76 / 103
第一章
第76話 夕食会
しおりを挟む
「叔父様。この方達の事ですが、自分も鍛えながら新しく学びに来た勇者候補の講師にするのは本気ですか? ミラーノの話によれば、身体強化がなければ勇者装備を扱えないのですよね?」
セレーナ、それはそうだが本人達の前で言うのは少し酷だぞ。ほら見ろ、項垂れてしまってるじゃないか。
「うむ。その通りだ。だから座学を受け持ってもらいながら、実技は勇者候補と同じように別の講師に師事してもらう予定だ」
ああ、それなら適任だな。まあ、ガイナス達にはどちらも無理な気はするが。
「この三人は、数少ない年を超えた生き残りの者達だからな、体を作ればすぐに座学、実技の講師になれるだろう。そして後続の講師を育てた後、勇者パーティーとして復帰するか、そのまま講師を続けるかを選んでもらおうと思う」
確かに勇者パーティーは激務のため、途中で辞退する者と、文字通りやられてしまう者が後を絶たない。だがなるほどな。アイツらも犯罪を犯していなければ······いや。あの性格は治る気配も無かったから無理か。
「そこでだアイテール。お前の元パーティーメンバーの四人も犯罪奴隷のままだが、そこに加えてやろうかと思っているのだがどうだ?」
「え? ガイナス達を? 確かに三年間は勇者パーティーの経験を持っています。ですが教えるとなれば無理だと思いますよ。講師ではなく候補としてなら多少は価値があるのかも知れませんが」
「くくっ、分かっている。もちろん候補生としてだ。やつらも身体強化すれば動きはそれなりにできるのだろ? アイテールが指示した事だけで動くような奴らではないのだからな。お前達、私の提案は受けてくれるかな?」
三人は顔を上げた後、力強く頷いた。そしてまだ俺の事をテーブル越しに見つめたままのマルガリータと、その横のミラーノを見ながら······。
「マルガリータとミラーノの二人はどうするのですか? 王様、この二人は講師としてその勇者学院に勤めるのですか?」
それは気になるな。どちらも講師としての実力はありそうだが。
「その事だが、アイテール。お前達のパーティーにと思っているのだが、少し大所帯か」
「そうですね、人数的に五人または六人が良いと思います。エイアとセレーナが抜けれない時、そうか、リーンも公爵様の養子になるのだから公的な付き合いで一緒に冒険できない場合があるよな。そうするとリュールとアンジェラも無理だから、ソロで活動するしかないのか、それでも良いが、二人が良いならその時はお願いしたいかな」
「私達は~ダンジョンに行けるなら喜んで~。それに~お姉ちゃんは~アイテールさんにメロメロですから~、今までですと~数日で元に戻りますから~、その後にお姉ちゃんの意見を聞きたいですね~」
「はは······その状態が数日か、まあ急がないから良い返事がもらえるよう祈っておくさ」
「はぁ、本当なら勇者パーティーとして動いてもらいたいのだが、仕方がないな。よし、食事を用意してくれるか?」
「はい。まずは前菜の――」
次々と運ばれてくる料理······一度に出ないんだな、それに一つひとつが少ないから、物足りない······美味いが。
っ! お、おいセレーナ、机で見えないと言っても今はヤバいって――っ!
