10 / 39
第一章 幼少期編
死亡フラグを回避ですっ!
しおりを挟む
作者から
またまたまた時間が飛びます!
すみません!
いつも読んで下さり、本当にありがとうございます!
ぶらっくま
レンが我が家にきて3ヶ月、明日は私の7歳の誕生日なのです。
はっきり言って不安です
ゲームでは6歳で死ぬとありました。
今日生き延びれば、死亡フラグを回避した事になります!
けれど、もし、ゲームの強制力などが存在したら?
そう考えるととても怖いです
「姉様?大丈夫?顔色悪いよ?」
「え、えぇ、大丈夫よ」
そう大丈夫、私は死なないために毎日頑張ってきたのだから
ゲームと違って私とレンは出会っているし、お兄様も婚約している
私も魔力制御はできているし、体力だってついている
うん!大丈夫だ!未来は変えられる!
「レンがいるから安心したわ、ありがとう^ - ^」
「僕は何もしてないよ!あと、僕はいつでも姉様の味方だからね!」
「わかったわ」
そうして今日、私は安心してぐっすり眠ることができた
コンコンッガチャッ
「お嬢様、朝ですよ」
「うーん、え、朝⁉︎」
「はい、お嬢様の誕生日でございますよ」
「そっか…!」
7歳になれた!死んでない!
死亡フラグ回避だ~!やったぁぁぁ!
ルンルン気分で下へ降りると…
パパーンッ!
「「「「誕生日おめでとう!!」」」」
「お父様、お母様、お兄様、レン…!」
「今までは体が弱くてあまり祝えなかったからな」
「そうよ、はいこれ、誕生日プレゼント。皆で選んだのよ」
「これは…!」
出てきたのは私の瞳の色のネックレスです
「リア姉様に似合うと思ったんだ!」
「ほら、付けてみなよロゼ」
「ありがとう、皆…!」
「ろ、ロゼ⁉︎どうした?どこか痛いのか?」
あれ?私、泣いてる?
でも、これは嬉し涙だ
「違うの、嬉しくて、私、ずっと体が弱かったから、誕生日を迎えられた事が嬉しくて」
ずっと不安だった、本当に生きられるのか
そして、前世の私は孤児だったのだ、家族に祝ってもらった経験がない
「なんだ、そういうことか、これからは毎年祝おう、去年まではベッドの上だったもんな」
「ありがとう!マリー、ネックレスをつけてくれない?」
「はい、お嬢様」
カチャッ
「似合うかしら?皆」
「ああ、とっても似合っている」
「素敵よ、ロゼ」
「ふふっ大切にするね」
そうして、私は最高の誕生日を迎えられたのだった
またまたまた時間が飛びます!
すみません!
いつも読んで下さり、本当にありがとうございます!
ぶらっくま
レンが我が家にきて3ヶ月、明日は私の7歳の誕生日なのです。
はっきり言って不安です
ゲームでは6歳で死ぬとありました。
今日生き延びれば、死亡フラグを回避した事になります!
けれど、もし、ゲームの強制力などが存在したら?
そう考えるととても怖いです
「姉様?大丈夫?顔色悪いよ?」
「え、えぇ、大丈夫よ」
そう大丈夫、私は死なないために毎日頑張ってきたのだから
ゲームと違って私とレンは出会っているし、お兄様も婚約している
私も魔力制御はできているし、体力だってついている
うん!大丈夫だ!未来は変えられる!
「レンがいるから安心したわ、ありがとう^ - ^」
「僕は何もしてないよ!あと、僕はいつでも姉様の味方だからね!」
「わかったわ」
そうして今日、私は安心してぐっすり眠ることができた
コンコンッガチャッ
「お嬢様、朝ですよ」
「うーん、え、朝⁉︎」
「はい、お嬢様の誕生日でございますよ」
「そっか…!」
7歳になれた!死んでない!
死亡フラグ回避だ~!やったぁぁぁ!
ルンルン気分で下へ降りると…
パパーンッ!
「「「「誕生日おめでとう!!」」」」
「お父様、お母様、お兄様、レン…!」
「今までは体が弱くてあまり祝えなかったからな」
「そうよ、はいこれ、誕生日プレゼント。皆で選んだのよ」
「これは…!」
出てきたのは私の瞳の色のネックレスです
「リア姉様に似合うと思ったんだ!」
「ほら、付けてみなよロゼ」
「ありがとう、皆…!」
「ろ、ロゼ⁉︎どうした?どこか痛いのか?」
あれ?私、泣いてる?
でも、これは嬉し涙だ
「違うの、嬉しくて、私、ずっと体が弱かったから、誕生日を迎えられた事が嬉しくて」
ずっと不安だった、本当に生きられるのか
そして、前世の私は孤児だったのだ、家族に祝ってもらった経験がない
「なんだ、そういうことか、これからは毎年祝おう、去年まではベッドの上だったもんな」
「ありがとう!マリー、ネックレスをつけてくれない?」
「はい、お嬢様」
カチャッ
「似合うかしら?皆」
「ああ、とっても似合っている」
「素敵よ、ロゼ」
「ふふっ大切にするね」
そうして、私は最高の誕生日を迎えられたのだった
0
お気に入りに追加
324
あなたにおすすめの小説
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
婚約破棄とか言って早々に私の荷物をまとめて実家に送りつけているけど、その中にあなたが明日国王に謁見する時に必要な書類も混じっているのですが
マリー
恋愛
寝食を忘れるほど研究にのめり込む婚約者に惹かれてかいがいしく食事の準備や仕事の手伝いをしていたのに、ある日帰ったら「母親みたいに世話を焼いてくるお前にはうんざりだ!荷物をまとめておいてやったから明日の朝一番で出て行け!」ですって?
