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蛇行する王位継承戦編1日〜3日
第三十二話 王VS勇者
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「あっ、おかえりなさい! レグルス様」
再び、ベリルらが待つ観客席へと舞い戻ったが、奴の姿も気配も周囲の何処にも見当たらずにいた。そして、観客は誰も予想だにしなかった一戦に、大きな期待と僅かな不安の声で会場が包まれていく。
念の為、俺は雲一つない晴天に第三の目を放つ。
「此処、死守しておきました」
懸命に俺が座っていた席を空のままにしてくれていたベリルの頬には真っ赤なソースが付いており、緩慢に椅子に腰を下ろすとともに口に手を当てた。
その姿に釣られて流れるように指先を頬に当て、忙しなく手の甲でソースを拭う傍らでは、隣人が口元に手を翳しながら険しい形相で悶々としていた。
「じゅ、準々決勝の結果はどうなると思いますか?」
その話題を逸らすような一言に皆が耳を欹てる。それは俺が薄々勇者と気付いてのことか、あるいは――。
周囲を鋭く突き刺すように睨み付けて、泳がす。だが、視界がめぼしい人物を捉えることはなかった。
その一瞥が周囲の視線を散乱なものへと変化させ、漠然とした恐怖に動じぬ好奇心に満ち溢れた隣人とベリルだけが未だに俺に熱い眼差しを送っていた。
「そうだな……まぁ、順当に行けば、経験と知恵に限りなく実力を兼ね備えた十中八九10代目。だが、どんでん返しを望むなら――クローディア王一択」
「もしシオン様が勝ってしまった場合、第一王子の王位は誰に引き継がれるんですか?」
「さぁね、10代目が望むんなら貰えるんじゃない」
「そんな、適当な」
「人生ってのはそういうものさ」
「そうですか」
「さぁ、いよいよ皆様が待ちに待った準々決勝‼︎ 次に死闘を繰り広げてくれるのは、この御二方だ!」
やや畏まった姿勢で、闘技場中央へと歩み寄っていく肌を突き刺すようなオーラを放つ殺気立った二人を、恐る恐る後ずさりながら紹介していく審判。
「青コーナー、10代目の誉高き勇者! あ、赤コーナー、第一王子であらせられるクローディア王!」
その地雷さながらの一言に鋭い眼光が瞳を貫く。
一瞬、審判だけが時が止まったかの如く静止して、固唾を呑んで見守る皆が長き一呼吸終えた途端に、想像以上に狼狽える姿をマイク越しに曝け出して、もうヤケクソと言わんばかりに勢いよく旗を下ろす。
そして、開戦の合図と同時に双方、飛び出した。だが、決して互いの間に金属音が迸る事など無く、迫る刃を交わさずに紙一重で体を捻って躱す王に、今まで温存してきた体力を贅沢に使い切らんと、幾度となく空を切り裂くが如く剣技を見せる10代目。
精神のすり減る間一髪な身を避ける神業に対し、容赦なく刃無き剣でも致命傷たり得る急所を狙う、互いに命懸けな一進一退の攻防を繰り広げていた。
だが、戦闘経験皆無の観客からすれば、ただの牽制し合う膠着状態にしか見えないようで、不遜にも高尚な二人にヤジを飛ばす輩さえも出てきて……。
「おい! つまんねぇぞ! もっと派手にやり合えや」
その一言に完全に周囲の動向を窺っていた連中に一気に燎原とした火が付き、皆が捲し立てていく。
「そ、そうよ、そうよ‼︎」
「期待してたのと違うぞ! ふざけんなぁーっ!」
「本気の戦いを待ち望んでいたんですよ、王!」
「ちゃんとやってください! 10代目! 貴方に期待しているんですよ!」
