79 / 137
第十章
公認の仲⑨
しおりを挟む
「え? え?」
私が驚いている間にも、バスルームまで運ばれ服を脱がされた。そして蒼空さんも、戸惑うことなく服を脱ぎさり、お互いに全裸だ。しかも照明が、蒼空さんの引き締まった身体を、惜しげもなく照らしている。恥ずかしくて下を向くと、視線の先には蒼空さんの下半身のモノが大きく膨張していて、思わず顔を手で隠した。
「ほら」
視界を覆っている手を取られて、バスルームに連れて行かれる。恥ずかしくて目を瞑っている私の頭に、蒼空さんがシャワーを掛けた。
「髪を洗うから椅子に座って」
恥ずかしくて、抵抗する術もなく椅子に座った私の髪を、バスタブの淵に腰を掛けた蒼空さんが丁寧に洗ってくれる。すでにバスタブにはお湯が張られて、乳白色の入浴剤が入れられているので、今すぐにも浸かってしまいたい……
シャンプーを流した後は、トリートメントまでしてくれる。至れり尽くせりだが恥ずかしくて、目を瞑って終わるのをじっと待つしかない。
「きゃあ」
やっと終わったと思って目を開けると、後ろのバスタブの淵に座っていたはずの蒼空さんが私の正面に立っていて、椅子に座っている私の視線の先には下半身のモノが……
「きゃあって、可愛いな。もう何度も見ているだろう?」
「見てないー」
確かに何度も抱かれてはいるけれど、こんなにマジマジと見たことはない。
「身体を洗ってしまうから立って」
「えっ、自分で」
「却下」
あっさりと却下されて立たされ、ボディーソープを泡立てた蒼空さんの手が、私の首辺りから撫でるように洗っていく。後ろに回って背中を泡で優しく撫でられて、その手が前に回され抱き締められるような格好で、私の胸を蒼空さんの指が這っていく。背中には蒼空さんのモノが当たり、手は胸の先端を泡で刺激する。
「ンンッ……」
出すつもりがなくても声が漏れてしまう。軽く触れるだけなのがもどかしくて、わざと私を焦らして刺激している気がする。胸のふくらみを揉むように洗われると、ジワッと下半身が濡れるのを感じた。思わず足にキュッと力を入れて閉じてしまう。
「気持ちいい?」
「恥ずかしい……」
私が恥ずかしがっているのが楽しいのか、胸を執拗に撫でるのだ。そして、キュッと先端を摘ままれる。
私が驚いている間にも、バスルームまで運ばれ服を脱がされた。そして蒼空さんも、戸惑うことなく服を脱ぎさり、お互いに全裸だ。しかも照明が、蒼空さんの引き締まった身体を、惜しげもなく照らしている。恥ずかしくて下を向くと、視線の先には蒼空さんの下半身のモノが大きく膨張していて、思わず顔を手で隠した。
「ほら」
視界を覆っている手を取られて、バスルームに連れて行かれる。恥ずかしくて目を瞑っている私の頭に、蒼空さんがシャワーを掛けた。
「髪を洗うから椅子に座って」
恥ずかしくて、抵抗する術もなく椅子に座った私の髪を、バスタブの淵に腰を掛けた蒼空さんが丁寧に洗ってくれる。すでにバスタブにはお湯が張られて、乳白色の入浴剤が入れられているので、今すぐにも浸かってしまいたい……
シャンプーを流した後は、トリートメントまでしてくれる。至れり尽くせりだが恥ずかしくて、目を瞑って終わるのをじっと待つしかない。
「きゃあ」
やっと終わったと思って目を開けると、後ろのバスタブの淵に座っていたはずの蒼空さんが私の正面に立っていて、椅子に座っている私の視線の先には下半身のモノが……
「きゃあって、可愛いな。もう何度も見ているだろう?」
「見てないー」
確かに何度も抱かれてはいるけれど、こんなにマジマジと見たことはない。
「身体を洗ってしまうから立って」
「えっ、自分で」
「却下」
あっさりと却下されて立たされ、ボディーソープを泡立てた蒼空さんの手が、私の首辺りから撫でるように洗っていく。後ろに回って背中を泡で優しく撫でられて、その手が前に回され抱き締められるような格好で、私の胸を蒼空さんの指が這っていく。背中には蒼空さんのモノが当たり、手は胸の先端を泡で刺激する。
「ンンッ……」
出すつもりがなくても声が漏れてしまう。軽く触れるだけなのがもどかしくて、わざと私を焦らして刺激している気がする。胸のふくらみを揉むように洗われると、ジワッと下半身が濡れるのを感じた。思わず足にキュッと力を入れて閉じてしまう。
「気持ちいい?」
「恥ずかしい……」
私が恥ずかしがっているのが楽しいのか、胸を執拗に撫でるのだ。そして、キュッと先端を摘ままれる。
23
お気に入りに追加
445
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
隠れオタクの女子社員は若社長に溺愛される
永久保セツナ
恋愛
【最終話まで毎日20時更新】
「少女趣味」ならぬ「少年趣味」(プラモデルやカードゲームなど男性的な趣味)を隠して暮らしていた女子社員・能登原こずえは、ある日勤めている会社のイケメン若社長・藤井スバルに趣味がバレてしまう。
しかしそこから二人は意気投合し、やがて恋愛関係に発展する――?
