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朝からなかよし
しおりを挟む陽の光が眩しくて目が覚める。
大きく伸びをして隣を見やると、一糸纏わぬ姿で幸せそうに眠っている僕の恋人。
フカフカのベッドを匍匐前進で移動して彼の元へ近づく。ゆっくりと唇を重ねた。
「シシリア、まだ起きないの~?」
唇からシシリアの耳までの道をキスで辿っていく。
キスをする度に、ッチュ、ッチュ、と可愛らしい啄みの音が鳴った。
「起きないならイタズラしちゃうよぉ~?」
一向に起きる気配のないシシリアに意味のない宣言をしてみる。
シシリアの身体に乗り上げるようにして進んでいく。耳に到着すると、耳のフチを食みながら舌で嬲る。
耳たぶをしゃぶるように舌で撫で上げながら、右手でシシリアの胸元をまさぐり、乳首を探す。
……あった。ピンッと起き上がっているシシリアの可愛い蕾。その小さな突起を親指で撫で付けるように愛撫する。
シシリアが小さく甘い息を吐く。
「シシリア、今からここ、ぺろぺろしてあげるからねっ」
胸の位置まで下りていく。乳首をペロン、と舐める。ただし舌先は触れるか、触れないかギリギリだ。
「……っあ!」
期待していた刺激が得られなかったことで、ドMのシシリアの身体には甘い痺れが走ったんだろう。
「かわいいっ……。次は本当に舐めてあげるからね」
そう言っておいて、軽く前歯で挟む。
シシリアの腰がビクビクッと痙攣する。
そのまま前歯で咥えながら、舌先で乳首の先を舐め回す。
一度胸から口を離してシシリアの顔を見る。太い眉毛は今日も凛々しくキリッとしている。頬は赤く上気し、眉間に皺が寄っている。
シシリヤのペニスに向かって、またキスで辿っていく。
お腹へキスを落とすたびに、身体がピクピクと動くのが楽しくてたまらない。シシリアは擽ったいのに弱いのだ。
さらにそこから下に向かうと、隆起したシシリアの剛直が待ち構えていた。
左手で乳首を捏ねて潰すようにしながら、鼠蹊部を優しく右手で揉み込む。マッサージをすると血流の流れが良くなるらしい。
「んんっ、……はぁ」
シシリアの昂りは、反り返っておへそについてしまいそうなくらいだった。
お腹に頬をくっつけるようにして、先端に滲む愛液を啜った。そのまま剛直を呑み込む。
……熱い。根元まで咥えると、先っぽがピクンと跳ねた。
シシリアの右足を抱えるように手を回し、ふわっと玉を掴む。くりくりと手首を効かせて全体を優しくマッサージする。
「……はあっ」
シシリアの口から熱い吐息が漏れる。
可愛い声をもっと聞きたい。その一心で一生懸命頭を前後に動かす。口の中では舌を動かしている。時々、亀頭を吸い上げるのも忘れない。
限界が近くなってきたシシリアの下腹が激しく収縮しはじめた。
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