるから、あんただけに見せるよ、ほいっと!」
「鑑定! ぬぐっ! か、神様! た、大変申し訳ありませんでした」
「跪かなくて良いよ、それより早くしてほしいんやけど、ほら衛士のおっさんも手伝って、たぶん財務さんとか呼ぶやろ普通は」
「はっ!」
「そ、早急に壁の魔道具を使い、財務を呼べ」
「はっ!」
衛士のおっさんは、バタバタして扉横の魔道具まで走り、操作し財務さんを呼んでいる。
「衛士の六年分を止めると街が荒れる子とになります、それはいかにすれば」
「ん? 俺に聞いてどうする、それを考えるのが皇帝の仕事だろ、民のためにやることは民の負担を増やしてやるなよ、税を増やすとかバカのやることだ、ここに貯まってる金を吐き出せば簡単だろ?」
「分かりました、その様に手配いたします」
コンコン
「入れ」
カチャ
「お呼びでしょうか」
入ってきたのはまだまだ若い男だが。
「宰相、そこにいる六名の犯罪者登録を解除だ」
「俺抜きでね」
「はっ、しかし一人頭黒貨三枚ですので十八枚必要ですが、そちらの方が払われるのですか?」
「俺ははらわないぞ、払うのはこの衛士の統括が払うことになってるよ」
「確か、国境の街だな、貴方に払えますか?」
「む、む」
「払うさ、な、皇帝さん」
「うむ、国の衛士に出す六年分を使い解除だ、黒貨一枚はそのお方にお渡ししろ、奴隷の買取金額だ」
「話が分かりませんね」
「ほらもう一回説明しろ」
衛士を前に押す。
「はっ、本日誤認で······」
「······で今ここに解除と、返金のため来たと言うことです」
「分かりました、すぐに手配しましょう」
コンコン
「入れ」
「失礼します、お呼びでしょうか」
「至急黒貨十九枚を持ってくるのだ、急げ!」
「は? 十九枚ですか? 黒貨で、てすよね?」
「うむ、大至急だ!」
「いやしかし、書類が無ければ国王と言えど出せませんよ」
「ほらほら皇帝さんさっさと書類書け、財務のおっさんも書いてもらっておくからさっさと取ってこい」
「貴様! 無礼な、不敬罪で切る」
中々の素早い動きで腰の剣を抜き突進してくる。
シュ
ド
ドサッ
シュ
「皇帝さん、別の人呼んでよ」
「は、はい! 宰相! お主が持ってこい!」
「無理でございます、宝物庫の金庫の鍵は財務の魔力ですので開きません」
「ぬぬぬ、衛士よ、財務を叩き起こせ!」
「はい!」
パン パン パン
パン パン パン
(結構激しくシバくね)
ナビ『先に六人の解除だけでも出来ますよね』
(ああ、俺でも出来そうやね(笑)、ついでに金庫もね)
ナビ『楽しんでるのですか』
(飽きてきたね、金庫のポイントしてくれる?)
ナビ『は~い♪ オッケーです』
(ありがと)
転移!
