79 / 148
怒涛の東大国編4日〜6日
第六十九話 旅立ちと決意。そして――感動の再会
しおりを挟む
真昼時の晴天に満面の笑みを浮かべる国民達が空を破らんとした数多の歓声が轟き、王宮の二階のバルコニーさながらから新たなる勲章を胸に付け、俺は泰然と限界まで闊歩し、徐に大きく手を振って、不思議と笑みを零してしまう彼等の想いに応えた。
「勇者様ー!」
「我々を奴等からお守り下さり、ありがとうっ!」
「これからもずっと私たちのお側に居てください。貴方様の綺麗なお顔をいつまでも見ていたいです‼︎」
「勇者様ァー、大好きー!」
「リア様ー! 結婚してください!」
「どうかずっと我々の盾として、国に居て下さい‼︎」
「悪党を倒してくれて、ありがとー」
「貴方様がいる限り、この国は安泰です!」
「王と共に貴方に幸を!」
「ありがとー! 勇者お兄ちゃんー!」
懸命に有象無象から懐かしの彼女を探していくが、残念ながら何処にもその姿は見当たらなかった。
そして、憂き目を見てしまって思わず瞼を閉ざす。
見える光景など解りきっていたのに、幾度となく脳裏によぎり、朧げなそれは完全に浮かんでしまう、
「あんたのせいで何人死んだと思っている?」
「……」
茫然自失の黒髪の襟を鷲掴みにし、怒号を飛ばす。
「一体、どれだけの者が犠牲になったと聞いているんだ! お前が殺したんだぞッ、未来ある者をだ‼︎」
そんな傍らでは立ち込める硝煙と血肉を吸い上げた真っ赤な霧と噎せ返るような匂いに耐えながら、言葉無き兵士と再会した者達が悲しみに暮れる間も無く、淡々と周囲の消毒と遺体達を回収していく。
「兵士らの死者は半数以上に昇ったそうですが、何故、貴方は第三の目を使用しなかったのですか?」
「誰かの落雷にやられ、現在では消滅に近いんだ。修正は現存する本体を手にしていないと作れない」
「そう、ですか……」
「先代!」
「ん? 何だ?」
取り返しのつかない過ちをお貸しですね散らかす糞野郎の説教を終えた緑髪が、苦虫を潰したように顔を歪めながら嫌々、こちらへと歩み寄っていく。
そして、不服そうに告ぐ。
「有難う――お前のお陰で多くの兵士が助かった」
「気にするな、慣れている」
「行きましょう」
「あぁ」
王の御前に足を運んでいく最中、颯と立ち止まり、大事な物のアイテムボックスから【子供お手製花冠を召喚】し、躊躇なく血の大地に放り投げだ。
瞬く間に業火が広がってゆき、燃え滓となって。もう塵すらも残らずになっていく様を見届けて――俺は振り返る事なく、前へと歩みを進めていった。
再び視界を現在に舞い戻せば、傍らには絢爛剛な褒美に腐るほどの食料が積まれた荷馬車があった。
「そうか、そう言えば――」
ほんの数分前のことであった。
「この度の我が民を危険に晒すリベル騎士団の駆除の功を讃え、其方の過ちを不問に付す」
深々と首を垂れて王の御前に跪き、そっと一瞥すれば、絢爛豪華な王冠を被りし国王の瞳は虚ろで何も映らず、俺はまた……望まない称号が与えられた。
大切なものを失って。
「ハァ……遅い」
ベリル達も10代目も一体、何処で油を売っているんだ。こっちはお陰で嫌な思い出を掘り返したよ。
全く、責任を取って貰わなければと最後の見納めである賑やかな光景を楽しみながら探していった。
道すがら、愛しい子供達や熱狂的なファン達の熱いサービスを求められ、微笑ましい笑みを返した。
そして、流されるがまま、辿り着く学園の校庭。
不思議な魔法が施された網の傍らでそっと手を添えて度重なる最悪なフラッシュバッグに疲れて一休みしていれば、校庭で子供達が甲高い声が響き渡る。
ふと振り向けば、あの子とそう歳も変わらぬ少年少女らが独特の玩具遊びで楽しそうに戯れていた。
「フッ、良し。行くか」
そう暖かな陽光降り注ぐ日差しから、真っ暗闇な影へと大きく一歩を踏み出そうとしたのだが――。
「リア様?」
あぁ、振り返っては駄目だ。決して――もし、あの子の姿を見てしまったら俺は、俺は……きっと。
でも、髪を靡かせるそよ風とともに僅かな好奇心を含んだ想いが自然と振り返らせてしまい、目にする。
美しく女性となったアスターの姿を。
「久しぶりだな。っ⁉︎」
ちょっと前までは華奢で仔猫のようだったのに、気付けば暴れん坊大将軍にまでなって、あっさりとフェンスを飛び越えていて、アスターと触れ合う。
抱き付かんと四肢を広々しく伸ばして落ちていき、俺は優しく体制を崩しながら颯と受け止めた。
「ほんとうに、本当に久しぶりだな……」
歔欷さながら無意識にその身の温もりを感じた。
「ずっと会いたかったんです。だから、王様の命令された時には慌てて駆け付けたのに、居なくって――また行ってしまうに逢えて、本当に良かったです‼︎」
肩に顔を埋めてモゴモゴとしながら、取り止めのない溢れんばかりの言葉を感情任せに告げていく。
「あぁ、俺もだよ」
「それは安心しました。私のことが嫌いなのかと」
少し小突くだけでも壊れてしまいそうだったアスターの体は逞しくなっていて、ひしひしと感じてくる力強い鼓動や落ち着きに染まった脈拍が、自然と俺の回した腕の締め付ける力を強くさせていった。
「フフッ、痛いですよ、リア様」
「あぁ、すまない」
「そろそろ」
「あぁ」
忽ち失われていくアスターの温もりが漠然とした恐怖を頻りに襲いながらも、無理やりに微笑んだ。
「お話し……出来ませんよね」
「もう行かなければならないんだ」
「またこちらへ戻ってこられるのですか?」
「わからない、ただもう逢えないかもしれないな」
「そう、ですか」
向日葵のように満面の笑みを浮かべた表情は刹那に悲壮感に満ち溢れていくものの、俺の顔色をじっと見つめると哀愁を漂わせる程度に抑えてくれた。
「あっ、会ったら渡したいものがあったのです!」
「っ。それは帰ってきた時に渡してくれないか?」
「はい、そうですね。いつまでも待っております」
「あぁ、必ず行く――ん?」
傍らから皮膚を突き刺すように熱く注がれた視線に振り向けば、真っ暗な日陰で黒洞々とした闇に覆い尽くされた10代目が静かにこちらを睨んでいた。
淀んで虚ろな瞳には色鮮やかな光景が映り込んでいて、正に混濁を体現した嫉妬と羨望の眼差しで、思わず俺は戦慄が走った。
「あっ、レグルス様ー!」
ベリル達とも無事に合流し、何の後腐れもなくこの場からそそくさと離れようと影に歩みを進めていく。
「アスター!」
ほして、奇しくも学校の友達が呼びに来てくれた。
「何やってんだよ、もう」
「えっ⁉︎」
「先代のリア・イースト様ですか?」
「あぁ、そうだよ」
「サインください!」
「駄目!」
「何だよ、みんなの勇者様だろ!」
「い、今忙しいから、そうもう旅立っちゃうから邪魔しちゃ駄目なの!」
「何だよ! お前だけずるいぞ!」
「アスター」
「はい!」
必死に色紙を手元に呼び寄せる優秀な生徒達を食い止めながらも、無垢な面差しをこちらに向けた。
「またな」
「……? はいっ!」
「行くぞ」
「えぇ」
俺達は深き闇へと沈んでいく。
「勇者様ー!」
「我々を奴等からお守り下さり、ありがとうっ!」
「これからもずっと私たちのお側に居てください。貴方様の綺麗なお顔をいつまでも見ていたいです‼︎」
「勇者様ァー、大好きー!」
「リア様ー! 結婚してください!」
「どうかずっと我々の盾として、国に居て下さい‼︎」
「悪党を倒してくれて、ありがとー」
「貴方様がいる限り、この国は安泰です!」
「王と共に貴方に幸を!」
「ありがとー! 勇者お兄ちゃんー!」
懸命に有象無象から懐かしの彼女を探していくが、残念ながら何処にもその姿は見当たらなかった。
そして、憂き目を見てしまって思わず瞼を閉ざす。
見える光景など解りきっていたのに、幾度となく脳裏によぎり、朧げなそれは完全に浮かんでしまう、
「あんたのせいで何人死んだと思っている?」
「……」
茫然自失の黒髪の襟を鷲掴みにし、怒号を飛ばす。
「一体、どれだけの者が犠牲になったと聞いているんだ! お前が殺したんだぞッ、未来ある者をだ‼︎」
そんな傍らでは立ち込める硝煙と血肉を吸い上げた真っ赤な霧と噎せ返るような匂いに耐えながら、言葉無き兵士と再会した者達が悲しみに暮れる間も無く、淡々と周囲の消毒と遺体達を回収していく。
「兵士らの死者は半数以上に昇ったそうですが、何故、貴方は第三の目を使用しなかったのですか?」
「誰かの落雷にやられ、現在では消滅に近いんだ。修正は現存する本体を手にしていないと作れない」
「そう、ですか……」
「先代!」
「ん? 何だ?」
取り返しのつかない過ちをお貸しですね散らかす糞野郎の説教を終えた緑髪が、苦虫を潰したように顔を歪めながら嫌々、こちらへと歩み寄っていく。
そして、不服そうに告ぐ。
「有難う――お前のお陰で多くの兵士が助かった」
「気にするな、慣れている」
「行きましょう」
「あぁ」
王の御前に足を運んでいく最中、颯と立ち止まり、大事な物のアイテムボックスから【子供お手製花冠を召喚】し、躊躇なく血の大地に放り投げだ。
瞬く間に業火が広がってゆき、燃え滓となって。もう塵すらも残らずになっていく様を見届けて――俺は振り返る事なく、前へと歩みを進めていった。
