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「じゃあ、私はこれで」
病室を出ていく神谷医師
慌てて立ち上がり
ドアの前までいくと
話し声が聞こえた
「何してたの、遅いよ」
「えっ?」
❨今の声は…❩
そのまま足が止まった
はっきり聞きとれないが
何か言いながら
部屋から離れていく声
慌ててドアを開けた
誰もいない…
エレベーターの前まで
走って行く
エレベーターはすでに
上に上がっていた
❨神谷先生と一緒に
いたのは、あの人?
先生の知り合い?
それとも患者?❩
なぜか気になる詩織
すると階を示す光が
“6”で止まった
入院患者の部屋は五階まで
そこから上は
病院関係者だけの階
❨六階で下りたなら
病院関係者?
それとも神谷先生と
親しい人なのかな❩
そんなことを考えながら
病室に戻った
病室を出ていく神谷医師
慌てて立ち上がり
ドアの前までいくと
話し声が聞こえた
「何してたの、遅いよ」
「えっ?」
❨今の声は…❩
そのまま足が止まった
はっきり聞きとれないが
何か言いながら
部屋から離れていく声
慌ててドアを開けた
誰もいない…
エレベーターの前まで
走って行く
エレベーターはすでに
上に上がっていた
❨神谷先生と一緒に
いたのは、あの人?
先生の知り合い?
それとも患者?❩
なぜか気になる詩織
すると階を示す光が
“6”で止まった
入院患者の部屋は五階まで
そこから上は
病院関係者だけの階
❨六階で下りたなら
病院関係者?
それとも神谷先生と
親しい人なのかな❩
そんなことを考えながら
病室に戻った
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