パッ
ズズン
「なんだ今度は!」
「金庫です」
「これ開けたら良いんやろ、錬金術! ほいっと! 後、今の魔法も内緒な、宰相さん、王命である! 俺の要望に素早く対処し魔法はいかなる方法を用いても他者に洩らすことを禁止する! 永続である!」
「王命だと」
宰相さんがビックリしている内に金庫の鍵の部分を分解しておいた。
「開いたぞ」
「錬金術まで、宰相頼む」
「はっ」
宰相は金庫を開け中から黒貨を十九枚を取り出し、一枚を俺に残りの十八枚は木箱に入れアイテムボックスにしまう。
「では、解除の為に魔道士ギルドのグランドマスターの所に参ります」
「せや、忘れてたけど、この六人は無実で牢に入れられるし奴隷にもなったし、これの慰謝料は、黒貨一人十枚で良いよ、もらっとくね、転移!」
パッ
俺の手のひらに六十枚の黒貨が出現。
「ほらほら、君達の慰謝料ね」
「待って下さい、そんなに持って行かれては国が傾きます!」
「大丈夫、衛士の統括が払ってくれるから」
「宰相さん、その十八枚ももらいますね」
「え?」
「この子達の解除は俺が出来るから、解除、ほいっと!」
「鑑定! まさか本当に出来るとは」
「転移!」
パッ
手元に木箱が現れ
「じゃあ、俺達は帰るから」
「お待ち下さい!」
皇帝がささっと動き俺の足元で跪く
「皇帝さん、俺はそう言うの嫌やねん、話あるならちゃんと話し出来る様にソファーで話すか?」
「はい、ぜひ!」
俺達はソファーへ移動しながら
「君達は先に帰っとくか?」
「良いの? 場違い感が半端ないし(苦笑)」
「「うんうん」」
「あははは、確かに可愛い女の子もちょうど六人いるしね」
「「うんうん」」
「くはっ! イケメンになったし頑張ってみなよ、あの子達は帰る可能性があるからなんとも言えないけどね」
「そこがありますよね」
「「はぁ~」」
「頑張れ、転移!」
パッ
ナビ『うふふ、帰らないみたいですよ』
(マジ? なんでまた)
ナビ『ネグレクト、虐待があるようで』
(最悪だな、保護はするよ、男の子達が頑張ってくれたら良いけどね)
ナビ『それにクラス転移だそうです、あの子達は生産職で捨てられたようです』
(マジか! 神眼! うわぁ、勇者が居ないだけましかな)
ナビ『ポイントしました』
(ありがと、話し聞いてからかな)
ナビ『見張っておきますね』
(お願いね)
三人はソファーに座り、皇帝さんが話し始める。
「いきなりですが我が帝国を助けてはもらえないでしょうか」
「は? 話が見えやん、どう言うこと?」
「隣の帝国と戦争になりそうなのです」
「それを止めろって事?」
「出来るのであればそうしていただけると」
「ん~この帝国は召喚はする予定はないの?」
「議題には上がっておりますが現状する予定はありません」
「じゃあ、民のための皇帝になってよ、止めてみるから、失敗したらごめんね」
「はい、民のための皇帝になります」
「頼んだよ、後は無い?」
「特には」
俺は黒貨をローテーブルに百枚程積み上げ
「王命である! この金を民の為に使い民のための皇帝なれ! 永続である!」
「はっ!」
「じゃあね、上に転移!」
パッ
「浮遊!」
ナビ『あらあら、珍しい事しましたね』
「ああ、なんとなくそうした方が良い気がしただけなんやけどね(笑)」
ナビ『ではダンジョンですか?』
「ああ、黒貨幣ある冒険者ギルドの近くのダンジョンで良いよ」
ナビ『は~い♪ 表示しました』
「さぁ~て、ひとり旅に行きますか! 転移!」
パッ
「ただいま」
「「おかおかおかえり~♪」」
「「おかえりなさい」」
「一旦移動するよ、転移!」
パッ
アスタロト大公爵に転移してきた。
「しばらく皆はここで待っててくれる? 俺はそこの男の子達六人と、この衛士のおっさん連れて帝国の皇帝に会ってくるから」
「「は~い♪」」
「そっちの皆も安心していいから、奴隷解除!」
ボトッ×6
奴隷の腕輪を解除した。
「「外れたよ!」」
喜んでますね。
「クシナダ、リュート、アンラ、それにタキリとタキツも、皆で仲良く待っててね」
クシナダ「任せて」
皆が頷いてくれる。
「あの」
ごめんね、ちょっと被りぎみに。
「俺も日本人だから安心してね、今はこいつらの無実の罪を解除してもらわないといけないから待っててくれる?」
六人は顔を見合せ頷き
「「はい」」
返事をしてくれた。
「ナビ、いきなり皇帝の所に行くからポイントお願いね」
ナビ『は~い♪』
「行ってくるよ、転移!」
パッ
「到着!」
「な、何者だ!」
皇帝さんは一人執務室だと思うが書類を持ち俺達の方を見ている。
「初めまして、いきなり来てすまんね、ちょっとやってもらいたい事があるから寄らせてもらった」
