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第四話

神、銃魔術師になる。(マジかよ………)

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なんか凄い事になってます。
は?なぜ?、て思うでしょ?今神様が一つの村救ったんですよ。 嘘だ~、って思うでしょ?俺も思ったよ………

それは、約一時間前の事だった。






ーーーーーー
「………Gが………」
「………す、凄いッスネ…」
「!そ、そう!?リクくんに言われると、照れるな~」

ー照れるな、神さん………

「キミ、銃魔術師にならないか?」
「えっ、僕?」

ーマジかーーっ!確かに神様なら良いかも知れないけど、下手したらこの世界で一番になるんじゃね!

「あっ!もしミシェルさんが俺達と同じ職業に就いたら“一緒に居られる”ッス!」

神はリクの笑顔に心を射たれ、固まってしまった。

ーリクたん………そんなに僕のことが………

※違います。ただただ天然なだけであって下心など一切ゴザイマセン。………多分ね、多分だよ!

少し考えた神は、大人二人にこう言った。

「リクくんと、ついでに優一と一緒なら良いですが?」

ーついでって何だよっ!おいっ!

まあ、優一のツコッミは置いといて……神は無事銃魔術師になりました。(試験を受けずに)



ーーーーーー
「あー、本当に幸せだよっ!リクくんとついでに優一と同じ班になれてっ!」
「うんっ!そうっすね!」
「か、あ、……えーと、ミシェル!なんで俺は、ついで何だよっ!」
「まぁまぁ、そこは気にしない気にしない。」

優一達は晴れて“銃魔術師”になることが出来た。銃魔術師になったことを伝えるためにギルドへ向かった。




[ ギルド ]
「へぇー。ここがギルドっすか……」
「?リクは来たこと無いのか?」
「あ、はい。家が厳しい所だったので………」

優一は、そうか……、と言うとリクは、別に悪い所じゃないんすけどねっ!、と訂正する様に言った。
すると、そこに髪の長い男性が優一の近くに走って来るではないか。

「!ゆ、ユーイチ!良かった!受かったんだね!」
「あっ!もしかしてナリスさんっ!」
「そうだよっ!」

そう言うと、良かった~、と優一を抱きしめた。

「?貴方は?」

リク達に気付いたナリスは、長い髪を揺らしながらリク達の方向に身体を向けた。

「あぁ、初めまして、お二人さん。私の名は、ナリス・ベインと言う。宜しく頼むよ。」
「あ、はい。僕はミシェルと、言います。」
「俺は、リク・カムランと言います。」
「!カムラン家の一族の者ですかっ!」
「えっと、まぁ………」

リクは少し目線を左に向けた。それに気付いた神はリクに微笑みかけた。

『ドキッ』

ーえっ?何だろうこの感じ………

リクはこの時神に少し引かれた。




続くよっ!

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