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第一章
第51話 昼の森
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管理監邸に到着し、部屋まで戻り、流石に森を走り回ったままではとクリーンをかけて汚れを落とし、三人の寝る部屋に入るとリーンとセレーナは行儀よく布団を被っていたのだが、エイアは布団も被らず、やはり寝間着をほぼ脱いでしまって、パンツも足首に。
仕方がないので布団をかけ直してやると、エイアの隣に寝転び、目を閉じると、思った以上に疲れていたため、すぐに寝てしまった。
ん? 朝か。
俺は体を起こそうとしたが、左右にエイアとリーンが引っ付いている。
セレーナはエイアの向こうだ、はは、朝一に冒険者ギルドに行っておきたいのだが、昼間になるべく奥まで調べたいからな。
なんとか絡まるエイアとリーンの手足をほどき、起き上がって寝台から脱け出した。
「くくっ、エイアとリーンが俺を探して、お互いを抱き枕にしたな」
俺は寝室を出て装備の点検を始める。
点検後身に付け、部屋を出て外へ向かい、途中に出会ったメイドに起きた後にエイア達へ俺は出掛けたと伝えてもらうようお願いをして、屋敷を出た。
朝のドラグルーを歩き、巡回の馬車を捕まえ冒険者ギルドに到着、早速受付だが混んでるな。
朝は仕方がないが、受け付けに並びながらギルドマスターと目が合い、軽く手を上げ挨拶しておくと、カウンターの奥から出て俺のところにやって来た。
「おはようアイテール。今から行くのか?」
「おはよう。ああ。その前に昨晩の報告だ。ここで話しても良いのか?」
「何!? 夜に森へ入ったのか!? 今はソロだろ? あまり心配させるな。······そうだな、こっちに来てくれるか」
驚いた後、少しあきれた表情で、そういうギルドマスターについて、最後尾に並んですぐの列から離れ応接室に。
応接室につき、すすめられソファーに座ると。
「それでどんな様子だ?」
「まずは森の普段の様子を知らないからなんとも言えないが、ゴブリンやオーク、魔狼の群れはいたな。飛び抜けて多いとは思わないが、ゴブリンが十匹から三十匹程度の群れで、あわせると二百匹ほど、オークもそんなもので、あわせて百匹くらい、魔狼は十匹ほどの群れがあわせても五十匹ほどだ」
「ふむ。問題のオーガは見当たらないか?」
「そうだな。外縁部、二キロほどの範囲にはいなかったな。そしてもう少し奥に行くとマンイーターがいたぞ」
「ふむ。いつもと変わらないか······」
「だが、ゴブリンを捕食していたマンイーターを襲うやつがいた。グランドワーム。それも直径五メートルほどある大物だ。一応その時出てきたやつは倒して来たぞ」
「何! グランドワームがそんな浅いところに出てきていたのか!? 普通ならもっと遥か奥にいる魔物だぞ! それにその大きさは······いや、夜に森に入るやつが少ないからな、それが通常なのかもしれないが、五メートルの太さは尋常ではないぞ」
「ああ。俺もそう思った。真下から上がってきて俺も登っていた木ごと危うく飲み込まれるところだったしな、マンイーターも三十匹は飲まれたんじゃないかな。そうだ一応昨晩狩った物は持ってきたが、買い取ってくれるか?」
「おい? 五メートルのグランドワームは分かった。まあ記録されている中でもデカい方だが、三十匹ほどのマンイーターが飲まれた? いったい何匹グランドワームがいたと言うのだ!」
掴みかからんとするほどの勢いで、テーブルを挟んでだが身を乗り出してきたギルドマスターの、両肩を押さえて止める。
「五十はいたんじゃないかな、だからそのグランドワームやゴブリン、オークも買い取って――」
「それを全部倒したのか! ちょっと待て、もしかしてその前のゴブリンやオーク、魔狼も倒してきたというのか!」
「ああ。ギルドマスターは俺が収納を使えると知ってるから言うが、全部持ち帰ったぞ。それより昼の森に入るから買い取りは夕方でも良いが、俺からの報告は以上だ」
「······いや、強いとは思っていたが、そこまでの強さとはな。分かった。夕方までには買い取れるようこちらも手配しておく。しかし、もしかするとグランドワームがオーガを追い詰めて外縁部に出てきた可能性も出てきたな」
「それは俺も考えた。まあ今日一日森を見てくるさ。どうするかはそれを見てからだな」
「うむ。頼んだぞアイテール」
「ああ。じゃあな、そろそろ行くよ」
応接室を出て、そのままギルドを出る。
その足で街を出て森に入り、昨晩のグランドワームがいた場所まで戻ってきた。
「しかしこの穴、ここままにしておいて大丈夫か? 俺にはどうする事もできないが、っと、今度の反応は小さいが······行ってみるか」
この場よりさらに奥に行ったところに反応があった。俺は穴を避けながら反応のあった場所へ気配を消し走る。
川の上流付近か? 俺は三メートルほどの川幅しかない川を見付けて上流に走りもうそろそろ見えてくるかと思ったその時!
「いやぁぁー!」
「デカい声を出すんじゃねえ! 魔物がよってくるじゃねえか!」
「ケケケ、おめえの声も相当デカいがな。女ども、疑いもなく臨時のパーティーに入るとは、次から警戒する事だな、今回は運がなかったと諦めときな」
人か!? こんな森の奥に!? いや、考えている暇はない、女が襲われてると見て間違いなさそうだ。
俺は川岸から森に入り木の枝を飛び写りながら声のした方に急ぎ、そこで見たものは、武装した男五人に取り囲まれた冒険者風の女が二人。
川岸に追い詰められ、短剣を手に男達と対峙する俺よりは年上だろう女冒険者。
「何も命を取ろうって訳じゃねえ、ちょっとお前らの持つ――」
俺は木から飛び降り、女達に加勢することにした。
仕方がないので布団をかけ直してやると、エイアの隣に寝転び、目を閉じると、思った以上に疲れていたため、すぐに寝てしまった。
ん? 朝か。
俺は体を起こそうとしたが、左右にエイアとリーンが引っ付いている。
セレーナはエイアの向こうだ、はは、朝一に冒険者ギルドに行っておきたいのだが、昼間になるべく奥まで調べたいからな。
なんとか絡まるエイアとリーンの手足をほどき、起き上がって寝台から脱け出した。
「くくっ、エイアとリーンが俺を探して、お互いを抱き枕にしたな」
俺は寝室を出て装備の点検を始める。
点検後身に付け、部屋を出て外へ向かい、途中に出会ったメイドに起きた後にエイア達へ俺は出掛けたと伝えてもらうようお願いをして、屋敷を出た。
朝のドラグルーを歩き、巡回の馬車を捕まえ冒険者ギルドに到着、早速受付だが混んでるな。
朝は仕方がないが、受け付けに並びながらギルドマスターと目が合い、軽く手を上げ挨拶しておくと、カウンターの奥から出て俺のところにやって来た。
「おはようアイテール。今から行くのか?」
「おはよう。ああ。その前に昨晩の報告だ。ここで話しても良いのか?」
「何!? 夜に森へ入ったのか!? 今はソロだろ? あまり心配させるな。······そうだな、こっちに来てくれるか」
驚いた後、少しあきれた表情で、そういうギルドマスターについて、最後尾に並んですぐの列から離れ応接室に。
応接室につき、すすめられソファーに座ると。
「それでどんな様子だ?」
「まずは森の普段の様子を知らないからなんとも言えないが、ゴブリンやオーク、魔狼の群れはいたな。飛び抜けて多いとは思わないが、ゴブリンが十匹から三十匹程度の群れで、あわせると二百匹ほど、オークもそんなもので、あわせて百匹くらい、魔狼は十匹ほどの群れがあわせても五十匹ほどだ」
「ふむ。問題のオーガは見当たらないか?」
「そうだな。外縁部、二キロほどの範囲にはいなかったな。そしてもう少し奥に行くとマンイーターがいたぞ」
「ふむ。いつもと変わらないか······」
「だが、ゴブリンを捕食していたマンイーターを襲うやつがいた。グランドワーム。それも直径五メートルほどある大物だ。一応その時出てきたやつは倒して来たぞ」
「何! グランドワームがそんな浅いところに出てきていたのか!? 普通ならもっと遥か奥にいる魔物だぞ! それにその大きさは······いや、夜に森に入るやつが少ないからな、それが通常なのかもしれないが、五メートルの太さは尋常ではないぞ」
「ああ。俺もそう思った。真下から上がってきて俺も登っていた木ごと危うく飲み込まれるところだったしな、マンイーターも三十匹は飲まれたんじゃないかな。そうだ一応昨晩狩った物は持ってきたが、買い取ってくれるか?」
「おい? 五メートルのグランドワームは分かった。まあ記録されている中でもデカい方だが、三十匹ほどのマンイーターが飲まれた? いったい何匹グランドワームがいたと言うのだ!」
掴みかからんとするほどの勢いで、テーブルを挟んでだが身を乗り出してきたギルドマスターの、両肩を押さえて止める。
「五十はいたんじゃないかな、だからそのグランドワームやゴブリン、オークも買い取って――」
「それを全部倒したのか! ちょっと待て、もしかしてその前のゴブリンやオーク、魔狼も倒してきたというのか!」
「ああ。ギルドマスターは俺が収納を使えると知ってるから言うが、全部持ち帰ったぞ。それより昼の森に入るから買い取りは夕方でも良いが、俺からの報告は以上だ」
「······いや、強いとは思っていたが、そこまでの強さとはな。分かった。夕方までには買い取れるようこちらも手配しておく。しかし、もしかするとグランドワームがオーガを追い詰めて外縁部に出てきた可能性も出てきたな」
「それは俺も考えた。まあ今日一日森を見てくるさ。どうするかはそれを見てからだな」
「うむ。頼んだぞアイテール」
「ああ。じゃあな、そろそろ行くよ」
応接室を出て、そのままギルドを出る。
その足で街を出て森に入り、昨晩のグランドワームがいた場所まで戻ってきた。
「しかしこの穴、ここままにしておいて大丈夫か? 俺にはどうする事もできないが、っと、今度の反応は小さいが······行ってみるか」
この場よりさらに奥に行ったところに反応があった。俺は穴を避けながら反応のあった場所へ気配を消し走る。
川の上流付近か? 俺は三メートルほどの川幅しかない川を見付けて上流に走りもうそろそろ見えてくるかと思ったその時!
「いやぁぁー!」
「デカい声を出すんじゃねえ! 魔物がよってくるじゃねえか!」
「ケケケ、おめえの声も相当デカいがな。女ども、疑いもなく臨時のパーティーに入るとは、次から警戒する事だな、今回は運がなかったと諦めときな」
人か!? こんな森の奥に!? いや、考えている暇はない、女が襲われてると見て間違いなさそうだ。
俺は川岸から森に入り木の枝を飛び写りながら声のした方に急ぎ、そこで見たものは、武装した男五人に取り囲まれた冒険者風の女が二人。
川岸に追い詰められ、短剣を手に男達と対峙する俺よりは年上だろう女冒険者。
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