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第一章 幼少期編

死亡フラグを回避ですっ!

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作者から
またまたまた時間が飛びます!
すみません!
いつも読んで下さり、本当にありがとうございます!
    ぶらっくま



レンが我が家にきて3ヶ月、明日は私の7歳の誕生日なのです。

はっきり言って不安です
ゲームでは6歳で死ぬとありました。

今日生き延びれば、死亡フラグを回避した事になります!

けれど、もし、ゲームの強制力などが存在したら?

そう考えるととても怖いです

「姉様?大丈夫?顔色悪いよ?」

「え、えぇ、大丈夫よ」

そう大丈夫、私は死なないために毎日頑張ってきたのだから

ゲームと違って私とレンは出会っているし、お兄様も婚約している

私も魔力制御はできているし、体力だってついている

うん!大丈夫だ!未来は変えられる!

「レンがいるから安心したわ、ありがとう^ - ^」

「僕は何もしてないよ!あと、僕はいつでも姉様の味方だからね!」

「わかったわ」

そうして今日、私は安心してぐっすり眠ることができた







コンコンッガチャッ

「お嬢様、朝ですよ」

「うーん、え、朝⁉︎」

「はい、お嬢様の誕生日でございますよ」

「そっか…!」

7歳になれた!死んでない!

死亡フラグ回避だ~!やったぁぁぁ!

ルンルン気分で下へ降りると…

パパーンッ!

「「「「誕生日おめでとう!!」」」」

「お父様、お母様、お兄様、レン…!」

「今までは体が弱くてあまり祝えなかったからな」

「そうよ、はいこれ、誕生日プレゼント。皆で選んだのよ」

「これは…!」

出てきたのは私の瞳の色のネックレスです

「リア姉様に似合うと思ったんだ!」

「ほら、付けてみなよロゼ」

「ありがとう、皆…!」

「ろ、ロゼ⁉︎どうした?どこか痛いのか?」

あれ?私、泣いてる?
でも、これは嬉し涙だ

「違うの、嬉しくて、私、ずっと体が弱かったから、誕生日を迎えられた事が嬉しくて」

ずっと不安だった、本当に生きられるのか

そして、前世の私は孤児だったのだ、家族に祝ってもらった経験がない

「なんだ、そういうことか、これからは毎年祝おう、去年まではベッドの上だったもんな」

「ありがとう!マリー、ネックレスをつけてくれない?」

「はい、お嬢様」

カチャッ

「似合うかしら?皆」

「ああ、とっても似合っている」

「素敵よ、ロゼ」

「ふふっ大切にするね」

そうして、私は最高の誕生日を迎えられたのだった
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