再び視界を現在に舞い戻せば、傍らには絢爛剛な褒美に腐るほどの食料が積まれた荷馬車があった。
「そうか、そう言えば――」
ほんの数分前のことであった。
「この度の我が民を危険に晒すリベル騎士団の駆除の功を讃え、其方の過ちを不問に付す」
深々と首を垂れて王の御前に跪き、そっと一瞥すれば、絢爛豪華な王冠を被りし国王の瞳は虚ろで何も映らず、俺はまた……望まない称号が与えられた。
大切なものを失って。
「ハァ……遅い」
ベリル達も10代目も一体、何処で油を売っているんだ。こっちはお陰で嫌な思い出を掘り返したよ。
全く、責任を取って貰わなければと最後の見納めである賑やかな光景を楽しみながら探していった。
道すがら、愛しい子供達や熱狂的なファン達の熱いサービスを求められ、微笑ましい笑みを返した。
そして、流されるがまま、辿り着く学園の校庭。
不思議な魔法が施された網の傍らでそっと手を添えて度重なる最悪なフラッシュバッグに疲れて一休みしていれば、校庭で子供達が甲高い声が響き渡る。
ふと振り向けば、あの子とそう歳も変わらぬ少年少女らが独特の玩具遊びで楽しそうに戯れていた。
「フッ、良し。行くか」
そう暖かな陽光降り注ぐ日差しから、真っ暗闇な影へと大きく一歩を踏み出そうとしたのだが――。
「リア様?」
あぁ、振り返っては駄目だ。決して――もし、あの子の姿を見てしまったら俺は、俺は……きっと。
でも、髪を靡かせるそよ風とともに僅かな好奇心を含んだ想いが自然と振り返らせてしまい、目にする。
美しく女性となったアスターの姿を。
「久しぶりだな。っ⁉︎」
ちょっと前までは華奢で仔猫のようだったのに、気付けば暴れん坊大将軍にまでなって、あっさりとフェンスを飛び越えていて、アスターと触れ合う。
抱き付かんと四肢を広々しく伸ばして落ちていき、俺は優しく体制を崩しながら颯と受け止めた。
「ほんとうに、本当に久しぶりだな……」
歔欷さながら無意識にその身の温もりを感じた。
「ずっと会いたかったんです。だから、王様の命令された時には慌てて駆け付けたのに、居なくって――また行ってしまうに逢えて、本当に良かったです‼︎」
肩に顔を埋めてモゴモゴとしながら、取り止めのない溢れんばかりの言葉を感情任せに告げていく。
「あぁ、俺もだよ」
「それは安心しました。私のことが嫌いなのかと」
少し小突くだけでも壊れてしまいそうだったアスターの体は逞しくなっていて、ひしひしと感じてくる力強い鼓動や落ち着きに染まった脈拍が、自然と俺の回した腕の締め付ける力を強くさせていった。
「フフッ、痛いですよ、リア様」
「あぁ、すまない」
「そろそろ」
「あぁ」
忽ち失われていくアスターの温もりが漠然とした恐怖を頻りに襲いながらも、無理やりに微笑んだ。
「お話し……出来ませんよね」
「もう行かなければならないんだ」
「またこちらへ戻ってこられるのですか?」
「わからない、ただもう逢えないかもしれないな」
「そう、ですか」
向日葵のように満面の笑みを浮かべた表情は刹那に悲壮感に満ち溢れていくものの、俺の顔色をじっと見つめると哀愁を漂わせる程度に抑えてくれた。
「あっ、会ったら渡したいものがあったのです!」
「っ。それは帰ってきた時に渡してくれないか?」
「はい、そうですね。いつまでも待っております」
「あぁ、必ず行く――ん?」
傍らから皮膚を突き刺すように熱く注がれた視線に振り向けば、真っ暗な日陰で黒洞々とした闇に覆い尽くされた10代目が静かにこちらを睨んでいた。
淀んで虚ろな瞳には色鮮やかな光景が映り込んでいて、正に混濁を体現した嫉妬と羨望の眼差しで、思わず俺は戦慄が走った。
「あっ、レグルス様ー!」
ベリル達とも無事に合流し、何の後腐れもなくこの場からそそくさと離れようと影に歩みを進めていく。
「アスター!」
ほして、奇しくも学校の友達が呼びに来てくれた。
「何やってんだよ、もう」
「えっ⁉︎」
「先代のリア・イースト様ですか?」
「あぁ、そうだよ」
「サインください!」
「駄目!」
「何だよ、みんなの勇者様だろ!」
「い、今忙しいから、そうもう旅立っちゃうから邪魔しちゃ駄目なの!」
「何だよ! お前だけずるいぞ!」
「アスター」
「はい!」
必死に色紙を手元に呼び寄せる優秀な生徒達を食い止めながらも、無垢な面差しをこちらに向けた。
「またな」
「……? はいっ!」
「行くぞ」
「えぇ」
俺達は深き闇へと沈んでいく。
10
お気に入りに追加
80
あなたにおすすめの小説

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる