最愛の敵

「自分はあなたを救いたい!!!」
 そう願っても叶わないと分かっていた。だって貴方はこの日を待ち望んでだから。それでも生きてほしかった。貴方の誠が知りたかった。
 
 この世界は戦争の絶えない世界。人々はいつも助けを求めていた。その助けに応えるかのように4人の英雄ーパイロンが現れる。
 パイロンにはあるルールが存在するそれは「どこの国にも属さず、誰の上にも下にも立たない」というものだった。
 しかし彼らはスイマール帝国と手を組み戦争で数々の勝利を納め始める。そこで主人公トートと出会い彼をチームに入れ共に行動する。
 パイロンのリーダーは全てが謎に包まれた、名をラズリ。パイロンはラズリを含めた4人で構成され、それを補助する『影』という情報屋も関わっていた。『影』のリーダーとパイロンの関係とは!?
 パイロンの目的は戦争をなくすことそしてある組織を根絶やしにすることだった。その組織とラズリには深い関係があった。だが、ラズリだけではなく他の者達とも関わりがあることが判明する。ある組織の目的とは。そして関係が明らかになるとき、ラズリが主人公トートに願う、願いを聴き、彼はどんな思いでどんな選択をするだろうか。
 これはトートが心を失ったラズリとそれを取り巻く人達が辿った醜くも美しい人生の一欠片。
 これは今誰も知らない歴史、世界を統一するまでの物語。
 
24h.ポイント 7pt
0
小説 35,306 位 / 192,581件 ファンタジー 5,236 位 / 44,646件

あなたにおすすめの小説

祝呪官吏

柚緒駆
ファンタジー
「私、この地域の祝呪官吏を務めております、ゴウと申します」 警官に撃たれて殺された「俺」は、死後の世界で謎の男に出会い、祝福するか呪うか決断しろと迫られる。そういう仕事だと相手は言うのだが……

ちょっと独り言

羽澄
恋愛
ふと、言葉が溢れる そんな物語たちです 一話完結 不定期更新中

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

想い出 -if 100年後の未来-

shin
大衆娯楽
近未来新たな政策が可決した。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

ネトラレクラスメイト

八ツ花千代
ファンタジー
クラス全員が異世界に召喚された。  どうやらこの国は、俺たちを軍事利用するつもりらしい。  戦争なんて嫌だ!  かくして俺たちは、国から逃げ出し森で暮らし始める。  べんりな加護で助けあいながらの共同生活。  そこに、肉体関係を公表するクラスメイトがあらわれた。  触発される高校生たち。  恋愛事情がからみ合い事件がおきる。  それはさておき、俺が得た加護はネトラレ。  ばれたら社会的に死ぬ!  なので俺は、存在感を消しながらネトラレライフを満喫するのだ。  日常系異世界青春群像ラブサスペンス。  過激な性描写や残酷描写あります。

あなたとの出逢いに感謝を

yuto
ファンタジー
・・・話を書くよりここを書くほうが難しいのは私だけ? 初投稿作品になります。 一応3部作の1作品目になります。 プロローグを気持ち長めに書いて作品にしたような感じです。 他の2作品とも書き始めてますが、 頭と終わりしか決まってないので 悪しからず・・・ 世界観は魔法物ですが、 正直ほとんど出てきません。 展開もかなり早く、 もはや章分けする意味あるの? というレベルです。 あと、前半ほとんど会話ないです。 これを見てこの作品を見ていただけた方を 私は神様だと崇めます。 ・・・ここって自虐するところだっけ? 確認はしておりますが誤字脱字等 ございましたら申し訳ございません。 そちらも含めてご意見ございましたら ご一報下さると幸いです。 yuto

花とかけはし鶯

冬原水稀
現代文学
生前の記憶がない幽霊の少女。 何となしに現世を漂い続けていた彼女はある日、ある場所へたどり着く。 『うぐいす写真館』 小さな、写真館だった。 彼女はそこで「目が見えない」のにも関わらず「霊的な存在が視える」という特異体質を持った青年・朝香(あさか)に出会う。 代行写真家として各地に赴く彼と行動し、彼女が触れたのは、写真と瞳の映す数々の風景、人でないものたちの想い、出会い、別れ、自分の記憶、そして──……。 のんびり温かくて、時々切ない、写真と想いをめぐるほのぼの物語。 *他小説投稿サイトにも掲載しております。 *一章部分を連載します。

処理中です...