肝心のターゲット層である女性に理解できるか分からない異色の女性向け恋愛小説!
地味系秘書と氷の副社長は今日も仲良くバトルしてます!
めーぷる
恋愛
見た目はどこにでもいそうな地味系女子の小鳥風音(おどりかざね)が、ようやく就職した会社で何故か社長秘書に大抜擢されてしまう。
秘書検定も持っていない自分がどうしてそんなことに……。
呼び出された社長室では、明るいイケメンチャラ男な御曹司の社長と、ニコリともしない銀縁眼鏡の副社長が風音を待ち構えていた――
地味系女子が色々巻き込まれながら、イケメンと美形とぶつかって仲良くなっていく王道ラブコメなお話になっていく予定です。
ちょっとだけ三角関係もあるかも?
・表紙はかんたん表紙メーカーで作成しています。
・毎日11時に投稿予定です。
・勢いで書いてます。誤字脱字等チェックしてますが、不備があるかもしれません。
・公開済のお話も加筆訂正する場合があります。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
私の婚活事情〜副社長の策に嵌まるまで〜
みかん桜(蜜柑桜)
恋愛
身長172センチ。
高身長であること以外はいたって平凡なアラサーOLの佐伯花音。
婚活アプリに登録し、積極的に動いているのに中々上手く行かない。
名前からしてもっと可愛らしい人かと…ってどういうこと? そんな人こっちから願い下げ。
−−−でもだからってこんなハイスペ男子も求めてないっ!!
イケメン副社長に振り回される毎日…気が付いたときには既に副社長の手の内にいた。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
助けてください!エリート年下上司が、地味な私への溺愛を隠してくれません
和泉杏咲
恋愛
両片思いの2人。「年下上司なんてありえない!」 「できない年上部下なんてまっぴらだ」そんな2人は、どうやって結ばれる?
「年下上司なんてありえない!」
「こっちこそ、できない年上の部下なんてまっぴらだ」
思えば、私とあいつは初対面から相性最悪だった!
人材業界へと転職した高井綾香。
そこで彼女を待ち受けていたのは、エリート街道まっしぐらの上司、加藤涼介からの厳しい言葉の数々。
綾香は年下の涼介に対し、常に反発を繰り返していた。
ところが、ある時自分のミスを助けてくれた涼介が気になるように……?
「あの……私なんで、壁ドンされてるんですか?」
「ほら、やってみなよ、体で俺を誘惑するんだよね?」
「はあ!?誘惑!?」
「取引先を陥落させた技、僕にやってみなよ」
Sweet Healing~真摯な上司の、その唇に癒されて~
汐埼ゆたか
恋愛
絶え間なく溢れ出る涙は彼の唇に吸い取られ
慟哭だけが薄暗い部屋に沈んでいく。
その夜、彼女の絶望と悲しみをすくい取ったのは
仕事上でしか接点のない上司だった。
思っていることを口にするのが苦手
地味で大人しい司書
木ノ下 千紗子 (きのした ちさこ) (24)
×
真面目で優しい千紗子の上司
知的で容姿端麗な課長
雨宮 一彰 (あまみや かずあき) (29)
胸を締め付ける切ない想いを
抱えているのはいったいどちらなのか———
「叫んでも暴れてもいい、全部受け止めるから」
「君が笑っていられるなら、自分の気持ちなんてどうでもいい」
「その可愛い笑顔が戻るなら、俺は何でも出来そうだよ」
真摯でひたむきな愛が、傷付いた心を癒していく。
**********
►Attention
※他サイトからの転載(2018/11に書き上げたものです)
※表紙は「かんたん表紙メーカー2」様で作りました。
※※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
俺を信じろ〜財閥俺様御曹司とのニューヨークでの熱い夜
ラヴ KAZU
恋愛
二年間付き合った恋人に振られた亜紀は傷心旅行でニューヨークへ旅立つ。
そこで東條ホールディングス社長東條理樹にはじめてを捧げてしまう。結婚を約束するも日本に戻ると連絡を貰えず、会社へ乗り込むも、
理樹は亜紀の父親の会社を倒産に追い込んだ東條財閥東條理三郎の息子だった。
しかも理樹には婚約者がいたのである。
全てを捧げた相手の真実を知り翻弄される亜紀。
二人は結婚出来るのであろうか。
初色に囲われた秘書は、蜜色の秘処を暴かれる
ささゆき細雪
恋愛
樹理にはかつてひとまわり年上の婚約者がいた。けれど樹理は彼ではなく彼についてくる母親違いの弟の方に恋をしていた。
だが、高校一年生のときにとつぜん幼い頃からの婚約を破棄され、兄弟と逢うこともなくなってしまう。
あれから十年、中小企業の社長をしている父親の秘書として結婚から逃げるように働いていた樹理のもとにあらわれたのは……
幼馴染で初恋の彼が新社長になって、専属秘書にご指名ですか!?
これは、両片想いでゆるふわオフィスラブなひしょひしょばなし。
※ムーンライトノベルズで開催された「昼と夜の勝負服企画」参加作品です。他サイトにも掲載中。
「Grand Duo * グラン・デュオ ―シューベルトは初恋花嫁を諦めない―」で当て馬だった紡の弟が今回のヒーローです(未読でもぜんぜん問題ないです)。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる