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第一章
第81話 俺の武器が決まった
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目についた大小二本組。おっ、自動修復がこれにも付いているな、それに手に取るとしっくりと手に馴染むような握り心地、付与されているものも強化系が少ないが他の物と違い、強力な物や面白い物が付いている。
「しっ!」
少しみんなから離れて何度か振ってみる。
「良いな。俺はこれにしよう。よし、行くか、馬車まで案内を頼む」
「はい」
メイドの後ろを付いていきながら腰のダガーを外して収納し、新しい刀を······確か左の腰に装備するんだったな。
装備も整え二人を見ると、マルガリータは前と同じ腰の背中側、ミラーノは背中に背負う形で装備して、満足そうだ。
地下室から地上に上がってしばらく歩くと冒険者の格好をした二人が十頭の馬と、二頭引きの小さい馬車の前で待っていた。
「サイラス様、ヤード様お待たせしました。アイテール様、マルガリータ様、ミラーノ様をお連れしました」
「時間が押しています。アイテール様達は馬車へ。私とヤードは御者台に乗ります」
「ぐずぐずするな! 早くしてくれ!」
「すまないな、御者は頼んだ。明け方近くまで俺は動き辛いから、魔物が出ても手助けは無理だと思っていてくれ」
「はい。聞いております。三人はスタンピードでもご活躍したと聞いていますので、横になり、体を休めてください」
「ありがとう。そうさせてもらうよ」
よし、すぐに横になってしまえば言ったように朝には大丈夫だろう。
しかし俺達が馬車に乗り込む時、ヤードとかいう奴が『チッ』と舌打ちしたのを聞こえた······はぁ。大丈夫かコイツ······。
不安な部分があるが、俺達は馬車に乗り込み、中は布団が何枚にも重ねあわせられていて、多少の振動なら心地よく寝れそうだ。
戸を閉め、閂で戸を固定して、馬車の中は明かり取りの窓も閉められているから真っ暗だ、生活魔法で光を浮かべ、馬車の端に俺は腰をおろして装備は頭の上になるように置いて寝ころんだ。
「二人も横になっておくと良い。多少の魔物なら、あの二人で十分だろう。少しでもスタンピードの疲れを取っておこう」
「お、おう。は、初めてだからな、お、男と一緒に寝るなんて。ほ、本当だぞ」
「そうですね~、あの人達とは別々のテントで寝ていましたからね~。でも~真ん中に寝てくださいよ~、一番疲れているのですから~」
「いや、もう身体強化を切ったから動けないし、構わないぞ遠慮無く寝てくれ」
そう言って、目を閉じると『うんしょ』とミラーノの掛け声と共にごろんと転がされ、馬車の真ん中に移動させられた。
「はは。ありがとうな。じゃあ遠慮無く真ん中で寝させてもらう」
せっかく横向きで寝て、お風呂で二人の裸を見てしまった事を思い出し、大きくなってしまった物を隠していたのだが、仰向けだと隠すことも······。
「ミ、ミラーノ、これって腫れてるけど大丈夫なのか? あの時はもう少し小さかったよな? それでも大きかったけどよ」
「そうですね~もしかしてセレーナお姉ちゃんが言ってた勃起と言うものでしょうか~? 確か~、大きくなって固くなると言ってましたね~。そうなっていたらお口に入れたり~ペロペロすると良いよ~って言ってましたね~」
おいおい何を教えてるんだよ! 流石に今はまずいだろ!
「そ、そうだったかな、でも、俺はアイテールの事を好きになったから良いがミラーノは好きなのか? 確か好きじゃなきゃ駄目だって言ってたぞ」
「大丈夫ですよ~、リュールお姉ちゃんとアンジェラお姉ちゃんも初めは練習でペロペロぱくってやらせてもらったって言ってましたし~」
「お、おい、寝て体力を回復しなきゃ駄目だろ?」
何とか止めようとしているのだが、ミラーノは俺のベルトを外してしまった。
『出発します。少し揺れますから気を付けて下さい』
『サイラス、んなこと言わなくても転がしておけば良いんだよ、こんなガキになんでヘコヘコしなきゃならねえんだよ』
『何者か聞かされてないのか? まあ良い後で教えてやる。私達はこの方達の補助をしながら作戦を遂行するだけだ』
ガタンと振動があり、馬車が進みだした。
おいおい、暗部だろ? 情報は共有して当たり前なんじゃないのか? それとも新人の研修か何かだとしても、こんな大事な作戦に抜擢される者がそんな情報も持ってないなんて······まあ、もう一人のまともな人がしっかりやってくれれば問題ないか······。
「ミ、ミラーノ。凄く大きいのかこれ? さ、触ってもいいか?」
「はい~。私も初めてなのですから~知りませんよ~。でも~、子供の時に見た~村にいた男の子達は~水浴びする時見ましたが~こ~んくらいでしたよ~」
動けないのをよい事に、俺は下半身が脱がされてしまっている。
俺のちんぽにミラーノは指で根本から、少し撫で上げたところで止めてそう言う。
いくつの子供か知らないが、そんなもんだろうか? 俺のまわりに男は爺ちゃんしかいなかったからな。俺の方が少し大きいくらいだったが――!