「ファンです! 頑張ってください、得意な魔法なんかでそんな人やっつけてください‼︎」
「お前に賭けてるぞ! 10代目ー!」
「シオン様ぁ! そんな卑劣な王なんて殺しちゃってくださいよぉっ‼︎」
然も、己の選択が正しいと矢継ぎ早に糸の切れた口から悪臭放った、囂々たる罵詈雑言が飛び交う。
次第に同調していく者、感化された者、流される者。周りの意見に物怖じする者、考えを改める者。
改めて、集団心理の恐ろしさを思い知らされた。
「す、凄いですね」
「あぁ、これもある種、様式美な気がしてきたよ」
「王妃様はそうは思ってなさそうだがな……」
「……?」
「……?」
ベリルとともに王関係者の席に視線を向ければ、真っ赤なスカートをひしゃげる程に握りしめたまま眉を顰めて額に皺を際立たせ、顔を赤く染め上げて、喉元まで出掛かった想いを振り撒かんとしていた。
「当然と言えば、当然だな」
「やっぱり此処から見るとわからないんですかね」
ベリルは大局を俯瞰しているからなのか、あるいは――己が部外者であるが故かは定かではないが、静謐な精神を保ち、周囲の喧騒にも動じずにいた。
一方で、隣人は別の人間に流されている様子であった。
「この戦い、俺は勇者様が勝つと思うね!」
「大抵がそう思っているさ、だが、戦いの行末を知るのは、勝利の女神だけ」
「フッ、そうだなぁ!」
謎に満面の笑みを浮かべて、戦いに喰らいつく。
耳障りな観客の騒音を一喝するかの如く、俄かに赫赫なる炎が天井に届き得るまでに燃え上がった。
その一手が煩いヤジを息を呑む驚嘆に一変させる。
「「「「「「おぉ……っっ‼︎」」」」」
「そろそろ動くぞ」
ノースドラゴン家お得意の豪炎火球によって、最悪の膠着状態が続く長き攻防を、大きく動かした。
瞬間、鼓膜の芯にまで互いの金属音が鳴り響き、二人の全貌が覆い隠されし膨れ上がった黒煙から、周囲の照明を一挙に担う、燦爛とした火花を散らす。
そして、一方的な競り合いが邪魔な黒煙を晴らす。
瞬間、颯と振り返らんとする王の背後に仁王立ちで大きく刃を振り翳した10代目の姿が露わとなる。
一驚を喫した王と泰然とした視線を交わした時。
勝利。
自然と微笑む確信の二文字が現れた一瞬、10代目にほんの僅かな弛みが生じたのか、あるいは――。
次に視界が収めた光景は、切り裂かれた胸部から真っ赤な鮮血を宙に噴き出す10代目の姿であった。
「なっ、はっ⁉︎」
思わず声が出てしまった。
忽ち無詠唱で淡い緑光を発して深々と刻まれた傷を治癒するものの、低く飛び上がるとともに足の裏に紫紺の魔法陣を張り巡らせた怒涛の猛追撃が、人形さながらの面差しに微かな焦りを見せる10代目の丹田に綺麗にクリーンヒットし、後ろへ吹っ飛ぶ。
重き足蹴で場外まで吹っ飛ばされそうになるが、忽然とせり出した鼠色の鎖が大地へと繫ぎ留め、かろうじて場内に満身創痍で浮いたままであったが、そんな甘い布石を許さぬ更なる一手を繰り出した。
異様な刀剣があっさりと二本の鎖を断ち切って、そのまま観客席へと死なずにいた勢いに流されそうになるも、薄らとした寒色を帯びた仄かな魔術で、劇的な機動の変化を遂げて淵に立たされる10代目。
だが、最後の畳み掛け。
足元に巡らせた紫紺の魔法陣で瞬く間に息遣いが当たるまでの眼前へと迫り、刃を振るわんとする。すかさずカウンターらしき暖色の陣を張り巡らせた刃を盾の如く眼前へと翳したが、王は泰然と退く。
そして、放たれる。
投擲。
