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第一章
第55話 あり得ない
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「リュール、アンジェラの二人をお連れになるなら父の了解を得ていると言う事ですか? 命令書を見せて下さい。まさか無いとは言いませんよね?」
その通りだ。公爵様がセレーナの護衛兼、侍女としてこの二人をつけているのだから、その二人を外して連れていくなら公爵様の命令や許可が無いなどあり得ない。
「「え?」」
(め、命令書だと! クソっ! そんな物あるわけ無かろう小娘が! 娼婦に金を払うくらいなら、婚前だが許嫁の処女を前倒しでいただこうとしただけだ! だがどうすれば······)
(おいおい。生意気貧乳小娘が我らの邪魔をするとは、お前らは勝手にガキ同士腰を降っていれば良いのだ! クソ! 仕方がない――)
「はっ、公爵様が聞きたい事があると」
「あらそう。では私達も少し用事ができましたので行くところです」
「「え!?」」
「早くしなさい、置いていきますよ」
そう言って、部屋の外に向けて歩き出すセレーナについて俺達も二人の横をすり抜け部屋の外へ。
(なっ、ど、どうすれば良いのだ! お前が変な事を言うから! これでそんな事実がないと知れれば――)
(しまった! 私はなんて事を口走ってしまったのだ――い、いかん! 公爵様の部屋は向かいの部屋!)
そしてセレーナは向かいの部屋の戸を叩いた。
『誰だ』
「セレーナです。少しお話がありまして」
『ふむ。入れ』
「行きますわよ」
戸は中から開けられ、セレーナを先頭に俺達は中に入ったのだが、奴らはまだ俺達の部屋に残ったままだ。よし、公爵様達にも念話が聞こえるようにしておくか。
「お二人は何をしているのですか? 父の命令で私達を呼びに来たのでしょう。ぐずぐずしていないで早く来なさい」
部屋の戸が閉められる前に奴らに声をかけるセレーナ。そんな事実はないのだがな。
「ん? そのような――」
(クソガキが! これでは護衛をしている許嫁を無断で連れ出し、処女穴にぶちこんで、美味しくいただこうとしたのがバレてしまうではないか!)
(ヤ、ヤバいぞ! なんて事を言うんだこの淫乱公爵令嬢が! 嘘をついたとなれば、私達の信用が無くなり公爵様の護衛を下ろされるどころか、実家に帰らされ、追放されかねないぞ!)
「「ぬ!?」」
突然聞こえてきたから驚いているな。
(公爵様、奥様。夜分に失礼を。これは念話を使い、お二人にもあの護衛の心の声が聞こえるようにしています。セレーナの護衛をしている二人をその、エッチな事目的で連れ出そうとしていましたのでね)
「ふむ。おい! そっちの二人も入ってきなさい」
公爵様は軽く頷き、俺達の部屋に残る二人を呼ぶ。
「「はっ!」」
俺達の部屋から出た二人は部屋の戸を閉める事も忘れ、公爵様の部屋に入ってきた。
「失礼します」
「おい。娘達の部屋の戸は開けたままにするな。何を考えているのだ」
「あ!? も、申し訳ありません!」
慌てて部屋の戸を閉めに走り、戻ってきた。メイドが二人の入室後、戸を閉め、お茶の用意を始めた。
「セレーナ達はソファーへお座りなさい。今お茶を入れてくれるから。ところでアイテール、今夜はもう森には行かないのですか?」
「はい。奥様、一応そちら方面には索敵で警戒はしていますので、何かあればすぐにでも走りますが、今は静かなもんですよ」
「うふふ。あなた、アイテールが見張っていてくれると安心できますわ。こんな息子ができるなら、ヒュギエイアのお転婆も役に立ちますね」
「くくくっ、違いない」
「あー、おじさんもおばさんもー、私は薬士の仕事を頑張ってるんですからねー。ところでなんの用?」
(クソ馬鹿王女! まだ言い訳を考え付いてないのだ! 話を進めるな! 今はお茶の準備を静かに待っておれ!)
(アバズレ王女が余計な事を言うな! クソっ、言い訳、言い訳を考えなければ破滅だぞ!)
「っ!」
(公爵様······この二人を殴って良いですか? セレーナだけでなく、エイアまでこんな事を。いや、これに許しは必要ないですね、お騒がせしますよ)
俺は立ち上がり、困惑と怒り顔のエイアとセレーナの頭を優しく撫でてから奴らに向き直ろうとした時――。
「アイテール。少しだけ待つのだ。お前達、捕縛用の奴隷の腕輪は装備しているか?」
「はっ、持っています」
「はっ、私も装備しています」
「うむ。では二つばかりアイテールに渡してくれるか?」
(アイテールよ、嵌めてしまえ。そして先ほどまで考えていた事を声を出して言ってもらう)
(分かりました)
二人は腰に付けてあった魔道具を外し、立ち上がっている俺は二人の方へ移動。
二つの腕輪を受け取った瞬間!
