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第一章 幼少期編
同士に会えました!
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えー私、ただ今驚いています
理由はまぁ、ナタルセラ公爵令嬢なのですが
彼女!黒髪なのです!
この世界で黒髪は初めてです!
日本人みたい!
「日本人みたい…」
「え?」
あ、やばいです、
声に出てしまいました
「貴方、今なんて言ったの?」
「え、えっと…」
「日本人みたいって言わなかった?」
言った!言っちゃいました!
「ねぇ、富士山、新幹線、東京って知らない?」(小声)
「え?貴方もしかして…?」(小声)
「えぇ、元日本人よ」(小声)
「やっぱり!私もなんです!」(小声)
こんな所に同士がいるとは!
「沢山話したいです!」
「そうね、でもその前にお互い挨拶をしましょう?」
「あっ!」
わ、忘れてました
恥ずかしい…
「えっと改めまして、ビクトリア公爵家が娘、ローゼリアと言います。
以後、お見知り置きを」
「ナタルセラ公爵家が娘、エレノアと申します。以後、お見知り置きを。」
あれ?エレノアって乙女ゲームのライバル令嬢⁉︎
まぁ、これは後で話しましょう
「ふふっありがとう、早速話をしたいわ」
「そうね、その前に人払いしちゃうわ」
エレノア様がパチンッと指を鳴らすと、侍女さん達が一斉に中庭から出て行きました!
凄いです!
「護衛も話が聞こえないくらいに遠ざけたわ、さぁ、同じ元日本人同士!聞きたいことが沢山あるわ!」
「私もです!」
この後エレノア様と沢山話をしました
エレノア様の話を要約するとこうです。
エレノア様は前、とある会社の部長さんだったそうです!凄い!
そしてある日、子供を自動車から庇って死んでしまったとか
そのあと、私より先の3歳の時に記憶を取り戻し、エレノアとして暮してきたそうです
私も、前世は医学生で、なぜ死んだかは覚えていない事
5歳の時に記憶を取り戻し、魔力の発作を抑えたこと
今でも体が弱いこと、そしてなにより、ここは乙女ゲームの世界と似ていることを話しました!
「信じられない!本当にゲームの世界なの!?」
「えぇ、名前から性格までそっくりだわ、そして、貴方はライバル令嬢のはずなのよ」
「なにそれ!最悪じゃない?でもなんで悪役令嬢じゃなくてライバル令嬢?」
「悪役令嬢みたいにいじめとかはしないで、正々堂々と勝負しているからよ」
「そうなの!それはまだいいかもね、ローゼリア様の立ち位置は?」
「それが酷いの!6歳で死ぬモブなのよ!」
「何それ!でも、わたくし達今7歳よ?」
「私頑張って魔力の制御をしたり、体を強くしたりしたのよ!」
「そう!良かったわ、そして、未来は変えられるのね!」
「ええ!きっと大丈夫よ!」
「…ねぇ、お友達にならない?」
「いいの?」
「もちろん!」
「ありがとう!貴方のほうが誕生日早いから!私の事は呼び捨てにして構わないわ」
「そう?じゃあわたくしのこともノアと呼んで?」
「ありがと!ノアちゃん!」
「こちらこそ、リア」
「今度また遊ぼうね!」
「えぇ!」
こうして、私の初めてのお友達ができました!嬉しいな♪
理由はまぁ、ナタルセラ公爵令嬢なのですが
彼女!黒髪なのです!
この世界で黒髪は初めてです!
日本人みたい!
「日本人みたい…」
「え?」
あ、やばいです、
声に出てしまいました
「貴方、今なんて言ったの?」
「え、えっと…」
「日本人みたいって言わなかった?」
言った!言っちゃいました!
「ねぇ、富士山、新幹線、東京って知らない?」(小声)
「え?貴方もしかして…?」(小声)
「えぇ、元日本人よ」(小声)
「やっぱり!私もなんです!」(小声)
こんな所に同士がいるとは!
「沢山話したいです!」
「そうね、でもその前にお互い挨拶をしましょう?」
「あっ!」
わ、忘れてました
恥ずかしい…
「えっと改めまして、ビクトリア公爵家が娘、ローゼリアと言います。
以後、お見知り置きを」
「ナタルセラ公爵家が娘、エレノアと申します。以後、お見知り置きを。」
あれ?エレノアって乙女ゲームのライバル令嬢⁉︎
まぁ、これは後で話しましょう
「ふふっありがとう、早速話をしたいわ」
「そうね、その前に人払いしちゃうわ」
エレノア様がパチンッと指を鳴らすと、侍女さん達が一斉に中庭から出て行きました!
凄いです!
「護衛も話が聞こえないくらいに遠ざけたわ、さぁ、同じ元日本人同士!聞きたいことが沢山あるわ!」
「私もです!」
この後エレノア様と沢山話をしました
エレノア様の話を要約するとこうです。
エレノア様は前、とある会社の部長さんだったそうです!凄い!
そしてある日、子供を自動車から庇って死んでしまったとか
そのあと、私より先の3歳の時に記憶を取り戻し、エレノアとして暮してきたそうです
私も、前世は医学生で、なぜ死んだかは覚えていない事
5歳の時に記憶を取り戻し、魔力の発作を抑えたこと
今でも体が弱いこと、そしてなにより、ここは乙女ゲームの世界と似ていることを話しました!
「信じられない!本当にゲームの世界なの!?」
「えぇ、名前から性格までそっくりだわ、そして、貴方はライバル令嬢のはずなのよ」
「なにそれ!最悪じゃない?でもなんで悪役令嬢じゃなくてライバル令嬢?」
「悪役令嬢みたいにいじめとかはしないで、正々堂々と勝負しているからよ」
「そうなの!それはまだいいかもね、ローゼリア様の立ち位置は?」
「それが酷いの!6歳で死ぬモブなのよ!」
「何それ!でも、わたくし達今7歳よ?」
「私頑張って魔力の制御をしたり、体を強くしたりしたのよ!」
「そう!良かったわ、そして、未来は変えられるのね!」
「ええ!きっと大丈夫よ!」
「…ねぇ、お友達にならない?」
「いいの?」
「もちろん!」
「ありがとう!貴方のほうが誕生日早いから!私の事は呼び捨てにして構わないわ」
「そう?じゃあわたくしのこともノアと呼んで?」
「ありがと!ノアちゃん!」
「こちらこそ、リア」
「今度また遊ぼうね!」
「えぇ!」
こうして、私の初めてのお友達ができました!嬉しいな♪
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