セレーナは注ぎ足されたワインを飲みながら俺のズボン上からチンポを刺激し、さらにはベルトを外して手を滑り込ませて来た。
見ると、セレーナはワインで頬を染めてるのか、興奮して染めているのか分からないが、勃起し始めたちんぽをくにくにと揉み、ムクムクと大きくなってきたところで次の料理、今度はステーキが前に置かれた。
メイドはビクッとなり、目は俺の股間を見ていたが、何事もなかったようにみんなのステーキを置いていった。
流石にセレーナも気付いたのか、そっと俺のズボンから手を抜き、ガチガチになったちんぽをズボンの上からサスサスしてから食事に戻った······おい、これってどうすれば······我慢するしかないか。
そして食事は続き最後にお茶をいただいて解散となり、今日は王城の客室を借りれる事になった。俺達の後にマルガリータとミラーノが付いてきて、その後ろに三人も付いてくる。
「では、こちらが勇者パーティーの男性三人のお部屋です。中にメイドがいますので、何かあればその者にお聞き下さい」
「ありがとうございます」
そして次の部屋はマルガリータとミラーノの部屋で、その次が先日俺が泊まった部屋だ。
またセレーナとリーンはエイアの部屋に泊まるそうだが、また来てくれるだろうな。
「あっ、俺はこの前ここに泊まったから説明は大丈夫だ。そうだな、何か飲み物をもらえるかな?」
「はい。ワインをお持ちしますね」
「ああ。すまないな」
メイドはそう言うと軽く会釈をして部屋を出ていった。俺は装備を外してソファーに座り、傷みがないかダガー胸当てを丁寧に見ていく。
「胸当ては良いが、ダガーはやはりガタがきてるな、明日は武器屋を覗きに行くか」
ダガーのガタつきの原因である隙間にクサビ型の留め具を差し込んで打ち込み手直しをして、ガタつきがないか軽く振る。
「これはやらかしたな。刀身が曲がってるぞ、こんなの修行途中にしかやらかしてなかったが、買い直し決定だな。魔鉄製の良い物でもあれば良いが――」
その時コンコンと戸が叩かれたので、ワインが届いたかと思い。
「どうぞ。入って下さい」
一言そう言って、俺は刀身曲がりを少しでもマシになるように手直しを始めた。
「一人部屋なのですね~。おじゃましますぅ~」
ん? だいぶ曲がりはマシになったかな、ってあれ? 聞こえてきたのはメイドの声じゃなかった気もするが······。
セレーナ、それはそうだが本人達の前で言うのは少し酷だぞ。ほら見ろ、項垂れてしまってるじゃないか。
「うむ。その通りだ。だから座学を受け持ってもらいながら、実技は勇者候補と同じように別の講師に師事してもらう予定だ」
ああ、それなら適任だな。まあ、ガイナス達にはどちらも無理な気はするが。
「この三人は、数少ない年を超えた生き残りの者達だからな、体を作ればすぐに座学、実技の講師になれるだろう。そして後続の講師を育てた後、勇者パーティーとして復帰するか、そのまま講師を続けるかを選んでもらおうと思う」
確かに勇者パーティーは激務のため、途中で辞退する者と、文字通りやられてしまう者が後を絶たない。だがなるほどな。アイツらも犯罪を犯していなければ······いや。あの性格は治る気配も無かったから無理か。
「そこでだアイテール。お前の元パーティーメンバーの四人も犯罪奴隷のままだが、そこに加えてやろうかと思っているのだがどうだ?」
「え? ガイナス達を? 確かに三年間は勇者パーティーの経験を持っています。ですが教えるとなれば無理だと思いますよ。講師ではなく候補としてなら多少は価値があるのかも知れませんが」
「くくっ、分かっている。もちろん候補生としてだ。やつらも身体強化すれば動きはそれなりにできるのだろ? アイテールが指示した事だけで動くような奴らではないのだからな。お前達、私の提案は受けてくれるかな?」
三人は顔を上げた後、力強く頷いた。そしてまだ俺の事をテーブル越しに見つめたままのマルガリータと、その横のミラーノを見ながら······。
「マルガリータとミラーノの二人はどうするのですか? 王様、この二人は講師としてその勇者学院に勤めるのですか?」
それは気になるな。どちらも講師としての実力はありそうだが。
「その事だが、アイテール。お前達のパーティーにと思っているのだが、少し大所帯か」
「そうですね、人数的に五人または六人が良いと思います。エイアとセレーナが抜けれない時、そうか、リーンも公爵様の養子になるのだから公的な付き合いで一緒に冒険できない場合があるよな。そうするとリュールとアンジェラも無理だから、ソロで活動するしかないのか、それでも良いが、二人が良いならその時はお願いしたいかな」
「私達は~ダンジョンに行けるなら喜んで~。それに~お姉ちゃんは~アイテールさんにメロメロですから~、今までですと~数日で元に戻りますから~、その後にお姉ちゃんの意見を聞きたいですね~」
「はは······その状態が数日か、まあ急がないから良い返事がもらえるよう祈っておくさ」
「はぁ、本当なら勇者パーティーとして動いてもらいたいのだが、仕方がないな。よし、食事を用意してくれるか?」
「はい。まずは前菜の――」
次々と運ばれてくる料理······一度に出ないんだな、それに一つひとつが少ないから、物足りない······美味いが。
っ! お、おいセレーナ、机で見えないと言っても今はヤバいって――っ!
セレーナは注ぎ足されたワインを飲みながら俺のズボン上からチンポを刺激し、さらにはベルトを外して手を滑り込ませて来た。
見ると、セレーナはワインで頬を染めてるのか、興奮して染めているのか分からないが、勃起し始めたちんぽをくにくにと揉み、ムクムクと大きくなってきたところで次の料理、今度はステーキが前に置かれた。
メイドはビクッとなり、目は俺の股間を見ていたが、何事もなかったようにみんなのステーキを置いていった。
流石にセレーナも気付いたのか、そっと俺のズボンから手を抜き、ガチガチになったちんぽをズボンの上からサスサスしてから食事に戻った······おい、これってどうすれば······我慢するしかないか。
そして食事は続き最後にお茶をいただいて解散となり、今日は王城の客室を借りれる事になった。俺達の後にマルガリータとミラーノが付いてきて、その後ろに三人も付いてくる。
「では、こちらが勇者パーティーの男性三人のお部屋です。中にメイドがいますので、何かあればその者にお聞き下さい」
「ありがとうございます」
そして次の部屋はマルガリータとミラーノの部屋で、その次が先日俺が泊まった部屋だ。
またセレーナとリーンはエイアの部屋に泊まるそうだが、また来てくれるだろうな。
「あっ、俺はこの前ここに泊まったから説明は大丈夫だ。そうだな、何か飲み物をもらえるかな?」
「はい。ワインをお持ちしますね」
「ああ。すまないな」
メイドはそう言うと軽く会釈をして部屋を出ていった。俺は装備を外してソファーに座り、傷みがないかダガー胸当てを丁寧に見ていく。
「胸当ては良いが、ダガーはやはりガタがきてるな、明日は武器屋を覗きに行くか」
ダガーのガタつきの原因である隙間にクサビ型の留め具を差し込んで打ち込み手直しをして、ガタつきがないか軽く振る。
「これはやらかしたな。刀身が曲がってるぞ、こんなの修行途中にしかやらかしてなかったが、買い直し決定だな。魔鉄製の良い物でもあれば良いが――」
その時コンコンと戸が叩かれたので、ワインが届いたかと思い。
「どうぞ。入って下さい」
一言そう言って、俺は刀身曲がりを少しでもマシになるように手直しを始めた。
「一人部屋なのですね~。おじゃましますぅ~」
ん? だいぶ曲がりはマシになったかな、ってあれ? 聞こえてきたのはメイドの声じゃなかった気もするが······。
10
お気に入りに追加
2,722
あなたにおすすめの小説

称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!

ハズレスキル【分解】が超絶当たりだった件~仲間たちから捨てられたけど、拾ったゴミスキルを優良スキルに作り変えて何でも解決する~
名無し
ファンタジー
お前の代わりなんざいくらでもいる。パーティーリーダーからそう宣告され、あっさり捨てられた主人公フォード。彼のスキル【分解】は、所有物を瞬時にバラバラにして持ち運びやすくする程度の効果だと思われていたが、なんとスキルにも適用されるもので、【分解】したスキルなら幾らでも所有できるというチートスキルであった。捨てられているゴミスキルを【分解】することで有用なスキルに作り変えていくうち、彼はなんでも解決屋を開くことを思いつき、底辺冒険者から成り上がっていく。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる