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第七章

真っ直ぐな想い④

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 頭が真っ白になって、何も考えられなくなる。胸を刺激されただけで、すでにショーツが湿ってきているのを感じた。執拗に続けられる胸の愛撫に、お腹の奥がムズムズとする。頭上で押さえられていた手が解放されて、蒼空さんの手が私の下半身に下りてきた。

 ショーツの上から、上下に軽く擦られただけで、濡れているのがわかる。

「アアンッ、ダメッ」
「ダメ? ここはすごく気持ち良さそうだぞ」

 突然、ショーツの横から指が入れられて、トロトロの愛液を絡めて直接蜜口を擦られた。

「キャアッ」

 あまりの刺激に、驚きの声を上げてしまう。身体が次なる刺激を期待しているのか、膣内なかからは愛液が溢れだしてくる。

「凛花、気持ちいい?」
「ふぁい」

 擦られながら聞かれて、まともな返事が返せない。横から入れられただけの指では、もどかしく感じてきた。

「蒼空さん、もっと……」

 無意識にお願いしてしまう。普段の私ではあり得ない言葉が、蒼空さんによって引き出される。その言葉を聞いた蒼空さんが、私のショーツを一気に脱がせたと思ったら、足の間に顔を埋めたのだ。
 
 前回も、蒼空さんの舌で蜜口を刺激されたが、今回はすでに愛液がトロトロ溢れ出している。『ズルッ』と吸われた音が、生々しく卑猥に聞こえる。

「蒼空さん、お風呂にも入ってないから、本当に汚い……」

 泣きそうになりながら訴えるも、止める気配はなく刺激され続ける。

 蜜口に指が入り膣壁を擦られると、ビチャビチャと大きく恥ずかしい音がしてきた。

 私ばかりが刺激されて、気持ちよくなっているが、蒼空さんは苦しくないのだろうか。前回初めて見た蒼空さんのモノは、はち切れんばかりに膨張していた。さっき見たボクサーパンツ越しでも、すでに大きく膨らんでいた。

 蒼空さんの唇が私の胸に戻ってきたので、手の届くところにある蒼空さんのモノに、パンツ越しに触ってみた。

「へ⁉」

 蒼空さんには珍しい、聞いたこともない驚きの声が聞こえた。手で触れた硬く大きなモノは、ビクビクと反応している。

「凛花は悪い子だな。俺を煽ってどうするつもりだ?」

 ボクサーパンツを脱ぎ捨て、どこに準備していたのか、手早くゴムを装着したと思ったら、私に覆いかぶさってきた。

 

 
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