空を切り裂く円を描いた刀剣が刃にぶつかり、そのままほんの僅かな衝撃に押されて、場外へと。
審判は颯爽と真っ赤な旗を天高く掲げられた。
再び、ベリルらが待つ観客席へと舞い戻ったが、奴の姿も気配も周囲の何処にも見当たらずにいた。そして、観客は誰も予想だにしなかった一戦に、大きな期待と僅かな不安の声で会場が包まれていく。
念の為、俺は雲一つない晴天に第三の目を放つ。
「此処、死守しておきました」
懸命に俺が座っていた席を空のままにしてくれていたベリルの頬には真っ赤なソースが付いており、緩慢に椅子に腰を下ろすとともに口に手を当てた。
その姿に釣られて流れるように指先を頬に当て、忙しなく手の甲でソースを拭う傍らでは、隣人が口元に手を翳しながら険しい形相で悶々としていた。
「じゅ、準々決勝の結果はどうなると思いますか?」
その話題を逸らすような一言に皆が耳を欹てる。それは俺が薄々勇者と気付いてのことか、あるいは――。
周囲を鋭く突き刺すように睨み付けて、泳がす。だが、視界がめぼしい人物を捉えることはなかった。
その一瞥が周囲の視線を散乱なものへと変化させ、漠然とした恐怖に動じぬ好奇心に満ち溢れた隣人とベリルだけが未だに俺に熱い眼差しを送っていた。
「そうだな……まぁ、順当に行けば、経験と知恵に限りなく実力を兼ね備えた十中八九10代目。だが、どんでん返しを望むなら――クローディア王一択」
「もしシオン様が勝ってしまった場合、第一王子の王位は誰に引き継がれるんですか?」
「さぁね、10代目が望むんなら貰えるんじゃない」
「そんな、適当な」
「人生ってのはそういうものさ」
「そうですか」
「さぁ、いよいよ皆様が待ちに待った準々決勝‼︎ 次に死闘を繰り広げてくれるのは、この御二方だ!」
やや畏まった姿勢で、闘技場中央へと歩み寄っていく肌を突き刺すようなオーラを放つ殺気立った二人を、恐る恐る後ずさりながら紹介していく審判。
「青コーナー、10代目の誉高き勇者! あ、赤コーナー、第一王子であらせられるクローディア王!」
その地雷さながらの一言に鋭い眼光が瞳を貫く。
一瞬、審判だけが時が止まったかの如く静止して、固唾を呑んで見守る皆が長き一呼吸終えた途端に、想像以上に狼狽える姿をマイク越しに曝け出して、もうヤケクソと言わんばかりに勢いよく旗を下ろす。
そして、開戦の合図と同時に双方、飛び出した。だが、決して互いの間に金属音が迸る事など無く、迫る刃を交わさずに紙一重で体を捻って躱す王に、今まで温存してきた体力を贅沢に使い切らんと、幾度となく空を切り裂くが如く剣技を見せる10代目。
精神のすり減る間一髪な身を避ける神業に対し、容赦なく刃無き剣でも致命傷たり得る急所を狙う、互いに命懸けな一進一退の攻防を繰り広げていた。
だが、戦闘経験皆無の観客からすれば、ただの牽制し合う膠着状態にしか見えないようで、不遜にも高尚な二人にヤジを飛ばす輩さえも出てきて……。
「おい! つまんねぇぞ! もっと派手にやり合えや」
その一言に完全に周囲の動向を窺っていた連中に一気に燎原とした火が付き、皆が捲し立てていく。
「そ、そうよ、そうよ‼︎」
「期待してたのと違うぞ! ふざけんなぁーっ!」
「本気の戦いを待ち望んでいたんですよ、王!」
「ちゃんとやってください! 10代目! 貴方に期待しているんですよ!」
「ファンです! 頑張ってください、得意な魔法なんかでそんな人やっつけてください‼︎」
「お前に賭けてるぞ! 10代目ー!」
「シオン様ぁ! そんな卑劣な王なんて殺しちゃってくださいよぉっ‼︎」
然も、己の選択が正しいと矢継ぎ早に糸の切れた口から悪臭放った、囂々たる罵詈雑言が飛び交う。
次第に同調していく者、感化された者、流される者。周りの意見に物怖じする者、考えを改める者。
改めて、集団心理の恐ろしさを思い知らされた。
「す、凄いですね」
「あぁ、これもある種、様式美な気がしてきたよ」
「王妃様はそうは思ってなさそうだがな……」
「……?」
「……?」
ベリルとともに王関係者の席に視線を向ければ、真っ赤なスカートをひしゃげる程に握りしめたまま眉を顰めて額に皺を際立たせ、顔を赤く染め上げて、喉元まで出掛かった想いを振り撒かんとしていた。
「当然と言えば、当然だな」
「やっぱり此処から見るとわからないんですかね」
ベリルは大局を俯瞰しているからなのか、あるいは――己が部外者であるが故かは定かではないが、静謐な精神を保ち、周囲の喧騒にも動じずにいた。
一方で、隣人は別の人間に流されている様子であった。
「この戦い、俺は勇者様が勝つと思うね!」
「大抵がそう思っているさ、だが、戦いの行末を知るのは、勝利の女神だけ」
「フッ、そうだなぁ!」
謎に満面の笑みを浮かべて、戦いに喰らいつく。
耳障りな観客の騒音を一喝するかの如く、俄かに赫赫なる炎が天井に届き得るまでに燃え上がった。
その一手が煩いヤジを息を呑む驚嘆に一変させる。
「「「「「「おぉ……っっ‼︎」」」」」
「そろそろ動くぞ」
ノースドラゴン家お得意の豪炎火球によって、最悪の膠着状態が続く長き攻防を、大きく動かした。
瞬間、鼓膜の芯にまで互いの金属音が鳴り響き、二人の全貌が覆い隠されし膨れ上がった黒煙から、周囲の照明を一挙に担う、燦爛とした火花を散らす。
そして、一方的な競り合いが邪魔な黒煙を晴らす。
瞬間、颯と振り返らんとする王の背後に仁王立ちで大きく刃を振り翳した10代目の姿が露わとなる。
一驚を喫した王と泰然とした視線を交わした時。
勝利。
自然と微笑む確信の二文字が現れた一瞬、10代目にほんの僅かな弛みが生じたのか、あるいは――。
次に視界が収めた光景は、切り裂かれた胸部から真っ赤な鮮血を宙に噴き出す10代目の姿であった。
「なっ、はっ⁉︎」
思わず声が出てしまった。
忽ち無詠唱で淡い緑光を発して深々と刻まれた傷を治癒するものの、低く飛び上がるとともに足の裏に紫紺の魔法陣を張り巡らせた怒涛の猛追撃が、人形さながらの面差しに微かな焦りを見せる10代目の丹田に綺麗にクリーンヒットし、後ろへ吹っ飛ぶ。
重き足蹴で場外まで吹っ飛ばされそうになるが、忽然とせり出した鼠色の鎖が大地へと繫ぎ留め、かろうじて場内に満身創痍で浮いたままであったが、そんな甘い布石を許さぬ更なる一手を繰り出した。
異様な刀剣があっさりと二本の鎖を断ち切って、そのまま観客席へと死なずにいた勢いに流されそうになるも、薄らとした寒色を帯びた仄かな魔術で、劇的な機動の変化を遂げて淵に立たされる10代目。
だが、最後の畳み掛け。
足元に巡らせた紫紺の魔法陣で瞬く間に息遣いが当たるまでの眼前へと迫り、刃を振るわんとする。すかさずカウンターらしき暖色の陣を張り巡らせた刃を盾の如く眼前へと翳したが、王は泰然と退く。
そして、放たれる。
投擲。
空を切り裂く円を描いた刀剣が刃にぶつかり、そのままほんの僅かな衝撃に押されて、場外へと。
審判は颯爽と真っ赤な旗を天高く掲げられた。
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