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第一章
第22話 捕縛
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「ぐぞぉー、ばやぐどげっ!」
「逃がすか! はっ!」
ブロガは女達を押し退け、下から抜け出そうと動いたが、そんな事をさせるつもりはない。三人重なっているところに足を乗せ、押さえ付ける。そしてロープを出してブロガの右手に縛り付け、次に左手と繋いでしまう。
「こんなもの引きちぎってやる! 身体強化! ふんっ! なに!?」
「これは簡単には切れないぞ! これはアイアンスパイダーの糸が編み込まれているからな」
「くっ、ファイアー」
「言わせるかよ! はっ!」
ゴンとおもいっきり殴り、持ち上げていた頭を地面に叩きつけて気絶させておく。
よし、後は女を引っ張り下ろし護衛達を呼ぶ。
「女二人の拘束は任せた、なるべく装備や服も脱がしておいてくれ、何を持っているか分からん」
「はい。任せて下さい。しかしお強いですね」
「そうですね、これならエイア様とセレーナ様をお任せしても安心できます。あっ、こんなところにまでナイフを。一度裸にした方が良いわね」
「剥いちゃえ! アイテールはこっち見ちゃ駄目よ! それにそいつのも見たく無いから隠しながらやってね」
「ああ、任せておけ」
俺はブロガの装備を外し服も上着は手を縛ったため抜く事ができないためナイフで切りながら裸にして、ベルトを外し、ズボンとパンツも全部脱がせてしまった。
すると出るわ出るわ魔道具だらけだ。腕輪に指輪、アンクレット、そしてチンポにもなにか隠しているようだ、それも皮の中に。
「からだの中に埋め込むとはな、それもちんぽにとは、······仕方ないか、ナイフで······触るのも嫌だなこれ、炭を挟むやつで持つか」
夜営で、火をおこした時、炭を均すための火箸で、チンポを引っ張りナイフで切り、中の、これは金属の玉か? なんの魔道具か知らないがいったいいくつ入れてるんだよ!
結局十五個の玉が出てきて、あまりにも血だらけになったので一応回復魔法で傷口を塞ぎ、パンツはよさそうだな――。
「おっきいにゃよ、羨ましいにゃ」
「やわやわだよ。反則だよ」
「二人とも遊んでやんと。早よ剥いてしまわな終わらへんで、それからこっちの女はおまんこの中にもナイフを入れてあったし、そっちも見やなあかんよ」
そんなこんなでシャツとパンツ、それからズボンを履かせ、エイアは知っているが、ここだけの秘密とみんなに約束させ、収納から組立式のソリを出し、三人を乗せ、来た道を戻っている。
「アイテール、このソリ結構使ってる感じだけど沢山捕まえてるの?」
「いやいや、これは魔物用だ。あの力は隠せと言われていたからな、冒険者になるまではよく使ってたぞ、これは組立式だから小さい時でもリュックにくくりつけて狩りに行ってたな」
「え? 組立式は良いけど物凄く重そうだよ?」
「ああ、普通なら厳しいだろうが、身体強化しているぞ、それに今みんなにもかけてるからみんなでもたぶん簡単に持ち上げたりできるぞ? ほら引っ張ってみろよ」
「嘘っ、身体強化! うんうん引っ張らせて!」
俺は握っていたロープをエイアに渡し、エイアは受け取ると。
「何これ! 軽い! 軽いよ! セレーナもリーンもやってみなよ!」
エイアは二人を呼び、ロープを渡し、それを引いた軽さに目を丸くしている。
そこへ護衛の二人が話しかけてきた。
「あの、その身体強化、唱えているのを聞いてなかったのだけど、いつ唱えたのですか?」
「ああ、これは唱えないでやってるぞ、初めはできなかったが、師匠がこんなものは分からないようにするから効果が上がるそうだ。相手の前で、態々口にすると使ったのがバレるだろ?」
「はい。警戒しますね」
「なるほど、詠唱がなければ油断もしてしまいますね。そもそも身体強化は使える者もそう多くありません。ですからこの男はその点でも強者、私達だけでは取り逃がしていたでしょう」
「だな。力は使う者次第だ、よし、もうすぐ出口だ、エイア、リーン、セレーナ、俺が引っ張るよ、荷物を女に引っ張らせているなんて男としては格好悪いからな」
そして引き手を代わり、ダンジョンを出て衛兵の詰所に三人を引きずって行った。
「なんと言うことだ······その場所は領主、あるいはパナケア王国の管理にせねばな。すぐに手配を進める」
「領主には私から報告いたしますわ、この後時間を取ってもらいます」
セレーナが普通の喋り方で話している。そう考えると、エイアは『ですわ』、王女らしいし、リーンは『にゃ』、これは似合っているな。セレーナは······たぶん地元、公爵領の方言なんだろう。
「ふむ。それは可能なのかどうか分からないが、手紙を書くから届けてもらえれば助かる、少し待っていてくれ」
「ええ。それからその魔法のリュックはこちらのリーン物ですから中身を抜いて返して下さいね」
出したものを衛兵がリュックに戻そうとしていたのでセレーナが止める。
「ぬ? そうなのか? 困ったな、結構な量だからこれがあると助かるのだが、仕方がないか。うちの保管庫はあまり大きくないんでな、じゃあ手紙を書いてる内にしまってきてもらうか」
そう言うと別の衛兵を呼び、そこそこ大きな台車を持ってこさせ、台車に中身を移し変えては運び、手紙が書き終わるまで、何回往復したのだろうか、手紙を書き終わる頃に台車の半分ほどで、中身がなくなり、出しきったようだ。