「「あっ!」」
「命令だ。俺達の部屋に来た理由とセレーナやエイアの事をどう思っていたか話せ、お前からだ」
二人の手首に抵抗する間も与えず嵌めて命令をした。
「な、なんて事を! 今夜は護衛の任が非番になったため――」
一人目、二人目と、先ほどまでの事を包み隠さないで話、俺達はもちろん。公爵様と奥様は怒りの表情に変わり。そしてお茶の用意をしていたメイドがティースプーンを落としてしまうほど驚き、二人は順に話し終えた。
そして――。
その通りだ。公爵様がセレーナの護衛兼、侍女としてこの二人をつけているのだから、その二人を外して連れていくなら公爵様の命令や許可が無いなどあり得ない。
「「え?」」
(め、命令書だと! クソっ! そんな物あるわけ無かろう小娘が! 娼婦に金を払うくらいなら、婚前だが許嫁の処女を前倒しでいただこうとしただけだ! だがどうすれば······)
(おいおい。生意気貧乳小娘が我らの邪魔をするとは、お前らは勝手にガキ同士腰を降っていれば良いのだ! クソ! 仕方がない――)
「はっ、公爵様が聞きたい事があると」
「あらそう。では私達も少し用事ができましたので行くところです」
「「え!?」」
「早くしなさい、置いていきますよ」
そう言って、部屋の外に向けて歩き出すセレーナについて俺達も二人の横をすり抜け部屋の外へ。
(なっ、ど、どうすれば良いのだ! お前が変な事を言うから! これでそんな事実がないと知れれば――)
(しまった! 私はなんて事を口走ってしまったのだ――い、いかん! 公爵様の部屋は向かいの部屋!)
そしてセレーナは向かいの部屋の戸を叩いた。
『誰だ』
「セレーナです。少しお話がありまして」
『ふむ。入れ』
「行きますわよ」
戸は中から開けられ、セレーナを先頭に俺達は中に入ったのだが、奴らはまだ俺達の部屋に残ったままだ。よし、公爵様達にも念話が聞こえるようにしておくか。
「お二人は何をしているのですか? 父の命令で私達を呼びに来たのでしょう。ぐずぐずしていないで早く来なさい」
部屋の戸が閉められる前に奴らに声をかけるセレーナ。そんな事実はないのだがな。
「ん? そのような――」
(クソガキが! これでは護衛をしている許嫁を無断で連れ出し、処女穴にぶちこんで、美味しくいただこうとしたのがバレてしまうではないか!)
(ヤ、ヤバいぞ! なんて事を言うんだこの淫乱公爵令嬢が! 嘘をついたとなれば、私達の信用が無くなり公爵様の護衛を下ろされるどころか、実家に帰らされ、追放されかねないぞ!)
「「ぬ!?」」
突然聞こえてきたから驚いているな。
(公爵様、奥様。夜分に失礼を。これは念話を使い、お二人にもあの護衛の心の声が聞こえるようにしています。セレーナの護衛をしている二人をその、エッチな事目的で連れ出そうとしていましたのでね)
「ふむ。おい! そっちの二人も入ってきなさい」
公爵様は軽く頷き、俺達の部屋に残る二人を呼ぶ。
「「はっ!」」
俺達の部屋から出た二人は部屋の戸を閉める事も忘れ、公爵様の部屋に入ってきた。
「失礼します」
「おい。娘達の部屋の戸は開けたままにするな。何を考えているのだ」
「あ!? も、申し訳ありません!」
慌てて部屋の戸を閉めに走り、戻ってきた。メイドが二人の入室後、戸を閉め、お茶の用意を始めた。
「セレーナ達はソファーへお座りなさい。今お茶を入れてくれるから。ところでアイテール、今夜はもう森には行かないのですか?」
「はい。奥様、一応そちら方面には索敵で警戒はしていますので、何かあればすぐにでも走りますが、今は静かなもんですよ」
「うふふ。あなた、アイテールが見張っていてくれると安心できますわ。こんな息子ができるなら、ヒュギエイアのお転婆も役に立ちますね」
「くくくっ、違いない」
「あー、おじさんもおばさんもー、私は薬士の仕事を頑張ってるんですからねー。ところでなんの用?」
(クソ馬鹿王女! まだ言い訳を考え付いてないのだ! 話を進めるな! 今はお茶の準備を静かに待っておれ!)
(アバズレ王女が余計な事を言うな! クソっ、言い訳、言い訳を考えなければ破滅だぞ!)
「っ!」
(公爵様······この二人を殴って良いですか? セレーナだけでなく、エイアまでこんな事を。いや、これに許しは必要ないですね、お騒がせしますよ)
俺は立ち上がり、困惑と怒り顔のエイアとセレーナの頭を優しく撫でてから奴らに向き直ろうとした時――。
「アイテール。少しだけ待つのだ。お前達、捕縛用の奴隷の腕輪は装備しているか?」
「はっ、持っています」
「はっ、私も装備しています」
「うむ。では二つばかりアイテールに渡してくれるか?」
(アイテールよ、嵌めてしまえ。そして先ほどまで考えていた事を声を出して言ってもらう)
(分かりました)
二人は腰に付けてあった魔道具を外し、立ち上がっている俺は二人の方へ移動。
二つの腕輪を受け取った瞬間!
「「あっ!」」
「命令だ。俺達の部屋に来た理由とセレーナやエイアの事をどう思っていたか話せ、お前からだ」
二人の手首に抵抗する間も与えず嵌めて命令をした。
「な、なんて事を! 今夜は護衛の任が非番になったため――」
一人目、二人目と、先ほどまでの事を包み隠さないで話、俺達はもちろん。公爵様と奥様は怒りの表情に変わり。そしてお茶の用意をしていたメイドがティースプーンを落としてしまうほど驚き、二人は順に話し終えた。
そして――。
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