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第9話 俺の天使1(ルース視点)
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「シルヴィア・ディミトゥール、お前との婚約は破棄させてもらう!」
俺の宣言はまるで劇場の一幕のように夜会会場に響き渡った。
貴族たちのざわめきも楽団の音楽もなくなる。すべてが俺に注目していた。第二王子として責任感を持って行動している俺に相応しい場が、ここに形成されたのである。
なのに……。
「突然なにをおっしゃるのかと思えば……。そんなこと国王陛下がお許しになるとでもお思いなのですか?」
氷のように冷たい深緑の瞳が俺を射貫いたのである。
こいつの視線は怖い。こいつを前にすると俺は、自分の至らなさを露呈されるような気分になるのだ。
まことに遺憾ではあるが、それは俺にないもの――知性――からくる俺へのあざけりなのだと思う。
「ぐっ……!」
俺は、自分の胸元を掴んでその恐怖に耐えた。
婚約破棄を突きつければ、さすがのシルヴィアも恐れおののき、知識で塗り固められたその美しい顔が醜く歪むと思っていたのだが……。
いや、まだだ。俺はまだ負けていない。
そうだ、俺は天使を守る騎士になったのだ。こんな顔だけ女に負けてなるものか。
探偵小説ばかり読む異色の令嬢よ。
お前は真実の愛に敗れるのだ!
◆ ◆ ◆ ◆
俺とルミナのロマンティックな出会いを振り返る前に、まずはシルヴィアとの馴れ初めを確認しておく必要がある。
俺がどれだけシルヴィアに迷惑してきたか、そしてルミナによって癒やされたかがよく分かるからだ。
シルヴィアが俺の婚約者となったのは、今から13年前のことだった。
俺が9歳のときに、国王である父が突然告げたのである。
「お前と、ディミトゥール伯爵令嬢ルミナとの婚約が決まった」
父への反論などは特に持たず、俺はその婚約を謹んでお受けした。
俺は国の将来を担う第二王子である。
好きでもない女との結婚が王族の義務であるということくらいは心得ていた。
王族の結婚とは、好きだの嫌いだの決められるようなものではないのだと、そのときは思っていたからだ。もちろん、この考えはルミナに出会って代わるのだが――。
父が見つけてきたディミトゥール嬢とやらも、きっと派閥やらなんやらというくだらない背景があるのだろうと考えた程度であった。
それにシルヴィアは美しく、氷のように澄んだ気品を漂わせた、誰もが認める美少女だった。
当時の俺は、この美貌ならば第二王子妃にも相応しいだろうと納得していた。父上もなかなかいい女を捕まえてきたものだな、とすら思っていた。
今から考えれば恐ろしい浅慮だ。
しかし、同じ貴族学園に通うようになって、俺は疑問を持ち始めた。
切っ掛けは、シルヴィアの我が儘であった。
貴族たちが集う学園で、シルヴィアは俺の後輩となった。
ハルツハイム王国の第二王子である俺は、学園でも責任ある立場を任されていた。生徒会長になっtなおだ。
そんな俺にある日、図書委員となったシルヴィアが嘆願書をもってきたのである。
そこには、要約すると『図書室に小説を置け』という内容が書いてあった。
嘆願書を俺に渡しながら、シルヴィアは、各国の国史や紳士名鑑は豊富なのに小説がないなんてお話になりませんわ、そう小説だけに! などと上手いことをいっていた。
『学園というのは勉学の場であり、娯楽小説など置いたところで誰も喜ばない』と俺は説明したのだが、シルヴィアは聞き入れなかった。
それどころか、彼女が好きだという探偵小説『水晶探偵アメトリン』の良さを早口で説明してきたのである。
彼女の化けの皮がはがれた瞬間であった。
まぁ興味がなさすぎて、シルヴィアが話し始めてからすぐに俺は居眠りをしてしまったが。
それでも『小説のない図書室』より『小説もある図書室』のほうが格が上なような気がする、との意見が生徒会内からも出たため、小説を置くことが決定した。
格が上がるのは貴族社会において大事なことなのである。
別にシルヴィアの熱意にうたれて小説を置くようになったわけではないし(そもそも途中から俺は寝ていたし)、シルヴィア自身もその手柄を自慢したりはしなかった。
が、事情を知らない生徒たちは、『融通の利かないうえに依怙贔屓がひどい生徒会長相手に奇跡を成し遂げた図書委員長』としてシルヴィアをもてはやしたのである。
それにしても酷い嘘ではないか。俺は柔軟な脳みそを持っているし、依怙贔屓などせず公平に皆の意見を聞くというのに。
とにかくそれ以降、シルヴィアは図書館に籠もってよく本を読むようになったのだった。
婚約者の俺にはまったく振り向きもせず、ただ黙々と小説を読むのだ――俺としては気分が良くない。
はっきりそういったこともある。
少しは俺の相手をしろ、と。
そうしたらシルヴィアはこう答えるのである。
「殿下との婚約は王命です、私はそれに従うのみです」と。
つまり俺への愛情などこれっぽっちもないということだ。
まあ、俺はそれでもいいと思っていた――王命で仕方なく結婚するのは、俺も同じだったからだ。
彼女がよく読むのはやはり探偵小説だった。殺人事件が起こって誰が犯人かを当てる、という娯楽小説である。
伯爵令嬢――しかも第二王子の婚約者ともあろう女が好むべきジャンルではない。伯爵令嬢なら伯爵令嬢らしく、身の丈に合ったジャンルに興味をもつべきである。宮廷恋愛小説だとか。
だが俺は、寛大にも忍耐強く彼女を待つことにした。
人を殺しただの犯人を暴くだの、そんなことしかしかしないワンパターンな小説など、すぐに飽きるだろうと思っていたのだ。
それなのに、いつまでもいつまでも、シルヴィアの探偵小説への読書欲は続いた。
シルヴィアは美人だが冷たい。頭はいいが探偵小説への熱意が怖い。
こんな女が婚約者でいいのか? と、その頃になってようやく疑問に思いはじめていた。
だから俺はシルヴィアに『探偵令嬢』というあだ名をつけたのだ。
シルヴィアの性質を的確に表した素晴らしいあだ名だと、我ながら思う。
このあだ名で客観的事実を突きつけ、第二王子の婚約者ともあろう者が熱心に探偵小説を読むというのは治すべき悪癖である、と周囲の力も借りて知らしめれば、いつかは馬鹿げた小説を読むのをやめるのではないか――と。そんな願いを込めていた。
このころはまだ、俺は彼女に振り向いてもらおうとしていたのだ。――無駄な努力であったが。
シルヴィアはかえってこのあだ名を面白がり、気に入っているような素振りさえ見せ、俺に礼を言いさえしたのである。
そのときに見せた笑顔は悔しいがとても美しいもので、俺は彼女に見とれてしまった。そんな気の迷いは一瞬で終わったが。
一向に何も変わらず、俺は貴族学園を卒業し、遅れて次年、シルヴィアも卒業した。
俺は学園を卒業したあと、俺とシルヴィアとはあまり会わなくなっていた。
何度か城に招き、サロンにて茶会を開いたくらいである。
我々の結婚はシルヴィアが学園を卒業してからにしよう、いや王太子である兄が結婚してからにしよう――などと何かにつけて先延ばしにしていたら、いつの間にか卒業から3年の月日が経過していた。
そんなある日。
俺は天使と出会ったのだ。
俺の宣言はまるで劇場の一幕のように夜会会場に響き渡った。
貴族たちのざわめきも楽団の音楽もなくなる。すべてが俺に注目していた。第二王子として責任感を持って行動している俺に相応しい場が、ここに形成されたのである。
なのに……。
「突然なにをおっしゃるのかと思えば……。そんなこと国王陛下がお許しになるとでもお思いなのですか?」
氷のように冷たい深緑の瞳が俺を射貫いたのである。
こいつの視線は怖い。こいつを前にすると俺は、自分の至らなさを露呈されるような気分になるのだ。
まことに遺憾ではあるが、それは俺にないもの――知性――からくる俺へのあざけりなのだと思う。
「ぐっ……!」
俺は、自分の胸元を掴んでその恐怖に耐えた。
婚約破棄を突きつければ、さすがのシルヴィアも恐れおののき、知識で塗り固められたその美しい顔が醜く歪むと思っていたのだが……。
いや、まだだ。俺はまだ負けていない。
そうだ、俺は天使を守る騎士になったのだ。こんな顔だけ女に負けてなるものか。
探偵小説ばかり読む異色の令嬢よ。
お前は真実の愛に敗れるのだ!
