27 / 39
episode26
しおりを挟む
『誠に申し訳ございませんでした!』
部屋に入るなり謝罪されその声の大きさにも驚く。
ザジとロジーが片膝をついて頭を垂れていた。
ちょ、ちょっと怖いよ....?
謝られるだろうとは思っていたがまさかここまでとは思わなかった。
2人のそばに行き自分も片膝をついて頭を垂れる。
「俺の方こそ勝手な行動をして申し訳ありませんでした」
その言葉に驚いて2人は顔を上げた。
「なんでハルトが謝るんだよ.....」
その驚いた顔に思わず笑ってしまった。
「ぷっ、なんて顔してんのさ」
「ハルト、私もわからない」
「ごめん、ごめん。けど俺だって2人に謝られる理由がわからないんだよね」
「は?」
「私たちはっ」
「俺も勝手な行動しちゃったし2人だけが悪いんじゃない。お互い様ってことでよしにしない?」
「..........」
「..........」
ザジとロジーは黙り込んでお互い顔を見合わせ、同時にため息をついた。
「お前、馬鹿だろ」
「ハルトは阿呆だね」
「え、なんで俺悪口言われてんの?」
急な悪口にびっくりしたが関係ないとばかりに話は進む。
「わかった....が、ただでさえ罰則が謹慎1日で納得いってない。代わりにハルトが何かしら罰を与えてくれ」
「そうだね。それなら納得するよ」
「は?」
や、なに言ってんの?この人たち。
謹慎1日で済んだラッキー、でいいじゃん!
もっと罰が欲しいって.....ドMかっ!
「ちょっと待って、やだよそんなの」
「じゃあ私達も納得できない」
ええええええー。
「なんでもいいの?」
「ああ」
めんどくさいなぁ、もう.....。
「じゃあ、ザジは明日俺を家に招待してお昼ご飯をご馳走する!んでロジーは明後日俺の買い物に付き合ってもらう!」
「いや、それは前から約束してあったろ」
「それ罰ってよりかご褒美じゃない?」
「ザジは明日だから準備大変でしょ?奥さんには申し訳ないけど。ロジーは荷物持ちしてもらうから!あ、でも仕事とかあるから急には無理か」
「いや、ハルトからの要望は優先しろと言われてるから大丈夫だが.....」
おぉ、見透かされてるー。
「じゃあ決まり!変更は受け付けません!」
「はぁ、わかったよ」
「私もそれでいい」
一件落着!
「そういえば魔法の練習1週間も休みにされちゃったんだけど自主練していい?」
「魔力操作はいいけど魔法は駄目」
「ちぇー」
ザジ達は報告に行くということですぐに別れた。
自主練ができれば時間潰せると思ったけどダメならどうしよう。
もうちょっと行動範囲広げてもらおうかなー。
あ、娯楽用品作るとか?
この国には娯楽用品が全くない。
休みの日は散歩かトレーニングくらいしかやることがないくらいだ。
まだ仕事をしてないからお金がないのが問題だなー。
やっぱり先に仕事を探そうかな。
ぶらぶら歩いているとレオンと会った。
「ハルト、少しよろしいですか?」
「どうしたの?」
「実は.....。竜黒騎士団の団長と副団長が謝りたいといらしてるんですが.....」
「今!?」
「はい....。もちろん会いたくなければ追い返します」
「あー、いいよ。行くよ」
正直あまり会いたくないがどんな人か知っておくのもいいかなと思った。
レオンについて行くとレクスの執務室に通された。
中にはレクスも居て険しい顔をしている。
他にも2人居て、がたいのいい藍色の髪と瞳の男の人と青と銀のメッシュ、それに銀と青のオッドアイを持った女の人——かと思ったが体格は男の人だ。
青色は透明感があり透き通った海の様な色合い。
すごく綺麗で見惚れているとキッと睨まれた。
初対面であんなガン見されたらそら嫌だよな....。
自分も経験があるので申し訳なくなった。
「ハルト、こちらは竜黒騎士団団長のジーク・ケルシュファーと副団長のミィーファ・クロエルだ」
「どうも。ハルト・キリュウです」
「お初にお目にかかる。ジークだ。この度は私の部下が大変ご迷惑をお掛けしたこと、心よりお詫び申し上げる」
大柄な人が大きな声で頭を下げた。
「ミィーファと申します。大変申し訳ありませんでした」
オッドアイのミィーファも同じように頭を下げる。
「いえ、お気になさらず。今後会うようなことがなければ大丈夫です」
「寛大なお言葉感謝致す」
「ありがとうございます」
「さあ、もういいだろ。帰れ」
社交辞令のようなやり取りが終わった途端レクスがしっしっと追い払うように言葉を投げた。
「早いだろ!もう少しくらい話しさせろよ!」
「必要ない」
「ちょっとくらいいいだろ!」
「帰れ」
押し問答が続いたがジークが折れた。
「はぁ、わかったよ。今日は帰るがまたゆっくり話す機会はくれよ」
「約束はできん」
ジークはまだぶつぶつと文句を言っていたが本日はこれで失礼する、とミィーファと共に出ようとした時俺は咄嗟に呼び止めた。
「あのっ、さきほどはジロジロと見てしまい申し訳ありませんでした」
「......いえ、慣れておりますので」
「あまりに綺麗で見入ってしまいました」
ずっと伏せがちだった目が大きく開いた。
やっぱり綺麗。ガラス玉みたいだ。
「きれい.......?」
「はい。透き通っていてとても綺麗です!」
「.....そのようなことは初めて言われました」
「え?あー、もしかして失礼でしたか....?」
男の人に綺麗は失言だっかもしれない。
「いえ、.....大抵の方は気味悪がられるので」
「ああ、綺麗すぎて嫉妬でもしてるんじゃないですか?」
こういう時の悪口は大抵嫉妬からくるものだ。
「........あなたは変わった方ですね」
え!なんで変人認定されたの!?
