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第十話
ナリス、気絶したのだが大丈夫か?
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こんにちは、優一です。今、リアルBLが、目の前にあります。それも、イケメンと美形の!!ふぃっ!すごくすごーく良いんすっ!ハァハァ、まるでストーカーみたいで気持ち悪いなんて言いますが、美味しいんです!立場が!!
こんな草むらに隠れて皆さん気づかない…………なんてことだっ!!
こんなにも興奮する展開は初めてだ!まるで背後の木になったかのようだが(別に木に隠れているわけではないが)それが良いのだっ!
ーーーーー
と、なっていたのもつかの間になってしまったのだが。
アスカは顎クイをしながら段々とナリスの唇に近づいていく。だが、ナリスは顔を真っ青にしながら呟く。
「……めろ、やめろやめろやめろやめろやめろやめろっ!!!」
『チュッ』
アスカはナリスにキスをし、うっとりとするアスカだがナリスの反応は違った。
「い、いいい、イヤァァーーーーーッ!!」
ーえっ!?
ナリスはアスカの口づけによって気絶してしまった。
ーーーーー
今頃知った。アスカの名前が鈴木と一緒の名前だと………いつも鈴木鈴木言っていたので忘れていた。(すまん、鈴木………)
そしてナリスの事だが、一時間ぐらい寝ていて、そして起きた時に目の前にいたアスカの顔でまた、失神しそうになった。
まぁ、その間アスカに見つかった俺は何故か両手足をどこから出したか分からない紐で結ばれた状態だ。体育座りと言うなんとも楽な格好で結ばれている為、あまり気にしていないのだが、何故かアスカの方は威嚇する様に睨んでくる。
正直怖いのだが、心配なのはナリスだ。
突然と気絶し、尚且つ顔を青ざめて、キスするときはやめろっ!とまで言っていた。もしかすると、ナリスは潔癖症なのでは?と思う。
流石に潔癖症ではないと、あそこまで引くことはないだろう。
そんな事を考えているとナリスは、うぅん………と言いながら目を覚ました。
「あっ!な、ナリス、大丈夫?」
「あれ………?……えっ?」
目覚めたナリスはなぜ優一がいるのか理解がまだ出来ていない様で、頭の中にははてなマークが浮かんでいるのだろう。その後やっと理解が追い付いたナリスは、周りを見渡しアスカの姿を見つけると、ぶゃーーーッッッ!!!と言い出しまた失神するのでは?と思うほど叫びながら、ナリスは後ろへずり下がる。
アスカが動いて来ない事を見ながら、唇を右側の服の裾で拭く。
アスカはその姿を見ながら、えーー?と思っているだろう。顔には出ていないが、アスカの身体にある耳と尻尾だけは、感情を隠せない様で、尻尾は下に垂れ下がっていた。
犬と考えると非常に可愛らしい光景だ。
「お、お前まさかキス、したのか!?」
「ああ、ナリスの唇、柔らかかったな~」
「ふ、………」
「「 ふ? 」」
「ふざけんなーーーーーッッッ!!!!」
ナリスは竜の砲口とも思える程の雄叫びを上げた、正直耳の鼓膜が破れるかと思った。
ーーーーー
!オマケ!
この度は、更新遅めで申し訳ありません!!
リアル事情でちょこちょこと空き時間に書いていたのですが、ここまで遅くなってしまいました。すんませんしたっ!!
この小説を読んでくれる方に、そしてこの小説に興味を持ってくれている方に、ありがとう、そしてさようなら…………←おい、まだ終わらんぞ、バカ野郎!!(゜ロ゜)
こんな草むらに隠れて皆さん気づかない…………なんてことだっ!!
こんなにも興奮する展開は初めてだ!まるで背後の木になったかのようだが(別に木に隠れているわけではないが)それが良いのだっ!
ーーーーー
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アスカは顎クイをしながら段々とナリスの唇に近づいていく。だが、ナリスは顔を真っ青にしながら呟く。
「……めろ、やめろやめろやめろやめろやめろやめろっ!!!」
『チュッ』
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ーーーーー
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まぁ、その間アスカに見つかった俺は何故か両手足をどこから出したか分からない紐で結ばれた状態だ。体育座りと言うなんとも楽な格好で結ばれている為、あまり気にしていないのだが、何故かアスカの方は威嚇する様に睨んでくる。
正直怖いのだが、心配なのはナリスだ。
突然と気絶し、尚且つ顔を青ざめて、キスするときはやめろっ!とまで言っていた。もしかすると、ナリスは潔癖症なのでは?と思う。
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そんな事を考えているとナリスは、うぅん………と言いながら目を覚ました。
「あっ!な、ナリス、大丈夫?」
「あれ………?……えっ?」
目覚めたナリスはなぜ優一がいるのか理解がまだ出来ていない様で、頭の中にははてなマークが浮かんでいるのだろう。その後やっと理解が追い付いたナリスは、周りを見渡しアスカの姿を見つけると、ぶゃーーーッッッ!!!と言い出しまた失神するのでは?と思うほど叫びながら、ナリスは後ろへずり下がる。
アスカが動いて来ない事を見ながら、唇を右側の服の裾で拭く。
アスカはその姿を見ながら、えーー?と思っているだろう。顔には出ていないが、アスカの身体にある耳と尻尾だけは、感情を隠せない様で、尻尾は下に垂れ下がっていた。
犬と考えると非常に可愛らしい光景だ。
「お、お前まさかキス、したのか!?」
「ああ、ナリスの唇、柔らかかったな~」
「ふ、………」
「「 ふ? 」」
「ふざけんなーーーーーッッッ!!!!」
ナリスは竜の砲口とも思える程の雄叫びを上げた、正直耳の鼓膜が破れるかと思った。
ーーーーー
!オマケ!
この度は、更新遅めで申し訳ありません!!
リアル事情でちょこちょこと空き時間に書いていたのですが、ここまで遅くなってしまいました。すんませんしたっ!!
この小説を読んでくれる方に、そしてこの小説に興味を持ってくれている方に、ありがとう、そしてさようなら…………←おい、まだ終わらんぞ、バカ野郎!!(゜ロ゜)
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