「お、おい、本気でやろうとしてるのか? 俺はそりゃ気持ちいいから嬉しいんだが、こんな事は――うっ」
ミラーノはサワサワと、くすぐるようにちんぽを刺激し始め、その顔を見ると、トロンととろけるような顔に。
「ミ、ミラーノ、俺にも触らせてくれ、お前ばっかズルいぞ」
そう言って身動きの取れない俺は、ちょっと嬉しいような情けないような気になるが、二人に搾り取られるのを覚悟した。
「しっ!」
少しみんなから離れて何度か振ってみる。
「良いな。俺はこれにしよう。よし、行くか、馬車まで案内を頼む」
「はい」
メイドの後ろを付いていきながら腰のダガーを外して収納し、新しい刀を······確か左の腰に装備するんだったな。
装備も整え二人を見ると、マルガリータは前と同じ腰の背中側、ミラーノは背中に背負う形で装備して、満足そうだ。
地下室から地上に上がってしばらく歩くと冒険者の格好をした二人が十頭の馬と、二頭引きの小さい馬車の前で待っていた。
「サイラス様、ヤード様お待たせしました。アイテール様、マルガリータ様、ミラーノ様をお連れしました」
「時間が押しています。アイテール様達は馬車へ。私とヤードは御者台に乗ります」
「ぐずぐずするな! 早くしてくれ!」
「すまないな、御者は頼んだ。明け方近くまで俺は動き辛いから、魔物が出ても手助けは無理だと思っていてくれ」
「はい。聞いております。三人はスタンピードでもご活躍したと聞いていますので、横になり、体を休めてください」
「ありがとう。そうさせてもらうよ」
よし、すぐに横になってしまえば言ったように朝には大丈夫だろう。
しかし俺達が馬車に乗り込む時、ヤードとかいう奴が『チッ』と舌打ちしたのを聞こえた······はぁ。大丈夫かコイツ······。
不安な部分があるが、俺達は馬車に乗り込み、中は布団が何枚にも重ねあわせられていて、多少の振動なら心地よく寝れそうだ。
戸を閉め、閂で戸を固定して、馬車の中は明かり取りの窓も閉められているから真っ暗だ、生活魔法で光を浮かべ、馬車の端に俺は腰をおろして装備は頭の上になるように置いて寝ころんだ。
「二人も横になっておくと良い。多少の魔物なら、あの二人で十分だろう。少しでもスタンピードの疲れを取っておこう」
「お、おう。は、初めてだからな、お、男と一緒に寝るなんて。ほ、本当だぞ」
「そうですね~、あの人達とは別々のテントで寝ていましたからね~。でも~真ん中に寝てくださいよ~、一番疲れているのですから~」
「いや、もう身体強化を切ったから動けないし、構わないぞ遠慮無く寝てくれ」
そう言って、目を閉じると『うんしょ』とミラーノの掛け声と共にごろんと転がされ、馬車の真ん中に移動させられた。
「はは。ありがとうな。じゃあ遠慮無く真ん中で寝させてもらう」
せっかく横向きで寝て、お風呂で二人の裸を見てしまった事を思い出し、大きくなってしまった物を隠していたのだが、仰向けだと隠すことも······。
「ミ、ミラーノ、これって腫れてるけど大丈夫なのか? あの時はもう少し小さかったよな? それでも大きかったけどよ」
「そうですね~もしかしてセレーナお姉ちゃんが言ってた勃起と言うものでしょうか~? 確か~、大きくなって固くなると言ってましたね~。そうなっていたらお口に入れたり~ペロペロすると良いよ~って言ってましたね~」
おいおい何を教えてるんだよ! 流石に今はまずいだろ!
「そ、そうだったかな、でも、俺はアイテールの事を好きになったから良いがミラーノは好きなのか? 確か好きじゃなきゃ駄目だって言ってたぞ」
「大丈夫ですよ~、リュールお姉ちゃんとアンジェラお姉ちゃんも初めは練習でペロペロぱくってやらせてもらったって言ってましたし~」
「お、おい、寝て体力を回復しなきゃ駄目だろ?」
何とか止めようとしているのだが、ミラーノは俺のベルトを外してしまった。
『出発します。少し揺れますから気を付けて下さい』
『サイラス、んなこと言わなくても転がしておけば良いんだよ、こんなガキになんでヘコヘコしなきゃならねえんだよ』
『何者か聞かされてないのか? まあ良い後で教えてやる。私達はこの方達の補助をしながら作戦を遂行するだけだ』
ガタンと振動があり、馬車が進みだした。
おいおい、暗部だろ? 情報は共有して当たり前なんじゃないのか? それとも新人の研修か何かだとしても、こんな大事な作戦に抜擢される者がそんな情報も持ってないなんて······まあ、もう一人のまともな人がしっかりやってくれれば問題ないか······。
「ミ、ミラーノ。凄く大きいのかこれ? さ、触ってもいいか?」
「はい~。私も初めてなのですから~知りませんよ~。でも~、子供の時に見た~村にいた男の子達は~水浴びする時見ましたが~こ~んくらいでしたよ~」
動けないのをよい事に、俺は下半身が脱がされてしまっている。
俺のちんぽにミラーノは指で根本から、少し撫で上げたところで止めてそう言う。
いくつの子供か知らないが、そんなもんだろうか? 俺のまわりに男は爺ちゃんしかいなかったからな。俺の方が少し大きいくらいだったが――!
「お、おい、本気でやろうとしてるのか? 俺はそりゃ気持ちいいから嬉しいんだが、こんな事は――うっ」
ミラーノはサワサワと、くすぐるようにちんぽを刺激し始め、その顔を見ると、トロンととろけるような顔に。
「ミ、ミラーノ、俺にも触らせてくれ、お前ばっかズルいぞ」
そう言って身動きの取れない俺は、ちょっと嬉しいような情けないような気になるが、二人に搾り取られるのを覚悟した。
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