◆ ◆ ◆ ◆
俺とルミナのロマンティックな出会いを振り返る前に、まずはシルヴィアとの馴れ初めを確認しておく必要がある。
俺がどれだけシルヴィアに迷惑してきたか、そしてルミナによって癒やされたかがよく分かるからだ。
シルヴィアが俺の婚約者となったのは、今から13年前のことだった。
俺が9歳のときに、国王である父が突然告げたのである。
「お前と、ディミトゥール伯爵令嬢ルミナとの婚約が決まった」
父への反論などは特に持たず、俺はその婚約を謹んでお受けした。
俺は国の将来を担う第二王子である。
好きでもない女との結婚が王族の義務であるということくらいは心得ていた。
王族の結婚とは、好きだの嫌いだの決められるようなものではないのだと、そのときは思っていたからだ。もちろん、この考えはルミナに出会って代わるのだが――。
父が見つけてきたディミトゥール嬢とやらも、きっと派閥やらなんやらというくだらない背景があるのだろうと考えた程度であった。
それにシルヴィアは美しく、氷のように澄んだ気品を漂わせた、誰もが認める美少女だった。
当時の俺は、この美貌ならば第二王子妃にも相応しいだろうと納得していた。父上もなかなかいい女を捕まえてきたものだな、とすら思っていた。
今から考えれば恐ろしい浅慮だ。
しかし、同じ貴族学園に通うようになって、俺は疑問を持ち始めた。
切っ掛けは、シルヴィアの我が儘であった。
貴族たちが集う学園で、シルヴィアは俺の後輩となった。
ハルツハイム王国の第二王子である俺は、学園でも責任ある立場を任されていた。生徒会長になっtなおだ。
そんな俺にある日、図書委員となったシルヴィアが嘆願書をもってきたのである。
そこには、要約すると『図書室に小説を置け』という内容が書いてあった。
嘆願書を俺に渡しながら、シルヴィアは、各国の国史や紳士名鑑は豊富なのに小説がないなんてお話になりませんわ、そう小説だけに! などと上手いことをいっていた。
『学園というのは勉学の場であり、娯楽小説など置いたところで誰も喜ばない』と俺は説明したのだが、シルヴィアは聞き入れなかった。
それどころか、彼女が好きだという探偵小説『水晶探偵アメトリン』の良さを早口で説明してきたのである。
彼女の化けの皮がはがれた瞬間であった。
まぁ興味がなさすぎて、シルヴィアが話し始めてからすぐに俺は居眠りをしてしまったが。
それでも『小説のない図書室』より『小説もある図書室』のほうが格が上なような気がする、との意見が生徒会内からも出たため、小説を置くことが決定した。
格が上がるのは貴族社会において大事なことなのである。
別にシルヴィアの熱意にうたれて小説を置くようになったわけではないし(そもそも途中から俺は寝ていたし)、シルヴィア自身もその手柄を自慢したりはしなかった。
が、事情を知らない生徒たちは、『融通の利かないうえに依怙贔屓がひどい生徒会長相手に奇跡を成し遂げた図書委員長』としてシルヴィアをもてはやしたのである。
それにしても酷い嘘ではないか。俺は柔軟な脳みそを持っているし、依怙贔屓などせず公平に皆の意見を聞くというのに。
とにかくそれ以降、シルヴィアは図書館に籠もってよく本を読むようになったのだった。
婚約者の俺にはまったく振り向きもせず、ただ黙々と小説を読むのだ――俺としては気分が良くない。
はっきりそういったこともある。
少しは俺の相手をしろ、と。
そうしたらシルヴィアはこう答えるのである。
「殿下との婚約は王命です、私はそれに従うのみです」と。
つまり俺への愛情などこれっぽっちもないということだ。
まあ、俺はそれでもいいと思っていた――王命で仕方なく結婚するのは、俺も同じだったからだ。
彼女がよく読むのはやはり探偵小説だった。殺人事件が起こって誰が犯人かを当てる、という娯楽小説である。
伯爵令嬢――しかも第二王子の婚約者ともあろう女が好むべきジャンルではない。伯爵令嬢なら伯爵令嬢らしく、身の丈に合ったジャンルに興味をもつべきである。宮廷恋愛小説だとか。
だが俺は、寛大にも忍耐強く彼女を待つことにした。
人を殺しただの犯人を暴くだの、そんなことしかしかしないワンパターンな小説など、すぐに飽きるだろうと思っていたのだ。
それなのに、いつまでもいつまでも、シルヴィアの探偵小説への読書欲は続いた。
シルヴィアは美人だが冷たい。頭はいいが探偵小説への熱意が怖い。
こんな女が婚約者でいいのか? と、その頃になってようやく疑問に思いはじめていた。
だから俺はシルヴィアに『探偵令嬢』というあだ名をつけたのだ。
シルヴィアの性質を的確に表した素晴らしいあだ名だと、我ながら思う。
このあだ名で客観的事実を突きつけ、第二王子の婚約者ともあろう者が熱心に探偵小説を読むというのは治すべき悪癖である、と周囲の力も借りて知らしめれば、いつかは馬鹿げた小説を読むのをやめるのではないか――と。そんな願いを込めていた。
このころはまだ、俺は彼女に振り向いてもらおうとしていたのだ。――無駄な努力であったが。
シルヴィアはかえってこのあだ名を面白がり、気に入っているような素振りさえ見せ、俺に礼を言いさえしたのである。
そのときに見せた笑顔は悔しいがとても美しいもので、俺は彼女に見とれてしまった。そんな気の迷いは一瞬で終わったが。
一向に何も変わらず、俺は貴族学園を卒業し、遅れて次年、シルヴィアも卒業した。
俺は学園を卒業したあと、俺とシルヴィアとはあまり会わなくなっていた。
何度か城に招き、サロンにて茶会を開いたくらいである。
我々の結婚はシルヴィアが学園を卒業してからにしよう、いや王太子である兄が結婚してからにしよう――などと何かにつけて先延ばしにしていたら、いつの間にか卒業から3年の月日が経過していた。
そんなある日。
俺は天使と出会ったのだ。
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