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優一の弟の話。
ニイニ、俺は………
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「うっ………うっ」
春月は椅子の上で体育座りをして膝に顔を埋めていた。
「………なんで、逃げてるんだ………俺のバカ………」
ー自分のわがままでニイニを困らせるだなんて………最低だ………
春月は自分を攻めた。自身のわがまま、欲で優一のやりたいことを否定した。そんなことがしたかった訳じゃない。ただ、一緒にいる時間がなくなることが怖かったのだ。自分を頼らず誰かにだけ近付き、自分には見向きもしないだなんて絶対ユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイ…………(以下略)のことで涙を流していた。
ー今すぐにでも監禁して自分の手が届く所にいて欲しい………
『ドンドンッ!!!』
「!」
「春月ーっ!!おいっ!俺なんかお前のこと起こらせることしたのか?したなら謝るからっ!」
ー違う………違うよ、ニイニ…………
「ちが………う…………」
「?なんだ?」
「お、……俺が欲張りなこと言った…………から………」
「…………お前に言ったら拒否されると思ってたからだいじょーぶ。ただ誘われただけだし。」
ー甘えちゃダメなのに…………
優一は春月の部屋のドアに背中をくっつけながら春月に聞こえるように言う。
「しっかしお前が、“欲張りなこと”を言うからそこで泣いてるなんてな………ア、ハハ。」
「笑わないでよ………」
「別に欲張っても良いと思うよ?」
「えっ?」
「俺が出来ることなら何でも欲張れよ。…………まぁ、上限があるけど…………」
ー本当に?欲張っても良いの?…………なら…………今は………
『ガチャ』
「入って」
「あ、ああ。」
春月は優一を誘導する。
「俺の所…………来て…………」
「はいはい。」
「抱き………し、めて?」
「はいはい…………えっ?」
「早く…………」
「えっ?俺男だぞ?」
「良いから………」
「あぁ。」
『ギュー』
「こ、これで良いの?」
「うん…………」
ーうわーーーーーっ!!!!なにこれっ!!!ちょーーーー幸せっ!!しぬ…………
「お、おい?」
「……………」
「おーい?」
「……………」
「寝てる、のか?」
春月は安心して眠りについた。優一は寝ている春月を見て微笑み、春月の足をゆっくり下ろしてから布団をかけた。
「ふふ、まるで小さい時の子どもみたい………」
優一はドアを閉める途中で春月に言った。
「おやすみ、春月。」
『ガチャン』
それからの春月はもっとヤンデレ(ストーカー行為を含む)が急激に悪化したのであった。
春月は椅子の上で体育座りをして膝に顔を埋めていた。
「………なんで、逃げてるんだ………俺のバカ………」
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ー今すぐにでも監禁して自分の手が届く所にいて欲しい………
『ドンドンッ!!!』
「!」
「春月ーっ!!おいっ!俺なんかお前のこと起こらせることしたのか?したなら謝るからっ!」
ー違う………違うよ、ニイニ…………
「ちが………う…………」
「?なんだ?」
「お、……俺が欲張りなこと言った…………から………」
「…………お前に言ったら拒否されると思ってたからだいじょーぶ。ただ誘われただけだし。」
ー甘えちゃダメなのに…………
優一は春月の部屋のドアに背中をくっつけながら春月に聞こえるように言う。
「しっかしお前が、“欲張りなこと”を言うからそこで泣いてるなんてな………ア、ハハ。」
「笑わないでよ………」
「別に欲張っても良いと思うよ?」
「えっ?」
「俺が出来ることなら何でも欲張れよ。…………まぁ、上限があるけど…………」
ー本当に?欲張っても良いの?…………なら…………今は………
『ガチャ』
「入って」
「あ、ああ。」
春月は優一を誘導する。
「俺の所…………来て…………」
「はいはい。」
「抱き………し、めて?」
「はいはい…………えっ?」
「早く…………」
「えっ?俺男だぞ?」
「良いから………」
「あぁ。」
『ギュー』
「こ、これで良いの?」
「うん…………」
ーうわーーーーーっ!!!!なにこれっ!!!ちょーーーー幸せっ!!しぬ…………
「お、おい?」
「……………」
「おーい?」
「……………」
「寝てる、のか?」
春月は安心して眠りについた。優一は寝ている春月を見て微笑み、春月の足をゆっくり下ろしてから布団をかけた。
「ふふ、まるで小さい時の子どもみたい………」
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