「私にやってもらいたい事だと?」
見下したような顔でニヤニヤしてるなぁ(笑)
俺は引きずりながら連れてきたおっさんを立たせる。
「おら立て!」
ちょっとムカムカしてたので乱暴になってしまいましたが
「ひぃ!」
そこまでビビらなくても(苦笑)
「お前が何をやったのか皇帝さんにきちんと説明しろ」
「ひゃい! こ、国境の街衛士の統括をしております、本日、無実の者六名を犯罪者に登録してしまい、奴隷商に売り渡しました! こちらのお方が六名を黒貨一枚で購入しました! 六名の犯罪者登録の解除のためにこちらに参りました!」
「ふむ、解除の金は誰が出す、一人黒貨三枚だ」
ほう三枚なんや。
「それなら大丈夫、衛士達の五年か六年分の資金から出してもらうから、後俺の黒貨一枚もあるから六年分かな?」
ニヤニヤ
「ふむ、そうなるな、それでは衛士がタダ働きになるが」
「それはこの統括が何とかしますよ、この人がやらかした事だから、あっ! この人の上司は皇帝さんですよね?」
ニヤニヤ
「そ、そんな、無礼な口の聞き方はなんと言いますか、不敬罪になるかと」
「大丈夫、俺はこの国の民でもないし、部下でもないから」
「は、はい! そうでありますね」
「よしよし、だから皇帝さんこいつらの犯罪者登録解除と俺の黒貨頼むよ」
ニヤニヤ
「チッ! ニヤニヤしおって、良いがお主私の配下となるならかまわんぞ」
「はぁ~おっさんもバカなの? んなもんなるわけ無いやろ?」
ニヤニヤ
「貴様は、王命である! 今より死ぬまで私の配下となれ!」
「あはははは、王命である! 今までの全ての王命を取り消し俺の用件を速やかに処理し、俺のやることはいかなる方法を用いても他者に洩らすことを禁止する! 永続である!」
ニヤニヤ
「なぁ! 王命だと! お、王命の解除!」
机のベルをチリンとならし
「宰相! すぐ来い!」
「相手を見下していたから、やるとは思ったけどねぇ」
ニヤニヤ······飽きてきたな。
「貴様はなぜ王命が使えるのだ!」
「スキルがあるからな、ちなみに今は偽装してるから、あんただけに見せるよ、ほいっと!」
「鑑定! ぬぐっ! か、神様! た、大変申し訳ありませんでした」
「跪かなくて良いよ、それより早くしてほしいんやけど、ほら衛士のおっさんも手伝って、たぶん財務さんとか呼ぶやろ普通は」
「はっ!」
「そ、早急に壁の魔道具を使い、財務を呼べ」
「はっ!」
衛士のおっさんは、バタバタして扉横の魔道具まで走り、操作し財務さんを呼んでいる。
「衛士の六年分を止めると街が荒れる子とになります、それはいかにすれば」
「ん? 俺に聞いてどうする、それを考えるのが皇帝の仕事だろ、民のためにやることは民の負担を増やしてやるなよ、税を増やすとかバカのやることだ、ここに貯まってる金を吐き出せば簡単だろ?」
「分かりました、その様に手配いたします」
コンコン
「入れ」
カチャ
「お呼びでしょうか」
入ってきたのはまだまだ若い男だが。
「宰相、そこにいる六名の犯罪者登録を解除だ」
「俺抜きでね」
「はっ、しかし一人頭黒貨三枚ですので十八枚必要ですが、そちらの方が払われるのですか?」
「俺ははらわないぞ、払うのはこの衛士の統括が払うことになってるよ」
「確か、国境の街だな、貴方に払えますか?」
「む、む」
「払うさ、な、皇帝さん」
「うむ、国の衛士に出す六年分を使い解除だ、黒貨一枚はそのお方にお渡ししろ、奴隷の買取金額だ」
「話が分かりませんね」
「ほらもう一回説明しろ」
衛士を前に押す。
「はっ、本日誤認で······」
「······で今ここに解除と、返金のため来たと言うことです」
「分かりました、すぐに手配しましょう」
コンコン
「入れ」
「失礼します、お呼びでしょうか」
「至急黒貨十九枚を持ってくるのだ、急げ!」
「は? 十九枚ですか? 黒貨で、てすよね?」
「うむ、大至急だ!」
「いやしかし、書類が無ければ国王と言えど出せませんよ」
「ほらほら皇帝さんさっさと書類書け、財務のおっさんも書いてもらっておくからさっさと取ってこい」
「貴様! 無礼な、不敬罪で切る」
中々の素早い動きで腰の剣を抜き突進してくる。
シュ
ド
ドサッ
シュ
「皇帝さん、別の人呼んでよ」
「は、はい! 宰相! お主が持ってこい!」
「無理でございます、宝物庫の金庫の鍵は財務の魔力ですので開きません」
「ぬぬぬ、衛士よ、財務を叩き起こせ!」
「はい!」
パン パン パン
パン パン パン
(結構激しくシバくね)
ナビ『先に六人の解除だけでも出来ますよね』
(ああ、俺でも出来そうやね(笑)、ついでに金庫もね)
ナビ『楽しんでるのですか』
(飽きてきたね、金庫のポイントしてくれる?)
ナビ『は~い♪ オッケーです』
(ありがと)
転移!
パッ
ズズン
「なんだ今度は!」
「金庫です」
「これ開けたら良いんやろ、錬金術! ほいっと! 後、今の魔法も内緒な、宰相さん、王命である! 俺の要望に素早く対処し魔法はいかなる方法を用いても他者に洩らすことを禁止する! 永続である!」
「王命だと」
宰相さんがビックリしている内に金庫の鍵の部分を分解しておいた。
「開いたぞ」
「錬金術まで、宰相頼む」
「はっ」
宰相は金庫を開け中から黒貨を十九枚を取り出し、一枚を俺に残りの十八枚は木箱に入れアイテムボックスにしまう。
「では、解除の為に魔道士ギルドのグランドマスターの所に参ります」
「せや、忘れてたけど、この六人は無実で牢に入れられるし奴隷にもなったし、これの慰謝料は、黒貨一人十枚で良いよ、もらっとくね、転移!」
パッ
俺の手のひらに六十枚の黒貨が出現。
「ほらほら、君達の慰謝料ね」
「待って下さい、そんなに持って行かれては国が傾きます!」
「大丈夫、衛士の統括が払ってくれるから」
「宰相さん、その十八枚ももらいますね」
「え?」
「この子達の解除は俺が出来るから、解除、ほいっと!」
「鑑定! まさか本当に出来るとは」
「転移!」
パッ
手元に木箱が現れ
「じゃあ、俺達は帰るから」
「お待ち下さい!」
皇帝がささっと動き俺の足元で跪く
「皇帝さん、俺はそう言うの嫌やねん、話あるならちゃんと話し出来る様にソファーで話すか?」
「はい、ぜひ!」
俺達はソファーへ移動しながら
「君達は先に帰っとくか?」
「良いの? 場違い感が半端ないし(苦笑)」
「「うんうん」」
「あははは、確かに可愛い女の子もちょうど六人いるしね」
「「うんうん」」
「くはっ! イケメンになったし頑張ってみなよ、あの子達は帰る可能性があるからなんとも言えないけどね」
「そこがありますよね」
「「はぁ~」」
「頑張れ、転移!」
パッ
ナビ『うふふ、帰らないみたいですよ』
(マジ? なんでまた)
ナビ『ネグレクト、虐待があるようで』
(最悪だな、保護はするよ、男の子達が頑張ってくれたら良いけどね)
ナビ『それにクラス転移だそうです、あの子達は生産職で捨てられたようです』
(マジか! 神眼! うわぁ、勇者が居ないだけましかな)
ナビ『ポイントしました』
(ありがと、話し聞いてからかな)
ナビ『見張っておきますね』
(お願いね)
三人はソファーに座り、皇帝さんが話し始める。
「いきなりですが我が帝国を助けてはもらえないでしょうか」
「は? 話が見えやん、どう言うこと?」
「隣の帝国と戦争になりそうなのです」
「それを止めろって事?」
「出来るのであればそうしていただけると」
「ん~この帝国は召喚はする予定はないの?」
「議題には上がっておりますが現状する予定はありません」
「じゃあ、民のための皇帝になってよ、止めてみるから、失敗したらごめんね」
「はい、民のための皇帝になります」
「頼んだよ、後は無い?」
「特には」
俺は黒貨をローテーブルに百枚程積み上げ
「王命である! この金を民の為に使い民のための皇帝なれ! 永続である!」
「はっ!」
「じゃあね、上に転移!」
パッ
「浮遊!」
ナビ『あらあら、珍しい事しましたね』
「ああ、なんとなくそうした方が良い気がしただけなんやけどね(笑)」
ナビ『ではダンジョンですか?』
「ああ、黒貨幣ある冒険者ギルドの近くのダンジョンで良いよ」
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