周りを見てみるとジークも驚いた顔をしている。
レクスとレオンは呆れたような表情だった。
部屋に入るなり謝罪されその声の大きさにも驚く。
ザジとロジーが片膝をついて頭を垂れていた。
ちょ、ちょっと怖いよ....?
謝られるだろうとは思っていたがまさかここまでとは思わなかった。
2人のそばに行き自分も片膝をついて頭を垂れる。
「俺の方こそ勝手な行動をして申し訳ありませんでした」
その言葉に驚いて2人は顔を上げた。
「なんでハルトが謝るんだよ.....」
その驚いた顔に思わず笑ってしまった。
「ぷっ、なんて顔してんのさ」
「ハルト、私もわからない」
「ごめん、ごめん。けど俺だって2人に謝られる理由がわからないんだよね」
「は?」
「私たちはっ」
「俺も勝手な行動しちゃったし2人だけが悪いんじゃない。お互い様ってことでよしにしない?」
「..........」
「..........」
ザジとロジーは黙り込んでお互い顔を見合わせ、同時にため息をついた。
「お前、馬鹿だろ」
「ハルトは阿呆だね」
「え、なんで俺悪口言われてんの?」
急な悪口にびっくりしたが関係ないとばかりに話は進む。
「わかった....が、ただでさえ罰則が謹慎1日で納得いってない。代わりにハルトが何かしら罰を与えてくれ」
「そうだね。それなら納得するよ」
「は?」
や、なに言ってんの?この人たち。
謹慎1日で済んだラッキー、でいいじゃん!
もっと罰が欲しいって.....ドMかっ!
「ちょっと待って、やだよそんなの」
「じゃあ私達も納得できない」
ええええええー。
「なんでもいいの?」
「ああ」
めんどくさいなぁ、もう.....。
「じゃあ、ザジは明日俺を家に招待してお昼ご飯をご馳走する!んでロジーは明後日俺の買い物に付き合ってもらう!」
「いや、それは前から約束してあったろ」
「それ罰ってよりかご褒美じゃない?」
「ザジは明日だから準備大変でしょ?奥さんには申し訳ないけど。ロジーは荷物持ちしてもらうから!あ、でも仕事とかあるから急には無理か」
「いや、ハルトからの要望は優先しろと言われてるから大丈夫だが.....」
おぉ、見透かされてるー。
「じゃあ決まり!変更は受け付けません!」
「はぁ、わかったよ」
「私もそれでいい」
一件落着!
「そういえば魔法の練習1週間も休みにされちゃったんだけど自主練していい?」
「魔力操作はいいけど魔法は駄目」
「ちぇー」
ザジ達は報告に行くということですぐに別れた。
自主練ができれば時間潰せると思ったけどダメならどうしよう。
もうちょっと行動範囲広げてもらおうかなー。
あ、娯楽用品作るとか?