まあ、癇癪を起こすのはいいですけれど(よくはない)あなたがまとめてうちの実家に郵送したっていうその荷物の中、送っちゃいけないもの入ってましたよ?
※またも小説の練習で書いてみました。よろしくお願いします。
※すみません、婚約破棄タグを使っていましたが、書いてるうちに内容にそぐわないことに気づいたのでちょっと変えました。果たして婚約破棄するのかしないのか?を楽しんでいただく話になりそうです。正当派の婚約破棄ものにはならないと思います。期待して読んでくださった方申し訳ございません。
至って普通のネグレクト系脇役お姫様に転生したようなので物語の主人公である姉姫さまから主役の座を奪い取りにいきます
下菊みこと
恋愛
至って普通の女子高生でありながら事故に巻き込まれ(というか自分から首を突っ込み)転生した天宮めぐ。転生した先はよく知った大好きな恋愛小説の世界。でも主人公ではなくほぼ登場しない脇役姫に転生してしまった。姉姫は優しくて朗らかで誰からも愛されて、両親である国王、王妃に愛され貴公子達からもモテモテ。一方自分は妾の子で陰鬱で誰からも愛されておらず王位継承権もあってないに等しいお姫様になる予定。こんな待遇満足できるか!羨ましさこそあれど恨みはない姉姫さまを守りつつ、目指せ隣国の王太子ルート!小説家になろう様でも「主人公気質なわけでもなく恋愛フラグもなければ死亡フラグに満ち溢れているわけでもない至って普通のネグレクト系脇役お姫様に転生したようなので物語の主人公である姉姫さまから主役の座を奪い取りにいきます」というタイトルで掲載しています。
だってお義姉様が
砂月ちゃん
恋愛
『だってお義姉様が…… 』『いつもお屋敷でお義姉様にいじめられているの!』と言って、高位貴族令息達に助けを求めて来た可憐な伯爵令嬢。
ところが正義感あふれる彼らが、その意地悪な義姉に会いに行ってみると……
他サイトでも掲載中。
私が愛する王子様は、幼馴染を側妃に迎えるそうです
こことっと
恋愛
それは奇跡のような告白でした。
まさか王子様が、社交会から逃げ出した私を探しだし妃に選んでくれたのです。
幸せな結婚生活を迎え3年、私は幸せなのに不安から逃れられずにいました。
「子供が欲しいの」
「ごめんね。 もう少しだけ待って。 今は仕事が凄く楽しいんだ」
それから間もなく……彼は、彼の幼馴染を側妃に迎えると告げたのです。
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
こんにちは、女嫌いの旦那様!……あれ?
夕立悠理
恋愛
リミカ・ブラウンは前世の記憶があること以外は、いたって普通の伯爵令嬢だ。そんな彼女はある日、超がつくほど女嫌いで有名なチェスター・ロペス公爵と結婚することになる。
しかし、女嫌いのはずのチェスターはリミカのことを溺愛し──!?
※小説家になろう様にも掲載しています
※主人公が肉食系かも?
「白い結婚最高!」と喜んでいたのに、花の香りを纏った美形旦那様がなぜか私を溺愛してくる【完結】
清澄 セイ
恋愛
フィリア・マグシフォンは子爵令嬢らしからぬのんびりやの自由人。自然の中でぐうたらすることと、美味しいものを食べることが大好きな恋を知らないお子様。
そんな彼女も18歳となり、強烈な母親に婚約相手を選べと毎日のようにせっつかれるが、選び方など分からない。
「どちらにしようかな、天の神様の言う通り。はい、決めた!」
こんな具合に決めた相手が、なんと偶然にもフィリアより先に結婚の申し込みをしてきたのだ。相手は王都から遠く離れた場所に膨大な領地を有する辺境伯の一人息子で、顔を合わせる前からフィリアに「これは白い結婚だ」と失礼な手紙を送りつけてくる癖者。
けれど、彼女にとってはこの上ない条件の相手だった。
「白い結婚?王都から離れた田舎?全部全部、最高だわ!」
夫となるオズベルトにはある秘密があり、それゆえ女性不信で態度も酷い。しかも彼は「結婚相手はサイコロで適当に決めただけ」と、面と向かってフィリアに言い放つが。
「まぁ、偶然!私も、そんな感じで選びました!」
彼女には、まったく通用しなかった。
「なぁ、フィリア。僕は君をもっと知りたいと……」
「好きなお肉の種類ですか?やっぱり牛でしょうか!」
「い、いや。そうではなく……」
呆気なくフィリアに初恋(?)をしてしまった拗らせ男は、鈍感な妻に不器用ながらも愛を伝えるが、彼女はそんなことは夢にも思わず。
──旦那様が真実の愛を見つけたらさくっと離婚すればいい。それまでは田舎ライフをエンジョイするのよ!
と、呑気に蟻の巣をつついて暮らしているのだった。
※他サイトにも掲載中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる