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第一話
ナリスの転機。:その1
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ナリスはハーフエルフだ。
それゆえにいじめられることはあった。
だが支えがあったからナリスはいじめられてもくじけなかった。
ナリスには大切な花がある。それは寿命が短かった母(男性)が大好きで父にプロポーズされた時の花アルネミアだった。
ナリスはアルネミアがあるかぎりくじけないと母(男性)と誓った。
ーーーーー
それから数十年彼は故郷を出て、人間達が住む町まで行った。王都から少し離れた城下町は、
“ギルド”がありそこで魔法が得意なナリスはギルドで冒険者として働くことにした。
最初はお金も余りなく、ハーフエルフのことも誰にも言わなかった。だが次第にその場にとけこみ自身がハーフエルフであることを言った、皆は最初は驚いていたが皆優しくしてくれたためその日のうれしさは忘れられない。その日から皆がクエストを手伝ってくれたり食べ物をおごってくれたりなどでだんだんとお金が溜まり、いつしか家を借りれるようになった。
だが失われるものもあった。
人の命は短い。だからこそ助け合う、それは少し苦しいものだったが。
ーーーーー
それから数十年後、転機が訪れた。
収集クエストの帰りだった。
「う、うーん………」
倒れている少年を見つけたのだ。
すぐさま近付いたが、近頃は化ける魔物(モンスター)がいるため念のために水をかけた。
※水は魔物が苦手とする少し臭いがキツい物です。
「う、うーん………」
どうやら人間のようだった。
ひとまず自らの家へ連れて帰ることにした。
ーーーーー
ーそれにしても、だ。
不思議な服を着ていた。その服は上がボタンが多い服、下が大事なところ(男性で言う息子)に何かのとってのようになっていて、(とってはチャック部分です。)下に下げると下着が見えた。
ー念のため全部脱がそう。
服を脱がしたら今度は靴だ。
ーうーん、なんだろうこの靴。
革靴を脱がし靴下も脱がした。これで生まれたままの姿になった。
ーもう寝てるし暖めながら寝よう。
そしてベッドに一緒に入り落とさないように抱えて寝ることにした。
次の日は起きてそうそう怒鳴られた。
怒鳴ったとたん少年はお腹を鳴らした。そのとたん顔を赤くした。
ーあ、かわいい。ヤバい、犯したい。(性的な意味で)
そう思いながら
「お腹へったよね?何か食べようか。」
そう言って少年の右腕を掴んだ。
ーやばいっ!肌めっちゃスベスベ!
そう思っていたらリビングについた。
「そこで座って待っててね。」
ナリスはリビングからキッチンへ行った。
ー我ながらはしたない。少年にふらちなことを。
ナリスは内心そう思っていても身体は正直だった。
それゆえにいじめられることはあった。
だが支えがあったからナリスはいじめられてもくじけなかった。
ナリスには大切な花がある。それは寿命が短かった母(男性)が大好きで父にプロポーズされた時の花アルネミアだった。
ナリスはアルネミアがあるかぎりくじけないと母(男性)と誓った。
ーーーーー
それから数十年彼は故郷を出て、人間達が住む町まで行った。王都から少し離れた城下町は、
“ギルド”がありそこで魔法が得意なナリスはギルドで冒険者として働くことにした。
最初はお金も余りなく、ハーフエルフのことも誰にも言わなかった。だが次第にその場にとけこみ自身がハーフエルフであることを言った、皆は最初は驚いていたが皆優しくしてくれたためその日のうれしさは忘れられない。その日から皆がクエストを手伝ってくれたり食べ物をおごってくれたりなどでだんだんとお金が溜まり、いつしか家を借りれるようになった。
だが失われるものもあった。
人の命は短い。だからこそ助け合う、それは少し苦しいものだったが。
ーーーーー
それから数十年後、転機が訪れた。
収集クエストの帰りだった。
「う、うーん………」
倒れている少年を見つけたのだ。
すぐさま近付いたが、近頃は化ける魔物(モンスター)がいるため念のために水をかけた。
※水は魔物が苦手とする少し臭いがキツい物です。
「う、うーん………」
どうやら人間のようだった。
ひとまず自らの家へ連れて帰ることにした。
ーーーーー
ーそれにしても、だ。
不思議な服を着ていた。その服は上がボタンが多い服、下が大事なところ(男性で言う息子)に何かのとってのようになっていて、(とってはチャック部分です。)下に下げると下着が見えた。
ー念のため全部脱がそう。
服を脱がしたら今度は靴だ。
ーうーん、なんだろうこの靴。
革靴を脱がし靴下も脱がした。これで生まれたままの姿になった。
ーもう寝てるし暖めながら寝よう。
そしてベッドに一緒に入り落とさないように抱えて寝ることにした。
次の日は起きてそうそう怒鳴られた。
怒鳴ったとたん少年はお腹を鳴らした。そのとたん顔を赤くした。
ーあ、かわいい。ヤバい、犯したい。(性的な意味で)
そう思いながら
「お腹へったよね?何か食べようか。」
そう言って少年の右腕を掴んだ。
ーやばいっ!肌めっちゃスベスベ!
そう思っていたらリビングについた。
「そこで座って待っててね。」
ナリスはリビングからキッチンへ行った。
ー我ながらはしたない。少年にふらちなことを。
ナリスは内心そう思っていても身体は正直だった。
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