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第二十章
未来に向けて前進あるのみ SIDE柾①
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月を車に乗せマンションを目指すが、行きよりも遠く感じる。待っている間は、同窓会に出ている彼女のことが心配で悶々としていた。やっとそこから解放されたが、今度は今すぐにでも月を抱きたい欲望に駆られる。
車内では、月も何か考えごとをしているようで無言だ。
「疲れたか?」
まだまだ夜はこれからだ。疲れていても我慢できる気がしないが一応聞いてみた。ところが、月からの返事は俺を気遣うものだった。俺のことを考えてくれるなら、帰ったら頑張ってもらおうじゃないか。
マンションに到着する頃には、俺の我慢も限界を迎えていた。月の存在自体が俺を煽るのだ。
エレベーターの扉が閉まった瞬間、月に口づける。もう待てないんだ――。
最上階に到着し、月を抱き上げ一直線に寝室を目指そうとした。
なのに――。
シャワーを浴びたいとお願いされた。焦らされても、我慢できないものはできないのだ。
要求通りバスルームに連れて行くが待つとは言っていない。月が驚き呆気に取られている間に、服を脱がし自分の服も脱ぎ捨てる。
やっと俺だけの月だ。砂川だけでなく、月に好意がある男は何人かいた。俺が現れた途端に、あからさまにがっかりした表情を見せていた。彼女が可愛すぎると心配が絶えない。
服を脱いだ時点で、すでに勃ち上がっていた俺のモノは、月に触れるたびに痛いほど反応する。
泡のボディーソープを手に取り、月の背後から手を回し胸を愛撫する。先端が尖りもっとと俺に主張しているようだ。
月の何もかもが俺を煽る。
キスで口を塞ぎながらも胸の愛撫はそのままに、もう片方の手を下半身までなぞっていく。すでにそこは濡れてトロトロになっている。気持ち良くて力が入らないのか、月が前の壁に手をつき前屈みになった。俺の方に突き出されたお尻に、俺のモノを擦りつける。
ヤバイ……。気持ちいい……。
無意識に月の片足を持ち上げ、ここが風呂場でゴムすらないことも忘れ挿入れていた。
絞り取られる……。
ゴムを着けてはいないが、俺はもし子供が出来ても困らない。今すぐにでも結婚したいくらい月を愛している。その覚悟が月に伝わってほしい。
この日は、朝方まで月を堪能してやっと満足した。
車内では、月も何か考えごとをしているようで無言だ。
「疲れたか?」
まだまだ夜はこれからだ。疲れていても我慢できる気がしないが一応聞いてみた。ところが、月からの返事は俺を気遣うものだった。俺のことを考えてくれるなら、帰ったら頑張ってもらおうじゃないか。
マンションに到着する頃には、俺の我慢も限界を迎えていた。月の存在自体が俺を煽るのだ。
エレベーターの扉が閉まった瞬間、月に口づける。もう待てないんだ――。
最上階に到着し、月を抱き上げ一直線に寝室を目指そうとした。
なのに――。
シャワーを浴びたいとお願いされた。焦らされても、我慢できないものはできないのだ。
要求通りバスルームに連れて行くが待つとは言っていない。月が驚き呆気に取られている間に、服を脱がし自分の服も脱ぎ捨てる。
やっと俺だけの月だ。砂川だけでなく、月に好意がある男は何人かいた。俺が現れた途端に、あからさまにがっかりした表情を見せていた。彼女が可愛すぎると心配が絶えない。
服を脱いだ時点で、すでに勃ち上がっていた俺のモノは、月に触れるたびに痛いほど反応する。
泡のボディーソープを手に取り、月の背後から手を回し胸を愛撫する。先端が尖りもっとと俺に主張しているようだ。
月の何もかもが俺を煽る。
キスで口を塞ぎながらも胸の愛撫はそのままに、もう片方の手を下半身までなぞっていく。すでにそこは濡れてトロトロになっている。気持ち良くて力が入らないのか、月が前の壁に手をつき前屈みになった。俺の方に突き出されたお尻に、俺のモノを擦りつける。
ヤバイ……。気持ちいい……。
無意識に月の片足を持ち上げ、ここが風呂場でゴムすらないことも忘れ挿入れていた。
絞り取られる……。
ゴムを着けてはいないが、俺はもし子供が出来ても困らない。今すぐにでも結婚したいくらい月を愛している。その覚悟が月に伝わってほしい。
この日は、朝方まで月を堪能してやっと満足した。
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