「逃がすか! はっ!」
ブロガは女達を押し退け、下から抜け出そうと動いたが、そんな事をさせるつもりはない。三人重なっているところに足を乗せ、押さえ付ける。そしてロープを出してブロガの右手に縛り付け、次に左手と繋いでしまう。
「こんなもの引きちぎってやる! 身体強化! ふんっ! なに!?」
「これは簡単には切れないぞ! これはアイアンスパイダーの糸が編み込まれているからな」
「くっ、ファイアー」
「言わせるかよ! はっ!」
ゴンとおもいっきり殴り、持ち上げていた頭を地面に叩きつけて気絶させておく。
よし、後は女を引っ張り下ろし護衛達を呼ぶ。
「女二人の拘束は任せた、なるべく装備や服も脱がしておいてくれ、何を持っているか分からん」
「はい。任せて下さい。しかしお強いですね」
「そうですね、これならエイア様とセレーナ様をお任せしても安心できます。あっ、こんなところにまでナイフを。一度裸にした方が良いわね」
「剥いちゃえ! アイテールはこっち見ちゃ駄目よ! それにそいつのも見たく無いから隠しながらやってね」
「ああ、任せておけ」
俺はブロガの装備を外し服も上着は手を縛ったため抜く事ができないためナイフで切りながら裸にして、ベルトを外し、ズボンとパンツも全部脱がせてしまった。
すると出るわ出るわ魔道具だらけだ。腕輪に指輪、アンクレット、そしてチンポにもなにか隠しているようだ、それも皮の中に。
「からだの中に埋め込むとはな、それもちんぽにとは、······仕方ないか、ナイフで······触るのも嫌だなこれ、炭を挟むやつで持つか」
夜営で、火をおこした時、炭を均すための火箸で、チンポを引っ張りナイフで切り、中の、これは金属の玉か? なんの魔道具か知らないがいったいいくつ入れてるんだよ!
結局十五個の玉が出てきて、あまりにも血だらけになったので一応回復魔法で傷口を塞ぎ、パンツはよさそうだな――。
「おっきいにゃよ、羨ましいにゃ」
「やわやわだよ。反則だよ」
「二人とも遊んでやんと。早よ剥いてしまわな終わらへんで、それからこっちの女はおまんこの中にもナイフを入れてあったし、そっちも見やなあかんよ」
そんなこんなでシャツとパンツ、それからズボンを履かせ、エイアは知っているが、ここだけの秘密とみんなに約束させ、収納から組立式のソリを出し、三人を乗せ、来た道を戻っている。
「アイテール、このソリ結構使ってる感じだけど沢山捕まえてるの?」
「いやいや、これは魔物用だ。あの力は隠せと言われていたからな、冒険者になるまではよく使ってたぞ、これは組立式だから小さい時でもリュックにくくりつけて狩りに行ってたな」
「え? 組立式は良いけど物凄く重そうだよ?」
「ああ、普通なら厳しいだろうが、身体強化しているぞ、それに今みんなにもかけてるからみんなでもたぶん簡単に持ち上げたりできるぞ? ほら引っ張ってみろよ」
「嘘っ、身体強化! うんうん引っ張らせて!」
俺は握っていたロープをエイアに渡し、エイアは受け取ると。
「何これ! 軽い! 軽いよ! セレーナもリーンもやってみなよ!」
エイアは二人を呼び、ロープを渡し、それを引いた軽さに目を丸くしている。
そこへ護衛の二人が話しかけてきた。
「あの、その身体強化、唱えているのを聞いてなかったのだけど、いつ唱えたのですか?」
「ああ、これは唱えないでやってるぞ、初めはできなかったが、師匠がこんなものは分からないようにするから効果が上がるそうだ。相手の前で、態々口にすると使ったのがバレるだろ?」
「はい。警戒しますね」
「なるほど、詠唱がなければ油断もしてしまいますね。そもそも身体強化は使える者もそう多くありません。ですからこの男はその点でも強者、私達だけでは取り逃がしていたでしょう」
「だな。力は使う者次第だ、よし、もうすぐ出口だ、エイア、リーン、セレーナ、俺が引っ張るよ、荷物を女に引っ張らせているなんて男としては格好悪いからな」
そして引き手を代わり、ダンジョンを出て衛兵の詰所に三人を引きずって行った。
「なんと言うことだ······その場所は領主、あるいはパナケア王国の管理にせねばな。すぐに手配を進める」
「領主には私から報告いたしますわ、この後時間を取ってもらいます」
セレーナが普通の喋り方で話している。そう考えると、エイアは『ですわ』、王女らしいし、リーンは『にゃ』、これは似合っているな。セレーナは······たぶん地元、公爵領の方言なんだろう。
「ふむ。それは可能なのかどうか分からないが、手紙を書くから届けてもらえれば助かる、少し待っていてくれ」
「ええ。それからその魔法のリュックはこちらのリーン物ですから中身を抜いて返して下さいね」
出したものを衛兵がリュックに戻そうとしていたのでセレーナが止める。
「ぬ? そうなのか? 困ったな、結構な量だからこれがあると助かるのだが、仕方がないか。うちの保管庫はあまり大きくないんでな、じゃあ手紙を書いてる内にしまってきてもらうか」
そう言うと別の衛兵を呼び、そこそこ大きな台車を持ってこさせ、台車に中身を移し変えては運び、手紙が書き終わるまで、何回往復したのだろうか、手紙を書き終わる頃に台車の半分ほどで、中身がなくなり、出しきったようだ。
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