この国には娯楽用品が全くない。
休みの日は散歩かトレーニングくらいしかやることがないくらいだ。
まだ仕事をしてないからお金がないのが問題だなー。
やっぱり先に仕事を探そうかな。
ぶらぶら歩いているとレオンと会った。
「ハルト、少しよろしいですか?」
「どうしたの?」
「実は.....。竜黒騎士団の団長と副団長が謝りたいといらしてるんですが.....」
「今!?」
「はい....。もちろん会いたくなければ追い返します」
「あー、いいよ。行くよ」
正直あまり会いたくないがどんな人か知っておくのもいいかなと思った。
レオンについて行くとレクスの執務室に通された。
中にはレクスも居て険しい顔をしている。
他にも2人居て、がたいのいい藍色の髪と瞳の男の人と青と銀のメッシュ、それに銀と青のオッドアイを持った女の人——かと思ったが体格は男の人だ。
青色は透明感があり透き通った海の様な色合い。
すごく綺麗で見惚れているとキッと睨まれた。
初対面であんなガン見されたらそら嫌だよな....。
自分も経験があるので申し訳なくなった。
「ハルト、こちらは竜黒騎士団団長のジーク・ケルシュファーと副団長のミィーファ・クロエルだ」
「どうも。ハルト・キリュウです」
「お初にお目にかかる。ジークだ。この度は私の部下が大変ご迷惑をお掛けしたこと、心よりお詫び申し上げる」
大柄な人が大きな声で頭を下げた。
「ミィーファと申します。大変申し訳ありませんでした」
オッドアイのミィーファも同じように頭を下げる。
「いえ、お気になさらず。今後会うようなことがなければ大丈夫です」
「寛大なお言葉感謝致す」
「ありがとうございます」
「さあ、もういいだろ。帰れ」
社交辞令のようなやり取りが終わった途端レクスがしっしっと追い払うように言葉を投げた。
「早いだろ!もう少しくらい話しさせろよ!」
「必要ない」
「ちょっとくらいいいだろ!」
「帰れ」
押し問答が続いたがジークが折れた。
「はぁ、わかったよ。今日は帰るがまたゆっくり話す機会はくれよ」
「約束はできん」
ジークはまだぶつぶつと文句を言っていたが本日はこれで失礼する、とミィーファと共に出ようとした時俺は咄嗟に呼び止めた。
「あのっ、さきほどはジロジロと見てしまい申し訳ありませんでした」
「......いえ、慣れておりますので」
「あまりに綺麗で見入ってしまいました」
ずっと伏せがちだった目が大きく開いた。
やっぱり綺麗。ガラス玉みたいだ。
「きれい.......?」
「はい。透き通っていてとても綺麗です!」
「.....そのようなことは初めて言われました」
「え?あー、もしかして失礼でしたか....?」
男の人に綺麗は失言だっかもしれない。
「いえ、.....大抵の方は気味悪がられるので」
「ああ、綺麗すぎて嫉妬でもしてるんじゃないですか?」
こういう時の悪口は大抵嫉妬からくるものだ。
「........あなたは変わった方ですね」
え!なんで変人認定されたの!?
周りを見てみるとジークも驚いた顔をしている。
レクスとレオンは呆れたような表情だった。
172
お気に入りに追加
1,890
あなたにおすすめの小説
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
国を救った英雄と一つ屋根の下とか聞いてない!
古森きり
BL
第8回BL小説大賞、奨励賞ありがとうございます!
7/15よりレンタル切り替えとなります。
紙書籍版もよろしくお願いします!
妾の子であり、『Ω型』として生まれてきて風当たりが強く、居心地の悪い思いをして生きてきた第五王子のシオン。
成人年齢である十八歳の誕生日に王位継承権を破棄して、王都で念願の冒険者酒場宿を開店させた!
これからはお城に呼び出されていびられる事もない、幸せな生活が待っている……はずだった。
「なんで国の英雄と一緒に酒場宿をやらなきゃいけないの!」
「それはもちろん『Ω型』のシオン様お一人で生活出来るはずもない、と国王陛下よりお世話を仰せつかったからです」
「んもおおおっ!」
どうなる、俺の一人暮らし!
いや、従業員もいるから元々一人暮らしじゃないけど!
※読み直しナッシング書き溜め。
※飛び飛びで書いてるから矛盾点とか出ても見逃して欲しい。
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
平凡な俺が双子美形御曹司に溺愛されてます
ふくやまぴーす
BL
旧題:平凡な俺が双子美形御曹司に溺愛されてます〜利害一致の契約結婚じゃなかったの?〜
名前も見た目もザ・平凡な19歳佐藤翔はある日突然初対面の美形双子御曹司に「自分たちを助けると思って結婚して欲しい」と頼まれる。
愛のない形だけの結婚だと高を括ってOKしたら思ってたのと違う展開に…
「二人は別に俺のこと好きじゃないですよねっ?なんでいきなりこんなこと……!」
美形双子御曹司×健気、お人好し、ちょっぴり貧乏な愛され主人公のラブコメBLです。
🐶2024.2.15 アンダルシュノベルズ様より書籍発売🐶
応援していただいたみなさまのおかげです。
本当にありがとうございました!
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
騎士様、お菓子でなんとか勘弁してください
東院さち
BL
ラズは城で仕える下級使用人の一人だ。竜を追い払った騎士団がもどってきた祝賀会のために少ない魔力を駆使して仕事をしていた。
突然襲ってきた魔力枯渇による具合の悪いところをその英雄の一人が助けてくれた。魔力を分け与えるためにキスされて、お礼にラズの作ったクッキーを欲しがる変わり者の団長と、やはりお菓子に目のない副団長の二人はラズのお菓子を目的に騎士団に勧誘する。
貴族を嫌うラズだったが、恩人二人にせっせとお菓子を作るはめになった。
お菓子が目的だったと思っていたけれど、それだけではないらしい。
やがて二人はラズにとってかけがえのない人になっていく。のかもしれない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる