超短編ホラー

ツチノコのお口

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いたよ

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「いるよ」
 この文章を私は風呂場で見てしまった。謎の動揺で私はおもわず瞬きをしてしまう。
     それ以来、私はお風呂で安心して目を瞑るようになった。


 目を開いている間、ずっと見えるようになってしまったのだから。
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